【アカメが斬る】サヨのタツミとの関係を考察！アニメ版の声優や原作との違いとは？

アカメが斬る！のアニメと原作漫画両方に登場する主人公タツミの幼馴染サヨ。主人公のタツミは幼馴染であるサヨへ好意を寄せていたものの、原作漫画のアカメが斬る！の作中で拷問され、死亡してしまうという無残な最後を遂げてしまいます。本記事ではそんなアニメの原作となった漫画アカメが斬る！に登場するサヨについて死亡してしまった最後や主人公タツミとの関係、アニメの声優などをまとめてご紹介していきます。

ではサヨの最後や声優などをご紹介する前に、サヨが描かれた原作版アカメが斬る！の作品情報をご紹介します。サヨが登場するアカメが斬る！とは2010年から2017年まで漫画雑誌「月刊ガンガンJOKER」で連載されていたタカヒロが原作を務める日本の漫画作品です。漫画アカメが斬る！は世界で国民に圧政を敷いている帝国と帝国に恨みを抱える反乱軍「ナイトレイド」の戦いを描いた作品であり、合計16巻で完結しています。

そんな漫画アカメが斬る！は非常にシリアスで残酷な描写が多い作品となっており、見る人を選ぶ漫画といわれています。しかし戦いをより熱くリアルに描いた作風は非常に高い支持を集めており、2014年の7月から12月までアニメ化されました。アニメアカメが斬る！は漫画を原作に制作しているものの原作に無いシーンが多々描かれており、アニメと原作になった漫画アカメが斬る！は全く異なる作品であると評価されています。

アカメが斬る！の世界では帝国と呼ばれる国家が統治しており、帝国が行う圧政で国民は日々苦しい生活を余儀なくされていました。アカメが斬る！の主人公であるタツミも帝国の圧政で苦しい生活を送る国民の1人であり、タツミはお金を手に入れるために帝国の兵隊になることを決意します。兵士になるためには帝都と呼ばれる場所へ行かなければならず、タツミは本記事でご紹介する幼馴染のサヨとイエヤスという少年と共に旅に出ます。

しかし一行はその途中で盗賊に襲撃されてしまい、レオーネという女性にタツミは財産を奪われてしまうことになります。全てを失ったタツミは絶望するものの、アリアという貴族の少女に拾われ、護衛の兵士として働くことになります。そこでタツミは帝国が圧政を敷いているのは暴虐の限りを尽くす大臣が原因であることを知ります。そしてタツミは圧政を敷く帝国を打倒するため行動している「ナイトレイド」という組織を知ります。

その日の夜タツミはアリア殺害を目標に掲げるナイトレイドの襲撃を受けてしまいます。アリアの護衛はタツミ以外殺害されており、タツミは急ぎアリアの元へ駆けつけます。しかしそこには女性の殺し屋であるアカネとレオーネがおり、タツミはアリアを守ろうとします。するとレオーネはそんなタツミにアリア達の家族は裏で多数の人間に拷問を加えて殺害していた狂気の一味であると知られされ、サヨとイエヤスは殺害されていました。

幼馴染であるサヨとイエヤスを殺害されたタツミは怒り狂い、これまで護衛していたアリアを斬り殺してしまいます。アリアを容赦なく殺害する様子を見たレオーネは気に入り、タツミをナイトレイドに入れようとします。そしてタツミはアカネやレオーネ達のアジトで国民を苦しめる帝国を打倒することを決意し、殺し屋集団であるナイトレイドの1員として動き出すのでした。

本記事で死亡してしまう最後や声優などをご紹介するサヨとはアカメが斬る！に登場するキャラクターです。アカメが斬る！に登場するサヨは長い黒髪に花飾りを付けているのが特徴の少女であり、アニメと原作になった漫画版両方で登場しています。性格は非常にしっかりしており、アカメが斬る！の作中で大人びた雰囲気がある少女として登場します。そんなサヨはアカメが斬る！の主人公であるタツミが生まれた村で育ちました。

いわばサヨとタツミは幼馴染という関係であり、2人は共に帝都から離れた村で元々生活をしていました。幼いタツミは少しやんちゃな性格をしており、しっかり者のサヨはタツミを叱る役割を担っていました。ある日タツミは村にお金を渡すため、兵士となるべく帝都へ旅立つことを決心します。これを知ったサヨはタツミにイエヤスと共に同行するものの、野党に襲撃され、最終的に拷問されて死亡するといった最後を遂げてしまいました。

