【エルメロイ2世の事件簿】ライネスがかわいい！魔術師の能力や声優情報まとめ

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」は、三田誠によるライトノベルで、「Fate（フェイト）シリーズ」のスピンアウト作品です。イラストは坂本みねぢで、2014年から2019年まで、全10巻が刊行されました。また、漫画版として月刊「ヤングエース」で、2017年から連載が始まり、2019年の6月で第4巻まで発売されています。

「Fateシリーズ」の「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」のアニメ版は、2019年の7月から9月に、TOKYO MX他で全13話が放送されました。このアニメ版は「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-」というタイトルで、監督は加藤誠、キャラクターデザインは中井準、アニメーション製作はTROYCAでした。

「Fateシリーズ」の「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（ロード・エルメロイ2世の事件簿）」は、作者・虚淵玄（うろぶちげん）による「Fate/Zero（フェイトゼロ）」のスピンアウト作品で、主人公は「Fate/Zero」のキャラクター、ウェイバー・ベルベットです。ウェイバー・ベルベットは、ロード・エルメロイⅡ世の本名です。Fateシリーズのキャラクターや設定はそのままですが、パラレルワールドの様な世界観となっています。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（ロード・エルメロイ2世の事件簿）」はロード・エルメロイⅡ世と、彼の弟子のグレイが、魔術師たちの世界で起こる殺人事件や誘拐などの凶悪事件を推理、解決するというミステリー作品です。この作品は魔術師たちによる魔術が多く登場するので、推理を楽しむというより、オカルトものを楽しむ作品になっているということです。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿(エルメロイ2世の事件簿)」は、第四次聖杯戦争から10年が経ったイギリスが舞台です。第四次聖杯戦争を戦った主人公のウェイバー・ベルベットは、一人の人間としても魔術師としても著しく成長しました。第四次聖杯戦争で死亡した恩師・ケイネスが主任講師を務めていたエルメロイ教室の跡を継ぎ、また、魔術協会・時計塔の現代魔術科学部長をしています。

死亡したケイネスに代わり、姪のライネス・エルメロイ・アーチゾルテがエルメロイの次期当主となりますが、ライネスはウェイバーの手腕を認め、彼にエルメロイの当主の称号、「ロード・エルメロイ」という称号を授けました。まだ若いライネスの代わりにエルメロイの当主となり、ロード・エルメロイⅡ世と名乗ることになりました。

ある日、ロード・エルメロイⅡ世は剥離城に招かれ、弟子のグレイと共に出かけました。その城には宝石の魔術師・ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト、修験道の魔術師・時任次郎坊清玄、錬金術師・ハイネ・イスタリ、ハイネの妹・ロザリンド・イスタリ、などの魔術師たちがいました。ロード・エルメロイⅡ世ら魔術師たちは、剥離城アドラの「遺産」に関わるミステリーの解決に乗り出します。

このように、Fateシリーズの「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（ロード・エルメロイ2世の事件簿）」は、主人公の魔術師・ロード・エルメロイⅡ世ら魔術師たちが、それぞれの魔術の能力を発揮し、事件に挑みます。魔術が豊富に登場し、推理ものというより、魔術・ファンタジー的な世界観ですが、魔術の世界で奮闘する魔術師たちの深いドラマが描かれていきます。

今回注目するライネス・エルメロイ・アーチゾルテは「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（ロード・エルメロイ2世の事件簿）」の2巻で、メインキャラクターとして活躍します。ライネスの魔術師としての能力や性格、エルメロイⅡ世との関係、グレイとの関係について紹介します。また、ライネスの声優について紹介します。さらに、Fateシリーズの他の作品でのライネスの活躍も見ていきます。

「Fateシリーズ」は、PCゲームの「Fate/stay night（フェイトステイナイト）」が原作で、20タイトルを超えるスピンオフ、スピンアウト作品があります。これらの作品は、キャラクターは同じですが、世界観や設定が変えてある作品がほとんどです。しかし、「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」は、原作の「Fate/stay night」の世界観を変えずに描かれています。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」に登場するライネスは、ライネス・エルメロイ・アーチゾルテという名前で、魔眼を持つ魔術師です。魔術の名門アーチボルト家の当主だったケイネス・エルメロイ・アーチボルトの姪で、ケイネスの死後、家系の魔術刻印を受け継ぐのに最適な人物であるとされ、アーチボルト家の当主となりました。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」のライネスの年齢は15歳くらい、金髪ロングのヘアースタイルにブルーの瞳がかわいい少女です。その優雅な振る舞いと気品で「エルメロイの姫君」と称されています。しかし、高慢な態度や口の悪さでかわいい少女というイメージが台無しになります。

Fateシリーズの「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」に登場するライネスのプロフィールを紹介しました。かわいいと言われているライネスでしたが、口の悪いところや高慢な態度が指摘されています。そんなライネスの魔術師としての能力と、ライネスの性格について見ていきます。

