2020年01月24日公開
2020年01月24日更新
【凪のあすから】木原紡がイケメンでかっこいい!比良平ちさきとの関係や声優は?
『凪のあすから』には木原紡というキャラクターが登場します。木原紡は主人公の先島光達とは違い、陸に住んでいる人間です。祖父が元海村の住人ということもあり、海村の住人に偏見はありません。第2部では、陸に置き去りにされてしまった比良平ちさきと5年間一緒に暮らしていました。そんな木原紡はイケメンでかっこいいと人気のキャラクターです。ここの記事では、木原紡の声優や作中の名言などを紹介します。
木原紡がイケメンでかっこいい
凪のあすからの作品情報
木原紡とは、『凪のあすから』というアニメに登場するキャラクターです。『凪のあすから』は神アニメにも選ばれる名作です。ここではまず、木原紡について詳しく紹介する前に『凪のあすから』の作品情報をまとめています。
凪のあすからの概要
『凪のあすから』は2013年から2014年に放送されたアニメオリジナル作品です。P.A.WORKSによって制作されました。監督は、『色づく世界の明日から』や『黒執事』の監督でも知られる篠原俊哉です。篠原俊哉が初めて手掛けたオリジナル作品でもあります。アニメは全26話が放送され、ストーリーは第1部・第2部に分かれています。
凪のあすからのあらすじ
先島光は海村に住んでいる中学2年生です。海村の中学校が廃校になってしまい、幼馴染達と陸の中学校に通うことになります。先島光は幼馴染の向井戸まなかが好きでした。ずっとこの関係性が続くのかと思っていましたが、木原紡と出会い、陸で生活を始めてから次第に関係性が変化していきます。
木原紡のプロフィール
木原紡は海が大好きな少年で、漁師をしている祖父と暮らしています。外見は黒髪の色黒で、イケメンです。第1部では中学2年生、第2部では大学に進学して海村について研究しています。木原紡の両親は海が嫌いなため、9歳の頃から親元を離れて祖父と共に一緒に暮らしています。祖父は海村出身なので、海村についても詳しく偏見はありません。
5年後には木原紡の身体にエナができ、海の中でも息ができるようになります。先島光からは嫉妬心から嫌われていたものの、次第に仲良くなっていきます。性格は無口でクールな印象を持ちますが、自分の気持ちを正直に言うタイプです。そのため、比良平ちさきや向井戸まなか、潮留美海などから相談を受けることもありました。
第2部の5年後では海村が封印されてしまったことから、木原紡はその謎を解明するために研究していました。海村が封印された後、先島光が凍った海の上で横たわっているのを最初に発見したのも木原紡です。
木原紡と比良平ちさきの関係や告白
比良平ちさきのプロフィール
比良平ちさきとは、海村出身で先島光・向井戸まなか・伊佐木要と幼馴染です。第1部では中学2年生、第2部では看護学校に通っています。おっとりした性格で、向井戸まなかの姉のような存在です。実は先島光に恋心を抱いているのですが、向井戸まなかには敵わないと諦めています。また、向井戸まなかのことは友人として大好きなので、そのことでも悩み積極的に動く事ができませんでした。
そんな中で、イケメンだと学校でも人気の伊佐木要から告白されます。比良平ちさきは3人に対して複雑な想いを抱くようになりました。また、他人を優先しがちでなかなか自分の想いを言葉にしないので、溜め込みやすいタイプです。
木原紡と比良平ちさきの関係
比良平ちさきは木原紡と出会った頃から気になっていました。しかし、その頃は先島光のことが好きだったので、気になっていることすら気づいていませんでした。単に木原紡のことを「良い人」だと思い、木原紡に相談することもありました。対して木原紡は、比良平ちさきのことを最初から気になっていたわけではありませんでした。
木原紡の事が気になるきっかけとなったのが、おじょし様が壊されてしまった時です。先島光はクラスメイトが犯人だと責めたのですが、実はその犯人は久沼さゆでした。その事実を知った比良平ちさきは、先島光を庇うためにこの事実を隠したいと言います。しかし木原紡は正直に言うべきだと言って対立しました。その時、木原紡は比良平ちさきに惹かれました。
そしてお船引では、暴れる海にのまれてしまった木原紡を真っ先に比良平ちさきが助けます。しかし、その他の幼馴染達や海村の住民達はそのまま眠りについてしまい、一人だけ陸に取り残されてしまいました。海村への差別がある町では、誰が比良平ちさきを引き取るのかで揉めます。そんな比良平ちさきを引き取ったのが、元海村出身の木原紡の祖父です。
