2020年01月23日公開
2020年01月23日更新
【 ブラック・ブレット 】聖天子はかわいい白髪の美少女!本名や蓮太郎との関係は?
ブラック・ブレットでは、16歳という若さで東京エリアの政治家として活躍している聖天子の姿がありました。彼女は、まるで雪のように美しい美貌の持ち主でもあったため、統治者としてはぴったりな華やかさを持っていたのです。政治家として忙しかった聖天子は、お嬢様学校として有名な美和女学院に通っていましたが、なかなか登校することができませんでした。そんなかわいい白髪の美少女と呼ばれている聖天子の本名や誠実で正直者の蓮太郎との関係、アニメ版の声優を務めている豊崎愛生さんについてご紹介します。
聖天子はかわいい白髪の美少女!本名は?
16歳という若さで三代目聖天子として、東京エリアを統治していたのはかわいい白髪の美少女でした。彼女の母親は二代目聖天子として、同じく東京エリアを統治していたのです。幼い子供の頃に、母親と一緒に東京エリアを見回った時見た光景が彼女が政治家を目指す原点になったと言っても過言ではありません。どんなに悪い環境でもそこにいた子供たちは自分達に微笑みかけてくれました。
しかし、翌日同じ場所に行ってみると、微笑みかけてくれていた子供たちは冷たくなっていたのです。厳しい現実を突きつけられた聖天子は、戦争によって犠牲になっている子供たちを何とか救いたいと思っていました。そんな理想主義的な考えを持つ聖天子の本名や、彼女に初めて敬語を使用しなかった里見蓮太郎との関係、16歳のかわいい聖天子の魅力、アニメ版の彼女の声を担当している声優の豊崎愛生さんをご紹介します。
ブラック・ブレットの作品情報
2011年7月から北海道出身の神崎紫電によってライトノベルとしてこの作品は発表されます。ブラック・ブレットでは、独特な雰囲気のかわいいイラストが描かれていますが、鵜飼沙樹さんによって描かれました。このライトノベルの作品は、KADOKAWA アスキー・メディアワークスより、現在は7巻まで出版されています。このライトノベルの作品はたちまち大人気となりました。
そのため、2012年8月~2014年6月にかけては漫画版のブラック・ブレットが全20話で出版されることになります。単行本としては、全4巻が電撃コミックスNEXTより出版されました。さらに注目を集めたブラック・ブレットでは、新たなシリーズの漫画が2014年3月~2015年1月まで出版されます。こちらの漫画は全11話を電撃マオウより出版されました。
ライトノベル作品や漫画が大好評だったため、テレビアニメとしても放送されます。テレビアニメは、2014年4月~7月までの間に全13話が放送されました。この全13話は、大人気となったブラック・ブレットの原作1~4巻までの内容が描かれています。2014年内にライトノベルの8巻が出版される予定でしたが、神崎紫電さんが体調不良となったため現在まで出版されていません。
ブラック・ブレットの概要
ブラック・ブレットでは、ガストレアという寄生生物が大発生していました。その生き物は、人間を怪物化させてしまう要素を持っていたのです。そのため、9割の人類が死んでしまうことになりました。突然出現したガストレアによって人類が滅ぼされてしまうかに思われましたが、人間に寄生して怪物化してしまう恐ろしいガストレアにも対抗できるバラニウムという金属を発見します。
その金属は、その生物の力を弱めてなくしてしまう力を持っていたのです。突然出現して人類の9割を滅ぼした生物から非難するために、その金属を使用して作った場所へ、人類は一旦非難することになります。バラニウムという金属で守られた世界は近未来と呼ばれ、イニシエーターという少女も現れました。
彼女たちは、生物の力を弱める要素を持っていました。それゆえに、人類を滅ぼそうとしたガストレアを倒す能力を持った少女として大きな期待が寄せられます。彼女らと協力して正体不明の生物との戦いを繰り広げていくことになったのです。
ブラック・ブレットのあらすじ
時は2021年、ガストレアという恐ろしい寄生生物の出現によって人類は滅びそうになります。恐ろしいガストレアという寄生生物は、人間に寄生することで怪物化させ、人類を滅ぼしていったのです。9割の人口が死んでしまった時、その恐ろしいウイルスの力を無効にすることができる金属を発見します。その金属とは、バラニウムと呼ばれており、特殊な磁場を発生していたのです。バラニウムによって安全なエリアが作られます。
恐ろしいガストレアという生物から逃れるためにバラニウムという金属で作られたエリアは、2013年には5つ、日本に残っていました。その1つが東京エリアです。この東京エリアは、民間警備会社の1つとなっており、恐ろしいガストレアの排除を仕事にしていました。その民間警備会社の1つである天童民間警備会社は、天童木更が経営しており、幼馴染みの里見蓮太郎(主人公)はそこで働いていたのです。