ではここからは原作漫画アカメが斬る！の作中に登場するサヨと主人公タツミの関係についてまとめてご紹介していきます。上述でご紹介した通り、アカメが斬る！に登場するサヨはアカメが斬る！の主人公であるタツミが生まれた村で育ったキャラクターです。同じ村で育ったサヨとタツミは幼馴染の関係にあり、幼い頃からサヨはタツミと一緒にずっとおり、タツミ自身は姉のような存在であるサヨに好意を抱いていました。

アカメが斬る！の世界を統治している帝国が圧政を敷いたことでタツミやサヨ達が住む村は困窮してしまっていました。この現状を知るタツミは自身が帝国の兵士になり、お金を入れれば豊かになるのではと考えます。そしてタツミは兵士になるため帝国の帝都へ足を運ぶことにし、それを知ったサヨは村の少年イエヤスと共にタツミに同行することにします。これはサヨもタツミと同じく村を豊かにしたいと考えていた結果でした。

この時帝都の外には多数の反乱分子や族が出没していました。そんな世界に旅立つということは無謀であり、案の定タツミ・サヨ・イエヤスの3人は盗賊に襲撃されてしまうことになります。盗賊に襲撃されたことで3人は散り散りになってしまい、サヨはタツミと別れてしまうのでした。タツミはその後アリアという少女の護衛となるのですが、サヨはこのタツミが護衛を務めたアリアとその家族に無残な仕打ちを受けることになります。

盗賊に襲撃され、サヨとイエヤスと別れてしまったタツミ。タツミは共に旅をしていた幼馴染のサヨとイエヤスを探すため、旅を続けることにします。しかしその途中タツミはレオーネという美女に騙されてしまい、お金などの財産を全て失ってしまうことになります。財産を失ったことでタツミは絶望し、途方に暮れてしまいました。そんなタツミは途方に暮れている途中にアリアという貴族の少女と出会い、拾われることになります。

貴族の少女であるアリアに拾われたタツミはそこで護衛として働くことにします。護衛として働くことになったタツミは護衛の同僚に帝国が大臣の手によって腐敗してしまい、ナイトレイドと呼ばれる殺し屋が暗躍していることを伝えられます。その夜アリアの邸宅はそのナイトレイドに襲撃され、タツミはアリアを守ろうとします。しかしアリアの家族にはとある恐るべき秘密があり、それを知ったタツミは驚愕することになるのでした。

漫画を原作に放送されたアニメアカメが斬る！でサヨの声優を担当したのは日本の女性声優である小松未可子です。小松未可子は1988年の11月11日に三重県で生まれた2019年12月現在31歳の女性声優であり、ヒラタオフィスに所属しています。小松未可子は元々2003年にアイドルグループ「いもうと」のメンバーとして芸能界デビューを果たし、2007年にドラマ「生徒諸君！教師編」で女優としてデビューを果たしました。

その後3年ほど小松未可子は女優として活動し、2010年にアニメ「HEROMAN」の主人公ジョーイ役で声優デビューを飾りました。声優デビューを果たした小松未可子はその可愛い容姿と演技力で一躍ブレイクを果たし、ファンから「みかこし」とあだ名されて高い支持を集めています。また小松未可子は2012年にトイズファクトリーに所属して歌手デビューも果たしており、2019年12月現在声優以外に多数の方面で大活躍しています。

• 2010年のアニメ「HEROMAN」：ジョセフ・カーター・ジョーンズの声優
• 2012年のアニメ「モーレツ宇宙海賊」：加藤茉莉香の声優
• 2013年のアニメ「ガンダムビルドファイターズ」：イオリ・セイの声優
• 2014年のアニメ「ニセコイ」：鶫誠士郎の声優
• 2015年のアニメ「オーバーロード」：ルプスレギナの声優
• 2015年のアニメ「うしおととら」：中村麻子の声優

• 2016年のアニメ「亜人」：下村泉の声優
• 2017年のアニメ「風夏」：石見沙羅の声優
• 2017年のアニメ「宝石の国」：シンシャの声優
• 2018年のアニメ「ポプテピピック」：ポプ子の声優
• 2018年のアニメ「ゆらぎ荘の幽奈さん」：神刀朧の声優
• 2019年のアニメ「鬼滅の刃」：朱紗丸の声優

