【刀語】鑢七実はかわいい最強キャラ？技・見稽古や最後のセリフを考察

『刀語』に登場する主人公・鑢七花のしっかりものの姉である一方、刀語における最強の存在である鑢七実。今回はそんな『刀語』に登場するかわいい最強キャラクター、鑢七実の魅力や最後のセリフを紹介していきます！さらにアニメ版『刀語』の声優情報なども、合わせてお届けしていきます。それではまずはじめに『刀語』の作品情報やあらすじと、かわいい最強キャラクター・鑢七実のプロフィールを紹介していきます。

『刀語（かたながたり）』は講談社BOXによる企画「大河ノベル」で発売された、西尾維新(筆者)・竹(イラスト)による全12巻のライトノベルです。西尾維新にとっても初めての時代小説だという『刀語』は“変体刀”と呼ばれる1つの能力に特化した刀を持つ者と、「刀を使わない剣士」の戦いを描いた作品になっているようです。外伝にあたる作品『真庭語』を含め、全13巻のシリーズ累計発行部数が200万部を突破した人気作品です。

西尾維新によるライトノベル作品『刀語』は12か月連続で発売された全12巻の本編の他にも、旅の幕間を描いた外伝にあたるライトノベル作品『刀語余話』、200年前を舞台として真庭忍軍をメインに書いた外伝『真庭語』も刊行されています。さらに『混物語』という『〈物語〉シリーズ』とコラボして大きな注目を集めた小説や、否定姫が旅を振り返る短編作品など『刀語』本編以外の作品も人気があるようです。

ライトノベル『刀語』の世界は“尾張時代”と呼ぶ架空の時代が舞台となっていますが、大まかな文化や歴史は江戸時代に似た世界観で書かれているといいます。姉・鑢七実と共に暮らす刀を使わない剣術を使う鑢七花が、完成形変体刀十二本を集める旅に出るというストーリーや世界観が読者からも人気があるようです。その人気を受け2010年1月～12月の一年間、毎月1話ずつテレビアニメが放送され大きな注目を集めたといいます。

毎月1話ずつ放送されたアニメ『刀語』は1話につき1時間の長さとなっていて、1時間枠テレビアニメとしては日本史上で5作目にあたる作品のようです。さらに作者・西尾維新はゲーム化を念頭において、『刀語』各巻末にゲーム風の技入力コマンドを掲載したという事を語っていたようですが現在までゲーム展開はされていないようです。ファンからはゲームを望む声もあるようなので、いずれゲーム展開される日が訪れるかもしれません。

尾張幕府により国が統一される以前の戦乱の時代、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」による刀を多く所持する軍に軍配が上がると言われていました。この「四季崎記紀」による刀に秘められた力を恐れた旧将軍たちは「刀狩」を行いましたが、1000本あると言われる刀の内988本しか収集できませんでした。そして刀狩によって回収された988本を試験台にした残り12本こそが、「完成形変体刀」だという事が明らかになるのでした。

月日は流れ不承島には刀を使わない剣士・鑢七花という、「虚刀流」七代目当主がいました。父・六枝の流刑地であるこの場で姉・鑢七実と暮らしていた鑢七花ですが、ある日鑢七花の元に奇策士とがめが現れました。とがめは幕府から変体刀の収集を命じられ、六枝の力を借りようとこの地を訪れたのでした。既に六枝は亡くなっている事からとがめは現当主・鑢七花に頼み、2人は12本の変体刀を探す旅に出る事になったのでした。

『刀語』に登場するかわいいと人気のある鑢七実は、本作の主人公である鑢七花の姉にあたるキャラクターです。27歳で趣味は「草むしり」、身長四尺九寸。体重七貫六斤。『刀語』では弟・七花と一緒に暮らしていた鑢七実ですが、彼がとがめと刀探しに向かった後も鑢七実は「特異体質」のため不承島に残っていました。外見からも穏やかでひ弱そうな印象を受ける特異体質の鑢七実は、実際にも病弱な体質をしているようです。

