【ナカノヒトゲノム】アカツキの正体をネタバレ！性格や他のメンバーとの関係は？

アカツキは『ナカノヒトゲノム【実況中】』の主人公です。ここでは、アカツキについて詳しく紹介する前に、まずは『ナカノヒトゲノム【実況中】』がどのような作品なのかを紹介します。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』は、2014年からジーンピクシブで連載されているゲーム実況を題材とした漫画です。単行本はKADOKAWAから出版されています。2019年にはアニメ化を果たしており、全12話がAT-XやYOKYO MXなどで放送されました。また、Amazon Prime VideoやdアニメストアなどのVODでも配信されています。

ゲーム実況界では「ナカノヒトゲノム」というゲーム実況が流行っていました。この「ナカノヒトゲノム」は、クリアに近づくと行方不明になるという噂がありました。アカツキはちょうどそのナカノヒトゲノムのクリア寸前まできていました。

ある日ゲームを終えたアカツキのパソコンの画面には、「クローズドステージのプレイ権限を与えます」と表示されます。その瞬間アカツキは気を失い、次に目が覚めるとゲームのステージに立っていました。アカツキはパカという人物に期間以内に再生数1億ビューを達成するように言われ、リアル「ナカノヒトゲノム」が始まります。

入出アカツキは4月1日生まれのO型で、身長は170cmあります。公立共学高校の1年生です。容姿は童顔で、前髪の左側に白のメッシュを入れています。ゲーム中は学ラン姿で常に前は開けており、首からカードを下げています。日本中の花粉アレルギーのほとんどをコンプリートしているほど花粉症が酷いのも特徴的です。

実際に自分がプレイしていたゲーム実況にも「花粉症にめげずナカノヒトゲノム実況」と花粉症にちなんだタイトルをつけていました。アカツキのステータスでは、戦闘力1、コミュ力4、洞察力3、メンタル力3、賢さ2、すばやさ1という評価になっています。ステータスだけを見ると、コミュ力に優れた性格をしている事がわかります。

ここでは、『ナカノヒトゲノム【実況中】』のアカツキの過去やその正体についてネタバレしていきます。アカツキの正体を明らかにしたのは、カリンの兄のヒノキとアンヤの兄・シンヤです。2人は行方不明者を探すために、各家庭へと調査しに行っていました。そこで「ナカノヒトゲノム」が誘拐事件に関わっているのではないかと手がかりを掴みます。そして最後にアカツキの家を尋ねました。

アカツキは行方不明のはずでしたが、母親はアカツキがいるという2階の部屋へと案内しました。すると案内された部屋のベッドには大きな人形が寝かされており、母親はこれがアカツキなのだと言いました。2人がアカツキの正体に驚いていると、母親の弟のイチヤが現れます。イチヤは母親を買い物へ行かせ、2人に真実を話します。

イチヤの話により、アカツキはすでに亡くなっており、今回誘拐されたアカツキという少年は元はアキラという名前の養子だということが判明しました。アカツキの正体は実はアカツキ本人ではなく、アキラという人物だったのです。つまり、アキラという少年が「ナカノヒトゲノム」の誘拐事件に関わっていたのです。

ここからは、『ナカノヒトゲノム【実況中】』のアカツキの正体に関わる不審な点に関するネタバレを紹介します。実はイチヤの正体はパカ側の人間でした。イチヤはパカ側に雇われ、運搬専門に仕事をしていたのです。その後イチヤはヒノキとシンヤに協力することになり、リアル「ナカノヒトゲノム」が行われている島についての詳しい情報を明かしました。

リアル「ナカノヒトゲノム」が行われている島は元々テーマパークが建設される予定でしたが、資金の関係で頓挫したところを遺伝子研究の施設に利用するために、初代契約者が島を買取ました。初代契約者が死んだ後は、弟子でアカツキの父であるアキトがその島の契約者となり、実験を引き継ぎます。

