【浦安鉄筋家族】西川のり子のキャラ・声優情報！小鉄へのバレンタインチョコは義理？

人気ギャグ漫画シリーズ「浦安鉄筋家族」のメインヒロイン・西川のり子は、主人公・大沢木小鉄の友達で、大阪弁が特徴の女の子です。以下では、西川のり子のプロフィールや特徴、小鉄に対する恋心が示唆されたバレンタインの義理チョコの真相、浦安鉄筋家族・のり子の声優などを紹介します。

ギャグ漫画売上げ日本一を記録した浜岡賢次先生の漫画「浦安鉄筋家族」は、19993年から週刊少年チャンピョンにて連載されている人気シリーズです。浦安鉄筋家族は、千葉県浦安に住む小学生・大沢木小鉄と、その家族や仲間たちが繰り広げる日常を、過激なギャグ描写や独特の擬音・効果音を用いて表現されたドタバタコメディーが特徴です。

また、浦安鉄筋家族に登場キャラの多くは、実在・架空の人物を元ネタにする名前が多く見られ、売れっ子芸人から、有名漫画・アニメのキャラクターに至るまで、あらゆる人物のパロディの使用も、人気の要因となっています。現在もシリーズ4作目が連載されている漫画・浦安鉄筋家族は、シリーズ順に無印、「元祖!浦安鉄筋家族」「毎度!浦安鉄筋家族」2018年から始まった「あっぱれ!浦安鉄筋家族」に区分されます。

個性的な名前が目を引く「浦安鉄筋家族」の単行本は、各巻ごとに掲載されたコマを載せたり、巻末には作者・浜岡先生による作品評が掲載されていることが特徴に挙げられます。また、漫画も回ごとに扉絵は描かれず、代わりにその回の冒頭部分が扉絵として描かれる独特の作風が見られ、一部例外を除き、左ページで始まり右ネページで終わる流れとなっています。

そのため、漫画「浦安鉄筋家族」の単行本の多くは、回ごとにページがつながった状態となり、基本的に余白ページがないことも、漫画「浦安鉄筋家族」の特徴です。また、シリーズ化されている「浦安鉄筋家族」は、新シリーズの始まりとと共に話数がリセットされ、話数カウントもシリーズごとに「～固め（元祖!）」「～キンポ（毎度!）」「～ミャオ（あっぱれ!）」と変更されています。

これまでドラマCDやアニメ化が制作されてきた漫画「浦安鉄筋家族」ですが、過激なギャク描写から、実写版は難しいと言われてきました。しかし、2020年4月に、テレビ東京系列の「ドラマ24」枠にて、ファン待望の実写版「浦安鉄筋家族」の放送が発表され、話題となりました。実写版「浦安鉄筋家族」では、小鉄の父・大沢木大鉄を主人公にしたストーリー展開で、大鉄役には、俳優・佐藤二朗さんが起用されました。

漫画「浦安鉄筋家族」の舞台である千葉県浦安市は、千葉県北西部に位置し、東京ディズニーリゾートが所在する都市として広く知られています。千葉県の市町村で最も東京寄りに位置しており、東京都・江戸川区とは、旧江戸川を挟んで隣接しています。そのため、首都圏や羽田空港への交通アクセスが良いことから、ベッドタウンとして注目され、人口が年々増加しています。

「浦安鉄筋家族」のメインヒロイン・西川のり子は、黒髪のツインテールが特徴の明るく活発な女の子です。浦安鉄筋家族の主人公・大沢木小鉄とは、ライバル関係かつ彼の抑え役を担っており、劇中では小鉄と衝突することが多いキャラクターの1人です。浦安鉄筋家族では、大阪からの転校生として初登場を果たし、転校初日に、小鉄からバカにされことを発端に衝突、小鉄の髪を引っこ抜くなど、たくましい一面を見せつけました。

一方、浦安鉄筋家族で描かれた小鉄とのり子の衝突は、後に小鉄の髪型を変えるきっかけとなり、現在の丸刈りスタイルが定着しました。男の子を相手にけんかをするなど、男勝りなイメージが強いのり子ですが、西川家では、家事全般が苦手かつ面倒くさがりな母親に代わって、家事をこなすなどしっかりした性格や、小鉄を始めとする仲間想いの優しい一面やかわいい外見が人気のキャラクターです。

浦安鉄筋家族では、インパクトある関西弁を話していることから、気が強く男勝りに見える西川のり子ですが、ツインテールの黒髪に可愛い容姿、家事全般を得意とするなど、女の子らしい一面が高く評価されているかわいい乙女です。また、浦安鉄筋家族では、小鉄に対する好意と受け取れる描写があり、彼に対する恋愛感情も示唆されています。