ライネスの魔術師としての能力は「魔眼」で、「相手の底を視る」、「魔力を調整する」、「魔力を探知できる」になります。このライネスの能力「魔眼」は強力な魔術です。ライネスが持っている才能・能力はケイネスの能力に匹敵するものがあるそうですが、ライネスはまだ十分に操ることができません。そのため、ライネスは魔術師としての能力はまだまだ高いレベルに達していないと言われています。

ライネスの性格は、ロード・エルメロイⅡ世に言わせると「胃を壊す悪魔」だということです。ライネスは、高圧的な口調と高慢な態度を取る自身の性格の悪さを自覚しており、それは、エルメロイ派の一族に共通する性格だとライネスは思っています。しかし、親しい相手には15歳という少女らしい口調になることもあり、「小悪魔」とも言われています。このように、ロード・エルメロイⅡ世はライネスに翻弄されているのでした。

ここまで、Fateシリーズの「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」のライネスの、能力や性格を紹介してきました。ここからは、「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」で、ライネスの声優を担当している水瀬（みなせ）いのりについて紹介します。

水瀬いのり（みなせいのり）は、1995年の12月2日生まれ、東京都出身です。子どもの頃に観たアニメ「名探偵コナン」の毛利蘭や、アニメ「美少女戦士セーラームーン」のセーラー・ヴィーナスによって声優に憧れを持つようになりました。2010年に「ソニー・ミュージックアーティスツ」が主催するオーディション、「アニストテレス」でグランプリを獲得しました。

声優としてのデビュー作品は、テレビ東京系列で放送された「世紀末オカルト学院」（2010年）の岡本あかり役でした。2015年の「声優アワード」で主演女優賞、「日本映画批評家大賞」のアニメーション部門の新人声優賞を獲得。歌手としての活動は、2015年にシングル「夢のつぼみ」を発売、2017年には東京国際フォーラムで初めてのライブを行いました。

水瀬いのりの主な出演作を紹介します。2012年「戦姫絶唱シンフォギア」キャロル・マールス・ディーンハイム、2013年「恋愛ラボ」棚橋鈴音、2014年「ご注文はうさぎですか？」チノ、「シュガー＊ソルジャー」如月麻琴、「天体のメソッド」ノエル、「普通の女子校生が《ろこどる》やってみた。」名都借みらい、「ロボットガールズZ」グレちゃん（グレートマジンガー）、2015年「がっこうぐらし！」丈槍由紀。

2015年「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ヘスティア、「みりたり！」シャチーロフ軍曹、2016年「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編 / 絶望編」安藤流流歌、「ViVid Strike!」フーカ・レヴェントン、2016年「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った？」シュヴァイン ・瀬川茜、「信長の忍び」千鳥、「魔法少女育成計画」スイムスイム、「ラクエンロジック」明日葉学。

2016年「Re:ゼロから始める異世界生活」レム、2017年「政宗くんのリベンジ」小岩井吉乃、「Re:CREATORS」メテオラ、「終末なにしてますか？忙しいですか？救ってもらっていいですか？」ノフト・ケー・デスぺラティオ、「キラキラ☆プリキュアアラモード」キラ星シエル、「少女終末旅行」チト、2018年「刀使ノ巫女」燕結芽、「バジリスク～桜花忍法帖～」伊賀響、「多田くんは恋をしない」多田ゆい。

2018年「ルパン三世 PART5」アミ・エナン、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」牧之原翔子、「叛逆性ミリオンアーサー」錬金アーサー、「聖闘士星矢 セインティア翔」城戸沙織、2019年「W'z《ウィズ》」センリ・豊島千里、「五等分の花嫁」中野五月、「彼方のアストラ」アリエス・スプリング、「えんどろ〜!」メイ、「異世界カルテット」レム、2020年には「ソマリと森の神様」の主人公・ソマリを演じます。

ここまで「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」の、かわいいライネスの、能力や性格を見てきました。また、ライネスの声優・水瀬いのりについて紹介してきました。ここからは、ライネスと「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」の主人公・ロード・エルメロイⅡ世との関係と、ライネスとグレイとの関係を見ていきます。

ライネスとロード・エルメロイⅡ世の関係は、ライネスによると義理の兄・妹という関係になります。ロード・エルメロイⅡ世は、魔術協会の総本部・時計塔の現代魔法科学部長という肩書を持っています。ロード・エルメロイⅡ世は本名ウェイバー・ベルベットで、日本で起きた「第四次聖杯戦争」で、わずかに生き残ることができた中の一人です。

その戦争時、ケイネスの死の要因となったことに責任を感じ、ケイネスのアーチボルト家を再興することに力を尽くしました。そして、ケイネスの後継者となったライネスは、ウェイバーの功績を認め、「ロード・エルメロイ」という称号を彼に贈りました。ウェイバーは、この称号「ロード・エルメロイ」が、自分にはもったいないと思い、「Ⅱ世」を付けることにしました。