しかし、アキトは墓守という部下の実験の失敗に巻き込まれてすでに死亡しています。そして現在の島の契約者はアカツキに移っていると言いました。つまり、アカツキの正体は現在リアル「ナカノヒトゲノム」が行われている島の契約者でもあったのです。ただ、いつから島でリアル「ナカノヒトゲノム」が開催されているのかは明らかになっていません。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』に登場する伊奈葉ヒミコは、公立中学校に通う2年生です。髪色は茶髪で、いつもオレンジのマフラーとゴーグルを着用しています。アカツキとは1巻の時点で仲が良く、慕っています。実はヒミコとアカツキは兄妹なのではないかという考察があります。ここではヒミコとアカツキが兄妹だと噂される原因になった過去のネタバレを紹介します。

ヒミコはリアル「ナカノヒトゲノム」をクリアするために、兄を殺したことを告白します。ヒミコは小さいころ、自分が原因で兄を養子に出されてしまいました。なぜ兄が養子に出されたのか分かりません。また、ヒミコはその頃まだ幼く、兄の顔や声さえ覚えていませんでした。その兄は養子先で行方不明となっていました。7年間行方不明だったために死亡届が受理され、兄の死亡が認められたのです。

自分のせいで養子に出され、て行方不明になったので、自分が殺したようなものだとヒミコは思っていたのです。養子といえば、思い出されるのはアカツキの正体です。実はアカツキの正体はアキラという名前の養子でした。ヒミコは過去を語る時に兄の名前を出していなかったので真相は不明ですが、養子という共通点からアカツキとヒミコは実は兄妹なのではないかと考察されています。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』に登場する鬼ヶ崎カイコクは、国立大学1年です。初登場時は和服に鬼の面をつけていました。カイコクのリアル「ナカノヒトゲノム」のゲーム中の動向をネタバレすると、ユズの部屋に入ったことによって、ユズの異常なアカツキへの執着を知ります。そしてパカ側の人間であるような資料も散乱していました。

このことから、カイコクはアカツキとユズがパカ側の人間なのではないかと疑うようになりました。その後カイコクはリアル「ナカノヒトゲノム」で罰則を受けて白い部屋へと閉じ込められます。カイコクはユズのおかげでゲームに戻る事ができるようになったのですが、カイコクはユズの正体が気になっていました。

するとユズは自ら自分がパカ側の人間であることを告白します。ユズはアカツキに執着しており、アカツキについて情報が得られるなら何でもするつもりだったと言いました。遠回しにアカツキとユズは関係ないと言っているようですが、カイコクはそれでアカツキやユズの正体が白であるとは思いませんでした。

実際に、『ナカノヒトゲノム【実況中】』の7巻では、アカツキにカマをかけているような描写がありました。このように、アカツキには疑いの目を向けている状態で、一緒に行動などはあまりしていません。ちなみに「ナカノヒトゲノム」のメンバーの中では、ザクロと一緒にいることが多くあります。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』に登場する路々森ユズの正体をネタバレすると、実はパカ側に雇われたリアル「ナカノヒトゲノム」の監視役で、研究所に所属していました。アカツキとの関係は不明ですが、行動の端々にアカツキに執着しているような描写がありました。

そしてリアル「ナカノヒトゲノム」のゲーム中にユズの部屋に入ったカイコクが、大量のアカツキの写真を見つけます。このシーンによって、ユズがアカツキに対して並々ならぬ執着心を持っていることが明らかになりました。また、カイコクが見つけた写真の中には、研究所で働いていた頃の写真がありました。ユズに似た人物ともうひとり黒髪の男性が2人で写っています。

しかし2人とも顔がマジックで消されており、黒髪の男性が何者かは分からない状態です。ただこの写真を見ると、ユズに似た人物はカードを首から下げていました。このカードはいつもアカツキが首から下げているカードと同じものです。そのため、この写真はアカツキとユズが写っており、ユズは以前からアカツキと知り合いだったのではないかと考察されている方もいました。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』に登場する更屋敷カリンは、ミッション系の女子校に通っている高校1年生です。ホラーゲーム実況で有名な女の子で、リアル「ナカノヒトゲノム」に招かれた時は、アカツキと一緒に森の中で倒れていました。そのため、アカツキとはどちらかというと親しい関係性ではあるものの、一歩距離を置いています。

