2020年01月01日公開
2020年01月01日更新
【氷菓】福部里志の性格や名言・アニメ声優まとめ!伊原摩耶花との関係は?
米澤穂信による大人気推理小説が原作のアニメ「氷菓」。この記事ではそんな氷菓の古典部メンバーの一人・福部里志について紹介していきます!福部里志の性格やかっこいい名言を紹介し、福部里志を演じているアニメ声優や実写版キャストのプロフィールや出演作品についても紹介していきます!さらに、福部里志と伊原摩耶花との関係についても考察していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
福部里志の性格や身長・髪型
この記事では氷菓に登場する福部里志の名言やアニメ声優、伊原摩耶花との関係について紹介していきます!そして、その前に氷菓の作品情報や福部里志の性格や身長、髪型について紹介していきますので、ぜひご覧ください!
氷菓の作品情報
氷菓の概要
まずは、氷菓の概要について紹介していきます!氷菓は2001年11月に刊行された米澤穂信の推理小説で、〈古典部〉シリーズの第1作目にあたる作品です。第5回角川学園小説大賞内で新設されたヤングミステリー&ホラー部門で奨励賞を受賞し、その後角川スニーカー文庫から刊行されました。アニメは2012年に『氷菓』のタイトルで、京都アニメーション制作で放送されました。
また、氷菓の実写映画は2017年11月3日に公開され話題になりました。劇場公開数は225館で、氷菓の原作やアニメファンからは賛否両論あったようです。また、ロケ地の栃木県足利市や群馬県安中市などのホームページでエキストラの募集も行っていたようです。
氷菓のあらすじ
次に、氷菓のあらすじについて紹介していきます!氷菓は「省エネ主義」を信条とする折木奉太郎が姉からの勧めで古典部に入部することになることから始まる物語です。そして、古典部には腐れ縁の福部里志や千反田えるという部員も入部しており、奉太郎はえるの好奇心によって様々な事件に巻き込まれその事件を解決していきます。
福部里志のプロフィール
まずは、福部里志のプロフィールについて紹介していきます!福部里志は主人公の折木奉太郎の中学時代からの友人で、神山高校1年D組の男子生徒です。古典部の部員の一人ですが、手芸部と総務委員会にも加入しており、兼部しているようです。また、サイクリングが趣味でかなり健脚のようです。
福部里志の性格
次に、福部里志の性格について紹介していきます!福部里志は飄々としていてつかみどころのない性格をしています。そして高校生になった現在の福部里志は、何事も全力で楽しむことを心掛けているようです。そのような性格であるため、古典部以外にも手芸部や総務委員会にも入っており、さらに文化祭では様々な出し物に奇抜な恰好で出場しまくっていたようです。
しかし、中学時代の福部里志は非常にこだわりが強い性格だったようです。ある時、福部里志は自分のこの性格により物事が楽しくないのではないかと考えるようになり、以前の自分に戻らないために現在の性格になったようです。
福部里志の身長や髪型
次に、福部里志の身長や髪型について紹介していきます!福部里志の身長は160cmのようです。高校1年生の男子生徒の身長の平均が168cmだといわれているため、福部里志は小柄のようです。また、福部里志の髪型は耳も完全に出ているほど短髪のようです。奉太郎は黒髪で全体的に重めに描かれていますが、福部里志の髪型は比較的軽めに描かれていることも特徴のようです。
福部里志の名言集
福部里志の名言①「データベースは結論…」
データベースは結論を出せないんだ
福部里志の名言一つ目は、上記のセリフです。福部里志は氷菓の作中で何度もこのセリフを口にするため、福部里志の一番の名言といってもいいのではないかといわれています。このセリフはデータベースとして奉太郎をサポートする福部里志の立ち位置を表している一方で、奉太郎の推理力に対する一種の嫉妬や羨望といった気持ちも表しているといわれています。
福部里志の名言②「ジョークは即興に限る…」
ジョークは即興に限る。禍根を残せば嘘になる
福部里志の名言二つ目は、上記のセリフです。このセリフは福部里志が冗談を言った後によく口にする言葉で、福部里志のポリシーでもあります。冗談と嘘の違いを如実に表している言葉で、多くの人がこの言葉に納得しているようです。また、福部里志が決して軽いだけの適当な性格ではないこともわかると話題になりました。
福部里志の名言③「自分の考えたように…」
自分の考えたように感情をコントロール出来るなら世話ないよ
福部里志の名言三つ目は、上記のセリフです。普段は飄々としていてお調子者の福部里志ですが、彼は彼なりに悩んでいることがわかる名言だと話題になりました。昔の「何かに拘る」自分に戻りたくないという気持ちや、奉太郎の才能に対する劣等感など、彼の中には多くの感情がひしめき合っているのではないかといわれています。
福部里志の名言④「自分に自信がある時は…」
