【最遊記】紅孩児とは?性格や演じた声優・キャラクターの秘密情報も紹介

最遊記に登場する紅孩児(こうがいじ)について紹介します。最遊記の紅孩児は、最遊記の主人公・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)に敵対するキャラクターで、敵キャラのメインキャラクターと言われています。ここでは、最遊記の紅孩児の性格・人物像に迫ります。また、紅孩児の母・羅刹女に関することや、紅孩児の秘密に関わる人物たちとの関係も見ていきます。さらに、最遊記のアニメで紅孩児の声を担当している声優・草尾毅について紹介します。

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目次

  1. 最遊記の紅孩児はどんな人物?
  2. 最遊記の紅孩児の性格
  3. 最遊記の紅孩児の声優
  4. 最遊記の紅孩児のキャラクターの秘密情報
  5. 最遊記の紅孩児に関する感想や評価
  6. 最遊記の紅孩児についてまとめ

最遊記の紅孩児はどんな人物?

最遊記の作品情報

最遊記は、作者の峰倉かずやが中国の伝奇小説である「西遊記」を題財にして描いた漫画です。「月刊Gファンタジー」で1997年から2002年まで連載されていました。最遊記のコミックは全9巻が発売されています。最遊記シリーズとして、漫画「最遊記RELOAD」、「最遊記外伝」、「最遊記異聞」、「最遊記RELOAD BLAST」があります。これらの最遊記シリーズは、それぞれOVAやアニメ化されています。

最遊記のアニメは「幻想魔伝 最遊記」が、2000年から2001年までテレビ東京系列で放送されました。また、最遊記シリーズは劇場版も制作され、「劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌」が2001年に公開されました。さらに最遊記はミュージカル化もされました。ミュージカル「最遊記歌劇伝」というタイトルで2008年から上演され、2020年の2月から「最遊記歌劇伝-Oasis-」が予定されています。

最遊記の概要

最遊記は中国の伝奇小説「西遊記」が題材で、最遊記の登場キャラクターは「西遊記」に沿った人物設定になっています。最遊記はビジュアル系の西遊記と言われるほど美形キャラクターが多く登場します。作者の峰倉かずやはこの「最遊記」というタイトルについて、「最も遊ぶ西遊記」という意味で名付け、昔の中国が舞台にも関わらず、テレビやクレジットカード、煙草や缶ビールなどを登場させています。

最遊記のあらすじ

ここで、最遊記のあらすじを紹介します。最遊記の舞台は中国・桃源郷です。かつて桃源郷は人間と妖怪が共に手を取って平和に暮らしていました。しかし、天竺国で、500年前に殺されたはずの妖怪の王「牛魔王」を復活させようとする者が出現。そのため桃源郷に「負の波動」が満ちあふれ、それに伴って妖怪たちが狂暴になり、人間たちを襲うようになってしまいました。

観世音菩薩が事態の収拾を図るため、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)を天竺国へ行かせることにしました。玄奘三蔵は、赤ん坊の頃捨てられ、揚子江を流されていた時に光明(こうみょう)という僧に拾われました。光明はその赤ん坊に江流(こうりゅう)と名付け、育てました。幼い頃から聡明な江流は「修羅」、「羅刹」などと呼ばれ、恐れられました。ある時、光明が江流を庇い、妖怪たちに殺されました。

光明は死ぬ間際、江流に「玄奘」という法名を授けました。さらに玄奘は最高位の僧を意味する三蔵を与えられ、「玄奘三蔵」と名乗ることになりました。玄奘三蔵は五行山に閉じ込められていた孫悟空を助けたことから、孫悟空を部下とします。さらに沙悟浄、猪八戒を伴い、玄奘三蔵と孫悟空は「牛魔王」の蘇生を阻むため、天竺国へと向かいます。旅をする玄奘三蔵一行に、妖怪たちが次々に襲いかかります。

妖怪たちは不老不死になると言われる「最高僧の肉」を食べるため、玄奘三蔵を狙うのでした。そんな中で、牛魔王の息子である紅孩児は、ある事情により仕方なく玄奘三蔵を襲います。しかし、玄奘三蔵たちに敗れ、紅孩児の部下の八百鼡(やおね)が自殺を図った時、紅孩児は八百鼡を助け、連れて帰りました。玄奘三蔵は彼らの姿を見て、倒すべき敵は紅孩児ではなく、他にいると感じました。

ここまで、最遊記のあらすじを紹介しました。最遊記の物語は玄奘三蔵一行と、彼らに襲い掛かる妖怪たちとの戦いが描かれていきます。そんな中で、今回注目の最遊記の紅孩児(こうがいじ)は、玄奘三蔵一行に敵対する側のメインキャラクターとして描かれています。ここでは、最遊記の紅孩児の性格や人物像、秘密について見ていきます。それでは、最遊記の紅孩児のプロフィールから紹介します。

