【攻殻機動隊】タチコマはかわいいアイドル!泣ける最後や名言・名シーンを紹介

タチコマは攻殻機動隊に登場する兵器の1つですが、そのかわいい姿から主要メンバーに匹敵する人気のあるキャラクターです。この記事ではそんなタチコマのかわいい姿を余すところなく紹介し、かわいいだけではない作中の名言から泣ける最後、さらには担当された声優さんの情報まで、タチコマの全てを紹介します。攻殻機動隊の中でタチコマがどういった存在なのか、タチコマのかわいい魅力に触れていきます。

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目次

  1. タチコマはかわいいアイドル!
  2. タチコマの泣ける最後
  3. タチコマの名言・名シーン集
  4. タチコマの声優
  5. タチコマに関する3つのこと
  6. タチコマに対する感想や評価
  7. タチコマのかわいいまとめ

タチコマはかわいいアイドル!

タチコマは、攻殻機動隊の中で強い人気を誇るキャラクターです。そのかわいい容姿や言動から、その魅力に取りつかれたファンも多いわけですが、実は攻殻機動隊に配備されたAI搭載兵器に過ぎません。しかし、攻殻機動隊という作品の中で実は重要な役割を担っています。

タチコマが攻殻機動隊の中で果たした役割とは一体何なのか、そのかわいい姿を紹介しつつ、タチコマが生み出した名言や、可愛いだけではないタチコマの泣ける最後まで、タチコマの魅力に触れていきましょう。タチコマを担当された声優さんも紹介していきます。

攻殻機動隊の作品情報

タチコマの魅力に触れていく為には、まずは『攻殻機動隊』をご紹介する必要があります。タチコマが生み出された攻殻機動隊の世界をご紹介する事で、泣ける最後の理由や、かわいいだけではないタチコマの魅力を知る事が出来るでしょう。

攻殻機動隊の概要

攻殻機動隊とは、『ヤングマガジン海賊版』1989年5月号に連載が始まった、士郎正宗による漫画が原作です。1991年に単行本第1巻も発行され、1995年に押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』として初の映像化がなされました。その後TVアニメシリーズや新劇場版、ハリウッドでの実写映画化など、何度も映像化が行われています。

攻殻機動隊のあらすじ

時代は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台です。マイクロマシン技術を使用して脳に電子機器を直接接続する技術「電脳化」、義手・義足にロボット技術を組み合わせたサイボーグ技術「義体化」など、ハイテク技術が発展し、一般にも深く普及しています。

タチコマのプロフィール

タチコマはハイテク技術が発達した世界で生み出された、AI搭載の戦車です。優秀な装備を持つタチコマですが、まず目に留まるのはその独特な姿です。多脚戦車という種類に分類される兵器で、原作漫画ではフチコマという名前で多脚戦車が登場していました。タチコマはTVシリーズの『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』から登場しています。フチコマより少しスリムでかわいくなり、コンパクトなボディと綺麗なブルーが印象的です。

またAI搭載である事から思考戦車とも呼ばれる存在で、自らで思考し判断を下せる兵器ですが、逸脱した行動をするわけではなく、あくまで攻殻機動隊の作戦をサポートしています。兵器としての性能は優秀で、チェーンガンと呼ばれる機関銃やランチャーも搭載されています。さらに特徴的な装備にワイヤー射出装置があり、空気に触れると瞬時に固まる液体ワイヤーを使って、高所や空中を自由自在に動き回る事が可能です。

攻殻機動隊 -THE GHOST IN THE SHELL- Official Site [公式]

タチコマの泣ける最後

かわいい姿が目立つタチコマですが、『攻殻機動隊』ではその泣ける最後が有名です。ただ感動的な泣ける最後というわけではなく、これはタチコマという存在だからこそ、その最後が泣けるのです。一体どういう事なのか、タチコマが辿ったその泣ける最後とはどんなものだったのか、ご紹介していきます。

泣ける最後①公安9課の危機

そもそも、タチコマは先にも紹介した通り単なる兵器です。AIが搭載され、自分で考え判断するほどの能力が備え付けられているとはいえ、戦車として作られた存在です。攻殻機動隊のメンバーには電脳化や義体化によって、まるで機械のような性能を得たサイボーグも居ます。しかし、そのメンバーも元は人間でした。最初から兵器として、人の手によって作られたタチコマとは違います。