福部里志の名言四つ目は、下記のセリフです。このセリフは文化祭中に起きた十文字事件の時に登場した名言です。福部里志はいつもデータベースに徹していますが、今回は奉太郎が事件に興味を示さなかったことから自ら事件解決に乗り出し奔走します。
自分に自信がある時は、期待なんて言葉を出しちゃいけない。期待っていうのは、あきらめから出る言葉なんだよ。そうせざるを得ない、どうしようもなさがないと空々しいよ。
しかし、奉太郎の方が自分よりも一歩も二歩も先の推理をしていると気づいた福部里志は、「期待してるよ」という言葉とともにいつも通りデータベースに徹します。そして、結局十文字事件を解決したのは、ずっと部室に引きこもっていた奉太郎でした。
そして、福部里志は文化祭が終わりに近づいた頃一緒に居た伊原摩耶花に対して「国語の苦手な人」だと谷を紹介します。その際に、国語が苦手な人だと言った理由として「期待は諦めから出る言葉なのだ」というセリフを口にするのです。福部里志は奉太郎に対して「期待している」と言う言葉をどのような気持ちで言ったのかがよくわかる名言だと話題になりました。
福部里志の名言⑤「あきまして…」
あきましておめでとう
福部里志の名言五つ目は、上記のセリフです。このセリフは氷菓のアニメ20話で登場しました。アニメ20話では奉太郎とえるが納屋に閉じ込められてしまい、奉太郎が出したSOSに福部里志が気づき見事に救出に成功しました。その際に福部里志が口にした言葉です。「あけましておめでとう」と扉が開いたことをかけて、言った言葉のようです。
福部里志のアニメ声優と実写版キャスト
ここからは、福部里志のアニメ声優と実写版キャストのプロフィールや主な出演作品について紹介していきます!画像も紹介しますので、ぜひご覧ください!
福部里志のアニメ声優
阪口大助のプロフィール
まずは、アニメ氷菓で福部里志役を担当している阪口大助さんのプロフィールについて紹介していきます!阪口大助さんは1973年10月11日生まれで新潟県柏崎市出身、青二プロダクション所属の声優です。身長は166cmで、血液型はA型だと公表されています。阪口大助さんは『機動戦士ガンダム』が大好きで、本人曰く「ガンダムに乗りたかったから」という理由で声優を志すようになったようです。
そして、阪口大助さんは青二塾東京校(12期)に入所し、のちに『機動戦士Vガンダム』の主人公・ウッソ・エヴィン役で声優デビューを果たし、デビュー作で念願だった夢を叶えることになりました。また、趣味はスポーツ観戦で、プロ野球では南海時代からの福岡ソフトバンクホークスファンだそうです。ちなみに、恐竜検定3級という資格も持っているようです。
阪口大助の主な出演作品
ここからは、福部里志役のアニメ声優・阪口大助さんの主な出演作品について紹介していきます!阪口大助さんはアニメ版ポケットモンスターシリーズで、小西克幸さんと共に様々な役を演じる機会が多いようですが、他にも以下のようなアニメに多数出演されているようです。
- あたしンち(立花ユズヒコ役)
- 創聖のアクエリオン(ジュン・リー役)
- 銀魂(志村新八役)
- CLANNAD-クラナド-(春原陽平役)
- もやしもん(沢木惣右衛門直保役)
- ぼくらの(ワク / 和久隆役)
- 血界戦線(レオナルド・ウォッチ役)
- ゴッドイーター(藤木コウタ役)
- 潔癖男子!青山くん(塚本仁役)
- 炎炎ノ消防隊(ヴィクトル・リヒト役)
福部里志の実写版キャスト
岡山天音のプロフィール
次に、福部里志の実写版キャスト・岡山天音さんのプロフィールについて紹介していきます!岡山天音さんは1994年6月17日生まれで東京都出身、ユマニテ所属の俳優です。2009年に芸能界デビューし、『中学生日記 シリーズ・転校生(1)〜少年は天の音を聴く〜』で俳優としてデビューを果たしたようです。また、岡山天音さんの趣味は絵を描くことで、歌やヒップホップダンスも好きなだと語っているようです。
岡山天音の主な出演作品
ここからは、福部里志役の実写版キャスト・岡山天音さんの主な出演作品について紹介していきます!岡山天音さんは主演映画『ポエトリーエンジェル』で、第32回高崎映画祭 最優秀新人男優賞を受賞しており、他にも以下のような多くの映画やドラマに出演されているようです。
- ポエトリーエンジェル(玉置勤役)
- チェリーボーイズ(清水役)
- 神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-(小川洋介役)
- テロルンとルンルン(朝比奈類役)
- 王様になれ(神津祐介役)
- 平成物語(平成役)
- ゆうべはお楽しみでしたね(さつきたくみ役)
- ちょい☆ドラ2019「斬る女」(僕役)
- 週休4日でお願いします(高橋直人役)
- ヴィレヴァン!(杉下啓三役)
福部里志と伊原摩耶花の関係
ここからは、福部里志と伊原摩耶花の関係について紹介していきます!福部里志がいつも持ち歩いている巾着の中身や、アニメ氷菓の第21話『手作りチョコレート事件』についても紹介していきますので、ぜひご覧ください!
