ナルトで転生眼とはどんな能力?ボルトの右目と開眼する条件を考察

ナルトに登場する転生眼についてまとめています。転生眼とは瞳術の一つで、漫画『NARUTO-ナルト-』の本編では登場せず、その後の派生作品で初めてその存在が確認されました。転生眼は「輪廻眼と対になる伝説の瞳術」とされているのですが、作中でも限られた者しか開眼しておらず、その全容については未だ不明な部分も多いです。ここではその能力や開眼条件、ボルトの右目との関係など、転生眼について判明している情報をまとめました。

ナルトで転生眼とはどんな能力?ボルトの右目と開眼する条件を考察のイメージ

目次

  1. ナルトとは?
  2. ナルトに登場する転生眼とは?
  3. ナルトの転生眼は劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』で登場
  4. ナルト劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の内容をおさらい
  5. ナルトで転生眼を開眼した大筒木トネリとは?
  6. ナルトのトネリが持つ転生眼は白眼の上位互換
  7. ナルトのトネリが持つ転生眼の見た目
  8. ナルトのトネリが持つ転生眼の能力:チャクラによる遠隔操作
  9. ナルトのトネリが持つ転生眼の能力:転生眼チャクラモード
  10. ナルトのハムラの転生眼は高エネルギー体の武器としても応用された
  11. ナルトで転生眼を持つキャラクターとは?
  12. ナルトの転生眼の開眼条件とは?
  13. ナルトのボルトの右目は転生眼?
  14. ナルトのボルトの淨眼と転生眼の比較
  15. ナルトに登場する転生眼についてまとめ

ナルトとは?

『NARUTO-ナルト-』とは、週刊少年ジャンプで連載していた忍者アクション漫画です。落ちこぼれ忍者だった主人公・ナルトが、持ち前の負けん気と信念により奮闘し、数々の強敵や仲間との出会いを通して成長していく物語です。どんな逆境にもめげずに立ち向かうナルトの姿が共感を呼び、1999年から2014年まで15年間という長期に渡って連載され、日本のみならず海外でも高い人気を誇る人気作品となりました。

NARUTOはその絶大な人気から、アニメや小説、そして続編となる『BORUTO-ボルト-』など、様々な派生作品が出ています。今回はその中でも、漫画NARUTO本編で登場せず、本編完結以降の派生作品で存在が明らかになった「転生眼(てんせいがん)」について紹介します。

『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ナルトに登場する転生眼とは?

作中で「転生眼」と呼ばれたものには2種類あり、そのうちの一つは瞳に宿る固有の能力を扱う「瞳術」としての転生眼です。NARUTO世界では三大瞳術として「輪廻眼」「写輪眼」「白眼」の3つが有名でしたが、それに加えて新たに存在が判明したのがこの「転生眼」でした。転生眼は、波状模様を持つ輪廻眼、勾玉模様の写輪眼、名前の通り白色の白眼の3つと比べても、そのどれとも異なる見た目をしていて、能力も異なります。

作中で転生眼と呼ばれたうちのもう一つが、高エネルギー体としての転生眼です。このエネルギー体としての転生眼とは、月に住まう大筒木一族当主の大筒木ハムラが開眼した転生眼を核とし、そこにハムラの子孫が持つ白眼を寄せ集めることで極限までエネルギーを高めた、球状のエネルギー体でした。このエネルギー体としての転生眼は、瞳術というよりは武器や道具として使われたものといったほうが正確です。

詳細は後述しますが、このエネルギー体としての転生眼は、ハムラの兄であり六道仙人としてナルト世界に忍宗を開いた人物でもある大筒木ハゴロモとの約束を果たすために、ハムラによって作られたものでした。ハムラはハゴロモが地上に作る世界を見定め、その世界が間違っていた場合に地球を滅ぼし新たな世界を作るための動力源として、一千年をかけてこのエネルギー体としての転生眼を用意していたのです。

ナルトの転生眼は劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』で登場

瞳術とエネルギー体、どちらの転生眼も漫画『NARUTO』では登場せず、劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』で初めてその存在が明かされました。原作漫画では第四次忍界大戦の終結後、最終話で主人公・ナルトたちが大人になり子供達世代が生まれた以降の様子が描かれましたが、劇場版NARUTO『THE LAST』はこの最終話に繋がる空白の期間の一部を補完する物語です。

