2019年11月30日公開
2019年11月30日更新
【最遊記】八百鼡はかわいいドジっ子妖怪!紅孩児との関係や担当声優は?
ドジっ子でかわいい最遊記の八百鼡について、基本的な情報や死亡説、担当している声優についてを紹介します。更にグループのリーダーである紅孩児との関係についてや、八百鼡に関するTwitterでの感想や評価などもまとめています。これまで八百鼡というキャラクターに注目した事が無かった人も、改めて彼女を知ればその魅力に気付ける筈です。コスプレも人気の八百鼡は一体どの様な人物なのでしょうか?
八百鼡が登場する最遊記とは?
最遊記に登場するキャラクターの一人である、八百鼡(やおね)がドジっ子でかわいいと言われています。今回はそんな八百鼡というキャラクターについて、基本的な情報から紅孩児というキャラクターとの関係性について、更には八百鼡が死亡したという噂やアニメ版の声を担当している声優についてなどをまとめてご紹介します。最遊記という作品を知らない人も、八百鼡に注目した事がなかったという人も必見の内容です。
最遊記の概要
八百鼡というキャラクターについてをご紹介する前に、まずは最遊記という作品についてをご紹介します。最遊記といえば漢字の違う「西遊記」を思い浮かべる人も多い筈ですが、最遊記は西遊記をモチーフとして製作されている作品です。元々は原作者である峰倉かずや先生が所属している、「STUDIOバックギャモン」が発行した同人誌が始まりとなっており、1997年から月刊Gファンタジーで連載が開始される事となりました。
本作はアニメ化や舞台化などもされている人気作品で、最遊記の連載終了後も「最遊記RELOAD」「最遊記RELOAD BLAST」として物語が続いています。更に本編から500年前を舞台とした「最遊記外伝」も連載するなど、幅広いシリーズ展開を見せている作品でもあります。時代背景は西遊記と同様に中国風の物語となっていますが、作中には煙草や麻雀といった現代の娯楽なども登場し、独自の世界観を生み出している作品です。
最遊記のあらすじ
最遊記の舞台は桃源郷で、元々は人間と妖怪が共存していた世界でした。しかし500年前に闘神である哪吒(なたく)太子によって葬られた筈の大妖怪「牛魔王」を復活させようとする人物が現れ、その影響を受けた妖怪達が自我を失い暴走を始めたのです。牛魔王の蘇生実験を阻止する為に、観世音菩薩は4人の若者達に西を目指して旅をするように命じました。この命を受けたのが玄奘三蔵、孫悟空、沙悟浄、猪八戒です。
三蔵は元は「江流(こうりゅう)」と名付けられ、光明という人物に拾われて育てられていました。しかし光明は妖怪から三蔵を庇い命を落としてしまいます。三蔵は500年前に五行山に幽閉された悟空を牢から解き放ち、自身の用心棒とします。悟浄は紅の髪と瞳を持ち、妖怪と人間のハーフとして孤独な日々を送っていました。八戒は愛する実の姉の命を奪った妖怪を殺し、その返り血により妖怪となってしまいます。
最遊記のアニメが人気になる理由
メインキャラクターとなる4人がそれぞれに重い過去を抱えている最遊記ですが、原作の人気はもちろんアニメもとても人気な作品です。最遊記はCDドラマとの連動で、1999年から2000年までの間にOVAが発売されていました。その後キャストを一新して、テレビアニメ「幻想魔伝 最遊記」の放送がスタートとなりました。テレビアニメは2000年4月から2001年3月まで、テレビ東京系列などで全50話が放送されていました。
最遊記のアニメが人気となった理由は、やはりメインのキャラクターがかっこよく魅力的であった事が大きい様です。銃や如意棒といった武器を振り回し妖怪をなぎ倒していくアクションはもちろん、所々に挟まれるギャグや正反対のシリアスな空気などが、ファンの心を惹き付けた要素となっています。もちろん八百鼡などの女性キャラクターも魅力的なだけでなく、声優陣が豪華な事も人気の理由の一つとなっています。
八百鼡はかわいいドジっ子妖怪!紅孩児との関係は?
