【ハンターハンター】ゼノ＝ゾルディックの強さ・念能力を考察！アニメ版声優は？

ゼノは『ハンターハンター』屈指の人気キャラクターであり、老人でありながらも作中でも最強クラスの実力を持っている殺し屋です。『ハンターハンター』のメインキャラクターである『キルア＝ゾルディック』の祖父でもあり良き理解者でもあるため、多くのファンに注目されています。ここからは『ハンターハンター』のゼノ＝ゾルディックについて基本情報を紹介していきましょう。

ゼノ＝ゾルディックの人物情報を紹介していきましょう。ゼノ＝ゾルディックは世界屈指の殺し屋であり、念能力の使い手としても最強クラスの実力を持っています。殺し屋一家の大黒柱として様々な事に目を向けており、息子であるシルバや孫たちのことや一家の行く末も考えて行動する人物となっています。

孫であり、一族の中でも始まって以来の天才と言われているキルアに少し甘いところが見られます。キルアが家を抜け出した時やキメラアント討伐に動いた時などはキルアを気にかけており、勝手な行動も黙認するどころか応援している様子さえ見られます。そうしたキルアに少し甘いところは孫の一人であるミルキにも指摘されています。

ゼノ＝ゾルディックの父親も殺し屋でした。名前を『ジギー＝ゾルディック』と明かされており、『ハンターハンター』本編にも顔が一瞬だけ登場しています。それは『暗黒大陸編』でのことです。ネテロが『リンネット・オードブル』と共に暗黒大陸に上陸した際の同行者に『ジギー＝ゾルディック』がいます。彼はマハ＝ゾルディックの息子であり、ゼノ＝ゾルディックの父親であることが明かされます。

ゼノ＝ゾルディックはククルーマウンテンに住む伝説の殺し屋一家『ゾルディック家』の一員であり、祖父『マハ＝ゾルディック』が一線を退いていると考えられているため実質的には家長となっています。『ゾルディック家』に生まれたものはみな暗殺者として英才教育を受けており、ゼノ＝ゾルディックはその中でも高い戦闘力を持っています。彼らの顔写真にも賞金がかけられていると噂されるほど謎に満ちた一家となっています。

ゼノ＝ゾルディックは人殺しをあくまで仕事と割り切っていることでも知られています。暗殺はあくまでも家業であり、快楽殺人犯ではないとも語っています。そのため任務以上のことはせずに、あくまでも仕事として暗殺を淡々とこなしていきます。無関係の人間を殺したことはないと豪語しており、『キメラアント編』では任務とは無関係なコムギを傷つけたことを気にしていました。

ゼノの活躍シーンは『ハンターハンター』ファンにも人気の高いシーンとなっています。ゼノが活躍するのは『ヨークシン編』のクロロとの対決や『キメラアント編』でのネテロとの協力など、重要な場面での活躍が目立ちます。ゼノは作中でも最強クラスの念能力の使い手のため、ゼノ＝ゾルディックの戦いは『ハンターハンター』の中でも最高峰のモノとなります。

『キメラアント編』でネテロと友人関係である事が判明しましたが、年齢は全く違います。二人とも老人ではありますが、念能力の使い手は肉体を若々しく保つことができるので見た目の年齢では判断できません。ゼノ＝ゾルディックは67歳ですが、ネテロは100歳を超えておりゼノ＝ゾルディックの祖父と同じ年齢であるとされています。

ここからは『ハンターハンター』のゼノの強さや念能力考察していきましょう。ゼノ＝ゾルディックはいまだに能力の全貌が明らかにされていないため、謎な部分も多くあります。しかし、その強さや念能力者としての熟練度は作中でも最高レベルで、ネテロに匹敵する経験値を持っています。ゼノ＝ゾルディックは熟練した能力者のため多彩な技を持っており、その範囲も広範囲にわたる攻撃を可能としています。

ゼノとネテロの強さを比較する声も多くあります。ゼノ＝ゾルディックの実力はネテロより少し弱いという意見が多くあります。ゼノは変化系の能力者であり特殊な技も多く使用することができます。しかし、ネテロは強化系を極めており念能力では『強化系』が有利と言われているので、極めたもの同士では『強化系』の方が戦闘を有利に進めていけます。

ゼノはネテロの能力を『厄介』と言わしめており、直接対決ではネテロの方が有利であると考える人が多いです。ゼノにとっては最も戦いたくない相手であり、ネテロは死んでしまっているため直接対決は実現しませんでした。