そうして木原紡と5年間一緒に暮らすことになります。木原紡はその時点で比良平ちさきに想いを寄せていましたが、比良平ちさきは自分だけ取り残されてしまったことへのショックもあり、何も進展がありませんでした。ただ木原紡の大学の先生からは本当に付き合ってないのかと言われるほど親しげでした。そして5年後、ついに先島光が目を覚まします。
もう先島光には想いはないと思っていましたが、実際に先島光に会うとその気持ちがぶり返してしまいます。さらに伊佐木要が目覚めると木原家に居候するようになったので、比良平ちさきは先島光に想いを寄せつつも、伊佐木要と木原紡に告白されます。木原紡は比良平ちさきが絶対に自分の事が好きだと思っていました。
実際に他人を優先しがちな比良平ちさきは、自分だけ幸せになってもいいのかという悩みから木原紡の告白に答える事ができませんでした。このように、木原紡と比良平ちさきは長らく両片思いの状態を続けていました。
木原紡の比良平ちさきへの告白シーン
『凪のあすから』の23話から24話では木原紡の告白シーンが描かれています。向井戸まなかが木原紡のことを好きだと勘違いしていた先島光は、木原紡と揉めていました。木原紡は自分が好きなのは比良平ちさきだからその気持を偽りたくないと言います。その言葉をたまたま比良平ちさきは聞いてしまい、逃げるように海へと潜りました。
その後を追った木原紡にはエナができ、海の中で呼吸ができるようになります。木原紡は海村に向かった比良平ちさきの元に行き、自分がなぜ好きになったのかを話します。木原紡は海のことが幼い頃から好きでした。おじょし様を壊されて対立した時の比良平ちさきを見て、普段は穏やかなのにたまに荒れ狂う心が海のようだと思ったのです。それから比良平ちさきのことが好きになりました。
そして一緒に暮らすうちに、比良平ちさきの想いまで分かるようになってきたと言います。比良平ちさきが自分の事が好きだと思ったのは、勘違いだったのかと木原紡は聞きました。黙ったまま答えない比良平ちさきを木原紡は抱きしめます。しかし比良平ちさきは「私は紡のことなんて好きじゃない」と言ってそれを拒みました。
比良平ちさきは、向井戸まなかが木原紡のことを好きだと勘違いしていたので、向井戸まなかの感情を取り戻すためには木原紡の気持ちには応えられないと思っていました。木原紡はある日、伊佐木要から比良平ちさきの気持ちを聞きました。その夜比良平ちさきに、向井戸まなかは本当は先島光のことが好きだから、自分を偽る必要はないのだと言いました。
そして木原紡は今までのことを考えると、比良平ちさきは絶対に自分のことが好きだなはずだと思います。しかし、どうすればそれを認めてくれるのかを考えます。木原紡は比良平ちさきを再び抱きしめました。比良平ちさきは「だめ」と言いながらも、今度は拒否しませんでした。
木原紡の声優
石川界人のプロフィール
『凪のあすから』で木原紡役を演じている声優は石川界人です。石川界人は1993年10月13日生まれの男性声優です。プロ・フィットという声優事務所に所属しています。声優事務所を選ぶ時は、自分と似た声の声優がいないところを選んだそうです。2012年にアニメ声優としてデビューし、2014年には第8回声優アワードの新人男優賞を受賞しました。
石川界人の主な出演作品
声優の石川界人の主な出演作品には、『境界のRINNE』の六道りんね役、『ワンパンマン』のジェノス役、『僕のヒーローアカデミア』の飯田天哉役、『ハイキュー!!』の影山飛雄役、『ブラッククローバー』のランギルス役、『東京喰種トーキョーグール:re』の瓜江久生役、『あんさんぶるスターズ!』の青葉つむぎ役、『からくりサーカス』の仲町浩男役などがあります。
木原紡のかっこいい名言・セリフ集
木原紡の名言①「そうだな、変わったよ…」
木原紡には「そうだな、変わったよ、お前。綺麗になった。ずっと、綺麗になった。あのころよりも」という名言があります。この名言は5年後、先島光が目を覚ましたのをきっかけに、比良平ちさきが自分が変わってしまったのかと悩んでいた時のセリフです。ある時、木原紡は確認せずに比良平ちさきの部屋を開けてしまいます。比良平ちさきはちょうど着替えている途中でした。
比良平ちさきは驚いたものの、「どうだった?」とあの頃と自分は変わったかと木原紡に聞きます。木原紡は「あの頃は見たことがないから分からない」と答えました。すると比良平ちさきは、皆に変わってほしくなかったのに、わたしが変わってしまったのだと泣き始めます。
そんな比良平ちさきに木原紡は「そうだな、変わったよ、お前。綺麗になった。ずっと、綺麗になった。あのころよりも」と言いました。好きという気持ちを抑えつつも、比良平ちさきを思いやる言葉がイケメンでかっこいいと評判の名言です。