「浦安鉄筋家族」の西川のり子は、男勝りでしっかり者でありながら、女の子らしさを感じさせる優しさや、周囲に気配りができるかわいい女の子です。以下では、浦安鉄筋家族・西川のり子の声優情報を紹介します。

浦安鉄筋家族・アニメ2期の西川のり子声優・橘田いずみさんは、東京都出身の声優で、2008年から声優活動を開始しました。2010年に、アニメ「探偵オペラミルキィホームズ」のコーデリア・グラウカ役で有名になりました。また、餃子評論家としても知られ、餃子関連のイベントや執筆活動など、幅広い活躍を見せる人気声優の1人です。

また、浦安鉄筋家族・アニメ2期では、西川のり子の他に、小鉄の姉・大沢木桜や、小鉄のクラスメート・淡口静香の声も担当しています。

浦安鉄筋家族・アニメ1期の西川のり子の声優・荒木香衣さんは、1986年から声優活動を行なっており、1993年にアニメ「美少女戦士セーラームーン」にて、三石琴乃さんの代役を担い、後にちびうさ役に抜擢されました。現在は、フリーで活動しており、新人声優への教師の仕事を中心に活動を行なっています。

浦安鉄筋家族・ドラマCD版の西川のり子の声優・神代知衣さんは、1960年生まれ、山口県出身、81プロデュース所属の声優です。1984年にテレビアニメ「チックンタックン」でデビューを果たし、アニメ「きかんしゃトーマスシリーズ」のパーシー役をはじめ、アニメ作品を中心に活躍しています。

浦安鉄筋家族には、バレンタイン当日にのり子が小鉄へ義理チョコを渡した回があり、のり子の小鉄に対する恋心が注目されました。以下では、浦安鉄筋家族の有名エピソードとなった、西川のり子のバレンタインチョコの概要と、受け取り拒否で泣いた理由を考察します。

バレンタインの日が近づく頃、浦安鉄筋家族の主人公・小鉄は、片思いの少女・あかねちゃんに対して、バレンタインに義理ではないチョコを頂戴と、しつこくねだっていました。一方のあかねちゃんは、お調子者の小鉄に興味がなく、本命はおろか義理チョコすらあげる気はなく、チョコを貰い損ねた小鉄は、ショックを受けます。

そんな小鉄の姿を見かねたのり子は、そっけない態度を装いながら小鉄に「義理チョコ」をあげました。しかし、あかねちゃんに一途の小鉄は、例え義理チョコでも、あかねちゃん以外の女の子からチョコを貰う気はなく、のり子の義理チョコを突き返してしまいます。小鉄の心もとない行為にショックを受けたのり子は、小鉄を殴ると、涙を流しながらその場を去っていきました。

浦安鉄筋家族で描かれた西川のり子の性格から、あかねちゃんからバレンタインチョコを貰えなかった小鉄を哀れんで、義理チョコをあげたと解釈されます。一方で、明かな恋愛感情は描写されなかったものの、のり子の小鉄に対する好意は、浦安鉄筋家族でも多く見られ、バレンタインにのり子が義理チョコをあげた経緯も、小鉄のことが好きだったからとも考えられる、かわいい行為でしょう。

そして、のり子の性格から、小鉄への好意を素直に打ち明けることは難しいと思われ、表では「義理チョコ」といいつつも、本当は「本命チョコ」として準備していた可能性も高いでしょう。しかし、のり子が渡したチョコが「義理チョコ」だったとしても、バレンタインという特別な日に、酷すぎる言い方で受取拒否をされたら、のり子ですらショックを受けて泣いてしまうのも、無理はないでしょう。

「義理」と言いつつも、小鉄にバレンタインチョコを渡すかわいい性格を覗かせる西川のり子は、浦安鉄筋家族では、人気の高い女の子キャラクターです。以下では、浦安鉄筋家族・西川のり子の特徴を紹介します。

浦安鉄筋家族では、転校生として初登場した西川のり子は、大阪府寝屋川市出身で、大阪弁を用いた話し方が特徴です。また、出身が大阪であることにちなみ、のり子の両親はそれぞれ、お父ん（おとん）・お母ん（おかん）と呼ばれ、筋金入りの阪神ファンやスーパーの買い物すら値引交渉を行うなど、大阪気質が見られます。

