【モブサイコ100】花沢輝気の強さと名言を紹介！頭の変化や声優・実写版俳優は？

大人気漫画作品『モブサイコ100』。ストーリーはもちろんのこと、『モブサイコ100』には魅力的なキャラクターが多数登場することでも話題となりました。

今回は『モブサイコ100』に登場した人気キャラクターの1人である「花沢輝気」についてその強さや名言、そしてアニメ版で声を担当した声優の他、実写ドラマ版で花沢輝気を誰が演じたのか等について紹介していきます。また、ファンの間で話題となった花沢輝気の頭の変遷についても紹介。花沢輝気の魅力についてみてみましょう。

花沢輝気について詳しく紹介する前に、彼が登場する『モブサイコ100』という作品について簡単に紹介します。『モブサイコ100』はweb漫画を公開している『裏サンデー』に掲載されていた漫画作品です。著者は『ワンパンマン』でも有名なONE先生。連載が始まったのは2012年4月からで、2017年の12月に完結しました。

独特な絵柄でありながらも、迫力あるバトルシーンや息を飲む展開が話題となり、2016年にはアニメ第1期がが放送されています。また、2019年にはアニメ第2期も放送された他、ゲームや実写ドラマ、舞台などのメディアミックスも展開されました。更に、物語本編終了後には「霊幻新隆」を主人公としたスピンオフコミックも発表されています。

『モブサイコ100』の主人公は影山茂夫。通称「モブ」と呼ばれる男子中学生です。モブは場の空気を読むことが苦手で、更に勉強もスポーツもいまいち。しかし普通の中学生に見える彼には強力な霊能力・超能力が生まれつき備わっていました。モブは霊幻新隆が経営する「霊とか相談所」でバイトをしながら漠然と日々を過ごしていましたが、ある日憧れの人である「ツボミちゃん」に振り向いてもらうため、「男の魅力」を身につける事を決意。

『生きていくのには、超能力は必要ない』と考えるモブは、自分を成長させるために「肉体改造部」に入部します。努力して魅力ある人間になろうと奮闘するモブですが、次から次へと事件に巻き込まれていき…というのが『モブサイコ100』の簡単なあらすじとなっています。

ここからは花沢輝気について詳しく見ていきましょう。花沢輝気は黒酢中学に通う男子中学生。モブと同じ中学2年生です。モブと同じく生まれつきの超能力者。身長は161.4cmで、体重は47.7kg。誕生日は4月13日で、血液型はA型だそうです。好物はステーキで、反対に嫌いなものは生カキ。生カキが苦手なのは、過去にあたったことがあるからだとされています。

趣味は映画館に行くことで、特技は「色々ありすぎて書けない」ということが判明しています。実際とても有能な人物で、『モブサイコ100』の作品中では幾度となく活躍しています。趣味とは別に最近はまっているのが自転車でのツーリング。「自分は凡人である」という言葉を座右の銘にしていますが、スポーツ万能で成績優秀なキャラクターとして描かれています。

花沢輝気はモブと同じ生まれつきの超能力者として作品に登場します。出力ではモブに負けるものの、応用力に長けており、1度戦った相手の技をコピーして使用するようすも描かれていました。登場当時はプライドが高く、自分に並ぶ力を持つ人間を認めることができなかったようですが、モブに負けてからは強敵を相手にした際にも慌てず正気を探るという冷静さも持つようになりました。

花沢輝気は登場当初、傲慢で自分自身を特別な存在だと思い込んでいる人物として描かれていました。しかし内心では「自分から超能力をとったら何も残らない」というコンプレックスを持っていたことが明らかにされています。その後モブとの闘いで敗れたことから「自分は凡人だ」と考えを改め、自分自身の実力を踏まえた上で努力する性格へと変化。他人を尊重するようになりました。

作中では超能力者でチームを作る際、リーダーシップを発揮する様子も描かれています。これといって大きな弱点がないようにも見えますが、調子に乗りやすいという短所も。自信家である部分も残っており、島崎との戦いに敗れた際にはそのショックから発熱した様子も描かれていました。

『モブサイコ100』に登場するキャラクターの中でも、活躍の場面が多い花沢輝気。その為作品には花沢輝気の名言も多く登場します。ここからはファンから「名言だ」と好評な花沢輝気のセリフについて一部を抜粋して紹介していきます。まず最初に紹介する花沢輝気の名言は、「スターが照明を浴びるのではない」というセリフ。『モブサイコ100』の2巻で登場しました。

