【モブサイコ100】影山律は影山茂夫の弟!兄弟仲は?強さや声優・名言も紹介

2014年から20017年に『裏サンデー』で連載されていた「モブサイコ100」。その人気からアニメ化は勿論、テレビドラマや舞台化までされたことで話題となりました。今回の記事では、そんな「モブサイコ100」に登場するキャラクター「影山律」について紹介していきます。兄であるモブとの兄弟仲や律の強さ、そして作中で登場した彼の名セリフの他、アニメで律の役を担当した声優についてもふれていきます。

【モブサイコ100】影山律は影山茂夫の弟!兄弟仲は?強さや声優・名言も紹介のイメージ

目次

  1. 影山律は影山茂夫の弟
  2. 影山律と影山茂夫の兄弟仲は?
  3. 影山律の強さ
  4. 影山律の声優とドラマ俳優
  5. 影山律の名セリフ
  6. 影山律に関する感想や評価
  7. 影山律は影山茂夫の弟まとめ

影山律は影山茂夫の弟

超能力者の男子中学生、影山茂夫の成長を描いた漫画作品「モブサイコ100」。アニメ化の他に舞台やドラマにまでなったことでも話題となりました。今回の記事ではそんな「モブサイコ100」に登場した「影山律」というキャラクターについて、その強さや名セリフ、アニメ版で律の声を担当した声優等について紹介していきます。

モブサイコ100の作品情報

モブサイコ100の概要

影山律について具体的に律について紹介する前に、まず「モブサイコ100」という作品がどんなものなのかについて簡単に見ていきましょう。「モブサイコ100」は2014年から2017年にかけて『裏サンデー』連載されていた少年漫画です。著者は「ワンパンマン」の原作者としても有名なONEさん。

特徴的な絵と目を離せないストーリーでファンを増やし、2016年・2018年・2019年にアニメが放映されました。2018年はアニメだけでなくテレビドラマも放映され、更に舞台も上演され話題に。漫画本編は2017年に完結しましたが、その後2018年から2019年には「モブサイコ100」のスピンオフ作品である「REIGEN ~霊級値MAX131の男~ 」が『裏サンデー』で連載されました。

モブサイコ100のあらすじ

「モブサイコ100」は男子中学生である影山茂夫、通称「モブ」を主人公とした漫画作品です。モブは勉強やスポーツが苦手な中学生。クラス内ではあまり目立たない人物です。しかし実は強力な超能力者。普段は霊幻新隆が運営する「霊とか相談所」でアルバイトをしており、時給300円で悪霊の除霊を担当しています。モブは過去超能力で弟を傷つけてしまう事故を起こしており、超能力に頼らず生きていくことを目標としていました。

そんなモブは、幼馴染であり、学校のアイドルとしても有名な「ツボミちゃん」に片思い中。モブはひとみちゃんに振り向いてもらうためにも「人間的な魅力」を身に着ける為、『肉体改造部』に入部して体を鍛え始めますが、様々な事件に巻き込まれていき…というのが「モブサイコ100」のあらすじとなっています。

モブサイコ100の登場キャラ

ここからは「モブサイコ100」に登場するキャラクターについて紹介していきます。まず最初に紹介するのは「モブサイコ100」の主人公である影山茂夫。「かげやましげお」というのが本名ですが、作品内では茂夫を音読みした「モブ」で呼ばれることがしばしば。モブは勉強やスポーツが苦手な中学生。一見、少し地味でどこにでもいそうな中学生ですが、実は強力な超能力・霊能力を秘めた人間です。

普段は「霊とか相談所」でアルバイトしており、超能力を駆使して除霊を行っています。しかし、過去超能力で事故を起こし、弟を傷つけてしまったことがある為、「人に向かって超能力を使わない」「超能力に頼らず生きていくこと」を目標としており、人間的な魅力を身に着ける為日々努力しています。

次に紹介するのはモブのアルバイト先の所長であり、モブの師匠である霊幻新隆(れいげんあらたか)です。自身を霊能力者だと語り、モブからは師匠として慕われていますが、実際のところ霊幻には超能力も霊能力もありません。しかし依頼者の抱える問題に対しては真摯に応じ、必ず解決へ導いています。また、依頼料もかなり良心的。本物の悪霊が絡んだ事件についてはモブの能力で解決するようにしています。

その為、やっている事自体は詐欺ではあるものの、依頼人と揉めたことは皆無。喧嘩の腕もそこそこあるものの、基本的には暴力による解決を望まず、敵対した相手にはまず言葉で説得しようと試みます。心理戦にも強く、口先で相手を丸め込むことが多々ありますが、話す内容が良心的である為ファンからは「かっこいい大人」として評価されているようです。

