【頭文字D】上原美佳とはどんなキャラ？アニメ声優や藤原拓海との関係・その後は？

車好きの人であれば知らない人はいないというくらい大人気となったのが、頭文字Dです。この漫画はかなりマニアックな内容も含まれているため、車を愛する人を中心に大人気となりました。車以外にも綺麗でかわいい女性のキャラクターも多く登場しており、恋愛も展開していくため車好きでなくても夢中になって楽しめるようになっています。さらに車を通して様々な人生を歩む少年少女の物語が描かれていました。

そこには、プロゴルファーを目指して頑張っている上原美佳の存在があり、注目を集めます。彼女は昼寝が大好きな藤原拓海(主人公)と強烈な初対面をしますが、それがきっかけとなって恋愛に発展していきました。そこで、美人で気が強い上原美佳とはどういう性格のキャラクターなのか？や、のほほんとしている藤原拓海とのその後の関係、彼女の声を担当した声優の早見沙織さんについてご紹介します。

1995年～2013年にかけて週刊ヤングマガジン(講談社)より連載され大人気となったのが、頭文字D(イニシャル・ディー)です。この作品は、新潟県出身の漫画家である、しげの秀一さんによって描かれました。頭文字Dでは、走り屋の若者たちが峠道をいかに高速で走りあうかを競っている様子が描かれていました。この漫画は、ヤンマガKC(ヤンマガケーシー)から単行本で全48巻が出版され、物語自体は全719話となっています。

大好評だった頭文字Dは、漫画を原作としたテレビアニメも放送されました。頭文字DのFirst Stageとしては、フジテレビ系列を中心とした各局の地上波によって、1998年4月～12月に渡り全26話が放送されます。First Stageのテレビアニメが大好評だった頭文字Dは、Second Stageとして1999年10月～2000年1月にかけて、First Stage同様にフジテレビ系列を中心とした各局の地上波によって全13話が放送されました。

勢いが止まらない頭文字Dは、Fourth Stageが2004年4月～2006年2月にかけて全24話がCS放送のアニマックスPPVによって放送されて多くの人からたくさんの評価を得ます。さらに、Fifth Stageは、2012年11月～2013年5月まで全14話、2014年5月～2014年6月まで3週連続で全話を放送することになりました。

多くの人から絶大な支持を集めた頭文字Dは、いよいよFinal Stageとして2014年5月から全4話をアニマックス PLUSのVODサービスによって独占先行配信され、大人気となります。この作品はテレビシリーズで長期間に渡って放送されたため一気に有名な作品となりました。この作品はテレビアニメと同時に映画も制作され、2001年1月から「頭文字D Third Stage -INITIAL D THE MOVIE-」が上映され注目を集めます。

この作品は、映画でも大好評だったため新劇場版の頭文字Dが制作されることになりました。新劇場版は全部で3部作構成となっています。「新劇場版 頭文字D Legend1 -覚醒-」という第1作目は、2014年8から公開され、「新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走」という第2作目は2015年5から公開、「新劇場版 頭文字D Legend3 -夢現-」という第3作目は2016年2月から公開され多くの人が足を運ぶ作品へと成長していきました。

この作品を描いている、しげの秀一さんは、大人気となった頭文字D以外でも走り屋を扱った漫画を多く描いており、この作品はその中で3番目に描かれた漫画となっています。この作品では、アマチュアの少年が関東各地の強者たちと競いながら成長していく物語として展開されていきました。公道の最速を目指した少年が県外遠征を繰り返し、各エリアの強者と競いながら腕を磨いていくストーリーとなっています。

昼寝が大好きな藤原拓海は、中学生(13歳)の頃から、家の手伝いとして豆腐の配達をさせられていました。当時13歳の彼には免許がありません。それゆえに、無免許での運転をしていたのです。その配達の際には父親から言い渡されていたルールがありました。それは、紙コップになみなみと入れられた水を一滴もこぼさずに配達をするというものです。それによって、豆腐を壊さずに丁寧に運べるからでした。