これは「才能」を「照明」に例えたセリフとなっており、「自前のスポットライトを持っていればIQの低い虫がよってくる」と続きます。このセリフを放ったのは、モブと闘う直前。自分を「特別な存在」と思い込んでいた花沢輝気だからこそのセリフです。ファンからは「生まれつき超能力を持っていた花沢輝気らしいセリフだ」と好評でした。

次に紹介する花沢輝気の名言は『モブサイコ100』の4巻で登場したセリフです。この言葉は、モブの弟である律が、超能力を使って不良を打ち負かしているところを見かけ、放ったセリフとなっています。元々は自分を特別な存在だと信じていた花沢輝気ですが、モブに負けてから、それは間違いだったと改心しました。

そんな時に律を見つけ、「過去の自分を見ているようで痛々しい」と注意したのです。このセリフはファンから「成長したからこそのセリフだ」「テルが成長したっていうことが分かりやすくて好き」と評判になりました。

続いて紹介する花沢輝気の名言は『モブサイコ100』の5巻に登場したセリフです。超能力者集団『爪』の幹部の1人で、パイロキネシスを使用する宮蛾輪と闘うこととなった花沢輝樹ですが、宮蛾輪の能力によって火に囲まれることとなりました。ピンチに陥った花沢輝気ですが、その後すぐに逆転勝利を収めています。

その際に放ったのが上記のセリフ。花沢輝気は『モブサイコ100』に登場するキャラクターの中でも特に多才な人物で、時には敵の技をコピーしたり、超能力を応用してその場を切り抜ける様子も描かれています。その為、このセリフについてファンからは「器用なテルだからこそのセリフ」「そりゃあテルに比べれば…」といった感想があげられていました。

物語初期から性格が大きく変化した花沢輝気。しかし変化したのは性格だけではありません。モブとの闘いの中、事故で花沢輝気の頭は大きく変化します。ここからは花沢輝気の頭の変化について見ていきましょう。まずは登場初期の頭です。下の画像のように、金髪で少し長めの髪をしています。結べるほどではありませんが、肩にかかるかかからないか程度の長さでした。

登場当時、ファンからは「クセのない美形キャラが出てきた」「普通にかっこいい」と評判に。しかしモブと闘の最中に事故がおこり、花沢輝気の頭は大きく変化してしまいます。

モブとの闘いの最中に起きた事故で、頭が大きく変化した花沢輝気。事故直後の頭が下の画像のスタイルとなります。モブと対立した際、闘おうとしないモブに苛立った花沢輝気は、家庭科室にあった包丁を年動力でモブへと放ちました。しかしモブは超能力でそれをガード。弾き飛ばされた包丁は花沢輝気の頭頂部をかすめ飛んでいきました。

包丁は頭をかすめただけだった為、幸いにも花沢輝気に怪我はありませんでした。しかしながら、包丁がかすめたのは頭頂部。髪の毛はかすめた包丁によってごっそりと切り落とされてしまいました。髪の毛が切り落とされてしまった時の花沢輝気の頭は落ち武者のようなスタイル。その後花沢輝気の頭については、作中何度も触れられるようになります。

事故によって落ち武者のような頭になってしまった花沢輝気。その後、頭を隠すためにカツラを着用した姿で登場しました。しかしながら余程頭を隠したかったのか、使用したカツラは必要以上に縦長のもので、作品内では「頭頂部150%」という表記までされていました。

サイズが大きすぎるためなのか突風には弱いようで、作品中では強風が起こった際には両手でカツラをおさえる様子も。また、動くたびにカツラからは「モシャモシャ」という音が鳴るようになってしまいました。花沢輝気のこの頭についてファンからは「面白すぎる」「150%どころじゃないだろ」といった感想があげられていました。

カツラを着用し「頭頂部150%」となった花沢輝気の頭。しかしこの頭はまたしても変化します。物語の中盤モブはじめ花沢輝気は『爪』という超能力者集団と対立します。花沢輝気は『爪』の日本支部幹部である桜威と闘うことに。桜威の斬撃を紙一重でかわした花沢輝気ですが、カツラの頭頂部が犠牲となってしまいました。

カツラの頭頂部が切り落とされた後の姿は上の画像の通りです。カツラにより不自然に大きくなっていた花沢輝気の頭は、違和感のない自然な大きさとなりました。切り落とした本人である桜威も「その方が良いぞ」とコメントしており、ファンからも「かっこよくなった」「やっぱり頭頂部150%はやりすぎ」といった感想があげられていました。

