【ラブライブ】高海志満は高海千歌の姉！家族や名前の由来・声優も紹介

テレビアニメーションの「ラブライブ！サンシャイン!!」は年末の紅白歌合戦にも出場するほどに人気が出たスクールアイドル「μ’s（ミューズ）」を生みだした「ラブライブ！」の続編にあたる。学校の危機に立ち上がった「ラブライブ！」「μ’s」に憧れて「Aqours(アクア)」というグループで活動する少女たちの頑張りを描いた作品である。

「ラブライブ！サンシャイン！！」は、社会的に大きな話題となった「ラブライブ！」をアニメの大手3社（サンライズ・KADOKAWA・ランティス）によって続編が作られた。「ラブライブ！」同様「ラブライブ！サンシャイン！！」も地方の実在の都市を舞台に描いている。その為聖地巡礼などが、多くされている作品になっている。

今回のまとめの高海志満の妹である高海千歌が主人公として活躍する「ラブライブ！サンシャイン!!」について簡単に説明する。東京・秋葉原の街角の巨大スクリーンに映し出されたスクールアイドルの「μ’s（ミューズ）」を見た千歌は、自分もあんな風になりたいと、地元静岡県沼津市にある浦の星女学院の中で仲間を集め「Aqours(アクア)」を結成した。

はじめは家族からも「こんな田舎では無理だ」とか、メンバー集めも大変だったが、仲間の協力や家族のはげましもあって「Aqours(アクア)」はスクールアイドルの全国大会を目指せる「グループ」になっていく。

高海志満（たかみしま）は「ラブライブ!サンシャイン!!」のスクールアイドルである「Aqours」のリーダーであり、発起人千歌の姉である。三人姉妹の長女で千歌との間に美渡がいる。見た目はたれ目でロングヘアのおっとりとしたタイプで、妹の千歌とはあまり似ていない。次女の美渡の方は呼び捨てだが、千歌のほうは「千歌ちゃん」と呼ぶ。優しくあまり怒ったことがないが、美渡は高海志満に注意されるとすぐ行動を直す。

千歌がしらない怖いところがあるのかもしれないと評判になっていた。三姉妹の母親が東京に行っていて不在なため、時々千歌の母親と間違えられることがある。母親の手伝いで東京に行くこともある。家族構成は父・母・三姉妹・しいたけの5人と1匹の家族である。「ラブライブ！」では、基本男性はあまり出てこないため父親もそれらしい姿が少し映るだけである。

家族については、【高海志満の家族】で紹介するが、おっとりとやさしい高海志満であるが、高海志満は家で最強なのではとも言われる存在である。高海志満達家族は、静岡県沼津市にある旅館「十千万(とちまん)」を営んでいる。母親が都内に行っていることから、高海志満が女将を任されていると推測されている。母親が何故東京にいるのか、母親が女将で、高海志満は女将代理なのかいろいろな説が推測されている。

千歌の「ラブライブ」でのアイドル活動は応援してくれている。千歌の通う浦の星女学院の卒業生であり、後輩たちの「Aqours」の活動の活動も普段から応援してくれている。おっとりしているようにみえて、車の運転も旅館の仕事のために軽トラを運転できる行動力もある。

高海志満と千歌の間の次女の美渡も浦の星女学院の卒業生である。地元に支社のある「本社を含めると従業員数200名くらい」の地元では名の知れた企業の会社員である。実家の旅館「十千万(とちまん)」については、忙しいときは手伝うようであるが、基本的には会社の仕事のみのようである。外見は長女の高海志満とは違って茶髪のショートヘアーで前髪はたらさず、分けている。

元気で明るくて、気が強くて思ったことを口に出すタイプである。千歌がラブライブのスクールアイドルをすると言った時も「こんな田舎では無理」と言ったことがある。口では厳しいことを言うが、千歌の事は応援している。旅館である家の中で突拍子もない行動をして騒がしい千歌の事を叱るが、喧嘩に発展しては高海志満から静かに注意を受ける。

姉の高海志満とは、千歌の保護者のような立場で話し合いをするが、高海志満が実は怒らせたら最強な力を発揮するのを知っているのか、高海志満のいう事は、委縮するほどによく聞いている。高海志満同様に車の運転免許証は保持している。田舎と本人が言う地方においては、車がないと生活が成り立たないのであろうと言う、推察もあった。