木原紡の名言②「きっと、好きは海と似ている…」
木原紡には「きっと、好きは海と似ている…楽しさや、愛しさだけじゃない。悲しさも苦しさも、いろんなものを抱きしめて、そこから新しい想いが生まれる」という名言があります。この名言は、5年ぶりにお船引きをしようとしている時のセリフです。不意におじょし様につけていたペンダントを海に落としてしまい、潮留美海と木原紡は海に飛び込んで拾います。
潮留美海はペンダントから向井戸まなかの本当の気持ちを読み取ります。向井戸まなかは実は先島光の事が好きでした。そしてその事を、木原紡は5年前から知っていたのです。5年前のある夜、向井戸まなかは木原紡に自分の想いを相談していました。向井戸まなかは自分にとって先島光は海だと言いました。
先島光がいたからこそ、憧れていた陸の太陽を見ることが出来たのだと話します。しかし、向井戸まなかは絶対に他の人にこの気持を言わないでほしいと木原紡に言いました。潮留美海は、5年前から向井戸まなかの気持ちを知っていたのなら、なぜ言わなかったのだと責めます。先島光は好きな人が働きかければ、向井戸まなかに好きな気持が戻るはずだと思って一生懸命になっていました。
木原紡は、向井戸まなかが先島光が好きならとっくにその条件は整っていたはずだと言いました。そして木原紡は、5年前の向井戸まなかとのことを思い出しながらこの名言を言いました。向井戸まなかの気持ちを優先し、5年間も隠し続けてきた木原紡のイケメンでかっこいい一面が見られるシーンでした。
木原紡の名言③「好きって気持ちは…」
木原紡には「好きって気持ちは、どんな理由であれ、弄んでいいものじゃない…」という名言があります。このセリフは、先島光と揉めている時のセリフです。向井戸まなかは5年ぶりに目を覚ましたものの、好きという気持ちを失っていました。先島光は、向井戸まなかがずっと木原紡のことが好きだと思っていました。
だから木原紡の働きかけがあれば、好きな気持ちが戻るはずだと協力を求めました。しかし、木原紡はそれを拒否しました。先島光は怒りますが、木原紡はこの名言を言って自分は比良平ちさきが好きなのだと告げました。どんな理由であれ、好きな気持ちをないがしろにしないイケメンでかっこいい木原紡の名言です。
木原紡に関する感想や評価
とりあえず木原紡さんの空気読み能力が羨まし過ぎる・・・なんだ、あのイケメン
— ナリガヤ (@narigaya) January 12, 2014
木原紡は他のキャラクターからよく相談されるポジションでもあり、空気が読める男です。そんなところもイケメンでかっこいいと評判でした。しかし、人の気持ちに敏感になりすぎて、先島光が目覚めるまで比良平ちさきと同居していた5年間は何もアクションを起こすことがありませんでした。比良平ちさきとの関係はもどかしいと感じた方も多いようです。
木原紡のカッコいいところはさ。容姿、優しさ、言動もそうなんだけど、一番かっこいいのは海が好きだからという理由で街に住んでる海が嫌いな親から離れて漁師をやっている祖父の元へ9歳で一人でやって来て一緒に暮らそうとしたところだと思うの。
— 2D (@datsudaken) December 5, 2019
木原紡はイケメンでかっこいいと評判なのですが、容姿だけでなく海が好きという理由で両親と離れて祖父と暮らしているところもかっこいいといわれています。両親は海が嫌いなので反りが合わないというのもありますが、9歳で親元を離れるのには勇気がいることです。幼い頃から自分の信念を貫いているところがかっこいいと人気のようです。
⑬木原紡(凪のあすから)
— 香坂👶🍼 (@kosakareto) January 13, 2019
水陸両用イケメン
クールで無口で無表情だけどちさきに一途なところが好き
告白の仕方もかっこよかった
付き合ってる紡とちさき見たかったな〜〜〜 pic.twitter.com/NknmTE9WO3
木原紡は陸でも海でも暮らせるようになり、ファンからは水陸両用イケメンだといわれています。あまり積極的に喋らないクールなキャラクターです。そんな性格や告白の仕方などあらゆるシーンの木原紡がかっこいいと人気でした。
木原紡についてまとめ
木原紡は容姿だけでなく、人格もとてもイケメンでかっこいいと人気のキャラクターでした。『凪のあすから』では向井戸まなかの本当の気持ちを知る重要な人物でもありました。比良平ちさきに惹かれてからは、一途な恋を続け、紆余曲折を経てやっとのことで両想いになります。ぜひ比良平ちさきとの関係性については『凪のあすから』を実際に観てみて下さい。