【緋弾のアリア】遠山キンジは元Sランク武偵!使用する武器・技や声優も紹介

緋弾のアリアの主人公で、元Sランク武偵なのが遠山キンジです。普段の強さは決して強いとは言えないものの、条件を満たすとてつもない強さを発揮するキャラクターでライトノベルらしい主人公になっています。今回は緋弾のアリアの主人公遠山キンジについて使用している武器や技、キンジの中で大きなウェイトを持つ兄について、さらに緋弾のアリアがアニメ化した際の声優についてまでまとめて紹介していきます。

【緋弾のアリア】遠山キンジは元Sランク武偵!使用する武器・技や声優も紹介のイメージ

目次

  1. 遠山キンジは元Sランク武偵
  2. 遠山キンジが使用する武器
  3. 遠山キンジの技と強さ
  4. 遠山キンジの声優は間島淳司
  5. 遠山キンジに関する感想や評価
  6. 遠山キンジは元Sランク武偵!まとめ

遠山キンジは元Sランク武偵

緋弾のアリアの作品情報

遠山キンジについて紹介する前に遠山キンジが主人公を務めるライトノベル、緋弾のアリアについても簡単に紹介しておきます。

緋弾のアリアの概要

緋弾のアリアは2008年からMF文庫Jで赤松中学さんが刊行しているライトノベルです。凶悪化した犯罪に対応するべく武装する事が許された探偵、武偵の存在が当たり前になった社会を舞台に物語が展開していきます。緋弾のアリアは歴史上の人物をモチーフにした分かりやすいキャラクター性と物語の面白さで人気を集め2011年にはアニメ化もされ、スピンオフ漫画「緋弾のアリアAA」もアニメ化されるなど高い人気を集めています。

緋弾のアリアのあらすじ

武偵を育成する東京武偵高校に通う青年、遠山キンジは武偵でありながら日常的な生活を望む少年でした。しかし高校2年に進級して初めての始業式の日、通学バスに乗り遅れたキンジが仕方なく自転車で通学しているとその自転車に武偵を狙う犯人「武偵殺し」による爆弾が仕掛けられている事に気づきます。その窮地を転校生であり空から登場した少女、アリアの助けも合って九死に一生を得るのでした。

しかし武偵殺しの犯行はそれだけに留まりません。攻撃を受けた2人は応戦するとその過程で遠山キンジはヒステリアスモードを発動、その能力を用いて襲撃を撃退します。そんな遠山キンジの能力を見たアリアにパートナーに指名されます。キンジは望まぬままに戦いの渦に巻き込まれていく事になるのです。

遠山キンジのプロフィール

遠山キンジは緋弾のアリアの主人公で、緋弾のアリア連載開始当初は東京武偵高校在籍の学生です。身長は170cm、体重は63kgで入学時には強襲科に在籍し、Sランク武偵として評価されていましたが、現在は探偵科に転科しEランクの武偵となっています。緋弾のアリア作中ではその活躍から不可能を可能にする男という意味の二つ名「哿(エネイブル)」を着けられる事になりました。

ちなみに名前は漢字では金次と書きますが緋弾のアリア作中ではキンジで統一されています。遠山家は遠山の金さんで知られる遠山金四郎景元の血を今に繋ぐ家系で代々正義の味方を生業としており、キンジも正義の味方に憧れましたが、同じく武偵であり行方不明になった兄と兄が行方不明になる原因となった事件によりいわれのないバッシングを受ける事になった事から武偵に失望、現在は平和な日常生活を求めるようになっていました。

遠山キンジは戦いのプロ

キンジは遠山家に伝わる様々な技を習得、それらの技を組み合わせたり必要に応じて新たな技を生み出し昇華させるなど緋弾のアリア作中でも「技のデパート」と言われる程に戦いのプロとして精通しています。それらの技は多くの場合、戦いの中で追い込まれる中で生み出された技ですが、その後自らの技として通常時でも使えるようにしたり、その技を昇華させる事が出来るなど技を生み出す力、その技を昇華させる強さに長けています。

その強さは緋弾のアリア連載前の時点では一時期とはいえSランク武偵に認定される程で、その事がまたアリアがキンジに興味を持ったきっかけである為、緋弾のアリアの物語が始まったのはキンジの強さがきっかけと言えます。

兄は遠山キンイチ

緋弾のアリアでは家族関係が描かれているキャラクターも多く、主人公であるキンジの遠山家も様々な形で登場しています。その中でもキンジに強い影響を与えているのが兄である遠山キンイチです。元々緋弾のアリアでは武偵殺しの事件に巻き込まれる形で行方不明となっていましたが、比較的早い段階で登場し、キンジと兄弟で争う事になっています。その強さはSランク武偵であるアリアを圧倒できる程です。