花沢輝気が登場する『モブサイコ100』は、とても人気の漫画作品です。既に触れていますが、アニメ化の他に実写ドラマや舞台、ゲームといったメディアミックスもなされました。今回の記事では、アニメ版『モブサイコ100』で花沢輝気の声を担当した声優と、実写ドラマ版で花沢輝気を演じた俳優について紹介します。

アニメ版『モブサイコ100』で花沢輝気の声を担当したのは声優の松岡禎丞さんです。松岡禎丞さんは1986年9月17日生まれの北海道出身。15歳で声優という職業を知り、バイトをしながら声優を目指すようになったそうです。声優としてデビューしたのは2009年。テレビアニメ『東のエデン』がデビュー作とされています。

4人兄弟の長男で妹が2人いるそうですが、幼い頃女の子を泣かせてしまったことがあるらしく、女性と打ち解けるのが苦手だとのこと。「雪村達也」という名義で漫画の企画や原案に携わるなど、声優以外の活動にも精力的。好きな食べ物はハンバーグで、甘いものが苦手だそうです。

アニメ版『モブサイコ100』では花沢輝気の声を担当した松岡禎丞さん。松岡禎丞さんは他の作品にも多数出演しており、中でも『食戟のソーマ』の幸平創真役や『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役、『ソードアートオンライン』のキリト役等が有名。また、ゲームアプリ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか』では「一人の声優によりモバイルゲームに提供されたセリフの最多数」として2019年6月ギネス世界記録に登録されています。

アニメ化だけでなく、実写ドラマにもなった『モブサイコ100』。ここからは実写ドラマ版『モブサイコ100』で花沢輝気を演じた俳優について紹介します。実写ドラマ版『モブサイコ100』で花沢輝気を演じたのは俳優の荒井敦史さん。荒井敦史さんは1993年5月23日生まれの埼玉県出身。身長は183cm、血液県はO型だそうです。テレビドラマだけでなく舞台や映画などでも活躍中で、映画では主演を務めることも少なくありません。

数多くの作品に出演されている荒井敦史さんですが、中でも有名な作品は『リアル鬼ごっこ』のマサハル役。シリーズ4作目では主演を務めていました。また、『悪の教典』の 加藤拓人役や『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』の佐々岡勇利役を担当。『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』では、俳優岡山天音さんのダブル主演として出演されています。

『モブサイコ100』に登場する超能力者の中でも高い実力を持つ花沢輝気。ここからはそんな花沢輝気について、ファンからの感想や評価について紹介します。まず最初に紹介する評価・感想は「毛髪に事故が起きるシーンで笑った」という感想です。

モブと闘いその最中の事故で頭頂部の髪の毛を失ってしまった花沢輝気。作品に登場するキャラクターの中でも美形に入るキャラクターなだけに、この事故を観て思わず笑ってしまったというファンも少なくありません。

次に紹介する感想は「もともと花沢輝気が好きだったのに、その上声までかっこいいのはずるい」という感想です。花沢輝気は『モブサイコ100』に登場するキャラクターの中でも、人気のある人物です。更にその上担当する声優が松岡禎丞さんだと知って喜ぶファンも。アニメを視聴したファンからは「原作読んでた時にイメージしていた以上だった」という感想もあげられていました。

最後に紹介する感想は「かっこいい！」という感想です。花沢輝樹はその頭の変化から、ギャグ要因となってしまっている場面も少なくありません。しかし大抵の場面では、モブの心強い協力者として描かれています。また、チーム戦となった際にはキャラクター達のまとめ役となることも。原作の最終回ではモブのライバルとして大活躍してみせました。そういった花沢輝気の活躍を見て格好いいと感じたファンも沢山いらっしゃるようです。

今回の記事では、モブと同じく生まれつきの超能力者として『モブサイコ100』で活躍した花沢輝気について、強さや名言、そしてアニメ版で声を担当した声優の他、実写ドラマ版で花沢輝気を誰が演じたのか等について紹介しました。花沢輝気は登場当初モブと対立する人物として描かれていましたが、物語が進むにつれてモブの心強い味方となったキャラクターです。

特に最終回での活躍では「泣いた」「感動した」というファンも少なくありません。『モブサイコ100』は既に完結した物語ですが、その人気はいまだ健在です。「マンガワン」等のアプリで読むことも可能ですので、是非今一度物語を読み返し、花沢輝気の活躍を確認してみて下さい。