続いて紹介するのは上級悪霊の「エクボ」。エクボは神となる為新興宗教の教祖として活動していました。しかし「モブサイコ100」の物語序盤で主人公であるモブと対立。敗北した後はモブを利用しようと近づきました。自ら悪霊と名乗ってはいるものの、野望が大きすぎるだけで基本的には面倒見が良い性格をしており、人に害をなすこともほとんどありません。最終的にはモブと厚い信頼関係を築き上げるまでに至りました。

最後に紹介するのは花沢輝気。黒酢中学校の裏番長として登場しました。勉強もスポーツもでき、さらにそのルックスから女子生徒からも人気の人物。また、モブと同じく超能力を持った人物で、物語の序盤ではモブと対立しました。かなりの強さを持つキャラクターですが、モブと対立した際には完敗。自分以外の人間を「凡人」と見下していましたが、モブと戦い敗北したことにより考えを改めるようになりました。

モブに負けてからはモブの友人兼ライバルとして活躍するように。モブには敗北したものの、作中に登場する超能力者の中ではかなりの強さを秘めており、モブが不在の際にはテルが戦いの場を仕切る場面も。モブにとって心強い味方となりました。

影山律のプロフィール

ここからは今回紹介する「影山律」について詳しく見ていきます。まず影山律のプロフィールについて。既に触れていますが、影山律は『モブサイコ100』の主人公である影山茂夫の弟です。年齢はモブよりも1つ下であるとされています。塩中学校の1年3組に在籍しており、学校では生徒会役員としても活動しているようです。身長は159.4cm、体重は45kg。血液型はB型で、誕生日は7月2日であることが明らかになっています。

作中では全国もしでも上位に食い込む成績であることが明かされました。スポーツ万能で女子生徒からも人気。兄であるモブとは正反対の弟として登場しました。また、登場当初はモブとは異なり超能力を持っていない人物としても描かれていました。

影山律の性格

「モブサイコ100」の主人公影山茂夫の弟として登場した影山律。兄であるモブとは異なり成績優秀でスポーツ万能な人物として登場しました。しかし、自分が優秀な人物であることを鼻にかけず、誰とも平等に接する様子が物語の中で描かれています。しかし負けず嫌いな一面も。時にはモブのフォローに入るなど面倒見のいい部分もありますが、その反面周囲に振り回されてしまう事もあるようです。

影山茂夫とは兄弟

既に何度も触れていますが、影山律は「モブサイコ100」の主人公である影山茂夫の弟として登場しました。成績や運動神経等、モブとは正反対。しかしだからと言ってモブを見下すような態度はとらず、むしろ兄を慕っている様子も描かれています。また、登場当時は超能力を持っておらず、モブからは「超能力がなくてもなんでも工夫して物事を解決する」と尊敬されている様子が描かれていました。

TVアニメ『モブサイコ100』公式サイト

影山律と影山茂夫の兄弟仲は?

表面上は仲良し

兄弟でありながら正反対の存在であるモブと律。そんな2人の兄弟仲はどんなものなのでしょうか?「モブサイコ100」では表面上はとても仲が良く過ごしている様子が描かれていました。モブが失敗してしまった時には律が知恵を駆使してフォローすることも。

律は超能力が使えるにも拘わらず謙虚な姿勢を見せるモブを尊敬しているようです。また、モブも成績優秀・スポーツ万能な人物でありながらも、それを鼻にかけない律を尊敬していました。表面上は2人ともお互いを認め、尊敬しあうとても仲の良い兄弟だったようです。

兄に嫉妬している?

表面上はとても仲の良い兄弟であるモブと律。しかし、実際のところ律がモブに対して持っている感情は少し複雑な物でした。一見穏やかに見える律ですが、その内心ではモブに対して嫉妬心を抱いていたことが「モブサイコ100」の中で描かれています。モブの兄弟である律は、超能力を使用する兄を幼いころから見ていました。その為、いくらスポーツや勉強で良い成績を出したとしても無意味だと感じていたのです。

モブと兄弟でありながら超能力を使えない律。超能力への憧れはとても強く、スプーン曲げをする為のスプーンを持ち歩く程でした。表面上はお互いを尊敬しあう影山兄弟ですが、弟の律が兄であるモブに対して抱く感情はかなり複雑だったようです。

固い絆でブラコン悪化?