しっかり者で弟思いな姉・鑢七実ですが、彼の爪を全て剥がして爪をかじる癖をやめさせようとするなど歪んだ形の愛情も見せているようです。また穏やかそうな外見からは想像もつかないほど冷酷な性格も持ち合わせていて、邪魔な者を「草」と呼んだり人を殺す事に何の感情も持っていないようです。さらに鑢七実は『刀語』における最強の存在と言われているほど、病弱ながらも実力を兼ねたキャラクターだと評されているようです。

『刀語』に登場するキャラクターの中で、“最強”と評されている鑢七実。『刀語』で日本最強と謳われた「錆白兵」の実力をも上回るという鑢七実は、相手の技を1度観ただけで体得することが出来るという最強な才能を持っているのです。さらに2度見れば完全に会得することが出来るため、剣術を教わっていなくとも「虚刀流」の技をすべて習得していることから鑢七実は『刀語』の中で最強キャラクターと言われているようです。

極度の方向音痴だったり、おどけた口調で話す姿からは想像もつかないほど“最強”と謳われている『刀語』の鑢七実。アニメ『刀語』4話ではチート級の強さだという事が判明し、その最強っぷりは「人間一人に到底収まりきれぬ」と評されているほどです。そのあまりの最強っぷりに『刀語』視聴者からも、「鑢七実の強さはもはや怖い」「最強すぎてどうしようもできない」といった恐怖を感じたという声も寄せられているようです。

ここまでは人気ライトノベル『刀語』の作品情報・あらすじと、鑢七実のプロフィールや強さを紹介していきました！『刀語』の中で最強と言われる鑢七実は、見た技を完全に自分のものにすることが出来る技を持っているようです。それではここから『刀語』のかわいい最強キャラ・鑢七実の技「見稽古」や、怖いと言われる性格について迫っていきます。一見ひ弱そうな鑢七実ですが、どのような性格が怖いと言われているのでしょうか？

『刀語』の最強キャラクターとも評されている鑢七実は、「見稽古（みげいこ）」という技を持っています。「見稽古」という技は、相手の技を「1度見て体得、2度見て自らのものにする」というどのような技にも応用することのできる最強の技です。このため直接剣術を教わっていないにも関わらず鑢七実はこの能力があるため、弟・七花と父・六枝の稽古を見ていただけで「虚刀流」を全て習得したという最強キャラクターなのです。

「見稽古」の能力によりチート級の強さを誇る鑢七実は、『刀語』作中では真庭忍軍虫組との戦いで凄まじい強さを見せています。この際には「虚刀流」の技だけではなく、真庭忍軍虫組が繰り出す技もその場で会得する姿が描かれています。通常であれば何年もかけて体得するような高度な技も鑢七実は一瞬にしてこなしてしまい、対戦相手に強い精神的ダメージも植え付ける事から最強キャラクターだと評されているようです。

可憐でかわいい見た目でも人気のある『刀語』の鑢七実ですが、彼女の冷酷な一面を知れば知るほど怖いキャラクターだと言われているようです。「家族以外の人が草に見える」と言っているほど他人を「人間」とも思っていない鑢七実は、大量虐殺なども手掛けても胸を痛める素振りは一切見せません。このかわいいヴィジュアルと恐ろしいまでに冷酷な性格のギャップが、より怖さを引き立てていると言われているようです。

鑢七実の怖い性格は七花の母・みぎりからの遺伝とも言われていて、2人とも好んで「切腹シーン」を見るほどの残忍な性格の持ち主です。また弟の爪を噛む癖を治すために全て剥ぎ取ったという『刀語』のエピソードからも、歪んだ性格をしていることが垣間見ることが出来ます。真庭忍軍虫組との戦闘の際にも「黙って死ぬか、喋って死ぬか」を選ばせるなど、鑢七実の怖さは技だけではなくこのような残酷な性格にあるようです。

ここまでは『刀語』のかわいいキャラ・鑢七実の技や、怖い性格について紹介していきました！『刀語』で最強と言われる鑢七実は、「見稽古」という技の強さだけではなく人を殺す事をためらわない冷酷な性格も強さだと言われているようです。それではここから『刀語』で鑢七実が死を遂げたの経緯や、鑢七実の最後のセリフを紹介していきます。『刀語』の鑢七実は最後にどのようなセリフを言って、悲しい死を遂げたのでしょうか？

