【ダンガンロンパ】戦刃むくろの正体と江ノ島盾子との関係は？声優やコスプレ情報も

この記事で紹介する戦刃むくろとは、『ダンガンロンパ』に登場するキャラクターです。『ダンガンロンパ』とはスパイク・チュンソフトから発売されているゲームの事です。ここでは、『ダンガンロンパ』がどのようなゲームなのか紹介します。

『ダンガンロンパ』は推理要素のあるアドベンチャーゲームです。第1作目の「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」は2010年に発売されました。その後シリーズ化しています。また、2013年にはアニメ化されました。『ダンガンロンパ』のアニメシリーズの監督は、『暗殺教室』や『ハマトラ』などの監督で知られる岸誠二です。声優は主人公の苗木誠役を緒方恵美が演じています。

『ダンガンロンパ』の主人公、苗木誠は希望ヶ峰学園の入学式に向かっていました。苗木誠は超高校級の幸運として学校への入学が決まっていたのです。しかし校舎に立ち入ろうとした瞬間、意識を失ってしまいます。目を覚まして体育館に向かうと、そこには今年入学する超高校級の高校生達が集まっていました。

不安になる中、生徒たちの前に現れたのは校長だと自称するモノクマというクマでした。モノクマは超高校級の高校生に、これからコロシアイの共同生活をするように言います。皆は半信半疑でしたが、1日目の夜に一人目の高校生が殺されてしまうのでした。

戦刃むくろは『ダンガンロンパ』シリーズに登場するキャラクターです。『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』と、アニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』に登場します。戦刃むくろは希望ヶ峰学園78期生の生徒です。超高校級の軍人として希望ヶ峰学園に入学しました。

以前、海外の傭兵部隊である「フェンリル」に所属していた軍人で、「フェンリル」のマークの入れ墨を手の甲に入れています。かなり優秀な軍人で、戦刃むくろは1人で兵士100人分の強さを持つといわれています。ただ戦闘時以外はとても気弱な性格になります。

戦刃むくろはかわいい容姿が人気です。顔にはそばかすがあり、どちらかというとクールな印象の顔立ちをしています。髪は肩までのショートヘアの黒髪です。戦刃むくろは容姿もかわいいと人気ですが、『ダンガンロンパ』のファンからは一見クールそうなのに江ノ島盾子に尽くそうとしている姿もかわいいと評判です。

『ダンガンロンパ』の終盤では、もうひとりの希望ヶ峰学園の生徒である、戦刃むくろの正体が明らかとなっていきます。アニメ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では、10話で戦刃むくろという人物が初めて殺されたという情報が明かされます。モノクマは戦刃むくろ殺しを調べるために、学園の封鎖されているところを解放しました。

そしてその正体が明らかになったのは12話から13話です。12話では、戦刃むくろが昔傭兵部隊「フェンリル」に入っていたことを十神白夜が突き止めます。その時戦刃むくろの死体は、顔も分からないような状態になっていましたが、過去「フェンリル」に所属していた時代の入れ墨が手の甲に残っていました。

これにより遺体が戦刃むくろだと断定されます。戦刃むくろがなぜ傭兵部隊「フェンリル」に入っていたのかというと、幼い頃に海外旅行の最中に行方不明になったことがきっかけです。行方不明の間、実は「フェンリル」で軍人として生活していたのです。

江ノ島盾子と戦刃むくろは双子の姉妹です。双子なのですが、顔はほとんど似ていません。江ノ島盾子はモデルをしていたほど派手でかわいい容姿をしています。しかし、戦刃むくろは江ノ島盾子と比べると地味な顔立ちで、頬にはそばかすがあります。ちなみに戦刃むくろが姉で江ノ島盾子が妹です。

何に対しても優秀な江ノ島盾子に比べて、引っ込み思案な戦刃むくろは江ノ島盾子から「残念なお姉ちゃん」と称されています。ちなみに戦刃むくろは、江ノ島盾子のことを「順子ちゃん」と呼んで親しんでいます。『ダンガンロンパ The End of 希望ヶ峰学園』の絶望編の第5話では、江ノ島盾子が海外にいる戦刃むくろを呼び寄せました。