今も多くのファンの心を掴んで離さない最遊記という作品ですが、そんな作中に登場する八百鼡がかわいいドジっ子妖怪であると話題になっています。続いてはそんな八百鼡というキャラクターについてを掘り下げてご紹介します。八百鼡自身についてだけでなく、最も近しい存在である紅孩児との気になる関係などについてもまとめているので、メインキャラクターだけでなく敵サイドの様子が気になるという人も注目です。
八百鼡はかわいいドジっ子妖怪
三蔵法師一行の敵キャラクターの一人として登場する八百鼡ですが、かわいいドジっ子妖怪であると人気の高い女性キャラクターです。顔のサイドを三つ編みにし、後ろはツインテールの様な髪型をした八百鼡は、家事全般を得意としている薬師をしている妖怪です。怪しい薬品などを調合したり裁縫を趣味としているキャラクターですが、しっかりしていそうな反面で天然ボケという属性を持った意外性のあるキャラクターです。
かわいいだけではなく心根の優しい女性でもある八百鼡は、敵である三蔵一行に対してもその様子を見せる場面があります。自分を気遣ってくれた八戒に対しては、情を持ってしまった為か敵意を向けきれずにいる事もあります。アニメの最遊記では、紅孩児の妹である李厘のお目付け役の様なポジションとしても活躍しています。優しくかわいい女性でありながら、槍や爆薬などを使用する戦闘も行う事ができる人物でもあります。
八百鼡と紅孩児との関係
元は両親が薬師をしていた八百鼡ですが、百眼魔王により両親が殺されてしまい、自身もまたその美しさから献上されてしまうピンチに陥っていた事がありました。そんな八百鼡を窮地から救ってくれたのが、現在行動を共にする様になった紅孩児だったのです。その一件があって以来、八百鼡は紅孩児に付き従う様になりました。八百鼡にとって、紅孩児は命を救ってくれた尊敬すべき恩人であるのです。
その一方で、八百鼡は紅孩児に対して好意を抱いている様子も見られます。ファンの間では八百鼡と紅孩児の関係性に注目する声も上がっていますが、紅孩児は仲間達から信頼され尊敬されるリーダーでもあります。そんな紅孩児に対して八百鼡が恋愛的なアプローチをかけるといった姿は見られませんが、今後その関係性に動きがあるかといった部分にも八百鼡ファンは注目したいポイントであると言えそうです。
八百鼡のコスプレも人気?
男性キャラクターがメインとして活躍をする最遊記の中でも、貴重な女性キャラクターの八百鼡ですが、実はコスプレも人気を集めている様です。最遊記という作品自体も、登場するキャラクターのコスプレをして楽しむファンは多いのですが、女性キャラクターの中でもかわいい八百鼡はコスプレをしたいと考える女性ファンが多い様です。ネットショッピングなどで気軽に衣装を購入する事も可能となっています。
八百鼡の初登場や死亡の噂
漫画やアニメの中だけでなく、現実でコスプレを楽しむファンも多い八百鼡というキャラクターですが、死亡の噂も浮上している様です。続いては八百鼡の初登場シーンについてや、八百鼡が既に死亡しているという噂の真相についても順番にご紹介します。まだ作品を追っておらず八百鼡というキャラクターに興味を持つ人にとっては、死亡の真偽については特に確認しておきたいポイントとなりそうです。
八百鼡の初登場シーン
アニメでの八百鼡の初登場シーンは、第5話とシリーズの序盤である事がわかります。第5話「PureAssassin~美しき暗殺者~」は原作となる漫画でも登場するシーンとなっていますが、アニメ版では原作の内容を詰め込んだ展開が見られました。タイトルの通り三蔵一行を暗殺する任務を負った八百鼡が一行の前に姿を現しますが、八百鼡のドジっ子ぶりも炸裂する回となっている為、ギャグ要素も強めのストーリーとなっています。
八百鼡が初登場する事となった回では、八百鼡の魅力を存分に堪能できるだけでなく、女性に対して他の妖怪を退治する際と同様に強気に出る事のできない三蔵一行の姿を見る事もできます。かわいい八百鼡の姿と共に、三蔵一行のただ暴れ回る集団というだけではない魅力の一端を知る事のできるストーリーが、人気にもなった回でした。八百鼡ファンならずとも是非チェックしておきたい回となっています。
八百鼡は死亡している?
そんなかわいい姿が話題となっている八百鼡ですが、原作では既に死亡しているとの噂も浮上しています。誰が命を落としてもおかしくはない世界観での物語となっている為、八百鼡が死亡していたとしても不思議ではありません。実際に八百鼡の死亡説についてを検索してみると、死亡したのではないかとの候補が挙がってくる事がわかります。これらを見て不安を感じたファンも多かったのではないでしょうか?
