【コードギアス】C.C.（シーツー）がかわいい！名言・名シーンや本名について考察

C.C.（シーツー）について紹介する前にC.C.が登場するコードギアスについても簡単に紹介しておきます。

コードギアス反逆のルルーシュは2006年にサンライズが製作放送したオリジナルロボットアニメ作品で後に様々なメディアで展開される事になるコードギアスシリーズの原点といえる作品です。非対称戦争やテロ行為など政治的、社会的な色合いが強い作品ながらも、娯楽作品としての面白さを全面に打ち出し成功した作品群でもあります。

コードギアスシリーズは反逆のルルーシュ以降、続編となるコードギアス反逆のルルーシュR2を製作放送、その後には漫画や小説、映画やゲームなど様々なメディアで、本編の追体験ではない別軸の展開を行うシリーズ作品へと成長していきました。2016年にはコードギアスシリーズ10周年を記念した新プロジェクトが始動、アニメ2作品を3作の総集編映画とした後、正統な続編といえる「復活のルルーシュ」が放映されました。

C.C.はルルーシュが冒頭で出会う事になる謎の少女です。他人にギアスを発現させる事が出来る能力を持っており、自身も不老不死のギアスを所有しています。普段は気楽で傍若無人な性格をしており、時に辛辣な口調で相手に棘を刺すような発言をしますが、周囲と雑談を楽しむような場面も見られます。不老不死故に食事を必要としませんが、ピザが大好物で作中良く食べているシーンが描かれています。

ちなみに身長が168cmで額に不老不死の証である刻印、通称コードを持っている事などが明らかになっていますが、その他の詳しいプロフィールなどは不明です。コードギアスの他のキャラクターではガイドブックやその他の雑誌などの情報で明らかになっている血液型や誕生日なども一切伏せられたままになっています。

コードギアスの主人公であるルルーシュとは当初は「1つ願いを叶える代わりにギアスを与えた」契約者的な関係でした。一方でC.C.はルルーシュに対して自らをルルーシュの共犯者だと呼び、ルルーシュの行動をサポートするように常に行動を共にするようになります。当初こそ角のある言動が目立ちましたが、共に行動するうちにルルーシュの事を大切に思うようになります。

ルルーシュとの繋がりから実質的に黒の騎士団に加入し、KMFも操縦して共に戦場に出るなど実践的な意味合いで貢献する事もある他、ルルーシュが一時的に神聖ブリタニア帝国に捕縛され黒の騎士団を離れた時には中枢メンバーの1人としてその奪還の為に行動を起こしたりしています。

コードギアスではメディアミックス展開の1つとして人気キャラクターによるキャラソンも製作されていますがC.C.に関しては「REINCARNATION」と「CONNECT」の2曲が製作されています。「REINCARNATION」の方はセクシーな歌声が特徴的である一方、「CONNECT」の方はどちらかと言えばかわいい歌声が特徴的でどちらもC.C.らしい雰囲気を醸し出したキャラソンになっています。

C.C.はコードギアスの中でも高い人気を誇るキャラクターという事もあって様々なフィギュアが販売されています。コードギアス作中、何度か衣装を変えているC.C.ですがそれぞれの衣装Verごとにフィギュアが作られている他、チャイナドレスやバニーなどのような作中では着ていないものの、イメージに合わせて製作されたもの、ねんどろいどのようなデフォルメフィギュアなど幅広く製作されています。

C.C.のミステリアスな雰囲気をより際立たせる声優を務めているのがゆかなさんです。1993年にOVA作品「モルバイバー」で当時現役の高校生声優ちょして声優デビューして以来様々な作品に参加し、お嬢様からバトルヒロイン、かわいい役どころからC.C.のようなミステリアスなキャラクターまで幅広い役柄で知られる声優さんになっています。

