【ブラック・ブレット】布施翠はかわいい猫耳美少女！声優や死亡した原因は？

今回のまとめでは、テレビアニメ「ブラック・ブレット」に登場する布施翠のかわいいみりょくや死亡した原因、声優を担当した声優・小倉唯さんについてまとめていきます。また、布施翠と薙沢彰磨の関係や薙沢彰磨の死の真相についても紹介していきます。では、布施翠に関してまとめていく前に、テレビアニメ「ブラック・ブレット」の概要やあらすじ、テーマ曲について見ていきましょう。

テレビアニメ「ブラック・ブレット」は、キネマシトラス×オレンジ制作により2014年春に全13話で放送されていました。監督は小島正幸さん、シリーズ構成は浦畑達彦さんが務めています。原作となった小説『ブラック・ブレット』は、2011年7月から電撃文庫から刊行されている神崎紫電さんが手掛けるSFアクションストーリーです。小説のイラストは鵜飼沙樹さんが担当しています。小説は2020年1月現在7巻まで刊行されています。

2020年1月現在、作者・神崎紫電さんの体調不良によって8巻の刊行が果たされていない状況となっています。また、小説の他、2012年から2014年に『電撃マオウ』にて、もりのほんさん作画、鵜飼沙樹さん及び神崎紫電さん原案による漫画が連載されていました。こちらは全4巻が刊行されています。漫画の内容は、原作小説『ブラック・ブレット』の1巻をベースとしたストーリーが描かれました。

このほか、同雑誌において2014年から2015年にabuaさん作画の漫画『ブラック・ブレット インタールードファッキュー!』が連載されていました。こちらは二頭身のキャラクターがギャグを繰り広げるというストーリーになっています。「アニメしか見ていないよ」という方は、原作小説のほか漫画もぜひご覧になってみてください。因みに、テレビアニメは原作小説の4巻までが描かれています。

「ブラック・ブレット」は、西暦2021年の近未来を舞台に繰り広げられるSFアクションストーリーとなっています。人類は、「ガストレア」というウイルス性寄生生物の出現により9割の人類と半分の国土を失うことになりました。生き残った人類は、ガストレアから身を守るべく壁に覆われたエリアでの生活を強いられることとなってしまいます。

時は流れ、2031年、主人公・里見蓮太郎（さとみれんたろう）は16歳となり、勾田高校2年生となっていました。蓮太郎は、高校生でありながら天童民間警備会社のプロモーターとしても働いており、また、元陸上自衛隊でもありました。ある日、蓮太郎の所属する天童民間警備会社に通報が入ります。現場に駆け付けると奇妙な仮面をつけた燕尾服の男と遭遇し、蓮太郎は虚をつかれてしまい逃げられてしまいました。

仮面燕尾服の男は蛭子影胤（ひるこかげたね）といい、彼は「世界を滅ぼす」という計画を立てていたのです。その後、聖天子という東京エリアの統治者から蛭子影胤の計画阻止が発令され、蛭子影胤の計画阻止及びガストレアの謎や陰謀について迫っていくというストーリーになっています。以上、「ブラック・ブレット」の大まかなあらすじでした。

テレビアニメ「ブラック・ブレット」のオープニングテーマ曲は fripSideが歌う「black bullet」でした。エンディングテーマ曲はやなぎなぎさんが歌う「トコハナ」です。第4話・第13話はやなぎなぎさんが歌う「忘れない為に」でした。「忘れない為に」は、作詞・作曲・編曲・歌をやなぎなぎさんが務めているので必聴です。

続いて、布施翠について見ていきましょう。布施翠は、フリーのプロモーターとして活動する薙沢彰磨（なぎさわしょうま）のイニシエーターを務める女の子です。彰磨とはペアを組んでおり、行動を共にします。イニシエーターとはガストレアウイルスを体内に持ち、ガストレアに対抗する力を持つ少女を言います。プロモーターとは、そのイニシエーターを指導、指揮する者のことを指します。

イニシエーターはガストレアウイルスを体内に持っていることから「呪われた子供たち」と呼ばれています。体内に宿すウイルスの種類によって特性が変わり、布施翠は「モデル・キャット」というイニシエーターになります。IISOと呼ばれる国際イニシエイター監督機構からライセンスを貰い活動しています。布施翠は、気が弱く照れ屋で、前に出るタイプではない大人しい性格をしているふわふわとした女の子です。

布施翠は、ガストレアウイルスによって頭部に猫耳が生えていますが、いつもは帽子を被っています。猫耳はありますが、尻尾はありません。小柄で小さな女の子という印象でとてもかわいい容姿をしています。そのほか、布施翠は猫の特性を利用した「匂い占い」をすることができます。また、容姿以外にも声がかわいいと評判です。声優を担当した小倉唯さんについては後半で紹介していきます。

引っ込み思案で大人しくかわいい布施翠ですが、戦闘時は見た目とは違い、すばしっこく機敏で優秀な戦闘能力を発揮します。布施翠の爪は伸び縮みが自由自在で、その特性を活かして敵を攻撃します。この爪は、柔らかいものはもちろん、硬い銃などもたやすく切断することができるなど戦闘力抜群です。布施翠は、イニシエーターの中でも特に優秀とされています。容姿がかわいい以外にも実力もあるキャラクターなのです。

続いては、そんな布施翠の声優を担当した小倉唯さんについて見ていきましょう。声優・小倉唯さんは、声優のほか歌手や女優としても活動しており、事務所はジャストプロに所属しています。1995年8月15日生まれの群馬県出身、幼少の頃から子役として活動していました。声優としてはゲーム「internet Adventure」にてデビューしています。2017年にファンクラブを発足しており、2019年に「Yui's＊Company.」と変更しています。