真庭忍軍虫組の襲撃をきっかけに、1人不承島に残っていた鑢七実も「完成形変体刀」に興味を持つようになります。圧倒的な強さで死霊山を壊滅して悪刀「鐚（びた）」を手に入れた鑢七実は、病弱ながらも刀の効果によって持久力や体力を手に入れたのでした。そして悪刀・鐚を巡って実の弟・鑢七花と、真剣勝負をすることになった鑢七実。昔から最強の実力者である鑢七実が、鑢七花を圧倒して勝利を収めたのでした。

鑢七実の圧勝かと思われた姉弟対決ですが再戦をすることとなり、その際本堂のロウソクをすべて消して真っ暗にするというとがめの奇策により鑢七花は鑢七実を討ったのでした。その時まだ生きていた鑢七実は、とがめの髪を切って挑発。最後に鑢七花はとどめを刺すこととなりますが、ずっと病に苦しんでいた鑢七実は唯一の身内である七花に殺されることを望んでいたのでした。最後に希望が叶った鑢七実は、儚く散っていったのでした。

実の弟である鑢七花にとどめを刺されて儚く散った鑢七実ですが、絶命する直前に最後のセリフを口にしています。その最後のセリフが「よくも私を殺したわね」というセリフですが、実はこの最後のセリフは鑢七実が間違って言ってしまったセリフだったようです。本当は「よくぞ…」というセリフを言いたかったという鑢七実は、最後に噛んでしまい「よくも…」という怨念が込められたかのようなセリフを吐いてしまったようです。

たった一文字の違いですが、意味合いが変わってくる鑢七実の最後のセリフ。しかし最後に噛んでしまいセリフが間違っていたとしても、鑢七花ととがめには「七花に殺される事を望んでいた」という鑢七実の気持ちが伝わっているようです。最後に納得したような表情を浮かべる鑢七花ととがめでしたが、最後の最後で鑢七実はこのような大きなミスを犯してしまったのでした。

ここまで『刀語』に登場する鑢七実が死亡した経緯や、最後のセリフを紹介していきました！唯一の肉親である弟・鑢七実に殺される事を望んでいた『刀語』の鑢七実は、希望が叶った事で最後に儚い死を遂げたのでした。それではここから『刀語』に登場する鑢七実の、かわいい魅力について紹介していきます。病弱でありながら最強というギャップを持ったかわいい姉キャラの鑢七実、その人気の秘密について迫っていきます。

『刀語』に登場するキャラクターの中でも最強と謳われていて、かわいいビジュアルも人気があるという鑢七実。強さと美しさ、そして冷酷さをも兼ねそなえる鑢七実ですが、病弱で消えてしまいそうな“儚さ”も人気があるポイントのようです。特異体質から華奢な身体で病気がちな鑢七実は一見すると、少しでも戦うと脆く崩れ落ちてしまいそうな弱さがあり、そんな唯一の弱点があるという事も魅力だと言われているようです。

昔から身体が弱いという鑢七実は、最強なキャラクターながらもどこか守ってあげたくなるような魅力があるといいます。弱い身体だけではなく歪んだ内面なども見せる鑢七実は、最終的に実の弟・七花に殺される事を望みます。そんな強さだけではなく弱さも全面に見せる鑢七実の弱弱しさや儚くミステリアスなところが、多くの『刀語』読者を魅了してやまないようです。

最強でありながらも儚さもあるギャップなど、かわいい魅力がたくさん詰まっているキャラクターの鑢七実。そんな鑢七実はコスプレでも人気のあるキャラクターのようで、インターネット上でもたくさんのコスプレ写真がアップされているようです。衣装などもインターネットで購入する事が出来るようなので、鑢七実のコスプレが気になるという方は桜の下などのシチュエーションで儚さ溢れる一枚を撮影してみてはいかがでしょうか？

ここまでは人気ライトノベル『刀語』に登場する、鑢七実のかわいい魅力とコスプレについて紹介していきました！病弱な一面や儚さがかわいい魅力だと言われる鑢七実は、コスプレでも人気があるキャラクターのようです。それではここからアニメ版『刀語』で、鑢七実の声を務めた声優・中原麻衣について紹介していきます。鑢七実の声優・中原麻衣は、これまでどのような作品に出演している声優なのでしょうか？