ゆかなさんがこれまで声優として出演した代表的な作品としては、「犬夜叉」の神無役、「ふたりはプリキュア」の雪城ほのか/キュアホワイト役、「BLEACH」の虎徹勇音役、「ソウルイーター」の弓梓役、「インフィニティット・ストラトス」のセシリア・オルコット役、「ワンピース」のしらほし役、「ワールドトリガー」の黒江双葉役、「ドラゴンボール超」のケール役などを務めています。

C.C.の最初の名言と言えるのがこの名言です。この名言はC.C.が初めてルルーシュと出会い契約をした際のセリフでルルーシュがゼロとして立ち上がるきっかけとなった出来事であるある意味でコードギアスという物語の原点になっている行動の際のセリフになっています。

C.C.が普通じゃない！と視聴者に理解させる決定打となったような名言がこの名言です。ルルーシュの部屋に勝手にやってきたかと思えばベッドを占拠し、言い放った名言です。傍若無人なC.C.らしい名言になっています。

初登場からミステリアスな雰囲気を全力で打ち出していくC.C.ですが、まだ何の説明もないままルルーシュをかばって銃で撃たれてしまいます。瀕死の重症に見えながらもルルーシュの頭の中に直接声を届けますますミステリアスな雰囲気が強くなる名シーンでの名言です。

ルルーシュの代わりにゼロを演じていたC.C.。それはルルーシュ＝ゼロというイメージを覆す為でしたが黒の騎士団内部にも内密に行われていました。その為カレンに「私たちにも隠すなんて」と不快感を示されるわけですが、C.C.は本当はカレン自身がルルーシュとC.C.二人だけの秘密だった事が気に入らなかった事を見抜いていました。そこでC.C.はカレンの本心を代弁するように返すのです。

ルルーシュをかばった事で倒れてしまったC.C.。そんなC.C.がうわ言のようにいったセリフです。この時C.C.はどんな物をみてこのうわ言を言ったのでしょうか。ちなみにこのうわ言の結果、ルルーシュはC.C.の本名を知る事になります。

ルルーシュ＝ゼロという僅かな人物しか知らない事実をシャーリーに知られたかもしれないと色々な思考を巡らせるルルーシュ。そんなルルーシュに対してC.C.が放ったのがこの名言です。このようなC.C.のセリフは過去にそうした経験がありそうに思わせるセリフが多いです。

カレンの母はカレンがブリタニア人になれた頃の幻覚を今でも見ています。そんなカレンの母親の本心を代弁するようなC.C.の名言がこの名言です。

ミステリアスなシーンが多いC.C.ですが、このシーンも登場時点では不明点が多いですが、後々マリアンヌと交信していたことが分かるシーンです。

C.C.は本編中本名が明かされていませんがもちろんC.C.（シーツー）という名前は本名ではありません。そんなC.C.がルルーシュに何故、名字だけをランペルージに変え名前の方まで捨てなかったのかと問うシーンです。これもC.C.だからこそ問う意味を持つ名言と言えます。

過去は捨てたというC.C.ですがやはり本名は捨てきれてはいません。ルルーシュがC.C.の本名を知った事を知るとこの名言で一度だけ呼んでほしいと言うのでした。この名言は作中の中でもC.C.がかわいいと特に言われる代表的なシーンとなっています。

C.C.がルルーシュと本名の話をした際にちょうど降ってきた雪に例えて話した名言です。詳しくは後述しますが、この名言からC.C.の本名が雪に関連するのではないかと考察するファンもいるような重要な名言です。

C.C.がルルーシュを救出する為、スザクに間接的に接触した際、ルルーシュにC.C.の過去のような映像が流れた際のセリフです。この時、スザクもまた過去のトラウマを思い出させられています。

ルルーシュとは基本的に良好な関係を築いているC.C.ですが全ての登場人物と仲良くしているわけではなく、仲間である黒の騎士団でも不可思議な存在だった事から特に玉城とは言い合う事も多いです。そんな玉城の「ドアホ」というセリフに反応をした際のセリフです。C.C.が表向きは笑顔を見せているとはいえここまで怒気を孕むのも非常に珍しいシーンになっています。