極貧の生活を送っていた里見蓮太郎は、ある通報を受けます。現場に駆け付けると、燕尾服を着た仮面の男が死体の前に立っていました。圧倒的な力を持った彼は「世界を滅ぼす」と言い残して立ち去ります。東京エリアを治めている政治家の聖天子は数日後に現れました。多くの民間警備会社が集められ、燕尾服姿の蛭子影胤を倒すために立ち上がりました。そこで、イニシエーターで相棒の藍原延珠と蓮太郎は戦うことになったのです。
聖天子のプロフィール
ブラック・ブレットでは、16歳で三代目を務めている聖天子は、東京エリアを任されている統治者でした。16歳でありながらかなりの美貌を持っており、近寄りがたい雰囲気が漂っていたため、逆に周囲を遠ざけていたのです。若くして三代目を務めることになった聖天子は、政治家となってまだ1年しか経っていませんでした。真っ白なウエディングドレスのような礼服を纏い、雪のように美しい白髪のショートヘアをしていたのです。
- 名前:聖天子(せいてんし)
- 年齢:16歳
- 職業:政治家(東京エリアの統治者)
- 籍を置いている学校:美和女学院
- 成績:常に首席
- 母親:2代目聖天子
- 本人:3代目聖天子
- 目的:子供達の人権の保障、大戦前の日本を取り戻すこと
- 性格:独裁者でありながら理想主義者
理想主義者の聖天子は、常に政治家として正しい行動を取ろうとしますが、時に独裁者的な性格も飛び出していました。そのため、ブラックスーツに身を包んでいる里見蓮太郎には、辛口のコメントをもらっていたのです。しかし、初めて自分に敬語を使わなかった誠実で正直な性格の彼を気に入っていました。政治家として忙しいためなかなか高校へ通うことができなかった聖天子でしたが、常に首席を守っていたのです。
聖天子の本名
高校生でありながら東京エリアを統治する役目を引き継ぐことになった聖天子は、三代目として君臨しているため、それ以前に名乗っていた名前があるのではと話題となりました。三代目聖天子として政治家の仕事を全うしている聖天子の本名について、注目を集めるようになります。しかし、この作品の中では、三代目聖天子や、聖天子としか呼ばれておらず、三代目聖天子となる前の本名は明らかにされていません。
母親であった二代目聖天子から聖天子という名前を引き継いだ時点で、本名は聖天子なのではという意見もありましたが、その辺りの詳しい説明は作中ではされていないため、今だ不明となっています。いずれ本名を明かす時がくるかもしれませんが、現在のところその必要がないため本名に関しては特に触れずに、三代目聖天子として名乗っているのかもしれません。
聖天子と蓮太郎や天童菊之丞の関係
聖天子と蓮太郎の関係
本名が明らかとなっていない16歳の高校生である三代目聖天子は、ある時世界を滅ぼすと言って現れた蛭子影胤の攻撃を阻止するため、戦う意志を示していました。それゆえに、政治家として正義を貫こうとする聖天子の護衛を任されたのが、天童民間警備会社で働いていた極貧の里見蓮太郎だったのです。彼は高校2年生でしたが、プロモーターでもありました。また、家庭的な面を持った男性でもあったのです。
- 名前:里見蓮太郎(さとみれんたろう)
- 学校:勾田高校2年生
- 年齢:16歳
- 所属:天童民間警備会社のプロモーター
- 身長:174cm
- 体重:62kg
- 性格:世話好きで誠実な性格
上司であろうと地位の高い聖天子であろうと自分が思ったことを正直にズケズケと話す蓮太郎は、言葉遣いは悪いですが、誠実な男性でした。それゆえに、周囲に誰も信用できる相手がいなかった聖天子は、初対面からため口を聞いてきた蓮太郎を信頼できる人間だと感じます。また、一人の男性としても蓮太郎を慕うようになったのです。しかし、彼を特別視する彼女の姿勢は独裁的だと周囲から反感を持たれました。
聖天子と天童菊之丞の関係
高校生でとてもかわいい聖天子は、本名は不明でしたが、政治家として一生懸命に頑張っていました。彼女の母親のことをよく知っていた天童菊之丞は、その娘である彼女の存在は認めていたのです。しかし、東京エリアの政治経済を裏で操っている人物は他にいました。彼は、表書き的には東京エリアを統治している聖天子の補佐官でしたが、彼こそが裏ですべてを操っていた張本人だったのです。
- 名前:天童菊之丞(てんどうきくのじょう)
- 職業:天童家の当主、東京エリアの政治経済を裏から操る
- 里見蓮太郎との関係:師匠
- 天童木更との関係:祖父
- ガストレアとの関係:妻を殺害される
- 能力:仏師(人間国宝に指定されている)
表向きに活動していたのは彼女でしたが、東京エリアを陰で思いのままにしていたのは彼でした。彼女のほとんどの意見を尊重していた彼でしたが、突然現れたガストレアに関しては別だったのです。自分の最愛の妻を殺害された彼は、正体不明のその生物をとても恨んでいました。その恨みはそのウイルスが感染していると言われていた「呪われた子供たち」に向けられることになります。
聖天子のガストレア新法
ガストレア新法とは?