伊原摩耶花との関係①巾着の中身
まずは、福部里志が持っている巾着の中身について紹介していきます!福部里志は普段からカラフルな色の巾着袋を持ち歩いています。その中には基本的に携帯電話やメモ帳などといった日用品が入っているようです。そして、この巾着はアニメ氷菓の第21話『手作りチョコレート事件』でも重要なアイテムとして登場します。
アニメ氷菓の第21話『手作りチョコレート事件』では、伊原摩耶花が今度こそ里志に受け取ってもらおうと頑張って手作りしたチョコレートが何者かに盗まれてしまいます。それを何とか見つけ出そうと千反田や奉太郎は奮闘しますが、結局チョコレートは見つかりませんでした。しかし、奉太郎はチョコレートがどこにあるのか、そして誰が盗んだのかということに気づいていました。
実は伊原摩耶花のチョコレートを盗んだのは、福部里志本人でした。福部里志は伊原摩耶花のチョコレートが部室にあるのを見て、それを砕いて巾着に入れて持っていたのです。福部里志がそのような行動に出た理由は、伊原摩耶花の思いに応えることは何かを拘ることになってしまい、中学時代の自分に戻ってしまうのではないかと悩んだ為だったと本人は語っています。
伊原摩耶花との関係②二人は付き合っている?
次に、福部里志と伊原摩耶花は結局のところ付き合っているのかどうかについて紹介していきます!伊原摩耶花は中学時代からずっと福部里志のことが好きでした。しかし、福部里志は伊原摩耶花の自分への気持ちに気づきながらも、想いに応えることを拒んできました。しかし、アニメ氷菓の第21話『手作りチョコレート事件』での一件があった後、福部里志は伊原摩耶花に電話をかけます。
そして、福部里志は「話があるんだけど…」と話を切り出し、アニメ21話が幕を閉じます。福部里志の話とは何だったのかアニメでは語られていませんが、その後高校2年生に進級する前後に福部里志は腹をくくったようです。そして、3日間「ごめんなさいしか言えないかわいそうな生き物」になり、その後に晴れて伊原摩耶花と正式な交際をスタートさせたといわれています。
福部里志に関する感想や評価
「福部里志」で検索すると「福部里志 うざい」と出てくるのはなかなかの悲しみである。チョコ事件はヘタレクズの極みである一方、そういうところも含めて個人的にはかなり好き。道化とか飄々とした顔の裏に生真面目さとか人間くさい感情が隠れてるキャラでとてもいいな、って思う
— Ity (@ityyrski) December 4, 2016
最後に、福部里志に関する感想や評価を紹介していきます!ネット上では福部里志がうざいというスレもあるほど、福部里志がうざいという人も多いようです。しかしながら、上記のように福部里志が好きだという感想も多くあるようです。福部里志の飄々とした態度の裏には人間らしい感情が隠れているというところが人気の理由のようです。
奉太郎はもちろんかっこいいけど、福部里志あっての奉太郎みたいなとこある。20話の以心伝心まじ痛快でしたわ:D
— つーやー (@ty0419) August 17, 2017
また、福部里志と奉太郎の関係性も好きだという感想も多くありました。上記のように、氷菓のアニメ20話での福部里志と奉太郎のコンビネーションも最高だったという感想も多くありました。奉太郎もかっこいいですが、福部里志が隣にいるからこそ最高のパフォーマンスを発揮するのかもしれません。
実写版氷菓、福部里志が福部里志でもう見てよかった…岡山天音くんが阪口さんの声域に近くて良いし喋り方がそのまま…巾着振り回してるし
— 久木 (@rosygn00) August 8, 2019
また、実写映画の氷菓に関して酷評する感想も多いようですが、一方で上記のように福部里志役の岡山天音さんの演技や喋り方が福部里志そのもので凄くよかったという感想も多くありました。近年ではアニメや漫画の実写を否定する意見も多いようですが、そういった先入観なしで観てみると違った見方ができるのかもしれません。
福部里志の性格や名言まとめ
この記事では氷菓の福部里志の性格や名言、アニメ声優について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?氷菓の福部里志には、多くのかっこいい魅力があります。この記事で初めて福部里志を知ったという方やまだ氷菓を見たことがない方がいましたら、ぜひこの機会に氷菓をご覧になってみてください!