しかし実際には八百鼡が死亡したという事実はなく、この候補が挙がる様になった理由は、八百鼡の自殺未遂にある様です。八百鼡は三蔵一行の暗殺任務に失敗した事で絶望し、自らの命を絶とうとする場面が登場します。しかしこれを紅孩児によって阻止され、再び紅孩児に忠誠を誓う事となったのです。今後のストーリー展開によっては本当に死亡してしまう可能性もゼロではありませんが、現状は安心して良い情報の様です。
八百鼡の声優
生存もわかり安堵したファンも多い筈の八百鼡ですが、その人気の理由の一端を担うのはやはりアニメ版の声を担当する声優にもあるのではないでしょうか?続いてはアニメの最遊記で八百鼡の声を担当している声優についても、少しだけご紹介します。原作しか読んだ事がなかったというファンも、声優についての情報や喋る八百鼡の姿を見たら更にその魅力に気付く事ができる様になるかもしれません。
皆口裕子のプロフィール
本名:水口知子
生年月日:1966年6月26日(現在53歳)
出身:東京都文京区
血液型:A型
身長:157cm
職業:声優、ナレーター、舞台女優
所属事務所:青二プロダクション
アニメの幻想魔伝最遊記で声優を担当しているのは、皆口裕子さんです。優しくふんわりとした声が特徴の声優さんで、アニメやゲームなど幅広い作品で活躍を続けている人物です。舞台女優としても活動をしているほか、「天才!志村どうぶつ園」「トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~」といったテレビ番組のナレーションでその声を知る人も多い筈です。
皆口裕子の主な出演作品
1980年代から多くの作品に出演している皆口裕子さんですが、主な出演作品は「ボスコアドベンチャー」「YAWARA!」「ヤダモン」「ドラゴンボールZ」「美少女戦士セーラームーン」「ドクタースランプ」「だぁ!だぁ!だぁ!」「テイルズ オブ エターニア」「英雄伝説 空の軌跡FC」「ラブプラス」「ガールフレンド(仮)」などが挙げられます。
OVA版の声優は石村知子
旧芸名:柊美冬、鶴野恭子
生年月日:2月24日
出身:神奈川県
血液型:B型
身長:150cm
職業:声優
所属事務所:81プロデュース
ちなみにOVA版の声優を担当していたのは、石村知子さんです。石村知子さんの主な出演作品は、「スレイヤーズ」「ロミオの青い空」「少年サンタの大冒険!」「異次元の世界エルハザード」「神秘の世界エルハザード」「ロスト・ユニバース」「KAIKANフレーズ」「仰天人間バトシーラー」などが挙げられます。
八百鼡に関する感想や評価
女性キャラクターの中でもかわいいと人気の高い八百鼡ですが、実際に最遊記の原作を読んだりアニメを観たファンからは、どの様な評価を得ている人物なのかも気になるのではないでしょうか?続いてはTwitter上での八百鼡というキャラクターに対する、感想や評価などについても少しだけご紹介します。
八百鼡ちゃん、高身長と大きな胸がコンプレックスなの最高に可愛いと思う。凄いのは嫌味とかじゃなくて、「ああ確かに八百鼡ちゃんなら悩みそうだな」と思えるところ。八百鼡ちゃんかわいいよ八百鼡ちゃん。紅王子をよろしく頼む。
— ひのき (@yomogimochi0123) September 24, 2019
八百鼡は身長も170cm台でスタイルも抜群のキャラクターですが、本人はそれをコンプレックスに感じているという点が、彼女らしいと高評価を得ている部分でもある様です。作品によっては抜群のプロポーションを活かす女性キャラクターも登場しますが、どちらかといえば控えめな性格をした八百鼡というキャラクターは、そういった反応が自然であると感じられている様です。
自分の恋人と同じように百眼魔王の生贄になりかけた過去を持つ八百鼡を知らずの内に助けて一瞬いい感じになる八戒と八百鼡も何かの縁だよね…みねくらせんせのやることが全てにおいてエモい
— ゆ🍉 (@1zyo_kja_yume) June 4, 2019
ある意味では運命的な出会いを果たした八百鼡と八戒ですが、紅孩児との関係性が気になるファンも多い一方で、敵でありながら憎みきれない間柄であるこの二人の関係性に対しても、注目する声は多い様です。今後も特定のキャラクターと特別な関係になる可能性もゼロとは言い切れませんし、そういった恋愛模様の部分にも注目してみると面白い発見もあるかもしれません。
テニスの舞台は試合中心だからヒロインが出ないのは妥当だと思うけど重要な役割を握るキャラクターでも頑なに女性キャスト出しませんという歌劇伝観るとなんだかなと思う自分がいる。八百鼡さんと李厘のいない紅孩児一行もパワーバランス悪くて観てられないからやっぱりアニメ派ですよ私は。
— 伊吹@「90年代生まれのタイムマシン」 (@90s_timemachine) November 28, 2019
女性人気の高い最遊記という作品ですが、舞台版では女性キャストが不在という構成となっていました。しかし女性キャラクターのファンはもちろん、作品全体が好きだというファンからしても、八百鼡などの女性キャラクターが不在の最遊記には不満の声も見られた様です。脇役とも言えるキャラクターかもしれませんが、それぞれが担う役割の大きさをファンが十分に理解しているという事なのかもしれません。
八百鼡についてまとめ
最遊記に登場する八百鼡という女性キャラクターについて、基本的な情報から紅孩児との関係性などについて、更に担当している声優についてをご紹介しましたが、彼女の魅力を更に理解する事ができたのではないでしょうか?死亡説なども浮上していた八百鼡ですが、貴重な女性キャラクターとして今後の活躍も期待したい人物の一人となっています。
最遊記に登場する女性キャラクターは、かわいいだけではなく芯が強かったり、しっかりと自分を持ったキャラクターも多く登場します。この機会に改めて作品を読み返してみるなどして、登場人物達の持つ魅力を再確認してみるというのも良いのではないでしょうか?