遠山キンジとヒロイン達の関係

緋弾のアリアは非常に分かりやすいハーレム要素を持った作品であり主人公キンジの周囲にいる優れた武偵はみんなかわいい女の子です。それぞれのヒロインが各方面に特異な能力を持っているだけでなく、色々な形でキンジに好意を抱く事になっています。キンジはヒステリアスモードの兼ね合いで女性と距離を取るようにしていますが、それが却って女性との距離感の計り方を間違える結果となっている場面も多いです。

緋弾のアリアのメインヒロインであるアリアも緋弾のアリアの刊行開始当初こそ、キンジのその強さに興味を持ちましたが、最終的にはキンジの人となりに惹かれる事になります。その他にも緋弾のアリアではキンジの対応によってヒロインが惹かれ事態が好転するような機会も多いです。

TVアニメ『緋弾のアリアAA』公式サイト

遠山キンジが使用する武器

武器①ベレッタM92F

キンジは緋弾のアリア作中で技と同時に武器もいくつかの物を使用していますが、その中でもメインで使用するのがイタリアのベレッタ社が開発し、実際に米軍でも正式採用された事があるベレッタM92Fです。基本的にはフルオートの銃ですが、キンジはこの銃を弾切れを嫌って3点バーストでも打てるように違法な改造を加えてベレッタ・キンジモデルとして使用しています。

緋弾のアリアにおいてキンジの武器と言えば真っ先に名前が上がるのがこのベレッタであり、長年ベレッタを使用している事、キンジが「哿(エネイブル)」という二つ名を着けられる程に活躍した事からベレッタ社から資金援助を受けるエピソードが緋弾のアリアのエピソードとして存在するなど、単に武器として以上に緋弾のアリアの中でキンジとの関係性が強い銃になっています。

武器②デザートイーグル

ベレッタキンジモデルと同様、3点バースト化の違法改造を行っているのがデザートイーグルです。こちらは緋弾のアリアでは既に殉職していると言われているキンジの父親である遠山金叉の形見として所有しているものです。通常はベレッタを使用するキンジが緊急性に駆られて使用したり、ベレッタとデザートイーグルの弾速の違いを利用した技を繰り出す際などに使用されています。

武器③バタフライナイフ

銃が使えない場面で使用される物としてナイフ系の武器も持っていますがその中でも知名度が高いのが兄キンイチから譲り受けたバタフライナイフです。ちなみにこのバタフライナイフは緋弾のアリア作中で手に入れ作中で破損してしまい、ベレッタとデザートイーグルは仮に壊れても修復して使用するのに対し、ナイフの場合は必要に応じて持ち変える事が多く、スクラマ・サクスやマニアゴナイフを所有している時期もあります。

遠山キンジの技と強さ

遠山キンジと言えば武器以上に注目を集めるのが技の豊富さです。遠山家に代々伝わる技から独自に編み出したものまで様々な技を保持しています。ちなみに遠山家では代々その技を継承していますが、キンジと兄のキンイチは父親の金叉から技を継承する際、兄キンイチは攻撃技をメインに、弟のキンジはカウンター技や防御技をメインに教わっています。

技①銃弾撃ち

キンジを始め遠山家を代表する技の1つになっているのが銃弾撃ちです。敵に撃たれた銃弾を自らの銃弾で弾くという技でこの技から応用して様々な技が生まれています。ちなみにキンジがこの技を覚えたきっかけは遠山家で行われた宴会で当時まで行方不明になっていなかった兄キンイチが披露したのを見て覚えたと言われています。

ちなにに原理は非常に単純である為、緋弾のアリア作中ではキンジ以外にも使い手が複数人おり、セーラ・フッドに至っては弓で再現してみせるなど一般的には強さを発揮しますが緋弾のアリアにおいてはどちらかといえば強さの基準の1つになっていたりします。

技②鏡撃ち

銃弾撃ちの派生技の1つとしてキンジが生み出した技の1つが鏡撃ち(ミラー)です。銃弾撃ちはあくまでも弾くだけでしたが鏡撃ちの場合は弾いた銃弾をそっくりそのまま相手の拳銃に跳ね返し、銃口を貫いて破壊するという相手の攻撃を防ぎつつ相手の武器を破壊する攻防一体の技になっています。

ヒステリア・モードのキンジは最強

キンジが上記のような離れ業を含む多くの技を行う事が出来ているのは遠山家に伝わるヒステリア・モードという能力が備わっている為です。特にキンジのヒステリア・モードはまだ未完成としながらも歴代遠山家の中でも最高の潜在能力を秘めていると言われています。

ヒステリア・モードとは?