決してタチコマは、人間のように最初から1人だけの唯一無二の存在というわけでもなく、量産する事が出来る兵器です。現に攻殻機動隊に8体か9体ほど配属されています。「個」が無い兵器のタチコマ達ですが、彼らを攻殻機動隊のメンバーとして扱い、タチコマに愛情を注ぐ人物がいたのです。それぞれの個体が得た発見や情報も、タチコマ全体で共有する「並列化」という作業が定期的に行われており、個体としての差が出ないようになっていました。

バトーはタチコマ達に単なる兵器としてだけではなく、個を与えようとしました。作中でバトーがタチコマ達に「お前たちには個性がないって事だ」と話しています。攻殻機動隊に配属されている技術や装備の担当者の口からは、「どの個体を選んでも同じスペックで動かせると言って欲しい」と言われたのですが、バトーはタチコマの1体に高級品である天然オイルを差し込み、並列化で共有が簡単な情報ではなく、体感した経験というものを与えようとします。

こうしてバトーがタチコマ達に深く関わっていく事によって、彼らはどこか感情豊かになっていき、感傷する能力さえ手に入れていきました。人格が備え付けられていないはずのAI搭載兵器が、感傷する事を憶えるまでに個性というものを手に入れる事が出来たようでした。タチコマ達それぞれの行動にも差が見えるようになりました。ムードメーカーや言葉づかいが優しい個体、何もない時は本ばかり読んでいる個体、そういった差が出てきたのです。

タチコマ達は順調に、バトーが望んだ通り個性を獲得し、それを成長させていっていました。しかし、それは無感情でないと兵器としての性能を発揮できない場面において、危険な事でした。攻殻機動隊のリーダーである草薙素子(少佐)は、タチコマ達のそんな状態を問題に思い、ラボでの構造解析と、前線配備からの除外という選択を取ります。こうしてタチコマ達は攻殻機動隊を離れていく事になりました。

その後、攻殻機動隊は壊滅の危機に晒されます。国家の闇に切り込んでいく事が攻殻機動隊の役目だったわけですが、その結果反対勢力から壊滅まで追い込まれていってしまいます。その時、タチコマ達はというとラボで構造解析の為に解体された個体がほとんどで、解体寸前で留まっていたり、兵器としての機能を抑え、他の民間会社に払い下げられていたりで3体だけが残っていました。

攻殻機動隊の危機を聞いた3体のタチコマは、誰に強制されるでもなく「自分の意思」でボロボロになってしまった攻殻機動隊の本部へと辿り着きます。3体は並列化していたわけでもなく、意思を共有していたわけでもありませんでしたが、同じ場所へと同じタイミングで集まったのです。それは彼らが攻殻機動隊を大切に思い、バトーから掛けてもらった愛情を思い出す事が出来る「機能」が育っていった結果でした。

泣ける最後②さよならバトーさん

所属から外されていた事で、どうして攻殻機動隊が危機に陥ったのか、その詳細をタチコマ達は知りませんでした。しかし、自分たちが居た場所への愛着、メンバー達への思い入れ、そしてバトーさんから掛けて貰った愛情、それらが3体のタチコマを自発的にこの場所へと呼んだのでした。最後の生き残りである3体はそこで自分たちの動機を確認するのです。愛情を掛けてくれたバトーを助けたい、と。

その頃、敵の手を逃れつつバトーは、少佐が自分の記憶の欠片として大切にしていた腕時計を取りに来るため、彼女のセーフハウスへと辿り着いていました。腕時計を手に入れて無事にその場を離れられるかと思われましたが、実は既に敵の特殊部隊によって辺りを取り囲まれていたのです。バトーは彼らと激戦を繰り広げますが、強力なアームスーツによって片腕を引きちぎられてしまいます。

そんな現場へタチコマ達は駆け付けました。片腕をもぎ取られ、満身創痍なバトーを見たタチコマは、即座に援護射撃を行いました。かたや特殊部隊の最新アームスーツ。かたや民間企業に払い下げられた元兵器。適うはずのない性能差です。彼らのAIがそれを判断できなかったとは思えません。しかし、タチコマ達はバトーを助けたいという一心、自分たちの自発的な衝動に駆られ、立ち向かっていきました。

しかし、やはり性能差は歴然としており、なんとかバトーから注意を逸らしアームスーツに立ち向かうタチコマ達ですが、1体がハチの巣になるまで撃たれ、不利な状況に追い込まれて行きます。彼らの唯一の切り札は、彼らの中の1体が働いていた老人ホームのおじいちゃんからもらった、古い古いミサイルの弾です。仲間の捨て身の行動で、一瞬アームスーツの動きを止めた時、乾坤一擲の1発を打ち込もうとしますが、なんと不発。古すぎて打ち出す事が出来なかったのです。