本名が明らかにされていない聖天子は、母親である二代目聖天子と過去に東京エリアを視察した際に見た光景を忘れることができませんでした。同じ人間でありながらガストレアの因子を持ってしまったために、翌日には冷たくなっていたからです。突然現れたガストレアは、人間に寄生することで怪物化させることができるウィルスを持っていたため、多くの人間が死亡し、恐れられていました。
また、ガストレアの因子が寄生した子供達は、将来的にガストレアになるか、怪物化して被害を与える存在になると恐れられ、同じ人間の子供でありながら残虐に殺されていたのです。その光景を目の当たりにした聖天子は、それを阻止する、呪われた子供たちを守る法律を提案しようとします。
それが、「ガストレア新法」でした。しかし、家族をガストレアによって殺された人間は頭ではわかっていても、心で納得できないため、その憎しみの感情によってその法律を通さないように手を回していたのです。
ガストレア新法は成立した?
テレビアニメでも本名が明らかにされていない聖天子は、16歳ながら東京エリアを平和な街にしようと政治家として正しい道を歩もうとしていました。それゆえに、突然現れて人類を襲った、ガストレアの因子が寄生してしまった呪われた子供たちを救う法案を提出しようとしたのです。いわば呪われた子供たちは、戦いの被害者であって、迫害を受ける必要がないことを政治家として訴えました。
そこで、新たに提案されたのがガストレア新法です。呪われた子供たちの人権を守ることを掲げたこの法律は、三代目聖天子によって提案されますが、東京エリアを裏で操っていた天童菊之丞からは強い反発を受けます。彼は、最愛の妻をガストレアによって殺害されたため、いまだに深く恨んでいたからです。それゆえに、このガストレア新法は、大きな反対運動によって、成立には至っていません。
聖天子のかわいい魅力
かわいい魅力①頼りない?
清楚でかわいい聖天子は、本名が明らかになっていませんが東京エリアを守る政治家として彼女なりに必死に頑張っていました。しかし、まだ16歳で高校生の彼女からは、国を動かしていく頼もしさを感じることができなかったのでしょう。それゆえに、頼りないと感じる人も多くいました。大阪の大統領を務めている斉武宗玄と会談した際も、東京エリアを統治している聖天子には明確なビジョンがないことを指摘されています。
しかし、東京エリアでは周囲から高い支持を得ていました。国民が政治家の聖天子に期待しているのは、政治家としての手腕ではありません。あくまでも平和の象徴的な存在として彼女を支持していたのです。その点では、東京エリアの政治家として十分貢献していると言えるでしょう。かわいい聖天子に何を求めるかによって、頼りないという評価を得たり、信頼されたりと変わってくるのでした。
かわいい魅力②悪に屈さない性格
16歳のかわいい高校生でもある彼女は、頼りないと周囲から思われることもありましたが、芯はとても強く悪に屈さない強い性格を持っていました。すぐに戦争を始めようとする裏のボスである天童菊之丞に対しても、真っ向から戦う姿勢を貫いたため、部屋に閉じ込められてしまうということもあったのです。危険があってもそれを顧みないで行動する姿勢に、さすがの蓮太郎もそこは認めているようでした。
かわいい魅力③部下はクズ?
東京エリアを統治している聖天子の周囲には、欲にまみれた部下ばかりが揃っていました。それゆえに、誰も信用することができない環境に彼女は一人で立っていたのです。しかし、誠実でまっすぐな性格の蓮太郎に出会い彼女は救われたのかもしれません。
彼女の周囲には自己中心的で自分の利益になることしかしない聖室護衛隊長の保脇卓人や、補佐官でありながら新法の成立など自分に都合の悪いことは阻止する天童菊之丞らが存在していました。
かわいい魅力④家出した?