ゼノ＝ゾルディックの『ハンターハンター』内での強さを見ていきましょう。『ハンターハンター』には最強と言われるキャラクターが多く登場します。ジン＝フリークス、『蟻の王』メルエム、アイザック・ネテロ、クロロ・ルシルフルなど様々なキャラクターが挙げられています。その中にはゼノ＝ゾルディックも含まれており、作中最強クラスのキャラクターであることは疑いようもありません。

ゼノ＝ゾルディックはおじいちゃんだけど強いと言われています。ネテロも同様ですが、念能力者には年齢というものはあまり影響しません。むしろキャリアや念の習熟度が上がるため、強くなっていく傾向にあります。体力さえ保ち続ければゼノ＝ゾルディックのように世界最強クラスの強さを維持し続けることができます。

ゼノ＝ゾルディックの念能力①は『龍星群』です。『龍星群（ドラゴンダイブ）』はゼノ＝ゾルディックが『キメラアント編』で披露した技です。大きな龍の姿をしたオーラを空から落として、無数の矢に変化させて攻撃をするという広範囲攻撃となっています。ネフェルピトーでも防ぐことは不可能であり、その攻撃力は城一棟丸ごと壊滅させてしまう程の威力を誇っています。

無作為に矢での攻撃を放つために、ゼノの意志とは無関係なものを傷つける可能性もあります。実際にキメラアントを急襲した際には、無関係であったコムギを傷つけてしまいました。

ゼノ＝ゾルディックの念能力②は『牙突』です。『牙突（ドラゴンランス）』は龍の形に変えたオーラを自在に操る能力であり、クロロ戦で使用しました。放出系の攻撃のために、遠くまで貫くことが可能となっています。その破壊力はクロロも警戒するほどで、自由自在に操れるため極めて厄介な能力です。オーラを龍に変化させて、自由に操作するという『変化系』と『操作系』の両方を高次元で使いこなしています。

ゼノ＝ゾルディックの念能力③は『龍頭戯画』です。ゼノが最もよく使う技は『龍頭戯画（ドラゴンヘッド）』で、ゼノ＝ゾルディックの基本技となっています。手に集めたオーラを龍の形に変化させる能力で、攻撃に転じたり移動術に使ったりと汎用性の高い技です。『変化系』を極めた能力者のため、様々な能力を付加させる事ができます。

敵意を込めればかなりの攻撃力を付加でき、移動に使うときは無害にもすることができるなどオーラを自由自在に変化させることができるほど熟練した変化系能力者であることが分かるゼノ＝ゾルディックの代表的な技となっています。

ここからはアニメ『ハンターハンター』でゼノ＝ゾルディックの声優を担当した声優について見ていきましょう。『ハンターハンター』はこれまで二度のアニメ化がされている作品であり、一度目と二度目ではすべての声優を変えているのでゼノ＝ゾルディックの声優も変わっています。

ゼノ＝ゾルディックの旧声優は宮澤正です。宮澤正は1955年7月12日生まれの64歳(2019年現在)であり、長年第一線で活躍しているベテラン声優となっています。『ケッケコーポレーション』所属で舞台俳優としても活動しているために演技力には定評があります。80年、90年代にかけてはテレビドラマにも出演していたこともあり、声優としては1997年から活動しているため声優として20年以上のキャリアを持っています。

アニメ声優としては1997年『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の麻里晩役でデビューし、1999年には『ハンターハンター』のゼノ＝ゾルディックの声を担当しています。『戦国BASARA』シリーズの北条氏政や『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の武藤双六なども担当しています。近年では社会現象となった『妖怪ウォッチ』シリーズのひも爺や『ゲゲゲの鬼太郎（第6作）』の小豆洗いなどへの出演で知られています。

2011年版『ハンターハンター』でゼノ＝ゾルディックの声優を担当したのは大竹宏です。大竹宏は1932年3月14日生まれの87歳(2019年現在)の声優であり、1967年の第1作『パーマン』に出演するなど声優界では伝説的な人物となっています。長い声優生活があるために、銀プロダクション養成所やCHK声優センターでは新人声優や候補生などに声優としての技術を教える講師としての活動も積極的に行っています。

大竹宏は1963年『狼少年ケン』のブラック役で声優デビューしています。さらに1967年には『パーマン』でパーマン2号を演じ、第1作『Dr.スランプ アラレちゃん』では人気キャラクター『ニコチャン大王』を演じるなど声優として第一線で活躍しいています。さらに『キテレツ大百科』のブタゴリラ役も担当するなど、今では伝説となっている名作アニメに数多く出演しています。