アカツキと話す時はよくツッコミなどをして、夫婦漫才のようなやり取りをしています。また、ユズの正体知る者でもあり、その正体に関する資料を後にカイコクから借りています。カリンは表立ってアカツキやユズを疑ってはおらず、どちらかというとリアル「ナカノヒトゲノム」を主宰するパカ側でも味方だと信じたいと思っているようです。

ちなみにカリンの兄・ヒノキの動向をネタバレすると、アンヤの兄・シンヤの依頼でカリンを含めた行方不明者を追っています。ヒノキは行方不明者達が「ナカノヒトゲノム」をプレイしていたことを突き止めました。

パカはリアル「ナカノヒトゲノム」の主催者側の人間です。アルパカの被り物を被り、スーツ姿で実況者達の前に現れます。何故かパカはアカツキに対して贔屓しているところがあり、カイコクもそこに目をつけていました。『ナカノヒトゲノム【実況中】』の7巻では、パカが襲われるシーンがあります。普通であればパカを放置し、そのまま脱走を考えてもおかしくはありません。

しかし、アカツキはパカを助けたいと言いました。他の実況者達は、アカツキが平和主義で優しいことを知っていたため、そう言うのだと思いました。しかし、アカツキを疑っているカイコクは、パカがいないと何かアカツキにとって不都合があるのではないかと疑います。また、パカの過去の記憶の夢で一瞬アカツキのような人物が描かれたこともあります。

アカツキはとても素直な性格をしています。パカからも、リアル「ナカノヒトゲノム」の参加者の中で最もゲームに真摯だと言われていました。他の参加者は少なくとも最初は抵抗するのに対し、アカツキは常に素直にパカの言うことを聞き、積極的にリアル「ナカノヒトゲノム」に参加してきました。これは危機感よりも好奇心が勝っているからともいわれています。

アカツキは平和主義だと学校の同級生からも言われていました。また「平和を絵に描いたようなようなやつ」と言われており、誰とでも仲良くなれるような性格をしています。

人畜無害で誰とでも仲良くなれる性格のアカツキですが、あまり感情を表に出すことはありません。怒ることもあるのですが、激情的ではなく冷静に相手を諌める程度です。アカツキのこの感情を表に出さない性格が、逆にカイコクからは不審がられていました。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』をアニメで初めて観たという方がいました。アニメで観た方も、アカツキの正体が怪しいと思っている方が多いようです。ちなみに『ナカノヒトゲノム【実況中】』のアニメも面白く、最後まで観てしまったという方はたくさんいました。アニメではアカツキの正体は解明されなかったので、続編に期待する声もありました。

アニメ『ナカノヒトゲノム【実況中】』の10話では、ユズがパカ側の人間だということが明らかになりました。ユズは人気キャラクターなだけに、リアル「ナカノヒトゲノム」の主催者側だったということに残念がっている方がたくさんいました。これにより、ユズと以前から親交があったアカツキも怪しいと疑う方が増えたようです。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』のネタバレでもあったように、アカツキは人畜無害な性格な割に奇妙な点が多いので、パカ側だと怪しんでいる方はたくさんいました。しかし、アカツキはユズのように明確に裏切っているつもりはなく、無自覚で何かしでかすのではないかと考察している方もいました。

『ナカノヒトゲノム【実況中】』の主人公であるアカツキの正体は、アキラという名前の養子でした。『ナカノヒトゲノム【実況中】』のネタバレにもあったように、かつて兄が養子に出されたと語ったヒミコとは兄妹なのではないかと考察されています。

その他のネタバレでもアカツキが島の所有者だったり、ユズと何らかの関係性を持っているような描写がありました。しかし肝心なところはまだ不明です。『ナカノヒトゲノム【実況中】』はジーンピクシブで連載されており、アニメ化もされています。漫画ではカイコクとアカツキの関係も変化しつつあるので、ぜひ一度読んでみて下さい。