紅孩児のプロフィール

最遊記の紅孩児(こうがいじ)は、最遊記の主人公・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)一行の敵である妖怪たちの中で中心となるキャラクターで、最遊記の悪役側の主人公とされています。最遊記の紅孩児のプロフィールを紹介すると、誕生日は1月6日で身長は172㎝、年齢は500歳以上です。父は牛魔王(ぎゅうまおう)、母は羅刹女(らせつにょ)です。

紅孩児は西遊記の伝奇にも登場

最遊記の紅孩児は、物語の基である中国の伝奇小説の「西遊記」にも登場しています。西遊記の中で紅孩児は、牛魔王と羅刹女の息子で「六百里鑽頭号山(ろっぴゃくりさんとうごうさん)」にある「枯松澗火雲洞(こしょうかんかうんどう)」という洞窟に部下を従えて住んでおり、孫悟空よりも強い魔力を持っていたと言われています。

西遊記の紅孩児は300年間、火炎山で修行し、中国の道士が使う錬丹術の「三昧真火(さんまいしんか)」を修得しました。この術は、水で消すことができない業火や煙を操ることができるそうです。また、西遊記の紅孩児は長さが6mほどもある火炎槍を武器として使っています。ここでは最遊記の題材となった「西遊記」に登場する紅孩児について紹介しました。

紅孩児のイヤリング

最遊記の紅孩児は、母・羅刹女とお揃いのイヤリングを付けています。母想いの紅孩児はこのイヤリングを非常に大事にしています。最遊記の紅孩児のこのイヤリングは、コスプレ衣装用に販売されています。完成度の高さからアクセサリーとしても人気で、最遊記の紅孩児のファンから好評となっています。

TVアニメ「最遊記RELOAD BLAST」公式サイト

最遊記の紅孩児の性格

ここまで、最遊記の紅孩児のプロフィールや、紅孩児が身に付けているイヤリングについて紹介しました。また、最遊記の題材である西遊記に登場する紅孩児についても見てきました。ここからは、最遊記の紅孩児の性格について見ていきます。最遊記の紅孩児は、どのような人物なのでしょうか?最遊記の紅孩児は主人公・玄奘三蔵の敵として登場し、妖怪たちの中心となる人物で、最遊記の敵側のメインキャラクターと言われています。

紅孩児の性格①仲間思いで誠実

最遊記の紅孩児の性格の一つ目を見ていくと、最遊記の紅孩児は非常に仲間を大切にする人物で、性格は素直で誠実だということです。八百鼡(やおね)たち部下に対しても優しく、失敗をしても許す心の広さを持っています。最遊記の紅孩児の部下でもあり、兄貴のような存在でもある独角兕(どくがくじ)が、敵である玄奘三蔵一行の沙悟浄の異母兄だという事情を汲んで、気遣いを見せるなど仲間想いの人物です。

紅孩児の性格②真面目

最遊記の紅孩児の性格の二つ目を見ていくと、最遊記の紅孩児は、素直で誠実な性格ですが、それに加えて真面目な性格でもあります。また、紅孩児は妖怪一行のリーダーとして強い信念を持って行動する人物です。このような紅孩児の性格は玄奘三蔵たちも知っており、敵対する間柄とはいえそんな紅孩児の人格を認めているのでした。

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最遊記の紅孩児の声優

ここまで最遊記の紅孩児の性格や人物像を見てきました。最遊記の紅孩児は仲間思いで誠実、真面目な性格でした。ここで、最遊記のアニメで、紅孩児の声を担当している声優について紹介します。

草尾毅のプロフィール

最遊記の紅孩児の声優、草尾毅(くさおたけし)は、1965年の11月20日生まれ、埼玉県出身です。声優事務所「青二プロダクション」付属の声優養成所、「青二塾」に入り、声優の基礎を学びました。声優デビューは1982年のアニメ「AKIRA」の甲斐役でした。1989年にはアニメ「鎧伝サムライトルーパー」の主役5人の声優たちと「NG5」という音楽ユニットを結成。1990年にユニットは解散しましたが、ソロで活動をしています。

草尾毅の主な出演作品

最遊記の紅孩児の声優・草尾毅の主な出演作を紹介します。1989年「ドラゴンボールZ」トランクス、1990年「NG騎士ラムネ&40」ラムネス ・ 馬場ラムネ、1991年「ゲッターロボ號」一文字號、1992年「スーパービックリマン」大聖フェニックス、1993年「SLAM DUNK」桜木花道、1997年「少女革命ウテナ」西園寺莢一、2001年「ONE PIECE」ゴール・D・ロジャーの若い頃など、2004年「ケロロ軍曹」ドロロ兵長。

2006年「祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン」ヤマト王子、2007年「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」魏志軍。2009年「蒼天航路」夏侯惇、2011年「真剣で私に恋しなさい!!」島津岳人、2015年「戦国無双」真田幸村、「ドラゴンボール超」トランクス、2016年「タイガーマスクW」藤井大助、2018年「ブラッククローバー」ラドロス、2019年「戦姫絶唱シンフォギアXV」エンキ、などです。