この機を逃せば二度と敵を倒す機会はやってこないでしょう。このままでは戦力に劣るタチコマ達にとって、この瞬間だけが唯一の勝機でした。しかし、ミサイルは撃ち出せない。ふと視界にバトーの姿が映り、それを見てタチコマは一言だけバトーの名前を呼ぶと、撃ち出せなかったミサイルを抱えたままアームスーツに体当たりして激突し、その衝撃でミサイルを起爆させ、自分もろともアームスーツを撃破したのです。

AIなのに、AIだからこそ、死に憧れを持ち、神様に思いを馳せ、そして愛情や衝動といったものすら獲得していったのではないかと思えるタチコマは、バトーへの思いを胸に自己犠牲の精神まで見せて散っていったのでした。戦闘が終わり、燃えるタチコマ達を見つめるバトーの元に少佐が現れ、こう言います。

「私は兵器としては使い物にならないと思って、攻殻機動隊から外した。でも、私がもう少し早く気付いていれば、この子たちが獲得したものがゴーストだったのかどうか、確かめてあげられたのに」と。健気でかわいいタチコマたちの最後は、涙なしでは見られない泣けるシーンです。バトーの名前を呼んで、最後に見せたオイルの涙がより一層この泣けるシーンを助長します。

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タチコマの名言・名シーン集

続いては、タチコマ達から生まれた名言や名シーンをご紹介していきます。人間ではなくAIだからこその名言や名シーンが多く、時にはかわいい、時には深い、時には泣ける、そんな名言や名シーンをご紹介していきたいと思います。

名言・名シーン①神様、僕達はなんて…無力なんだ…

先ほどご紹介したタチコマの泣ける最後、そのシーンで古いミサイルが不発に終わってしまったタチコマ。むしろ相手のアームスーツから無数の弾丸を浴びせられ、攻撃を受けたタチコマの装甲には無数の穴が開き、見るからにボロボロになってしまいます。一歩一歩、近づいてくるアームスーツを目の前に、彼は一言、こうつぶやくのです。「神様、僕たちはなんて…無力なんだ…」と。泣ける名シーンです。

名言・名シーン②聞いた話では留守番をすると…

これはかわいいタチコマが見れる名シーンです。アンドロイドの集団自壊事件を調査するために、その生産をしている会社へと少佐、荒巻課長のお供をしていたタチコマ。調査の結果、この事件がテロや国家犯罪とはほぼ関係ないと分かり、あとは本当に関係が無いのかを地道な捜査によって証明するだけとなった所で、少佐から待機を命じられたタチコマが、おずおずと言った一言です。

「ねえ少佐…聞いた話では留守番をすると、お土産を貰う権利が発生するんですよね?」などと、まるで上目遣いのかわいい子供のように聞くタチコマ。本当にかわいい。そんな言葉に少佐からは「土産まで要求するようになったか」と返されています。そう返す少佐もどこかタチコマを微笑ましく見ているようで、このシーンの全てがかわいいです。

名言・名シーン③ドナ・ドナ・ドーナ・ドォナ〜

兵器としては使い物にならないと判断され、構造解析の為にラボへと送られていくタチコマ達が、輸送車両に乗せられていく時にこの歌を歌っています。なんとも複雑な気持ちになるシーンです。その様子を見送りに来ていたバトーに気が付いたタチコマ達が、バトーを取り囲み、神妙な面持ちのバトーに対して、いつも通り軽口を叩いています。

しかし神妙な面持ちから変えられないバトーの様子を見てなのか、1体のタチコマが自分のアームを伸ばしてバトーの肩をポンと掴むと「まあまあ…僕ら、ラボ送りって事みたいです…。では!」と言うと、妙に淡白に車両へと乗せられていきます。ラボ送りの意味を分かっていないかのようです。確かにAIなのでそうとも思えますが、最後にバトーにかけた言葉の裏には「仕方ないんだ、気にするなよ」という意味があるように見える名シーン。AIの彼らならではの名言です。

名言・名シーン④バトーさんの天然オイル!