ナルト劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の内容をおさらい

話の主軸はナルトとヒナタの恋愛

まずは転生眼が登場した『THE LAST』の内容をおさらいしておきましょう。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』とは、2014年12月に劇場版NARUTO第10作目として公開された作品です。本作では主人公・ナルトと、幼い頃から彼に憧れ後に恋心を抱くようになったヒナタとの、恋愛を主軸にした物語が描かれました。

本作のストーリー総監修も担当したNARUTO原作者の岸本斉史さんが「今回の映画はぶっちゃけ恋愛です!」と語るほど、恋愛模様に特化した内容となっていますが、ここでは主に転生眼に関連する部分をかいつまんで、あらすじを紹介します。

日向ハナビの誘拐と月の接近

第四次忍界大戦が終わり数年が経ったころ、大戦を集結させた英雄のナルトは人生初のモテ期を迎えていて、幼少から彼に想いを寄せていた日向ヒナタは悶々とした日々を過ごしていました。そんな中、日向宗家次女でありヒナタの妹でもある日向ハナビが、何者かにさらわれます。またほぼ同時期に、月が地球に向かって接近していることが確認され、このままだと月が崩壊し地上に隕石が降り注ぐことが判明します。

このヒナタの誘拐と月の接近という二つの事柄には関連があると睨んだ6代目火影・はたけカカシは、急造チームの結成を指示。ナルト、サクラ、サイ、シカマル、そして自ら志願したヒナタの計5名に、ハナビ捜索・奪還任務を命じます。

大筒木トネリが転生眼を開眼し、ヒナタを攫う

ずっとヒナタの想いに鈍感だったナルトですが、ハナビの行方を捜索する道中のできごとから、ついにヒナタの、そして自分の想いに気づき、ヒナタに告白します。しかしその直後、ナルト達の元に大筒木トネリが現れます。ハナビを攫った犯人は、この「月の大筒木一族」の末裔・大筒木トネリでした。トネリは誘拐したハナビの白眼を奪い自身に移植することで、かの伝説の輪廻眼と対になる瞳術「転生眼」を開眼させていました。

詳細は後述しますが、トネリは六道仙人・大筒木ハゴロモの忍宗により作られた今の世界は間違っていると判断し、月の大筒木一族の末裔として地球を滅ぼし新たな世界を築くことにしたのでした。そして新たな世界に向けて日向宗家の跡取りの日向ヒナタを嫁として迎え入れるため、ナルトたちの眼前でヒナタを連れ去ります。

トネリとナルトたちの戦い

ヒナタとともに消えたトネリを追い、ナルト達は戦いに突入していきます。トネリと相対するナルトたちでしたが、トネリが開眼した転生眼はまだ覚醒しきっておらず、発作が起きてしまう状態だったため、その隙にヒナタとナルトはトネリが月を動かす動力として使っている「高エネルギー体としての転生眼」を破壊しました。

「高エネルギー体としての転生眼」を破壊したことで月の地球への接近は止まったかに見えましたが、ここで不安定だったトルネ自身の転生眼が覚醒し、その瞳力で再び月を動かし始めます。地上の皆を守るため、ナルト達とトルネとの最終決戦が始まります。

トルネは転生眼を完全に覚醒させ、ナルトの九尾チャクラモードと同様の「転生眼チャクラモード」を繰り出します。このチャクラモードにより巨大なチャクラ刀で月を真っ二つにするなど、強大な能力を見せつけるトネリに苦戦するナルト達でしたが、最後はヒナタが自身のチャクラをナルトに分け与え、力を合わせてトネリを打ち砕きます。奪われたハナビの白眼は再度ハナビに移植され、ハナビも自身の眼を取り戻すことができました。

精神世界でトネリの先祖である大筒木ハムラに出会っていたヒナタからハムラの真意を聞かされ、トネリは改心、地球を滅ぼすことをやめます。こうして騒動は収束し、地上に戻ったナルトとヒナタはめでたく結ばれることとなるのでした。

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ナルトで転生眼を開眼した大筒木トネリとは?