浦安鉄筋家族では、ひときわ存在感のあるのり子には、体調はすぐれない人や病気の人を治すことができる、不思議な能力が宿ったおデコを持っています。のり子のおデコの能力は、「浦安鉄筋家族」にて、浦安一のバカと言われる小鉄のおバカな部分を治しました。のり子のおデコの能力には、まだまだ知られざる能力が秘められているでしょう。
 

しっかり者で優しい性格に、かわいい顔立ちから浦安鉄筋家族の人気キャラであるのり子は、小鉄を圧倒する抜群の運動神経の持ち主です。得意教科に体育をあげるように、活発な女の子ののり子ですが、体力や持久力の面では、小鉄に負けています。しかし、それ以外の分野であれば、のり子の方が圧倒的に強く、「浦安鉄筋家族」では、女の子とは思えない運動能力を発揮しています。

特に、柔道着を着用すると、運動能力が格段に上がり、車を投げ飛ばすなど、子供とは思えない桁外れな怪力を発揮しています。また、普段着もジャージや体操服でいることが多いことも、のり子の運動神経の高さを示しているでしょう。

「浦安鉄筋家族」では、大沢木家とは隣同士の西川家は、土井津家に次ぐ貧乏であり、簡素な造りの２階建ての住居は、度々倒壊の危機を起こしています。また、のり子の実家・西川家の貧乏ぶりは、朝食はアイスのみ、新聞やチラシの購読は、早起きして大沢木家のものを勝手に見るなどの行為が挙げられます。

浦安鉄筋家族・西川家の貧乏は、のり子のお父んの博打好きが原因とされ、大阪に住んでいた頃から、過激なギャンブルによって、のり子たち家族が多大な迷惑を被っていたことが判明しています。千葉県浦安に引っ越し後は、タクシードライバーとして働き始めたお父んでしたが、大酒呑み・ヘビースモーカーな生活が、西川家の家計を圧迫し続けています。

西川のり子の好きな食べ物は、卵焼きなど卵料理全般であり、貧乏の西川家では、卵を使った料理は御馳走です。一方、嫌いな食べ物は、納豆です。

「浦安鉄筋家族」は、多くのパロディネタが登場することでも知られ、浦安鉄筋家族のメインヒロイン・西川のり子の名前のモデルは、お笑い芸人・西川のりおさんから考案されました。のりやんの愛称で知られる西川のりおさんは、漫才コンビ・西川のりお・上方よしおとして、1980年代の漫才ブームにて人気を博した芸人の1人で、オレたちひょうきん族にレギュラー出演の経験があります。

「浦安鉄筋家族」では、小鉄にツッコミを入れるなど、コミカルな描写が多い西川のり子ですが、ツインテールにした髪型や女の子らしい容姿は、読者の心を癒してます。以下では、浦安鉄筋家族・西川のり子に関する感想や評価を紹介します。

関西弁やしっかりした性格から、気の強さが強調される西川のり子ですが、「浦安鉄筋家族」では、小鉄に対する恋心を彷彿させる素振りを見せるなど、ファンからはかわいいキャラクターとして親しまれています。「浦安鉄筋家族」では、小鉄からいたずらにツッコミや反撃を繰り出して、読者の笑いを誘う一方で、自分の気持ちに素直になれないのり子の乙女な一面がかわいいと、小鉄との恋の進展にも注目が集まっています。

2020年4月放送予定のドラマ「浦安鉄筋家族」は、原作ファン待望の実写版の実現となり、主人公・大沢木大鉄の次男・小鉄や、浦安鉄筋家族のメインヒロイン・西川のり子など、人気キャラクターの配役や、作風に注目が集まっています。

過激なギャグが人気に火をつけた漫画「浦安鉄筋家族シリーズ」は、他のギャグ漫画にはない独特の作風がファンに支持されており、一度読み始めたら止まらない面白さと評されています。一方で、下品なネタも多数描かれていることから、一部の漫画好きからは敬遠されがちな「浦安鉄筋家族」ですが、小鉄たちの日常を面白ろおかしく描いたストーリーは、何度読み返しても飽きることがないでしょう。

浦安鉄筋家族・西川のり子のプロフィールや特徴、小鉄から受取拒否され泣いた、バレンタインチョコの真相、アニメ及びドラマCDの声優情報について紹介しました。「浦安鉄筋家族」では、主人公・大沢木小鉄にツッコミを入れるなど、しっかり者のイメージが強いのり子ですが、小鉄に対する恋心や仲間を思いやる優しさなど、ヒロインらしい一面がかわいいと評されている、人気キャラクターです。