「ラブライブ」の千歌の母に高海志満が間違えられることはあるが、本物の母親は千歌の妹に間違えられる程の童顔で背も低い。なぜか東京にいて、時々しか登場しないレアな存在のためと千歌の友達などは、千歌と比べて驚くことも多い。けれどラブライブのアイドル活動が続いていることを長女の高海志満から聞いて「今度はやめない？」と確認するシーンはやはりお母さんだなという意見が多かった。

千歌は元気はつらつといった良さはあるが、千歌のいろいろなことが長続きしないことが家族として母親として気になっていた。「千歌の元気のいい返事を聞いて安心した顔が良かった」という意見もあった。見た目は童顔であるが声優の釘宮理恵が、低い落ち着いた声を出しているのは声優ファンの中で驚かれていた。高い声のキャラが多い声優の釘宮理恵の母親役についてはいろいろ話題になっていた。

「ラブライブ」の千歌の家族は高海志満たち3姉妹の家族ばかりである。登場場面は少ないが父も母も登場している。特に「ラブライブ」は家族の風景の中に男性キャラが少ないアニメである。高海家の父と思われる画面でも顔は見えないが、旅館「十千万(とちまん)」の板前ではないかと思われるシーンがある。ラブライブの中では高坂穂乃果の父親も顔が見えないが和菓子職人とわかる服装をしている。

高海家の家族にはもう一匹大切な家族がいる。「しいたけ」という名前の犬である。しいたけは、ラブライブの主人公千歌が小学生の頃に子犬だった様子が出て来ているので、年齢は10歳前後ではと予想されている。等身大のぬいぐるみがバンダイナムコから売り出された時（現在は完売）お座りした状態で縦の大きさが70㎝となっていた。

しいたけはメスであるが、声優も女性である。しいたけという犬の名前はエンドロールで先に公表された。しいたけの声優は前作のアルパカを担当した声優の麦穂あんなである。しいたけは千歌と仲良しの桜内梨子が好きでOPでも追いかけているシーンがある。また驚きのシーンとしてはラブライブ1期の13話東海地区予選の会場に座っている。なぜ入れたのかは謎になっている。

高海志満の名前の由来は２つの有力な説がある、静岡県沼津市に実際にある「あわしまマリンパーク」が高海志満の名前の由来であるという説が一つ目である。「あわしま」と言うのは淡島という無人島に作られた水族館で、富士山が無人島からよく見えるという点も話題になっている水族館である。イルカ・ペンギン・アシカのショーの他に日本最大級のカエルの展示も話題である。

あわしまマリンパークは「ぬまづの宝100選」の一つに選定されていることもあって、高海志満も高海家の宝であることからあわしまの「しま」を取って名付けられたという説が有力である。かつては島まではロープウェイで結ばれていたのであるが、2008年に廃止され、現在は連絡船での行き来になっている。いろいろなイベントも開催され、ラブライブとコラボしたこともある施設である。

さらに美渡の名前もまた伊豆・三津（みと）シーパラダイスという水族館から名づけられているのではないかと言われ、姉妹二人が静岡県沼津市に由来した名前になっているのではとこちらの説が有力視される理由となっている。どちらの施設もアニメに出てくるので気になる人はチェックしてみてはどうだろうか。

もう一つの説は三姉妹として生まれた高海志満姉妹にそれぞれ高海家の経営する「旅館の十千万」から1文字ずつ与えたのではないかと言われている。志満は万（まん）の文字を、次女の美渡の渡るという字は「と」とも読むので「十」、千歌にはそのまま「千」の文字が付けられたという説である。特に作中で言及されたわけではない読者たちの推察であるが、的を得ているという意見も多い。

ラブライブの千歌の姉高海志満の声優は阿澄佳奈（あすみかな）さんである。阿澄佳奈さんは1983年8月12日福岡県生まれの声優・歌手・舞台女優と多彩な活動をしている。小学生時代に運動会のビデオを見て、初めて自分がどんな声で話しているのかを知りショックを受けたという。中学に入学後、声優がパーソナリティを務める番組を聞いて、声優なら自分の声が生かせるのではと言うきっかけで、声優を目指したという。