ではここからは本記事の本題であるサヨの死亡した最後や原作とアニメの違いなどをまとめてご紹介していきます。暗殺するためにアリアが住む邸宅を襲撃したナイトレイド。タツミは少女アリアを守るため、ナイトレイドのメンバーであるアカメとレオーネの前に立ちふさがります。するとレオーネはそこでアリアの一族の秘密をタツミへ打ち明けます。アリアの家族は普段露頭に迷う人へ施しを行う心優しい人達でした。

しかし本当は苦しんでいる人を見ることが大好きなサディスト的な性格をした家族であり、これまで多数の罪のない人々に残虐な拷問や実験を繰り返していました。盗賊に襲撃されて行方不明になったサヨとイエヤスもアリアの家族に監禁され、拷問の果てに死亡していました。この無惨に死亡した最後を知ったタツミはアリアを殺害します。アリアが死亡した後、タツミは国民を苦しめる帝国を打倒するため、ナイトレイドへ入隊しました。

上述でご紹介した通り、サヨはアリアに拷問されて死亡し、最後を遂げます。しかしその後アカメが斬る！の作中で描かれたタツミと辻斬りザンクの戦いで死亡したはずのサヨが再び登場します。これは相手が愛している者に変身するといったザンクの能力であり、再登場したサヨはただの幻覚でした。当初タツミは死亡して最後を遂げたはずのサヨと再開したことで感動してしまい、ザンクの幻覚を信じてしまうことになります。

そうタツミはサヨの事を心から愛しており、死亡した後もタツミの心の中でサヨは生きていたのです。しかし結局これは幻覚であり、能力に嵌ったタツミはザンクに追い詰められます。するとアカメが援軍として駆けつけ、ザンクが死亡したことでタツミは助かります。もしアリアという狂気に満ちた少女がいなければ、サヨは死亡せず、タツミと添い遂げる最後を迎えたことでしょう。

アニメアカメが斬る！の作中でアリア一味に殺害されたサヨはそのまま退場し、生き返ることはありませんでした。しかしアニメの原作となった漫画アカメが斬る！にサヨは死亡後も登場しています。本編には残念ながら退場したため再登場しません。しかし漫画アカメが斬る！の単行本でおまけとして収録されているコラボページに毎回登場しています。もしご興味ある方は是非一度チェックしてみてください。

アカメが斬る！に登場するサヨに関する感想ではサヨが可愛いといった感想が非常に多く寄せられていました。アカメが斬る！に登場するサヨは黒髪ロングの清純派美少女であり、登場当初はその可愛い容姿で注目を集めていました。しかし残念ながら可愛い容姿をしたサヨはアリアの拷問によって死亡してしまい、活躍することなく最後を遂げてしまうことになりました。

アカメが斬る！に登場するサヨに関する感想ではいきなり死んでしまって悲しいといった感想も多く寄せられていました。タツミの幼馴染として登場したサヨはアカメが斬る！の当初メインキャラクターとして描かれていました。しかし上述でご紹介した通り、サヨは無残にもアリアに殺害され、当然死亡してしまいます。このシーンは非常に残酷な場面となっており、多くの読者やアニメ視聴者にショックを与えることになりました。

アカメが斬る！に登場するサヨに関する感想では死亡せず最後まで幸せになって欲しかったという感想も見受けられました。サヨはタツミと村のために兵士を目指すはずが序盤で殺害され、結局幸せを掴めないまま若くして死亡してしまいます。もしサヨがタツミと共に旅を行わず生存しておれば、タツミとサヨは幸せな家庭を築き上げていたのやもしれません。

本記事ではアカメが斬る！に登場するサヨについて最後や声優などをご紹介しました。サヨはアニメと原作漫画両方のアカメが斬る！で無残にもアリアに殺害され、死亡してしまいました。しかしこれはタツミにナイトレイドへ入るきっかけを与えたことにもなっており、タツミはこれを機に帝国と戦おうとします。これを見ると分かる通り、サヨは序盤で退場したものの、アカメが斬る！の作中にとって必要不可欠な存在といえるでしょう。