• 名前：中原麻衣（なかはら まい）
• 愛称：まいまい、お姉さん、麻衣さん、麻衣ちゃん、麻衣様、まいたん
• 生年月日：1981年2月23日（2019年12月現在 38歳）
• 出生地：兵庫県明石市
• 出身地：福岡県北九州市
• 身長：161.5 cm
• 血液型：AB型
• 職業：声優、歌手、ラジオパーソナリティ
• 事務所：アイムエンタープライズ

アニメ『刀語』で鑢七実の声を担当している声優は、小学5年の頃から声優を志望していたという人気声優・中原麻衣です。『七つの海のティコ』に影響から声優を目指したという声優・中原麻衣は、高校卒業後日本ナレーション演技研究所に入所。その際医療事務のOLをしながら声優を目指し、より「声優になりたい」という気持ちを強めたといいます。在学中に受けたオーディションに合格し、その後アイムエンタープライズに所属。

事務所所属後の2000年10月に、ラジオパーソナリティーに抜擢された声優・中原麻衣。その後ゲームなどの声優を務め、2001年の『パラッパラッパー』でテレビアニメの声優としてデビューを飾ったといいます。以降数多くのテレビアニメで主要キャラクターを演じる機会が多くなり、4作品同時に主役・メインヒロインを担当したというエピソードもある人気声優のようです。

• わがまま☆フェアリー ミルモでポン!（2002年～2005年：南楓）
• 妄想科学シリーズ ワンダバスタイル（2003年：夏輪ひまわり）
• ひぐらしのなく頃に（2006年：竜宮レナ）
• 魔法少女リリカルなのはStrikerS（2007年：ティアナ・ランスター、ラグナ・グランセニック、メガーヌ・アルピーノ）
• 境界線上のホライゾン（2011年～2012年：“武蔵”、“品川”、“浅草”、“武蔵”など）
• やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。（2013年～2015年：雪ノ下陽乃）
• 精霊使いの剣舞（2014年：グレイワース・シェルマイス）
• 血液型くん! シリーズ（2015年～2016年：AB型ちゃん）
• ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編 / 絶望編（2016年：雪染ちさ）
• うどんの国の金色毛鞠（2016年：大石凛子、三びきの子ぶたの店員）

華奢な身体や病弱な体質、そしてかわいいビジュアルからも人気が高いという鑢七実。そして人を殺す事を躊躇わない冷酷な性格でもありますが、一方で大事なシーンで噛んでしまう一面も。そんなおちゃめな所もある鑢七実に対して「最後の最後でやっぱり可愛い」「しっかり者な一面とのギャップがかわいい」という声が寄せられていました。

人の技を見ただけで自分のものにする事が出来る技を持つことから、作中最強のキャラクターとも言われている鑢七実。最終的には弟の七花に殺される運命を辿りますが、それは「殺されたかったから」とされています。読者・視聴者からも「実力的には鑢七実がやっぱり最強」「鑢七実って敵なしだよね」という声が上がっていました。

幼い頃から身体が弱く、病弱な特異体質だった鑢七実。最終的には刀を巡り実の弟と対決し、希望通りの死を遂げる事となりました。自ら死を望んでいた鑢七実ですが、視聴者からは「やっぱり鑢七実が死んでショックだった」「分かってはいたものの鑢七実が死ぬシーンは悲しい」という声が多数寄せられていました。

今回は人気ライトノベル作品『刀語』のかわいい最強キャラクター、鑢七実についてまとめて紹介していきました！『刀語』の主人公・鑢七花の姉である鑢七実は病弱でありながら、相手の技を一度見たら覚えてしまう技を持っていることからも最強キャラクターと評されているようです。さらに人を殺めても何も感じない冷酷な性格である事も、最強と謳われる鑢七実の強さだと言われているようです。

さらに今回は『刀語』の鑢七実が死ぬまでの経緯や最後のセリフ、そしてアニメ版『刀語』の声優情報を紹介していきました。最強でありながらも儚げな所が、読者や視聴者の心を惹きつけて止まないという鑢七実。そんな魅力たっぷりでかわいい鑢七実が気になったという方は、ぜひライトノベル・アニメ共に『刀語』を見てみてはいかがでしょうか？