ゆいかおりとして、声優・石原夏織さんとユニットを組んでいましたが、ゆいかおりは2017年に活動休止しています。また、StylipSのメンバーとしても活動していたことがありますが、現在はソロとして歌手活動をしています。2012年シングル「Raise」を発売し、以降順調に歌手活動を行っています。2020年2月には、11thアルバムとなる「I・LOVE・YOU!!」をリリース予定なので、音楽活動のほうもチェックしてみてください。

マルチに活動する小倉唯さんのこれまでの主な出演作は、テレビアニメ「ロウきゅーぶ!」袴田ひなた、「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」園城寺怜、「ヤマノススメ」青羽ここな、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」クリス、「ひなこのーと」柊真雪、「鬼灯の冷徹」座敷童子・二子、「りゅうおうのおしごと!」シャルロット・イゾアール、「ゴブリンスレイヤー」女神官、「シャドウバース」黒羽アリスなどがあります。

イニシエーターの中でも優秀な戦闘能力を誇っていた布施翠ですが、アルデバラン戦にて死亡しています。アルデバラン戦とは、ステージIVとされているガストレアとの戦いを指しています。布施翠の死亡についてはテレビアニメ12話にて描かれました。布施翠の死に驚いた方もいたことでしょう。アルデバランは、ステージⅣとされていますが、実質的な能力はステージⅤくらいあるのではないかと言われるほどの力を持つガストレアです。

そんなアルデバランが突如として東京に現れ猛威を振るい、イニシエーターである布施翠は戦うために戦闘に繰り出しました。ですが、アルデバランは強く、布施翠はピンチに陥ります。ですが、もっと危機的状況に陥っていたのは布施翠の知り合いイニシエーターだったのです。仲間想いの布施翠は、自分を顧みず仲間を助けることに注力しました。ですが、助けている間、布施翠が絶望的状態になっていってしまったのです。

布施翠は、アルデバランによって沢山のガストレアウイルスを注入し続けられていたといいます。ガストレアウイルスを受けてすぐはガストレア化せずにいましたが、ウイルスを受けた者はやがてガストレア化してしまいます。そのことを避けるため、布施翠は自らの頭を銃で撃ち死亡しました。布施翠の最後は悲しいものとなり、これからまだまだ活躍するキャラクターだと思っていた視聴者の方には衝撃が走りました。

では、布施翠の相棒である薙沢彰磨とは一体どんな人物なのでしょうか？薙沢彰磨は、フリーで活動しているプロモーターで天童式戦闘術八段という実力を有しています。また、国際イニシエーター監督機構によって付けられるIP序列（イニシエーター・プロモーター序列）は970位です。天童式武術では、主人公・蓮太郎の兄弟子として活動していましたが、物語では既に天童式から破門されています。その為フリーで活動しているのです。

薙沢彰磨は見た目通りの性格をしており、冷静沈着で必要以上に話をしないクールな性格をしています。物事を淡々と取り組むなど真面目な一面もあります。また、パートナーである布施翠も恥ずかしがり屋であまり話をしないキャラクターなので、お互いに居心地がよく良きパートナーでありました。ですが、布施翠とパートナーになったのは「孤独を補う為」だと語っており、メンタルは弱いと見ていいでしょう。

以外にもメンタルが弱い薙沢彰磨は、布施翠の死亡後、自分を顧みることなく敵に突っ込み亡くなってしまいます。それは、布施翠が亡くなったあとのこと、第三次関東会戦直前で起こりました。蓮太郎はアルデバランの戦いにおいて、戦況が著しくなく苦戦していました。蓮太郎たちがアルデバランに投げた爆弾が不発に終わっていたのです。そんなピンチな時に薙沢彰磨がメシアのごとく現れ、アルデバランに向かっていきました。

薙沢彰磨はアルデバランと共に爆発に巻き込まれながらも、無事アルデバランを倒しました。そして、薙沢彰磨は死亡したと思われていました。ですが、実は全身やけどを負い重傷になりがらも息はあったのです。そんな危機的状況の薙沢彰磨を、暗躍する組織「五翔会」が彼を保護・回収していきました。その後の薙沢彰磨については不明となっており、続きは小説5巻以降で知ることができます。ぜひ小説もチェックしてみてください。

続いて、テレビアニメ「ブラック・ブレット」をご覧になっていた方の感想や評価を紹介していきます。布施翠は、アルデバランにガストレアウイルスを注入された後、自分のガストレア化を恐れ自ら死を選択しました。拳銃自殺でしたが、布施翠の死に顔がかわいい少女のままでかわいかったという感想が多々見られました。

布施翠がかわいい一方で、布施翠にとって「ブラック・ブレット」の世界は厳しすぎたという意見もありました。この先まだまだ活躍すると思われていたキャラクターであったことで、布施翠の死は視聴者に衝撃を与えました。

また、布施翠は容姿以外にも声がかわいいという感想も見られました。声優を担当した小倉唯さんの声は布施翠ととても合っており、相乗効果で人気が出たと考えられます。皆さんは、布施翠に関してどのような感想や評価を持ちましたか？

以上、テレビアニメ「ブラック・ブレット」に登場する布施翠のかわいい容姿や魅力、死亡した原因や相棒の薙沢彰磨の死亡の真相についてまとめてきました。原作『ブラック・ブレット』は、まだ完結していませんので、まだ原作を読んだことない方はぜひご一読ください。サイト内には、アニメ「ブラック・ブレット」についての他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。