再会した江ノ島盾子は一緒に乗っている車で、戦刃むくろに襲いかかります。江ノ島盾子は、絶望を味わうために本気で戦刃むくろを殺そうとしていました。江ノ島盾子はアイスピックで刺したり手榴弾を投げますが、戦闘能力に関しては超高校級の軍人である戦刃むくろの方が勝っていました。戦刃むくろは江ノ島盾子の攻撃を交わしながら、自分を殺そうとしてくれることを喜んでいました。

戦刃むくろは江ノ島盾子に心酔していたのです。江ノ島盾子は常に絶望を求めていました。つまり実の姉を殺すことで多くの絶望を感じようとしていたのです。戦刃むくろは、自分を殺すことで江ノ島盾子が絶望してくれることに喜んでいました。このシーンを見るだけでも、この姉妹がまともではないことが分かります。

アニメ『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では、江ノ島盾子が死亡してしまうシーンがあります。しかし江ノ島盾子は実は生きており、12話で登場しました。ではどうやって江ノ島盾子が生存できたのかというと、それは戦刃むくろの死亡についての学級裁判が描かれた12話と13話で判明します。

江ノ島盾子が殺されてしまうシーンを振り返ると、最初の一人が殺されてしまったあと、皆はモノクマから学級裁判のルールを聞いていました。江ノ島盾子は理不尽な学級裁判に対してモノクマに反論し、足で踏み潰します。モノクマへの攻撃は校則違反となるので、江ノ島盾子は裁かれてしまいます。江ノ島盾子は体育館の床から飛び出した槍に突かれて死んでしまいました。

こうして江ノ島盾子は死亡したはずでした。しかし、この時死んだのは実は江ノ島盾子ではなく、戦刃むくろだったのです。元々はモノクマに殺されるのではなく、牢屋に閉じ込められる手はずでした。その後、江ノ島盾子のコロシアイ共同生活の計画に協力するつもりだったのです。しかし、江ノ島盾子の気まぐれによって殺されてしまいました。

江ノ島盾子として殺された戦刃むくろは、その遺体をコロシアイ共同生活に利用されました。アニメ11話で霧切響子は、超高校級の高校生の中に16人目の戦刃むくろという人物がいることが書かれたファイルを見つけ、この人物が黒幕なのではないかと推理していました。霧切響子は調査を進めるために苗木誠に協力を求め、モノクマの気を引いてもらいました。

無事に霧切響子は調査に向かうことができましたが、今度はモノクマがぴくりとも動かなくなってしまいました。皆が不審がっていると、ジェノサイダー翔になった腐川冬子が、植物庭園に遺体があったと言います。その遺体には胸にナイフが刺さっており、顔にはマスクが被せられていました。

ジェノサイダー翔がマスクを取ろうとすると頭部が爆発し、遺体の正体が誰なのかわからなくなってしまいます。この遺体の正体が戦刃むくろだったのです。戦刃むくろの遺体は再利用され、これによりコロシアイ共同生活を実行している黒幕の推理を困難にさせました。実は戦刃むくろが、江ノ島盾子の死体を利用しているのではないかという意見もありました。

しかし、遺体の顔は爆破されてしまったものの、手の甲に「フェンリル」の入れ墨がありました。また、戦刃むくろと江ノ島盾子は双子ですが、顔が違います。実際に大神さくらが、雑誌で見た時の江ノ島盾子の印象が違うと指摘しているシーンもありました。そして過去の写真に江ノ島盾子の顔が写っていなかったことなどを理由に、苗木誠は江ノ島盾子が実は生きており、黒幕だと推理しました。

アニメ『ダンガンロンパ』で戦刃むくろ役の声優を担当したのは、豊口めぐみです。ちなみに江ノ島盾子の声優も豊口めぐみが担当しました。豊口めぐみとは、1978年1月2日生まれの女性声優です。81プロデュースという声優事務所に所属しています。豊口めぐみは幼い頃に『ドラゴンボール』を見て古谷徹のファンになったことをきっかけに、声優に興味を持つ様になったそうです。