このような厳しい条件下で豆腐を壊さずにいかに早く手伝いを終わらせるかに集中するようになった藤原拓海は、無免許でありながら運転技術がどんどんとアップしていくことになります。彼は元々車が好きだったため、車の運転もすぐに覚えていったのです。次第に彼の父親の愛車であるハチロク(AE86型)に豆腐をたくさん乗せ運転するのも楽しくなっていきました。その結果、かなり有名な走り屋と成長していくのです。

ある日、「赤城レッドサンズ」という赤城山を本拠地としている走り屋チームの高橋啓介と勝負をしました。毎日のように峠を豆腐配達で走っていた藤原拓海は次第に素晴らしい運転技術を身に着け、彼に勝利します。意外な勝負の展開に周囲も驚きますが、彼を認めていくようになります。勝負をした高橋啓介は赤城レッドサンズのNo.2であったことから、彼の名前は一気に有名になっていきました。

この物語では、突然アルバイトをしているガソリンスタンドに現れて、働いている拓海に平手打ちをする女性が描かれています。彼女は、走り屋の拓海に友達が弄ばれたことに非常に腹を立てており、怒りが収まらないようでした。走り屋として腕を上げた拓海は様々な勝負をして勝利していくうちに有名になっていきましたが、チャラチャラした女性が嫌いで、ナンパを好まない性格であることは友達もよく知っていたのです。

そのため、すぐに止めに入り誤解を解こうとしました。後日、誤解が溶けた彼女は、自分の過ちを素直に認め彼に謝ります。気が強くて美人な女性とは、拓海よりも一つ年下の上原美佳だったのです。ガソリンスタンドで初対面でありながら平手打ちをかました彼女とは何者かと大きな話題となるくらい、かなりインパクトの強いキャラクターとして姿を現すことになりました。

そこで、気が強くてまっすぐな性格の上原美佳とはどういう女性なのかをプロフィールや性格などを含めてご紹介していきましょう。彼女の嵐のような登場に、突然平手打ちをされた拓海をはじめ、周囲の友達はとても驚きましたが、それがきっかけで恋愛にあまり興味がなかった拓海の心を揺さぶることになりました。それでは、突拍子もない行動をした上原美佳とはどのようなキャラクターなのかを見ていきましょう。

この物語では、ガソリンスタンドでアルバイトをしていた拓海に突然平手打ちを放った女性とは誰？と話題を集めました。平手打ちを放って衝撃的な登場を果たしたのは、高校生で17歳の天真爛漫な上原美佳だったのです。彼女は、平手打ちをされた拓海よりも一つ年下でした。誰も知らない場所へ友達のために一人で乗り込む勇気は素晴らしいですが、あまりの気の強さに周囲も恐ろしさを感じるような登場だったのです。

• 名前：上原美佳(うえはらみか)
• 年齢：17歳(高校生)
• 所属の部活：ゴルフ部
• 出身地：埼玉県志木市
• 夢：プロゴルファー
• 性格：気が強い、芯が強い、天真爛漫
• 特技：ゴルフ(幼少期より父に仕込まれる)
• CV(声優)：早見沙織

しかし、少し思い込みが激しく勘違いしやすい傾向もあったようでした。しかし、基本的にまっすぐで素直な性格だったため、よく間違いはしますが、自分が間違った時は素直に認めてしっかり反省して謝るという謙虚さもあったのです。また、素直で元気な上原美佳は、ゴルフをしていたためスポーツマンとしても曲がったことが大嫌いで、パワフルなところもありました。

友達思いの上原美佳は、走り屋の藤原拓海に友達が弄ばれたことを知り激怒します。彼がガソリンスタンドでアルバイトをしていると聞くと居ても立っても居られず、一人で乗り込んでいきました。そして、本人の名前を確認するとすかさず平手打ちをかわしたのです。そこには藤原拓海の友達もいたため、周囲は驚き唖然とします。しかし、穏やかでナンパなどをしない藤原拓海のことをよく知っている友達は誤解だと説得しました。