兄に対して複雑な感情を抱く影山律。そんな律ですが「モブサイコ100」の物語の中で、とある事件に巻き込まれてしまいます。その際、今まで隠していた感情をモブにぶつけてしまいますが、モブは律の悪態を少しも気にしていませんでした。その為すぐ2人は和解。和解後、律はモブに対して尊敬の念を強めたようで、ファンからは「ブラコンが悪化した?」と指摘する声が上がっていました。

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影山律の強さ

超能力が使えるようになった影山律

ここからは影山律の強さについてみていきましょう。モブの兄弟でありながら、超能力を持たない人物として登場した律。しかし「モブサイコ100」の物語途中から律は超能力に目覚めます。生徒役員として活動する律ですが、ストレスを溜め込んだことによりその素質が開花したのです。最初の頃はうまく使いこなせなかった為、エクボのアシストが必要でしたが、何度も使用するうちに完全に超能力を使いこなせるようになりました。

では超能力者としての影山律の強さとはどのくらいのものなのでしょうか?「モブサイコ100」には様々な超能力者が登場しますが、その実力も様々。花沢輝気のような実力者もいれば、中には「スプーンを曲げるのが精一杯」「ライター程度の火を起こすことができる」という戦闘においてはあまり役に立たない能力をもった人物も登場しましたが、律は念動力を使用して大の大人数人を吹き飛ばして見せていました。

また、超能力を持っていなかった頃から状況判断能力や「工夫してその場を切り抜ける事」に優れていた為、超能力の使いどころをよく理解しています。戦闘力の高い超能力集団「爪」のメンバーや花沢輝気には敵わなかったものの、超能力者としての強さはかなりのものだとファンからは評価されていました。

潜在能力は高かった?

元々は超能力を使うことができなかった影山律。しかし潜在的な能力は元々高かったのではないかと言われています。実際「モブサイコ100」の中でエクボからは「超能力の才能が潜在してたんだ」と言われています。更に超能力も短期間ですっかり使いこなすようになりました。強さこそは兄であるモブに敵わなかったものの、ファンからは「潜在能力自体は高かったのでは?」と推察されています。

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影山律の声優とドラマ俳優

声優は入野自由

「モブサイコ100」の主人公であるモブの弟として登場した影山律。様々なキャラクターが登場する「モブサイコ100」の中でも主人公の兄弟という立場であった為、アニメでも登場回数が多いキャラクターでした。そんな影山律の声を担当したのは人気声優の入野自由さんです。入野自由さんは1988年2月19日生まれの声優兼俳優、歌手。日本でも屈指の人気を誇る声優としてとても有名な方です。

幼いころに劇団四季のミュージカルを観たことがきっかけで舞台に興味を持つようになった入野自由さん。6歳で舞台子役として俳優デビューしています。声優としてデビューしたのは1995年。その後声優としてさまざまなキャラクターを演じるようになります。声優として演じたキャラクターは実に様々。

中でも特に有名なのが『千と千尋の神隠し』に登場する「ハク」や『おそ松さん』での「トド松」。その他ゲーム『キングダムハーツ』の「ソラ」や『ハイキュー!!』の「菅原孝支」等を演じたことでも話題となりました。声優としてかなり有名な方ですので、「モブサイコ100」での律の声を担当する声優が入野自由さんであることが発表されると、ファンからは「すごい!」「期待大!」等の声が上がっていました。

俳優は望月歩

「モブサイコ100」はアニメだけでなく、実写ドラマにもなりました。ドラマで影山律を演じたのは2000年9月28日生まれの俳優、望月歩さんです。望月歩さんは2014年に映画『ソロモンの偽証』の「柏木卓也」役を演じ俳優としてデビュー。演技力が話題となり、映画が公開された2015年から本格的に俳優として活動を開始されているそうです。

「モブサイコ100」以外ではドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』の「瀬尾雄大」役や映画『真田十勇士』の「真田大助」役等。2019年現在、デビューしてまだ間もない為出演作品数はまだ多くありませんが、これからさらに活躍が期待さていれる俳優として話題になっているようです。

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影山律の名セリフ

名言①「僕は兄さんに抱く劣等感と…」

モブの兄弟ということもあり、原作でも活躍の場が多かった影山律。「モブサイコ100」には律の名セリフも数多く登場します。ここからは律のセリフの中でも、「モブサイコ100」の名セリフと評判のセリフを紹介していきます。まず最初に紹介するのは「モブサイコ100」第4巻で登場したセリフ。超能力を身に着けた律が、兄弟であるモブに初めて本音を吐露した場面で登場しました。

モブに対して優しく接していた律が放ったこのセリフに衝撃を受けたファンも少なくありません。しかしこのセリフは今までモブを内心恐れていた律が初めて口にできた本音でもあります。少しネガティブなセリフではあるものの、律の本音がよく見えるセリフだとファンからは評判です。