あらすじの様に、転生眼を開眼し地球を滅ぼそうとした大筒木トネリですが、ここで彼について詳しく見ておきましょう。トネリとは大筒木ハムラの子孫であり、月の大筒木一族の末裔です。そして彼の先祖である大筒木ハムラとは、NARUTO本編のラスボスだった大筒木カグヤの次男にあたります。トネリについて知るため、まずは先祖のハムラについて紹介します。

大筒木ハムラとは?

大筒木ハムラは、大筒木カグヤの次男です。ナルト達の時代から一千年以上も昔、地上は乱世を迎えていました。そんな中、大筒木カグヤが、禁忌とされていた神樹に宿る実を口にしたことで、地上で初めてチャクラを得ます。カグヤは、神樹から得た強大なチャクラを用いて、乱世を平定しました。

カグヤは二人の子を産み、兄をハゴロモ、弟をハムラと名付けました。カグヤはチャクラの実を食べたことで、輪廻眼、写輪眼、白眼という三大瞳術全てを開眼していましたが、そのうち輪廻眼と写輪眼は兄のハゴロモに、白眼は弟のハムラへと受け継がれました。

最初のうちは子とともに地を統治していたカグヤでしたが、力に固執し人々を締め付けるカグヤに対し、ハゴロモとハムラが反発。子の裏切りを恐れたカグヤは、十尾の怪物となって二人に襲いかかります。戦いは数ヶ月にも及びましたが、最終的にカグヤの敗北となり、カグヤと十尾は月に封印されることとなりました。

ハゴロモとハムラの約束

カグヤと十尾を月に封印後、兄のハゴロモは地上に残り、六道仙人として忍宗を開きました。人々が手を取り合い、協力して生きていける様に導くことを目指したからです。対して弟のハムラは月に渡り、十尾の封印を監視しつつ、兄が築く地上の忍世界の行く末を見守ることとしました。

ハムラは月に渡るときに、今生の別れとなるだろうハゴロモに対して、一つの約束を提案します。その約束とは「ハゴロモが作る世界が正しいものかどうか、一千年だけ様子を見て判断する」というものでした。

ハムラは転生眼を開眼し後世に託した

詳しい描写はなかったため詳細は不明ですが、白眼を持っていたハムラは月への移住後、転生眼を開眼します。そして一千年後、地球を滅ぼし世界を再建することになった場合にその力を使える様、高エネルギー体としての転生眼を準備しておくために、開眼した転生眼を自身の遺志とともに後世に託したのでした。

その後、ハムラと同様に白眼を持って生まれた彼の子孫たちは、生後すぐに眼球を摘出されることになります。それら摘出された白眼は転生眼の元に集められ、高エネルギー体としての転生眼の礎とされたのです。大筒木の末裔であるトネリもまた、自身の眼球は幼少期に摘出されていて、ハナビの白眼を奪い取り移植するまでは眼球のない状態で過ごしていました。

ハムラの遺志に従ってナルト達の世界を滅ぼそうとしたトネリ

この様に、トネリがナルトたちの世界を滅ぼそうとしたのは、一千年前のハムラとハゴロモの約束があったからでした。トネリは、先祖であるハムラの遺志に従い、今の間違った世界を壊し、新たな世界を作り出そうとしたのです。

ただし悲劇だったのは、トネリに伝えられたハムラの遺志は正確ではなかったことです。長い時の中で「月の大筒木一族」の宗家と分家の間でハムラの遺志について解釈の違いが発生、対立の中でその教えが歪められてしまっていたのです。

しかしハムラ自身は、ナルト達の代の忍が手を取り合い協力してカグヤを再度封印させたことから、ハゴロモの作った世界は壊されるべきでないと感じていた様です。このためハムラは『THE LAST』内でヒナタの精神世界に現れ、自身の真意をトネリに伝える様に頼んだのでした。NARUTOでは、自身の血統が持つ因縁や運命に翻弄されるキャラクターが多く出てきますが、大筒木トネリもその内の一人であったと言えるでしょう。