東京エリアの政治家として聖天子を尊敬していた天童菊之丞でしたが、彼女がガストレアの因子を持っている呪われた子供たちを保護するような新法を提案すると、次第に対立していくことになります。彼は、最愛の妻をガストレアによって亡くしたため、その復讐心が子供たちに向かっていたからです。それゆえに、子供たちへの迫害も彼らによって行われているという噂もありました。
2人が対立する中、東京エリアと仙台エリアとの関係が悪化していきます。お互いに緊張感がある状態で、いつ戦争になってもおかしくない雰囲気になっていたのです。徹底的に戦う姿勢を見せていた裏のボスである天童菊之丞に対して、東京エリアを統治している聖天子はそれを許さず、あくまでも対話による解決を望みました。それゆえに、本名が明らかになっていない聖天子は、彼の部屋に閉じ込められてしまったのです。
しかし、隙を見て逃げ出すことに成功した聖天子は、彼女を保護する任務を持っていた里見蓮太郎の自宅に向かいます。今後どうすればいいかわからなくなった彼女を、菊之丞の孫である天童木更と蓮太郎によって保護されることになりました。戻ることを提案された彼女はまるで家出少女のようにそれを拒んだのです。
聖天子のアニメ声優
豊崎愛生のプロフィール
16歳の高校生でかわいいテレビアニメ版聖天子の声を務めていたのは、声優の豊崎愛生さんです。彼女は、声優の他に歌手や女優としても大活躍されています。テレビアニメなどで大活躍されている彼女は、さまざまなタイプの声を発することができる声優として定評がありました。
- 本名:豊崎愛生(とよさきあき)
- 愛称:あきちゃん
- 血液型:AB型
- 生年月日:1986年10月28日
- 出身地:徳島県
- 所属事務所:ミュージックレイン
- 職業:声優、歌手、女優
- 声優デビュー:2006年
- 配偶者:あり
- 身長:169cm
声優に興味を持った豊崎愛生さんは、短大の在学中に、声優のオーディションを受けて合格します。それによって、声優デビューを果たし、さまざまな役に挑戦していくことになったのです。多彩な才能を持った彼女は、声優以外でも、歌手や女優としても活動さてているため、演技力がドンドンアップしていきました。
豊崎愛生の主な出演作品
2006年に声優としてデビューを果たした豊崎愛生さんは、テレビアニメではさまざまなキャラクターの声を担当しています。彼女がテレビアニメの声優を務めた作品には、ケンコー全裸系水泳部 ウミショーの蜷川あむろ役や、みなみけの吉野役、美肌一族の白鳥愛役、けいおん!の平沢唯役、とある科学の超電磁砲の初春飾利役、聖剣の刀鍛冶のリサ役、百花繚乱 サムライガールズの直江兼続役などがあります。
その他のテレビアニメの作品としては、To LOVEる -とらぶる-シリーズのモモ・ベリア・デビルー役や、神のみぞ知るセカイIIの長瀬純役、ラストエグザイル-銀翼のファム-のファム・ファン・ファン役、シドニアの騎士の科戸瀬イザナ役、フルーツバスケットの草摩依鈴役などがありました。テレビアニメ以外に劇場アニメでも多くの役を声優として立派に演じ切っており、大人気となっています。
聖天子に関する感想や評価
ブラック・ブレットの感想、聖天子様が可愛い、でも全体的に出番少なすぎ、以上。
— めんつゆ (@mentsuyu_city) July 1, 2014
テレビアニメ版では、16歳の高校生であるかわいい聖天子の姿を見ることができます。彼女をとにかくかわいいと評価している人は多いです。それゆえ、東京エリアを統治している彼女ですが、お飾り的なところが否めないため出番が少な過ぎると悲しむ人も多くいました。
【ブラック・ブレット】5話「紅黒の暗殺者」感想 聖天子様マジ天使 http://t.co/ROB6r3wJzb
— p (@matomeline) May 6, 2014
真っ白な髪に真っ白な衣装を纏ったかわいい彼女は、まるで天使のようだという声も多く上がっていました。透明感のある可愛らしさはまさに天使と言っても過言ではないのでしょう。16歳の高校生が政治家として活躍していることにも驚きを隠せない人も多かったです。
6:聖天子
— 明日汰 (@asita31103) March 28, 2019
ブラック・ブレットから
めっちゃすき。暗くドロドロした話の中の唯一の清涼剤
小説の「お慕いしております」は心臓跳ねた pic.twitter.com/jLU9xxk8ep
ドロドロとした政治的な内容が組み込まれているこの作品は、テレビアニメとしても放送されましたが、彼女の存在が「めっちゃ好き」という人も多くいました。彼女の純白な存在は、まるで清涼剤だと言っている人もいたのです。時に独裁的ですが、基本的には正しく行動することを心掛けている純粋な政治家と言えるでしょう。
聖天子についてまとめ
16歳の高校生である聖天子には、凛とした美しさがありました。若くして東京エリアを統治している彼女には、欲にまみれた部下たちが周囲を取り囲み、彼女が正義を貫こうとするとそれを阻止していたのです。そんな彼女を支えたのは、誠実で口が悪い蓮太郎でした。彼の率直な話し方は、彼女も一目置いており、彼女はいつしかそんな彼に女性として心を寄せるようになります。