しかし両親から声優の道を反対されてしまいます。そこで、少しでも声に関わる仕事ができるようになるために、音響芸術科を専攻したそうです。その後ラジオのオーディションに参加し、レギュラー出演が決定しました。そこで出会った声優の千葉繁の紹介で、現在の声優事務所81プロデュースに所属しています。

声優の豊口めぐみの主な出演作品には、『バーバパパ世界をまわる』のバーバララ役、『AVENGER』のレイラ・アシュレイ役、『鋼の錬金術師』のウィンリィ・ロックベル役、『マリア様がみてる』の佐藤聖役、『SKET DANCE』の矢場沢萌役、『IS インフィニット・ストラトス』の織斑千冬役、『D.Gray-man』のミランダー・ロットー役、『爆裂天使』のメグ役などがあります。

戦刃むくろはコスプレも人気です。戦刃むくろは『ダンガンロンパ』への登場回数はそこまで多くはないのですが、様々な衣装が描かれています。まず、一番人気なのは、銃を持った制服姿の衣装です。この衣装で戦刃むくろのコスプレをしたいという方がたくさんいました。

またその他のコスプレ衣装には、軍人のような衣装や、夏・冬の制服、コート着用時の衣装など、シチュエーションによって衣装が異なります。戦刃むくろは『ダンガンロンパ』の重要人物でもあるので、コスプレする方がたくさんいます。戦刃むくろのコスプレでは、超高校級の高校生達や江ノ島盾子と一緒に撮影をしている方が多いようです。

『ダンガンロンパ』のグッズの中でも、戦刃むくろのグッズはとても人気です。戦刃むくろは『ダンガンロンパ』のネタバレともなり得る人物なので、ラバーストラップではシークレットとして扱われ、レア度が高いこともあります。戦刃むくろのラバーストラップは様々な絵柄のものがあるので、ファンの方は自分好みの戦刃むくろのラバーストラップを手に入れているようです。

また、過去には「フェンリルセット」という戦刃むくろのアイテムだけを集めたセットが販売されたこともあります。「フェンリルセット」では、「フェンリル」のマークが入ったトートバッグやマグカップ、キーホルダー、保存食パン、戦刃むくろのプロマイドが入っていました。戦刃むくろはセットのグッズが販売されるほどの人気です。

戦刃むくろは『ダンガンロンパ』では登場回数が少ないものの、かわいいと人気です。以前公式が戦刃むくろのグッズを出した時は思わず買ってしまったという方もいました。通常時の戦刃むくろもかわいいと評判ですが、江ノ島盾子になりすましている時もかわいいと評判です。

『ダンガンロンパ』の戦刃むくろの衣装のバリエーションはいくつかあります。特に、制服で銃を構えている時のコスプレ衣装は人気のようです。また、戦刃むくろのコスプレをされている方の中には、江ノ島盾子のコスプレイヤーを探している方もいました。

戦刃むくろは、優秀な江ノ島盾子の双子の姉で立派な名前があるのに残念なところが、ギャップがあってかわいいといわれています。江ノ島盾子に対して崇拝しており、オドオドしている姿が特に残念でかわいいと評判です。

『ダンガンロンパ』の戦刃むくろは、ファンからも性格や容姿がかわいいと評判の人物でした。しかしその正体はなんと江ノ島盾子の双子の姉でした。双子の姉という立場でありながら江ノ島盾子を止めるでもなく、崇拝して最終的にはコロシアイの共同生活を円滑に進めるために殺されてしまいます。

戦刃むくろはクールな見た目とのギャップから、「残念な姉」と称されることもあります。登場回数は少ないですが、絶望が始まる全ての元凶に関わった重要人物でもあります。戦刃むくろは登場する度に違う衣装を着ているのでコスプレも人気です。そんな戦刃むくろは、ゲームだけでなくアニメにも登場しているので、ぜひ『ダンガンロンパ』シリーズを見てみて下さい。