こうしてウェイバー・ベルベット改め、ロード・エルメロイⅡ世は、エルメロイの次期当主と決まったライネスが成人するまでの間、ライネスの後見のような役割を担いました。ライネスはウェイバーこと、ロード・エルメロイⅡ世を「お兄様」や「我が兄」などと、おどけた様子で呼びかけるのでした。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」のヒロインであるグレイは、ロード・エルメロイⅡ世の弟子で、15歳の女の子です。グレイは、アーサー王の遠縁にあたる者の子孫の一族で、アーサー王が眠る霊園の墓守をしています。グレイがロード・エルメロイⅡ世と初めて会ったのは、このアーサー王の霊園でした。ロード・エルメロイⅡ世の義理の妹のライネスとはよく出かけるなど、仲の良い友人関係です。

ここまで、Fateシリーズの「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」のライネスと、ロード・エルメロイⅡ世との関係、ライネスとグレイとの関係を見てきました。ここからは、ライネスが登場したFateシリーズの「Fate/Apocrypha（フェイト・アポクリファ）」、「Fate/Zero（フェイトゼロ）」、「Fate/GrandOrder（フェイト・グランドオーダー）」での活躍を紹介します。

Fateシリーズの「Fate/Apocrypha（フェイト・アポクリファ）」は、「Fate/stay night（フェイトステイナイト）」のスピンアウト作品です。物語は、第二次世界大戦の前夜、日本の冬木市で発見された「聖杯」を巡り、魔術師7人と7騎のサーヴァントたちが戦う「聖杯戦争」が行われました。ところが、魔術師・ユグドレミニアの一族が「聖杯」を強引な方法で奪ったことで聖杯戦争は突然終わりを告げました。

その後、聖杯を手にしたユグドレミニア一族が魔術協会からの離脱を宣言しました。「聖杯戦争」は、これまでにない規模の大戦へと発展していきます。魔術協会のロード・エルメロイⅡ世は、フリーの魔術師を雇ってみてはどうかと提案し、ベルフェバンと共に優秀な魔術師を集めるために走り回ります。ライネスは、そんなロード・エルメロイⅡ世とともに登場します。

Fateシリーズの「Fate/Zero（フェイトゼロ）」は、「Fate/stay night」のスピンオフ作品で、物語の内容は「Fate/stay night」の10年前に起きた第四次聖杯戦争です。主人公の衛宮切嗣（えみやきりつぐ）が妻・アイリスフィール・フォン・アインツベルンと従者・久宇舞弥（ひさうまいや）を率いて聖杯戦争に挑みます。

イギリスからは魔術師のケイネス・エルメロイ・アーチボルトと、同じく魔術師のウェイバー・ベルベットが参加します。ケイネスの死亡とその後の混乱は自分の責任だと感じているウェイバー・ベルベットは、アーチボルト家を再興させるために力を尽くしました。そんなウェイバーにライネスは、ロード・エルメロイの称号を授けました。

Fateシリーズの「Fate/GrandOrder（フェイト・グランドオーダー）」は、「Fate/stay night」を基に作られたスマートフォン専用のアプリゲーム、ロールプレイングゲームです。Fateシリーズに登場するキャラクターや、「Fate/GrandOrder」のオリジナル・キャラクターが登場します。

ライネスは、Fateシリーズの「Fate/GrandOrder」と「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」のコラボレーションイベントで、「レディ・ライネスの事件簿」に登場します。謎だらけの世界で義兄のロード・エルメロイⅡ世を殺した犯人を捜索するライネスたち、というストーリーです。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」は、ヒロインのグレイやライネスなどのかわいいキャラクターたちが作品を支えているという感想です。「Fate/Zero」で活躍した征服王イスカンダルが最終話で登場しましたが、イスカンダルも好きなキャラクターだという感想です。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」の、声優についての感想です。主人公のウェイバー（ロード・エルメロイⅡ世）の声優・浪川大輔さんの演技や、ライネスの声優・水瀬いのりさんの演技が素晴らしいということです。ここでは声優・水瀬いのりさんの紹介をしましたが、水瀬さんは様々なアニメでメインキャラクターを演じていました。

「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」は、ストーリーが面白く、Fateシリーズのルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトや、フラット・エスカルドス、スヴィン・グラシュエートなどのキャラクターたちが何人も登場するのも良かったということと、ライネスがかわいいという感想です。

いかがでしたか？「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」は、Fateシリーズの「Fate/stay night」のスピンアウト作品でした。主人公のロード・エルメロイⅡ世の義妹で、次期エルメロイの当主だというライネスの能力や性格と、ライネスとロード・エルメロイⅡ世やグレイとの関係を見てきました。

また、ライネスの声を担当している声優・水瀬いのりのプロフィールや主な出演作を紹介しました。さらに、ライネスについての感想が書かれているツイッターでは、ライネスはかわいいという声が寄せられていました。「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿（エルメロイ2世の事件簿）」で「小悪魔」と言われているライネスに注目して、この作品をお楽しみください。