バトーがタチコマ達に対して愛情をもって接している事が描かれる最初のシーンです。彼はタチコマ達に個性が見られないという事を知り、「これは機械に対する愛なの、愛」と言って天然オイルをタチコマの1体に入れます。入れてもらったタチコマはおおー!とびっくりして、いつも違うー!と喜びます。まるで犬がお菓子を貰った時のようにはしゃぐその様子は、とってもかわいいです。

名言・名シーン⑤反逆児は、最後まで反逆児らしく…

これは攻殻機動隊の危機を見て集まった3体のうちの1体が言ったセリフです。先に着いていた1体が、どうしてここに来たの?と驚く中、「反逆児は、最後まで反逆児らしくしないとねー!」と言っていつも通り明るく返したシーン。夕焼けの差し込むボロボロになってしまった攻殻機動隊のフロアに集まった3体は、これからの事への覚悟を滲ませているかのようでした。

名言・名シーン⑥ボクには「死」という概念がわからない

これはある少女との出会いの中で、タチコマが放った名言です。その少女は死んだ犬を今も探しているフリをしていました。それは、もう自分は十分に悲しいのに、自分が犬が死んだ事を知っていると大人たちに知られたら、きっと「悲しいわね」って声を掛けられる。そうしたらもっと悲しくなるから、という理由からでした。少女と一緒に犬を探していたタチコマは、それを聞いてこう言います。

「人間は大切な友達が死ぬととても悲しい気持ちになるんだね。ボクには死っていう概念が分からない。ゴーストがないからだと思うんだけど、悲しいって概念も理解できない。やっぱりボクが死ぬことができないからだな」

そう言うタチコマですが、その目にはオイルの涙が流れ、泣き疲れ切って眠ってしまっている少女を乗せて家路につくのですが、その時に彼のAIが刻んだ文字は「to be – not to be」。生きるべきか死ぬべきか。有名なハムレットのセリフです。AIであるからこそ死に憧れを持っていたタチコマですが、彼が憧れていたのは死ぬ事ではなく、人間らしい事に憧れていたのでしょう。これもAIならではの深い名言です。

名言・名シーン⑦ボク、どうしても助けたい人がいるんだ。

攻殻機動隊の危機に関するニュースを見て、払い下げられた老人ホームの屋上で佇むタチコマ。そこへいつも世話しているおじいちゃんがやってきて、彼と話すうちに「ボク、どうしても助けたい人がいるんだ」と漏らすタチコマ。そんなタチコマにおじいちゃんは、いつもの口癖である「戦況は悪化しておる」という言葉と共に、古びたミサイルの弾を差し出すのです。何かに背中を押されるようにして、バトーを助けるために行動を起こしていく、そんな転機の名シーンです。

名言・名シーン⑧ボークらはみんなー生ーきてーいるー…

このシーンは『攻殻機動隊S.A.C 2ndGiG』において屈指の名シーンです。先ほどもタチコマは自己犠牲の精神さえ獲得していたのではないかとご紹介しましたが、それはバトーという個人に対して、1体のタチコマが抱けた精神でした。しかしこのシーンではタチコマ達の総意として、自己犠牲を共有する事ができたシーンです。

日本に核攻撃がなされ、それによって未曽有の混乱を生み出そうという思惑を止めるために、宇宙に飛んでいる衛星を数多く大気圏に突入させ、核ミサイルの軌道に弾幕を張ろうという作戦を実行しました。これはタチコマ達が考え、当初の少佐からの命令を無視して、自分たちの最も良いと思える行動を起こしたのです。その結果、弾幕の一つに自分たちのAIが保存されている衛星を使わなければならない事に気が付き、人間さながらに迷います。

しかし結果として、自分の守りたいものの為に自己犠牲を伴わせても最善と思える行動を起こしました。空いっぱいにタチコマ達の歌う童謡『手のひらを太陽に』が響き渡り、衛星が核ミサイルに衝突するとともに、その歌声が消えていったのです。「ボクらはみんな生きている、生きているから笑うんだ」と、命を鼓舞して散っていったのです。このシーンは2ndGiGの中でも屈指の名シーンで、気がつけば涙腺崩壊待ったなしです。

名言・名シーン⑨みんな独立していながら…

「みんな独立していながら、同じ欲望を持っていたって事だねー」というセリフです。先に紹介したバトーを助けたいという一心で、攻殻機動隊の危機に集まった3体のタチコマのうちの一体が言った言葉で、大切な人を守りたいという心を欲望と表現してしまうあたりがAIらしいのですが、これはタチコマが孤独に立ち向かうのではなく、同じ境遇に置かれた仲間との絆を感じ、孤独ではない事を確認する名シーンです。