このような姿からも上原美佳は、非常に友達思いで思い立ったら即行動できるアクティブな人間であることがわかります。また、曲がったことが大嫌いな性格で、正義感が強いようです。気は強く、自分の気持ちに正直に行動するため、よく間違えてしまうこともありました。今回ように友達が弄ばれたと勘違いして藤原拓海を平手打ちしてしまうようなこともよく起きていたのです。この気の強さは父親の性格の遺伝という話もあります。

天真爛漫な性格の上原美佳の父親は、幼い頃から彼女にゴルフを英才教育していたのです。その指導はかなり厳しかったことを物語っています。しかし、プロゴルファーを目指している彼女は、志が高く、気持ちを強く持っている魅力的な女性でもあったため、平手打ちをされながらも一目惚れしてしまう藤原拓海の姿がありました。彼女は、見た目が美人で気が強い、心根の優しい性格を持った女性と言えるでしょう。

ハチクロを自由自在に扱うことができる拓海に強烈な平手打ちを放ったことで、インパクトのある登場をした美佳の声を担当したのは、声優の早見沙織さんです。気が強くて、正義感も強い女性を力強く演じています。一途でまっすぐな女性の声を担当した早見沙織さんは、この作品以外でも多くのテレビアニメで活躍する人気の声優でもありました。また、声優以外に歌手としての活躍もしていたのです。

気が強くてたくましい上原美佳の声を担当していたのは、声優の早見沙織さんです。声優の早見沙織さんは、声優以外に歌手としても活躍されています。彼女は、母親がオードリー・ヘップバーンが大好きだったため、幼い頃から吹き替えの映画を観て育ちました。幼いながらに吹き替えの映画を観ているうちに、誰か他の人が日本語で話していることに気が付きます。そして、とても自然で動きに合っていることに感動しました。

• 本名：早見沙織(はやみさおり)
• 愛称：みさお、はやみん
• 血液型：AB型
• 生年月日：1991年5月29日
• 出身地：東京都
• 所属事務所：アイムエンタープライズ
• 職業：声優、歌手
• 身長：164cm
• 声優デビュー：2007年

それがきっかけとなって、声優への道に憧れるようになります。小学生の頃から声優に憧れていた彼女は中学生になると日本ナレーション演技研究所にあるジュニア声優クラスに入ることを決意しました。声優になるための指導を受け、2006年3月にはアイムエンタープライズのオーディションに見事合格します。2007年には、桃華月憚の川壁桃花役で念願の声優デビューを果たしました。

声優の早見沙織さんは、夢を実現させるために一生懸命頑張ってきたため、声優としてデビューを果たしすことができました。その後も精力的に声優の仕事をしていきます。透明感のある彼女の声は、テレビアニメの女性の声として、その後大人気となります。少女の役はもちろん、幼い女の子や物静かな女の子、成人の女性、活発で明朗な女の子の役まで見事に演じ切ることができました。

声優としてデビューしたその後の彼女は、ますます一生懸命に精進したため、人間以外の人魚や、天使、妖精など独特で神秘的な役も演じていけるようになります。さらに、少年役を演じることもありました。幅広い演技が可能な彼女は、歌手としても活躍していくことになります。声優の早見沙織さんがその後演じた代表的な作品をご紹介しましょう。

声優の早見沙織さんは、我が家のお稲荷さま。のコウ役や、セキレイの結役、東のエデンの森美咲役、そらのおとしもののイカロス役、バクマン。の亜豆美保役、神のみぞ知るセカイのハクア・ド・ロット・ヘルミニウム役、機動戦士ガンダムAGEのユリン・ルシェル役、超訳百人一首 うた恋い。の藤原高子役、ソウルイーターノット！のアーニャ・ヘプバーン役などを見事に演じていました。

天真爛漫で自分が思ったら即行動に移さなければ気が済まない美佳と車以外については特に関心がない拓海との出会いは、かなりインパクトのあるものでした。その衝撃ゆえに、普段はあまり人に関心を示さない拓海も、彼女に一目惚れしてしまったのです。