ルルーシュは自分の事を正義の見方だと言います。確かにルルーシュには正義はありますがその表情は完璧に悪役のソレです。そんな表情にもC.C.はしっかりとツッコミを入れています。

本名をルルーシュに呼んでもらう際、色々と注文を着けるC.C.に対してルルーシュは「わがままな女だ」と言います。そんなルルーシュのセリフに対しての返答がこの名言です。この時ルルーシュはちゃんと本名で呼んでいるのですが、素直にありがとうと言わないあたりがC.C.らしいセリフとも言えます。

ルルーシュは味方である黒の騎士団や親しい人物にも多くの秘密を抱えています。しかしそんな秘密がほぼない存在といえるのがC.C.です。C.C.もその事を理解しているからこそルルーシュを迎えに来た際に思わず飛び出してしまった名言と言えます。

普段は周囲に言いくるめられてしまう事が多い玉城に対し珍しくうまい切り返しをした際にC.C.が思わずつぶやいた言葉です。黒の騎士団との日常的なやりとりにもC.C.らしさが出ている事が分かる名言になっています。

ルルーシュはシャーリーに秘密を知られた可能性を探る為にシャーリーの部屋をC.C.に漁らせます。C.C.も必要と感じたのか素直に応じるわけですがそんな時も嫌味のようなセリフは忘れません。視聴者からもそりゃそうだ！という声が多い名言です。

勝手に振る舞うC.C.はルルーシュがいない間に勝手にアッシュフォード学園に侵入します。仮にも追われる立場であるC.C.にやめるように言うルルーシュに対して返したこの名言はC.C.がいかに一般的な目で物事を見ていないかがよく分かる名言になっています。ただこの言葉通り、C.C.はルルーシュに対して迷惑はかけても不利になる事はしていないです。

自らの行動の結果、シャーリーの父親を巻き込み殺してしまった事を知って落ち込んでしまうルルーシュ。そんなルルーシュにC.C.は優しい言葉で励ますのではなく、罵倒にも近い言葉で発破をかけるのでした。

ルルーシュは神聖ブリタニア帝国の皇子という立場を隠すため仮面をかぶりゼロとして活動しています。その為その為、仮面には触るなと言われたC.C.。しかしルルーシュが留守の間に猫が勝手に仮面を触ってしまいます。そんな猫を追いかけるルルーシュに私は触っていないと弁明する言葉です。このセリフが名言だと言われるのはこのセリフのシーンでC.C.がピザを食べながら言うセリフだからだったりもします。

C.C.は契約の際に願いを1つ叶える事を条件にしていますがその願いが死ぬ事だった事が明かされる名言です。不老不死であるC.C.は死にたくても死ぬことができずにいたのでした。もちろんこのセリフにルルーシュは反論する事になるのです。

撃たれて亡くなったはずのC.C.がルルーシュの前に再登場した際、ナナリーに関係を聞かれて答えた際の名言です。敢えて怪しい言い回しをするあたりがC.C.らしい名言になっています。

神聖ブリタニア帝国のやり方を否定したいルルーシュに対してC.C.が言い放った名言です。長く生き様々な時代を見てきたC.C.だからこそ重みのある名言になっています。

上記でも少し触れたようにC.C.（シーツー）という名前はC.C.の本名ではありません。本編の中でいつか明かされるのではないかと視聴していたファンも考えていましたが結局最後までC.C.の本名は明かされないまま本編が終了、その後のメディアミックス作品のいずれにおいてもその本名は明らかになっていません。

ただコードギアス本編においてC.C.の本名についての話題が一切触れられていないわけではありません。ルルーシュは偶然にもC.C.の本名を知る事になり、実際に本名で呼んでいるシーンもあるのですがその時のルルーシュの声は環境音でかき消されており結局視聴者には伏せられたままになっているのです。