ヒステリア・モードは別名ヒステリア・サヴァン・シンドロームとも言われ性的興奮によって脳内物質が一定以上になると大脳や小脳・精髄などが活性化され、思考力・判断力・反射神経・視力・聴力などが通常の30倍にまで引き上がると言われる能力です。元々は遠山家に伝わる能力ですが緋弾のアリア作中ではその能力の情報も露出しており、遠山家以外にも一部に習得している人物も登場しています。

元々は子孫を残すための能力である事から、女性のことを最優先に考え物事の優先順位が常に女性優先になってしまう事、さらには女性にキザな言動や行動を取ってしまう事から、中学時代このヒステリア・モードによって散々な目にあったキンジはこの能力を封印するようになっています。またキンジはヒステリア・モードの使い手の中でも数人に1人と言われる脳溢血を発症してしまっています。

あくまでも脳内物質がトリガーである為、異性以外に対して興奮する事でもヒステリア・モードになる事が出来る他、条件に応じてより高度なヒステリア・モードを発動させる事が出来ます。キンジの兄キンイチは自らが女装し絶世の美女カナとなる事でGⅢは芸術的な作品に触れる事でヒステリア・モードを発動する事ができます。ちなみに初代遠山の金さんは肌を人前で露出させる事でヒステリア・モードになっていたと考えられています。

遠山キンジの声優は間島淳司

間島淳司のプロフィール

緋弾のアリアがアニメ化した際、主人公キンジの声優を務めたのが間島淳司さんです。1999年にデビューした声優さんで、デビュー作である「Memories Off」をその後10年以上も演じる事になった声優さんでもあります。料理や掃除が得意で「とらドラ」にて共通点の多い主人公「高須竜児」を演じた際には、ヒロイン役を務めた釘宮理恵さんから「リアル竜児」と言われた事もあります。

声優としての演技の幅は広く、緋弾のアリアのキンジのようなイケメンキャラはもちろん三枚目なキャラクターの声優も器用に演じており、主役やレギュラーキャラから脇役まで非常に多くの役をこなしている声優さんです。

間島淳司の主な出演作

間島淳司さんがこれまで声優として出演したキャラクターとしては、「幻影闘士バストフレモン」のフェイク役、「神無月の巫女」の大神ソウマ役、「モンキーターン」の洞口雄大役、「ご愁傷さま二ノ宮くん」の二ノ宮峻護役、「こどものじかん」の青木大介役、「これはゾンビですか?」の相川歩役、「花咲くいろは」の宮岸徹役、「パパのいうこと聞きなさい」の佐古俊太郎役などがあります。

近年声優を務めたキャラクターとしては「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」の真田勝人役、「天狼 Sirius the Jaeger」の伊庭秀臣役、「有頂天家族2」の二代目役、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」のマシュー・テトジリチ役、「暗殺教室」の千葉龍之介役、「モンスター娘のいる日常」の来留主公人役、「一週間フレンズ。」の井上潤役などの声優を務めています。

遠山キンジに関する感想や評価

ここからは既に緋弾のアリアの視聴した人のキンジに関しての感想を紹介していきます。緋弾のアリアのキンジはライトノベルに多い朴念仁的な側面も持っているキャラクターですがその理由付けがしっかりされており、その理由の要因になっているヒステリア・モードを使用した際のキンジの強さがかっこいいという声は非常に多くなっています。

また緋弾のアリアでは様々な技が登場し、特にキンジは技のバリエーションが豊富で毎回驚くという声も多くなっています。ただ同時にそれらの技がさらに発展したりヒステリア・モード時にしか使用出来ないなど条件などがはっきりしているのが緋弾のアリアの面白さになっているとする声も多くなっています。

緋弾のアリアのようなバトルも多い作品だと緋弾のアリアに限った話ではありませんが、特にキンジの場合は土壇場で編み出した技を常用するようになる傾向が強く、その強さに驚愕する人が多い一方で、緋弾のアリアもまた他のバトル作品と同様にキンジの強さに応じて敵の強さも強くなるので敵のレベルがどんどんあがるインフレに驚くという声も多くなっています。

遠山キンジは元Sランク武偵!まとめ

緋弾のアリアの主人公遠山キンジはSランク武偵に認定される程の強さを持ちながらも1度は武偵に失望し武偵を辞める事さえも検討しましたがアリアと出会った事でその強さを発揮するようになるキャラクターです。毎回訪れる無理難題を時にその武器で、時にその技の豊富さで、時にヒステリア・モードで、時にその人脈の力をも利用して解決してしまうのが頼もしい存在です。

兄キンイチの影響を強く受けながらも兄をも越え、様々な敵と戦いながらも日常生活も送ろうとする側面を持ったキャラクターです。緋弾のアリアがバトル一辺倒にならず高い人気を獲得するようになったのもキンジの行動によるところが大きく緋弾のアリアの中でも特に重要なキャラクターです。まだ緋弾のアリアの視聴した事がないという人はぜひ主人公遠山キンジに注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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