友達思いで曲がったことが大嫌いな彼女はいつもまっすぐにぶつかってくるため、その魅力に虜になってしまったのでしょう。そこで、衝撃的な平手打ちの出会いからその後の展開までをご紹介します。

次第に親密になり付き合うことになった拓海とは、壮絶な初対面となりました。友達思いな美佳は、彼がアルバイトをしているガソリンスタンドに一人で乗り込み、彼に平手打ちを放ったのです。身に覚えのない彼は戸惑いますが、周囲にいた友達からの話などによって後日、人違いだったことが判明します。しかし、その激しい行動力は周囲を唖然とさせ、震え上がらせました。

穏やかな性格の拓海もさすがにムッとしますが、彼女の友達思いの気持ちや理由を知ることで次第に惹かれていきます。彼女のしたことは、素晴らしい行動ではありませんでしたが、友達を思いやる気持ちが強くなり過ぎたために起きた間違いであったことから、誰も彼女を非難することはできなかったのです。さらに、おもしろいことに彼はその一撃を受けて、彼女に一目惚れしてしまうことになります。

友達を弄んだ男性がガソリンスタンドでバイトをしていた拓海でないと分かったことで、真面目な美佳はすぐに電話をかけ、ひたすら謝ります。電話をもらった拓海は、友達を思っての行動であったという理由を理解したことですんなりと許してあげるのでした。彼女は、本当は直接会って謝りたい旨を伝えます。しかし、彼女が住んでいるのは埼玉で、彼が住んでいるのは群馬だったためそれは簡単なことではなかったのです。

しかし、その言葉を聞いた拓海は、もしよかったら自分が彼女のところへ行く意思を伝えます。この言葉に、彼の性格をよくわかっている多くの人は驚きました。車以外では、どんなことにも執着心がほとんどなく、穏やかな性格でぼーっとしている彼が積極的な意志を見せたからです。彼は初対面の時点で彼女に心を奪われてしまっていたのでした。

その後、電話を切った拓海はすぐに埼玉に向かいます。彼女の元に訪れた拓海は、近くのファミレスで今まで生きてきたお互いの境遇などを話しました。それによって、お互いが幼い頃から一つのことを大切にしてきたという共通点を知ることになります。お互いにグッと距離が縮まったと思った拓海は、その日のうちに、初めて会った時から好きだったことを彼女に伝えるのでした。

間違って平手打ちをしてしまった拓海に謝罪の電話をかけたことによって、2人の間は急接近します。人違いだったとは言え、埼玉から群馬まで乗り込んできて友達のために平手打ちを放った美佳の姿は強烈で、さすがの拓海も一目惚れしまったようです。誤解が解けた彼女が本当は直接会って謝りたい意志を伝えたため、もう一度会いたいと思っていた拓海は、自分から会いに行くという行動をとりました。

埼玉のファミレスでお互いの考えに触れていくうちに、2人は自然と距離を縮めていきます。その後もデートをするようになりました。その後2人がデートに向かった先は、なんとゴルフの打ちっぱなしだったのです。そのゴルフデートでさらに拓海は彼女への気持ちを募らせることになります。プロを目指して練習してきた美佳の姿はとても洗練されており、凄みを感じずにはいられなかったのです。

平手打ちから誤解が解けた2人は、ファミレスで会い親密な関係になっていきました。その後、何度かデートを重ねていった2人は付き合っていると言っていいでしょう。恋愛に関してそれほど積極的でない拓海が自ら会いに行き、ゴルフデートもしていました。また、ファミレスで会った際には、彼女に会った時から好きだったという気持ちを伝えており、誤解をした美佳も彼と話すうちに拓海に惹かれていったように見えます。

この物語は、車がメインの漫画となっているため恋愛に関してはそれほどて丁寧には描かれていません。それゆえに、その後正式に付き合ったかどうかはハッキリと描かれていませんが、それらしいニュアンスは散りばめられていました。それを裏付ける言葉としては、上記のものがあります。これについて拓海も特に否定していないため、2人は付き合っていると言えるでしょう。