名言・名シーン⑩世の中、ゆとりが大事ですから…

「世の中、ゆとりが大事ですから。奇怪だってゆとりや遊びといったものが必要なんです。容量ぎりぎりまで情報詰め込んだら、システムが正常に作動しませんよ」という深い名言です。これは小説版での会話です。「機械だってそうなんだよ。人間だってそうでしょう?」と無垢なAIにそう諭されるこのセリフにハッとさせられます。無駄な分があるから、脳だってきちんと働くんですよ、と。

攻殻機動隊 Information Site

タチコマの声優

さて、ここではかわいい魅力的な作品のアイドルであるタチコマを演じられた声優の方をご紹介しましょう。どんな方なのか、他にどんな作品に声優として出演なさっているのでしょうか。タチコマに声を与えてくれる素敵な声優さんのプロフィールや出演作品をご紹介していきます。

玉川紗己子のプロフィール

玉川紗己子さんは、1962年生まれの女性声優です。現在株式会社シグマ・セブンに所属され、玉川砂記子という名義で声優活動をされています。1970年代から声優を始められ、2002年に始まったTVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』にてタチコマの声優を担当。その後『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』まで続けられ、他にも登場キャラのトグサの妻も、担当されています。

玉川紗己子の主な出演作品

攻殻機動隊の他にも『逮捕しちゃうぞ』や『創聖のアクエリオン』、『xxxHOLiC』や『クレヨンしんちゃん』など、多数の有名な作品に声優として出演されています。最近では『ポプテピピック』でも、ポプ子の声優として1回の放送を担当なさってました。また韓流ドラマの吹き替え声優としても活動され、アニメ声優・ドラマ声優など数多くの活動を通じて、その声を聞く機会も多くあります。

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タチコマに関する3つのこと

かわいいタチコマというキャラは、本編以外の所でも目にすることができるようです。ここではTVアニメシリーズ本編以外でのタチコマに関する情報を3つ、ご紹介したいと思います。

特典映像「タチコマな日々」

『タチコマな日々』はTVアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』と『攻殻機動隊S.A.C 2nd GiG』のDVDの映像特典として制作された短編アニメです。本編とは違いコメディータッチに描かれるドタバタ劇で、終始タチコマ達がはしゃぐかわいい姿が見られます。2007年には単独のTVアニメ番組として新しい12話が放送されたり、その後も映像特典として新作が作られたりしています。タチコマの人気が伺えますね。

パチスロ攻殻機動隊にタチコマも登場

パチスロに移植された攻殻機動隊シリーズでもタチコマは登場します。その中の1つに電脳RUSHという継続型上乗せ状態があり、そこでタチコマレベルに達した時、かわいい姿で画面に登場するようです。赤や青など色で出現し、アタリが出るレベルを示唆してくれます。

タチコマのフィギュア情報

かわいい姿のタチコマですから、当然フィギュアもたくさん作られています。プラモデルとしても勿論、超合金フィギュアや動いて喋る1/8スケールの超精巧なモデルもあるようです。さらには完全受注生産された『タチコマな日々大全集』にも特典としてついてきた非売品フィギュアもあり、色んな所でタチコマはフィギュア化され、愛されています。

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タチコマに対する感想や評価

様々なタチコマについての事柄をご紹介してきましたが、そのかわいい魅力と泣ける最後に魅了されるファンは少なくありません。攻殻機動隊という作品のアイドルであり、無垢で健気な振る舞いは作品に彩りを与えています。

かわいい少女と並べるほど、ファンにとってはタチコマはアイドルです。健気で素直、時にお茶目な姿には本当に心が和みます。それだけに、あの最後は泣けるのでしょうね。

タチコマファンにとって、かわいいタチコマのフィギュアは何体も集めたくなります。色んな形のタチコマが並んでいる姿とか、想像するだけでニコニコしちゃいます。兵器としての存在なのに、どうしてここまで魅力的に感じるのでしょうか。

AI兵器としての存在である事に変わりはなく、それでもタチコマ達が愛おしく感じられるのは、彼らが機械として作られているのに「生きている」とハッキリ思えるからなんでしょう。心を宿したAIほど愛らしく、そしてどことなく寂しさがある存在はありません。そんな寂しそうな姿も、心を掴まれるポイントです。

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タチコマのかわいいまとめ

いかがでしたか?今回はタチコマのかわいい姿、その泣ける最後、さらにはAIだからこその深い名言や、泣ける名シーン、さらには担当された声優の方の情報まで、ご紹介していきました。このかわいい造形に魅了されたファンは数知れません。一度、彼らのそんな素敵な姿をアニメでご覧になってはいかがでしょうか?

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