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ナルトのトネリが持つ転生眼は白眼の上位互換

それではここからナルト世界の伝説の瞳術・転生眼の詳細について、これまでに判明している事実を確認していきましょう。瞳術・転生眼は、三大瞳術の一つ「白眼」の上位互換であるとされています。NARUTO劇場版『THE LAST』で描かれた様に、大筒木一族のトネリが日向ハナビの白眼を自身に移植することで開眼したためです。

月に渡った大筒木ハムラの直系の子孫が「月の大筒木一族」ですが、実はヒナタたち日向一族も大筒木ハムラの子孫にあたります。詳細は不明ですが、大筒木ハムラの血を継ぐものの一部が何かしらの理由で地球に残り、その血統が日向一族へ受け継がれたとされています。このため月の大筒木一族と日向一族はどちらも白眼を持っているのです。ただし白眼の上位互換とはいえ、日向一族の者が転生眼を開眼できるのかどうかは現状不明です。

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ナルトのトネリが持つ転生眼の見た目

転生眼の見た目は、眼球の虹彩の部分が煌めきがかった明るい水色をしていて、中心部に瞳孔を思わせる黒い部分があるのが特徴です。写輪眼の曲玉模様や輪廻眼の波状模様のような印象的な模様がないという意味では、三大瞳術の中では白眼に一番近いシンプルさと言えます。

ナルトのトネリが持つ転生眼の能力:チャクラによる遠隔操作

転生眼の能力については未だ未知数な部分も多いですが、劇中では転生眼を開眼したトネリがチャクラを飛ばして遠くの物体を操る力を見せました。NARUTO本編でナルトたちを散々苦しめた輪廻眼にも似た能力があるため、「転生眼は輪廻眼と対になる究極の瞳術」と言われることの裏付けにもなっています。

ナルトのトネリが持つ転生眼の能力:転生眼チャクラモード

白眼の移植後、転生眼の完全覚醒により解放されたのが転生眼チャクラモードです。ナルトの九喇嘛チャクラモードに似た能力で、全身を巨大なチャクラの衣で包み込みます。トネリはこの状態の時、巨大な竜巻を発生させる「銀輪転生爆(ぎんりんてんせいばく)」や、巨大なチャクラ刀で月をも両断する「金輪転生爆(きんりんてんせいばく)」を使い、ナルト達を追い詰めました。その能力は人知を超える強大なものだったと言えます。

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ナルトのハムラの転生眼は高エネルギー体の武器としても応用された

前述の様に、トネリの先祖であるハムラが開眼した転生眼は、高エネルギー体・転生眼を生み出すための核としてハムラの死後も一千年にわたって受け継がれました。トネリはこのエネルギー体の転生眼を動力として月を地球に接近させ、月の崩壊による隕石でナルト達の忍世界を滅ぼそうとしました。瞳術が宿る眼球をこの様に武器や道具として使用したケースは他の三大瞳術では無く、現状では転生眼固有の能力と言えます。

ナルトで転生眼を持つキャラクターとは?

さてそんな特殊な能力を持つ転生眼ですが、ナルト世界において開眼したキャラクターはどれくらいいるのでしょうか?現状、作中で開眼が判明しているのは大筒木ハムラと大筒木トネリのみです。多少なりとも伝承が残っていた輪廻眼とは異なり、転生眼についての言い伝えは全く残っていなかったことから、地上で開眼した者は皆無だったと考えられます。

また、月の大筒木一族についても、エネルギー体としての転生眼が、ハムラが開眼した転生眼と子孫達の「白眼」を集めた集合体だったことから、おそらくハムラとトネリ以外で開眼したものはいなかったのではないかとされています。

ナルトの転生眼の開眼条件とは?

この様に開眼者の少ない転生眼ですが、その開眼条件は一体何なのでしょうか?一説には「大筒木一族のチャクラと、日向一族の白眼を合わせる必要がある」とされています。作中で、大筒木一族であるトネリが、日向宗家の次女であるハナビの白眼を奪うことで開眼したことから、たしかにこの説が正しい可能性はあると言えます。

ただし作中で明確な言及があったわけではなく、また大筒木一族も白眼を持っているのにわざわざ日向一族の白眼を必要とする点については違和感が残ります。実際のところは、転生眼の正確な開眼条件は不明というのが現状です。

ナルトのボルトの右目は転生眼?