高校生の時に声優を目指す福岡県のローカルユニット「小梅伍」のメンバーとして1993年から活動し、地元福岡の九州朝日放送のラジオ番組「平成アニメっ娘倶楽部」のパーソナリティを務めたりもした。高校卒業後、短大進学のために「小梅伍」を卒業し保育士・幼稚園教諭二種免許を取得して1年間現場で働くが、声優になりたい思いで仕事をやめ、フリーターをしながら声優を目指した。

ゲーム「クロスワールド 〜見知らぬ空のエターティア〜」の公開オーディションに応募し2005年2月、パティ・アーリアの声優として合格する。そのゲームはラジオ番組もありラジオのパーソナリティとしての仕事も同時に始めることが出来た。更には歌手として徳永愛、井口裕香の3人で声優ユニット「CW/3（くろわっさん）」を結成して歌手としての活動も行うようになった。

その後正式に声優としてボイスアンドハートに2006年4月1日から所属することが決まり、声優としての仕事も本格的に動き出した。初めてのテレビアニメの主役が007年1月の「ひだまりスケッチ」である。主役として単独で「ひだまりラジオ」のパーソナリティも任された。阿澄佳奈さんの声は「心を癒すやわらかなボイス」と言って多くの人に親しまれ人気も高まっていった。

「ラブライブ」の高海志満の声優の阿澄佳奈さんは、歌手としてもいろいろ主題歌をユニットで歌うことも多く、様々なユニットでの活動をしている。これは福岡でローカルアイドルをしていたこともあり、歌にも積極的に取り組む姿勢からだろうと言われている。ただ運動神経はあまりよくないらしい。主な出演作品は、テレビアニメでは2005年に「Canvas2〜虹色のスケッチ〜」のモブキャラでデビューしたのが最初である。

テレビアニメなどで、演じたキャラでは何故か本人は161㎝とどちらかと言えば背の高い方なのに小さくてかわいいキャラを演じることが多いという。「しゅごキャラ!」のランや「ひだまりスケッチ」のゆの、「マギ」のトトなどかわいい役が多い。今回のまとめの高海志満の声は大人っぽい部類である。もちろんテレビアニメだけでなくwebアニメ・ゲーム・CMのナレーションなども手掛けている。

「ラブライブ」の高海志満であるが、実は高海家の中で最強であるという説がある。最強と言っても見た目は、おとなしく芯の強いイメージはあるが、何処が最強なのかと言う疑問もある。ツイッター等で最強と言われる理由をチェックしてみる。一番多い高海志満の最強説は、ダンスの練習をしていた千歌が美渡にぶつかり喧嘩するシーンである。

喧嘩する千歌と美渡を高海志満が止めるのであるが、静かに語り掛けるだけで、千歌を追いかけていた美渡の動きが止まるのである。ここに高海志満を本気で怒らせたら怖いという最強伝説を語るツイートが多い。「最強の人ほど、無駄に吠えない」とか、「静かに言って相手を納得させる手腕こそ最強」など感想もそれぞれにある。

さらに美渡を黙らせて、「二人の喧嘩を収めた後の高海志満の笑顔が最強に怖い」というつぶやきもあった。千歌はまだ高校生だからわからない、社会人となった美渡には敵に回してはいけないという最強の何かを感じるのではないかと言う意見もあった。更に興味深いのは、高海志満の最強説は、実は浦の星女学院時代にあるという説まで流れている。

高海家の三姉妹の年齢差は作品中には描かれていないが、浦の星女学院の中で高海志満の最強伝説が語られていたとしたら、美渡は、そこに触れていただろうというものである。同じ時期に通っていた可能性もあるし、卒業後に入学したとしても１・2年は伝説が残っている。だからこそ、美渡は、姉である高海志満には逆らわないのではないかという推察もあった。

「ラブライブ」の高海家は「十千万(とちまん)」という旅館をやっていることから軽トラがある。アニメの画像を見ると高海志満の運転するシーンが多い。車の車種はアニメの画像から日産・U71Tクリッパー中期型ではないかと言われている。自宅が旅館なので当然朝早くから市場に行って、父親と買い出しに出るのかと言われている。