埼玉から群馬のガソリンスタンドまで駆けつけて、友達のために平手打ちを放った美佳の行動力に、周囲は驚き唖然としてしまいました。彼女は激しく思い込む性格と天真爛漫な正義感の強い性格が入り混じっているため、普段穏やかでのほほんとしていた拓海は、一気に目を覚まされた感じだったのかもしれません。衝撃的な出会いからその後の2人はどのように発展していったのでしょうか？気になる2人のその後の関係をご紹介します。

この物語は、車がメインとなっている漫画であるため恋愛に関しては時々登場しますが、それほど丁寧に描かれてはいません。それゆえに、それぞれに散りばめられた要素で推測していくことも多い描写となっています。友達を弄んだ男と勘違いして拓海に平手打ちを放った美佳は、その後勘違いだと知るとすぐに電話をかけて、彼に平謝りをしました。初めての出会いで好きになってしまった彼はすぐに美佳に会いに行きます。

思いがけない彼の行動力のおかげですぐに会うことができた2人は、ファミレスで色々と話していくうちにお互いに似ている要素を見つけていきました。それによってその後は自然と付き合う方向へ展開していきます。ゴルフデートを重ねたり、海にも一緒に出掛けたりしているようですが、細かいデートの描写は描かれていないため不明な点も多いのです。しかし、2人は確実にデートを重ね愛を育んでいるようでした。

幼い頃からゴルフの練習をしてきた美佳と、お豆腐の配達を通して車の運転を磨いていった拓海は、お互いに高めあっていける関係を感じているようでした。それゆえに、普段の穏やかでぼーっとしている拓海とは思えない行動を次々と起こしていったのです。2人がいつから正式に付き合ったなどという展開は丁寧に描かれてしませんが、数回デートを重ねているシーンは描かれてしました。

今まで付き合ってきた女性とは異なり、彼女との関係は精神的な大人の関係となっているようでもあります。喧嘩やいざこざがあって破局したなどの情報も描かれていません。精神的に強く結ばれている2人の関係はそう簡単に壊れるものではないように感じている人も多いようです。デートのシーンもいつの間にか制服や水着などで展開されていることからもかなり進展しているのかもしれません。

天真爛漫で曲がったことが大嫌いな上原美佳は、幼い頃からゴルフをして過ごしていました。彼女の父親は、ゴルフの素質があった上原美佳に、英才教育を施していたのです。ゴルフのプロからの指導は時にはとても厳しいものがありました。しかし、ゴルフが大好きだった上原美佳は、決してゴルフをやめようとは、思わなかったのです。常にどうしたら上手になるかを考え続けました。

幼い頃からプロからの英才教育を受けてきた上原美佳は、周囲からも天才と言われるようになり、天才少女として一躍有名になります。雑誌やテレビでも取り上げるほどの実力を持っていたのです。この物語は、車のマニアックな話が登場する車好きな人に大人気の漫画となっていますが、プロを目指すという意味では、通じるものがあるのかもしれません。

それゆえに、彼女は走り屋として走行にこだわり続ける拓海の心を揺さぶることができたのでしょう。豆腐屋の配達が面倒な時も、車を乗ることが好きだった彼は配達をやめたいとは言いませんでした。そんな彼は、他のことにあまり執着を見せていませんが、ゴルフの実力を知った上原美佳には自分と同じ強い意志を感じたようです。

幼い頃からゴルフと一緒に生きてきた上原美佳は、同世代のゴルファーの中ではとても有名人でした。天才的な才能を発揮していたため、雑誌やテレビでも姿を見せていたのです。女子ゴルフ界の期待の新人として熱く取り上げられることもありました。

彼女は高校に通う普通の女の子でもありますが、ゴルフに関しては飛び抜けて優秀だったのです。また、彼女がここまでゴルフが上手くなったのは、ゴルフが大好きだったからでしょう。彼女は次第に親密になっていく拓海の車に乗った際に、将来はプロゴルファーになることを語ります。