作中で二人しか開眼していない転生眼ですが、気になるのはボルトの存在です。ボルトはナルトの息子であり、NARUTOの続編として連載中の『BORUTO-ボルト-』における主人公でもありますが、彼の右目には正体不明の瞳術が宿っていて、実はこれが転生眼なのではないかと"ある時点まで"言われていました。

ボルトが見たトネリの夢

ボルトの右目が転生眼かもしれないと言われていた根拠は、ボルトが見た夢にありました。ボルトが忍者アカデミーに入学してすぐの頃、ボルトはある夢を見ます。その内容は、ある一人の男がボルトに向かって「君の瞳はいずれ来たる破滅に対する希望の星だ。」と語りかけるというものでした。

この夢を見たことをきっかけに、ボルトの右目に瞳術が宿ることになるのですが、実はこの夢の中の男は大筒木トネリだったのです。このことから、ボルトはトネリから右目に転生眼の力を与えられたのではないかと言われる様になりました。

ボルトの右目は転生眼ではないことが判明

しかしBORUTOの物語が進む中で、「ボルトの右目は転生眼ではない」ことが判明しました。木の葉の里では、鵺(ぬえ)のチャクラに取り憑かれた忍が暴走してしまうという事件があったのですが、この事件がボルトたちの活躍もあり収束した時、再びトネリが登場します。

このとき、トネリは『鵺の開いた門は閉ざされた。しばらくは淨眼(じょうがん)の出番もなさそうだね』と言い残していくのです。これにより、ボルトの右目は転生眼とは異なる新たな瞳術である「淨眼」だということが判明したのです。

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ナルトのボルトの淨眼と転生眼の比較

転生眼ではないことが判明したボルトの右目ですが、夢での大筒木トネリとの出会いをきっかけに開眼したこと、また大筒木トネリが詳しく知っている様子を見せていることから、転生眼と何かしらの関連性がある瞳術ではないかと言われています。ここでボルトの淨眼と転生眼を比較してみましょう。

見た目

ボルトの淨眼が発動すると、虹彩の部分が明るい水色に煌めき、通常白いはずの部分が黒に反転します。転生眼の特徴と比べると、白い部分が黒へ反転することと、中心部に瞳孔を思わせる黒い部分が無いという2点で異なりますが、その代わり虹彩の部分の色については煌めきがかっているという点も含めてかなり似通っているといえます。

能力

ボルトの淨眼が発動させた最初の能力は、鵺のチャクラに取り憑かれて暴走した人物に青黒い影が見えるようになるものでした。これについては『THE LAST』内で見ることができた転生眼の能力には似たものはありません。しかしボルトが淨眼で発動させた能力にはもう一つあり、それがボルトが鵺との戦闘中に見せた「相手のチャクラの流れと点穴を見切る」能力です。この能力はまさしく転生眼の前身である白眼の能力です。

ボルトはナルトと日向ヒナタの息子なので、日向一族として白眼を開眼する可能性もありますが、現時点では白眼を開眼した様子はみられません。よって、このチャクラの流れを見切った能力は淨眼に備わっていた能力だと考えられます。

これらのことから、淨眼と転生眼は全く同一では無いものの、白眼とともに互いに関連性のある瞳術であると考えられます。今後、BORUTOの物語が進む中で、淨眼と転生眼の関係なども明らかになっていく可能性はあると言えます。

ナルトに登場する転生眼についてまとめ

以上、転生眼について判明済みの情報をまとめました。現状では実際に転生眼を使用する描写があったのが『THE LAST』の大筒木トネリのみのため、その全容については未だ不明な部分も多いです。しかし転生眼とボルトの右目に宿った淨眼の間には何かしら関連性があるとみえることから、今後BORUTO内で新情報が出てくる可能性もあります。転生眼の正確な開眼条件や能力の全容など、BORUTO内での続報を待ちましょう!

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