コードギアスの初期設定段階においてC.C.の本名はセラ・チャールズという名称だった事が明らかになっています。セラ・チャールズであればイニシャルからC.C.と言う名前になるのも納得だとするファンも多いです。一方、本編でC.C.の本名について話した時の雪の例えや作中では音声がかき消されたルルーシュの口の動きから「白雪」なのではないかと考えるファンもいます。

C.C.がかわいいと言われる理由の1つがその容姿にあります。緑の髪に金色の瞳という特徴的な色味を持ち、不老不死故に長い時を生きていますが見た目は16歳前後の少女というギャップが良いという声も多くなっています。

またC.C.は長い時を生きてきたにも関わらずルルーシュに時折見せる子供っぽさがかわいいという声も多いです。元々C.C.は寂しがり屋な側面も持っているのでこのような態度に出てしまうのかなと考えるとますますかわいいと言われています。

そんな性格のC.C.ですが言動にもかわいいと言われる要素が満ちています。厳しく辛辣な言葉を投げかけたかと思えばピザを食べながら雑談するようなシーン、悪戯をしかけるシーンなど日常的なシーンも多く、それらを楽しんでいる節も見られるのが良いとする声も多いです。

C.C.が生まれたのは中世ヨーロッパの時代です。C.C.は身寄りもなく奴隷として生活していた所、行き倒れてシスターに助けられます。そこでシスターから「誰からも愛されるギアス」を与えられそれまでの生活から一変して人々に愛される生活を送るようになります。しかしC.C.はどんな愛を受け取ってもそれがギアスによるものと考えるようになり、唯一ギアスの効果が効かないシスターを信頼するようになるのでした。

しかしそんなシスターもただの善人ではありませんでした。シスターの目的はどんどんギアスの力が強くなるC.C.に自身が持っていた不老不死を押し付けるのが目的だったのです。こうしてC.C.はシスターより不老不死を押し付けられてしまい、心から信頼していたシスターの裏切りに深い傷を負う事になります。

その後、C.C.は死にたがり色々な方法を試している姿が断片的に描かれています。戦場で殺されようとした事に始まり、魔女として火あぶりにあい、アイアン・メイデンやギロチンなどの処刑が行われた様子も描かれていますが結局死ぬ事もできないままルルーシュに出会うまで生きてきたのです。

ここからは既にコードギアスを視聴した人のC.C.（シーツー）に関しての感想を紹介していきます。C.C.はアニメ時点からかわいいという声が非常に多い人気キャラクターですが、再編集された劇場版、特に最新作となる復活のルルーシュではC.C.の為の物語とさえ言われる程に公式に推されている事も多くなっています。

またC.C.の感想として2019年12月現在でも不明のままになっているC.C.の本名に関する感想も多くなっています。アニメはもちろん、劇場版や小説、漫画などでもC.C.は登場しても本名について言及される事はなかった為、最新作である復活のルルーシュでついに登場するのかとも割れましたが復活のルルーシュでもC.C.の本名が描かれる事はありませんでした。

その他にもC.C.や声優を務めたゆかなさんに関する事や、過去に関する事など、コードギアスの中でもしっかりと色々な側面が描かれているだけに感想が非常に多いキャラクターの1人になっています。またその性質上、時間軸を跨いで登場出来る事もあって様々なメディアミックス作品に登場しています。

C.C.（シーツー）はコードギアスに登場するキャラクターの中でもそのミステリアスな雰囲気と様々な言動で高い人気を誇るキャラクターの1人です。容姿や性格、言動など様々な要素にかわいい部分が多く、コードギアスシリーズの人気を支えるキャラクターの1人になっています。もちろん物語に関わる重要なキャラクターでもあり引き込まれる魅力を持ったキャラクターです。

作中での名言なども後々になってその重みが理解出来る名言が見られるなど非常に奥深いキャラクターでもあります。まだコードギアスを視聴した事がないという人はかわいいC.C.にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？