卸売り市場は海千山千の相手との取引もあるので、高海志満の最強説も実はここで鍛えられたという推察もあった。また市場でのやり取りを高海志満がしているのなら見たいという意見もあった。

ラブライブ! スクールアイドルフェスティバルは、スマートフォン向けゲームであり、アプリケーションゲームブランド「ブシモ」から配信されている「ラブライブ！」のリズム & アドベンチャーである。アイドル達のスキルを上げるためのサポートカードであり、高海家では母のカードも美渡のカードもある。このカードを使う事によって千歌のレベルアップなどにも役立つカードである。

スクールアイドル達にはスキルがそれぞれあり、高海志満は、ピュア属性のあるアイドルの成長を伸ばす役割を担っているようである。更にカードの種類を表すマークが「UR」とあるので、レアなカードであるとも言われている。さらに三姉妹の母も「UR」のレアカードであるが、どんな属性のアイドルでも全力でサポートするようなので、カードとしては母の方が最強なのではと言われている。

「ラブライブ！サンシャイン！！」の千歌の家の母は東京でなにかをしているため、高海志満は母親がわりにいろいろと役目を果たしていると言われている。親が忙しい家庭などでは上の子供が下の子供の面倒をみる風景はいろいろなアニメでも見るシーンである。間違ったことをしたら叱る。これも高海志満は母性をもって、千歌を叱っているシーンがある。

1期1話で本来お客様が利用する店先の出入り口から千歌が曜と飛び出してきた時にも、きちんと旅館のお客用であることを千歌に伝えるシーンがある。まだまだ公私の区別がついていない千歌であるからこその注意である。旅館である千歌の家を利用して、「Aqours」のライブ前の合宿を行ったことがある。その時には、千歌だけでなく「Aqours」のメンバーたちにも全員に言い聞かせるシーンも1期6話にあった。

どうしてもこの世代の若い女の子たちが一緒にいたら、夜を徹してでも話してしまうようなそんなドキドキ・わくわく感がある。そんなメンバーたちの気持ちと大切な明日のために「今日はあんまり遅くなっちゃダメよ」と高海志満は注意できる。言葉は優しく包容力があり、落ち着いた中にも厳しさを見せている所は、高海志満の母性を感じさせるところである。

高海志満は、千歌の母親と間違われてしまう事も多い。特に桜内梨子の母親との仲がいい場面も見られる。母親が不在がちのため、桜内梨子の母親と仲良くしているのかもしれないと言われている。隣同士の梨子がしいたけにじゃれつかれて、ベランダから梨子の家に飛んで帰ったこともあったので、そういう点でもいろいろ話も盛り上がったのだろうと言われている。

「Aqours」の堕天使キャラ津島善子（ヨハネ）のキャラクターである堕天ポーズを車の中で決めてみせる高海志満である。津島善子は少々変わり者のキャラではあるが、美しさでは「Aqours」の中でもTOPクラスである。綺麗なものが好きなのか、何処か悪魔的な部分にひかれたのか、謎であるが、アニメの中で2回も真似をしているという情報がある。

地方は都会と違って、電車の本数も少ない、そして最終バスの時間も早い。車がないと暮らすのに不便な地域もあるので、次女の美渡も免許を持っているのである。

「ラブライブ！」などのようにメディアミックス展開されている作品は、アニメで楽しむことが出来、さらにはスマホアプリのゲームでも楽しむことが出来る。カードの出現率は一定ではないので、出現率で悩むことがあるが、その分、様々な楽しみ方が出来るといわれている。メンバーだけでなくサポートカードにはメンバーの母親や家族などもたくさんあるらしい。

「ラブライブ」の高海家の次女美渡はたしかに、元ヤンのような雰囲気が感じられる。しかしその元ヤンですらビビるという高海志満とはいったいなのに者なのか、優しい笑顔の向こう側にありそうな最強伝説は、いろいろとつぶやかれている。

「ラブライブ！サンシャイン！！」の主人公高海千歌の姉である高海志満についてまとめた。スクールアイドルを目指す妹を母親がわりに暖かく厳しく接している。家族の中でも実は最強とも言われる姉に支えられてスクールアイドルをめざすアニメ・ゲームが気になった人は、「ラブライブ！サンシャイン！！」をチェックしてみてはいかがだろうか。