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最遊記の紅孩児のキャラクターの秘密情報

最遊記の紅孩児の人物像、性格について紹介し、紅孩児の声優・草尾毅について紹介しました。ここから、最遊記の紅孩児の秘密を、羅刹女(らせつにょ)、玉面公主(ぎょくめんこうしゅ)、李厘(りりん)、你健一(にぃじぇんいー)という、最遊記に登場する各キャラクターとの関係と共に見ていきます。

キャラクターの秘密情報①羅刹女との関係

最遊記の羅刹女(らせつにょ)は、紅孩児の母です。500年前、羅刹女は牛魔王の正妻でしたが、玉面公主(ぎょくめんこうしゅ)によって紅孩児と共に封印されました。紅孩児の封印が解かれた後も羅刹女は解放されていません。紅孩児は牛魔王の蘇生させる実験に加担していますが、それは、母の封印を解くために従っているだけです。

キャラクターの秘密情報②玉面公主との関係

最遊記の紅孩児と玉面公主の関係を見ていくと、玉面公主は牛魔王の今の妻で、紅孩児の義理の母になります。牛魔王の正妻の座を狙う玉面公主は、紅孩児の母で牛魔王の正妻である羅刹女に強い嫉妬心を抱いています。そのため牛魔王と羅刹女の息子である紅孩児も玉面公主に憎まれています。玉面公主は封印した羅刹女を人質にして紅孩児を思うままに操ります。そんな玉面公主は、欲深く残忍な性格の人物です。

キャラクターの秘密情報③李厘との関係

最遊記の紅孩児と李厘(りりん)の関係を見ていくと、李厘は牛魔王と玉面公主の娘で、紅孩児とは異母兄妹という関係です。母である玉面公主からは愛情を感じられず、牛魔王を蘇生させるための道具としか思われていないことを感じ取っています。紅孩児からは、異母兄妹であるにも関わらず愛されており、兄妹の関係は良好です。

紅孩児を慕う李厘は、玄奘三蔵一行などの紅孩児に敵対する者は、母である玉面公主でさえも嫌っています。李厘は実力的には申し分ないのですが、戦闘には参加させてもらえず、見ていることが多いです。性格は単純で「女悟空」などと言われている人物です。

キャラクターの秘密情報④你健一に洗脳されていた?

最遊記の你健一(にぃじぇんいー)は、牛魔王を蘇生させるための研究を行っている科学者です。その正体は、最遊記の中で最強とされる烏哭(うこく)三蔵です。你健一は、洗脳マシーンに紅孩児を入れて魔天経文を奪わせようとしました。洗脳されてしまった紅孩児は冷酷な性格になり、機械的に経文を奪うだけの性格になってしまいました。しかし、独角兕と八百鼡の手助けによって紅孩児は正気になりました。

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最遊記の紅孩児に関する感想や評価

最遊記の紅孩児についての感想です。最遊記の紅孩児には、独角兕、八百鼡という部下がいます。かわいい外見に加えて実力もある八百鼡や、紅孩児にとって頼れる兄貴的な存在の独角兕、さらに紅孩児の異母兄妹の李厘の健気なところなど、個性豊かなキャラクターが揃っているといます。そんな最遊記の紅孩児一行がメインの小説を読んでみたいという感想です。

最遊記の紅孩児についての感想です。最遊記の紅孩児がかっこいいという感想と、紅孩児の母・羅刹女が封印されており、母想いの紅孩児は母のために死方なく玉面公主に従っているという現状です。羅刹女が早く解放され、紅孩児が幸せになって欲しいという感想です。

最遊記の紅孩児についての感想です。こちらの方も最遊記の紅孩児がかっこいいという感想です。最遊記の紅孩児の性格や人物像を見てきましたが、最遊記の主人公に敵対するキャラクターであるにも関わらず、仲間想いで真面目、誠実な性格に加えてリーダーシップ能力に長けている紅孩児は、ツイッター上でもかっこいいという声が寄せられていました。また、紅孩児一行の各キャラクターもそれぞれ個性があって好評となっています。

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最遊記の紅孩児についてまとめ

いかがでしたか?最遊記の紅孩児の、性格や人物像について紹介してきました。紅孩児は最遊記の主人公・玄奘三蔵一行に敵対するキャラクターですが、部下たちを大切にし、真面目で誠実な性格でした。また、最遊記の紅孩児の秘密についても迫り、母・羅刹女や玉面公主との関係や異母兄妹の李厘との関係、さらに你健一との関係も見てきました。

ツイッター上では最遊記の紅孩児がかっこいいという声が寄せられていました。また、最遊記の紅孩児の声を担当している声優は草尾毅でした。声優・草尾毅のプロフィールや主な出演作を紹介しました。最遊記の敵キャラの中でメインキャラクターと言われている紅孩児の活躍に注目して、最遊記をお楽しみください。

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