名言②「僕からすれば誰よりも強いんです」

次に紹介するのは「モブサイコ100」第6巻で登場したセリフです。モブは超能力を使えるものの、スポーツも勉強も苦手です。しかし魅力的な人間になる為、超能力には頼らず、自分を変えるために日々努力しています。このセリフはそんなモブが「肉体改造部」で体を鍛えているところを観た律が放った言葉。ジョギングでフラフラになっているモブを、律の先輩が心配しますが、律は上記のセリフを返しました。

超能力がある事を抜きにすれば、モブは何処にでもいる中学生。ですが芯が強い人物でもあります。律がこのセリフを放った時には、ファンから「さすが兄弟、モブの強さをよく分かってる」「やっぱり律はモブを尊敬してるんだ」といった感想があげられていました。

名言③「兄さんの力は見世物じゃ、ない」

続いて紹介するセリフは「モブサイコ100」第2巻で登場したセリフです。モブが超能力を使えると知った新聞部の女子学生がモブを大々的に取り上げようとし、律にインタビューを行った際に登場。「モブはもっと注目を浴びても良い存在だ」と主張する新聞部でしたが、律が返した言葉は上記のセリフでした。

一見モブを思ってのセリフのようにも見えますが、実は「超能力はそんな安いものではない」という考えのもと出たセリフ。この時律はまだ超能力に目覚めておらず、モブの持つ超能力に対して強い憧れを抱いていました。律の抱える劣等感がよく表れた名セリフとしてファンからは評価されています。

名言④「楽しく生きたい。 もうそこだけは譲れない」

最後に紹介するセリフは「モブサイコ100」の第11巻に登場した言葉です。「モブサイコ100」はモブの成長を描いた物語です。しかし、作中で成長していくのは主人公のモブだけではありません。「モブサイコ100」の物語を通じて、律は「本当に欲しかったのは超能力じゃなかった」「楽しく生きようと努力する兄さんのようなひたむきさが欲しかった」と気付きます。

「モブサイコ100」の物語序盤では、モブの持つ超能力やその強さに嫉妬していた律でしたが、物語の終盤で本当に自分が欲しかったものに気付き上記のセリフを放ちました。このセリフはファンから「律の成長が分かるいいセリフ」「律にもちゃんと中学生らしい部分があった」と高く評価されています。

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影山律に関する感想や評価

ここまでで「モブサイコ100」で活躍した律の強さや名セリフ、声優等について紹介してきました。では、実際に「モブサイコ100」を観たファンから、律はどのように評価されているのでしょうか?ここからは律に対する感想や評価について紹介していきます。まず最初に紹介する感想は「良い子だ」という感想です。

既に触れていますが、律は成績優秀でスポーツ万能な人物として描かれています。また、「モブサイコ100」の物語中盤以降ではモブと同じく超能力を使用することができるようになりました。しかし、当の律はそれを鼻にかけることなく、モブに対しても思いやりのある弟であり続けました。そのことについてファンからは「こんな弟が欲しかった」等高く評価されているようです。

次に紹介する感想は「人間味があって良い」という感想です。物語の序盤では超能力を使えなかった律。その為、超能力を使えるモブに対して強い嫉妬心を抱いていました。律はとても優秀な人物で、一見すると非の打ちどころもないキャラクターです。その為、モブに対して嫉妬心を抱いていることが判明すると、一部のファンからは「人間味があって安心した」「律も人間だった」という感想があげられていました。

最後に紹介する感想・評価は「ブラコンなのが良い」というものです。既に触れていますが、律には若干ブラコン気味なところがあります。「モブサイコ100」では生徒会立候補者について、他の人物を応援する予定が、立候補者の中にモブがいる事を知るや否や、すぐに手の平を返すシーン等も描かれています。こうしたブラコン気味な部分も、律の人気の強さを支える要因になっているようです。

モブサイコ100 (@mobpsycho_anime) | Twitter

影山律は影山茂夫の弟まとめ

今回の記事では「モブサイコ100」に登場する影山律について強さや名セリフ、兄であるモブとの関係の他、声を担当した声優等についても紹介しました。律は「モブサイコ100」の物語の途中から超能力者として目覚めた特殊な立ち位置のキャラクターです。一見すると非の打ちどころのないキャラクターですが、モブに対して嫉妬するなど、人間らしい部分もきちんと持っている人物であることが物語の中で判明しました。

また、「モブサイコ100」のファンからは「ブラコン」と言われてしまうような言動をとることも。こういった人間らしい部分が、律の人気の強さを支える要因になっているのかもしれません。「モブサイコ100」は既に完結した物語ですが、律の魅力を確認する為にも今一度「モブサイコ100」を最初から観なおしてみてはいかがでしょうか。

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