普段は自分の夢や目標を簡単に口にしない拓海でしたが、その時は素直に自分もプロを目指していることを話すのです。彼らは2人にしか感じることができない特別な強い意志を感じることができたのでしょう。それゆえに、お互いが素直に自分の夢や目標を話し次第に親密になることができたのです。

衝撃的な出会いによって付き合うことになった2人ですが、デートの際には一緒にゴルフをしたこともありました。その時、普段穏やかでどちらかと言えばぼーっとしていることが多い拓海が、真剣なまなざしで美佳のゴルフを見守ります。そして、直感的にすごいと感じました。車に関してはかなりの腕前の彼ゆえに、他人の天才的な能力を見極めることができるのです。

彼は、ゴルフに真剣に向き合っている彼女の姿を見て、自分の中にある同じようなこだわりを感じるようになります。車一筋で生きてきた彼は、どんな時でも車での配達をやめようとは思いませんでした。彼女もどんなに辛い練習でも途中で練習を投げ出そうとは思わなかったのです。彼女のゴルフの腕前を見ることができた時間は、2人のプロフェッショナルな強い思いや意志を感じ合うことができる瞬間だったのかもしれません。

気が強くてかわいい美佳は、この物語の中でも人気のキャラクターとなっています。埼玉の高校に通う彼女はセーラー服を着ていました。このセーラー服姿に心惹かれてしまう人は多かったようです。セーラー服と言えば、頭文字Dに登場していた天真爛漫で気が強い美佳を思い出してしまう人もいました。美人で気が強く、友達思いの彼女は、セーラー服もよく似合っていたため話題となるのも当然でしょう。

この物語は、走り屋など車に関して詳しく描かれている作品のため、恋愛などの物語も時々登場しますがそれほど丁寧には描かれていないのが特徴です。しかし、ガソリンスタンドでの衝撃的な出会いが印象に残っている人は多く、その後の2人の関係が気になって仕方がないという人もいました。

直接会って謝りたいという思いを告げる美佳に対して、謝られる立場の拓海が自分から会いに行くシーンでときめいてしまった女性も多かったようです。車の漫画ではありますが、恋愛でも心がときめいてしまう微笑ましい展開が意外と多く登場していました。それゆえに、その後の展開を望む声も多かったのです。

この物語では、気が強くて天真爛漫な憎めない美佳の存在がありました。曲がったことが大嫌いな美佳の声を担当したのは、声優の早見沙織さんですが、彼女の声がすごくいいという感想も多く寄せられていました。彼女は、この物語以外でも多くのテレビアニメで大活躍されているため、有名な声優でもあります。それゆえに、元気で真面目な性格の美佳の声を聞いてすぐに早見沙織さんだと分かった人もいるようです。

なんとなくこの作品が好きでテレビアニメを観ていた人は多かったようです。その中でも無邪気でゴルフが上手な美佳がかわいいというコメントは非常に多くありました。自分の気持ちに正直にまっすぐに突き進む彼女にたくましさと感動を感じる人もいたようです。さらに、彼女のキャラクターに彩りを与えている声優の早見沙織さんの存在も大きく、彼女を応戦している人もたくさんいました。

友達がある走り屋に弄ばれたことを知った上原美佳は、居ても立っても居られずに自分が住んでいる埼玉から、群馬まで一人で乗り込んでいきました。友達を弄んだ相手がガソリンスタンドでアルバイトをしていることを知った美佳は、即行動して彼に平手打ちを放ったのです。あまりの衝撃に周囲は固まってしまいます。この時はさすがの拓海もムッとした表情をにじませていました。

しかし、人違いだったことがわかるとすぐに電話をして謝ります。衝撃の初対面で一目惚れしてしまった拓海は、自ら出向いて謝罪を受けることにしました。これによって2人は付き合うことになります。2人は話したり、一緒の時間を過ごしたりするうちに、共通点を見つけることができ意気投合していきました。彼らは次第にお互いに尊敬し合える素晴らしい関係を築いていったようです。