ここでは『ハンターハンター』のゼノVSクロロ戦を見ていきましょう。いまだに最高の一戦と言われることも多く、念能力者同士の戦いとしては最高峰の戦闘となっています。ゼノVSクロロは途中で終わってしまっているために、再戦を期待する声も多く挙がっています。ゼノVSクロロ戦はゼノ＝ゾルディックの最大の見どころと言っても過言ではないため、ファンならば見逃せない戦闘となっています。

ここからは『ハンターハンター』に中でも屈指の好カードであるシルバ・ゼノ対クロロ戦を見ていきましょう。いずれも『ハンターハンター』屈指の強者なので戦いは高次元の念能力の応酬となっています。ゾルディック家のシルバとゼノは『マフィアンコミュニティ』からの依頼で幻影旅団の暗殺を実行に移していました。そしてその相手が幻影旅団の団長『クロロ』でした。

実際に戦ったのはゼノであり、シルバはゼノがスキを作った時にとどめを刺す役目として戦いを見守っていました。ゼノは能力を奪われないために『龍頭戯画』を使って接近戦を避けながらクロロのスキを伺います。クロロも盗んだ能力と身体能力でゼノと互角に戦いますが、シルバの放出系の攻撃でゼノもろともがれきの下敷きになります。

しかし、これでとどめはさせず、イルミからの電話で戦いは中断してしまいます。そしてゼノたちに依頼した十老頭がイルミによって殺害されたため、ゼノたちは任務を切り上げて帰ってしまいました。

クロロとゼノ＝ゾルディックの再戦を求める声も多く挙がっています。ゼノとクロロの戦いは途中で終わってしまったため、決着が着くまで戦ってほしいというファンも多くいます。クロロは長年望まれていたヒソカとの対戦も終えたため、ゼノとの再戦の可能性も少なくありません。

『ハンターハンター』は「暗黒大陸編」に突入しているために、ゼノ＝ゾルディックの登場はないように思われています。しかし、ゼノの父親であるジギー＝ゾルディックは暗黒大陸に上陸した経験があり、ゾルディック家にも因縁のある地となっています。そのためにゼノが『暗黒大陸編』に登場する可能性も指摘されています。

『ハンターハンター』は数多くの名言を生み出している作品としても知られています。その中でもゼノ＝ゾルディックの名言はファンにも人気が高く、圧倒的な実力と豊富なキャリアから出る名言は多くの男性ファンを魅了しています。普段はジョークも言う好々爺の一面もありますが戦闘面においてはシビアであり、任務をこなすためならば自らの命も厭わない覚悟がファンにも好評となっています。

これはファンにも人気の高い戦闘であるゼノ＝ゾルディック、シルバ＝ゾルディック対クロロ・ルシルフルでの名言です。幻影旅団の団長『クロロ＝ルシルフル』は作中でも最強クラスの使い手であり、ゼノとシルバとの対戦は最高峰の戦いを演じました。最終的にはイルミの介入により痛み分けに終わりましたが、クロロはゼノに質問します。

『あんたと俺、サシでやったらどっちが強い？』。この名言はゼノがクロロに対して返答したセリフであり、ゼノの絶対的な自身とクロロの秘めたる力が分かる名言となってます。

クロロ戦でシルバに対していったセリフです。クロロの未知の力に対して、交戦しているゼノが命じた覚悟の命令です。任務をこなすためならば死んでも構わないという覚悟と最も任務を成功させる確率の高い選択をするプロとしてのゼノ＝ゾルディックが分かる名言として知られています。ゼノ＝ゾルディックはこうした名言が多く、ファンにもプロフェッショナルとしてのこうした覚悟が支持されています。

ここからはネット上でも人気の高い『ハンターハンター』のゼノに関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。クロロやヒソカ、クラピカ、ネテロなどネット上でも人気の高いキャラクターが多く登場する『ハンターハンター』ですが、ゼノ＝ゾルディックもネット上で人気の高いキャラクターの一人です。その強さはもちろん生きざまも注目されている存在としてネットで注目されています。

数多くの念能力の使い手が登場する『ハンターハンター』ですが、その中でもゼノ＝ゾルディックが最強だという説も根強く存在します。クロロやネテロなどと同格の使い手であり、いまだに能力の全貌を見せていないことなどで『ゼノ＝ゾルディック最強説』はネット上で人気の説となっています。ネット上には『ゼノじぃさん強すぎる』という声や『ゼノ=ゾルディックって最強の雰囲気が出すぎ』という声などが挙がっています。

ゼノ＝ゾルディックはカッコいい老人として人気の高いキャラクターです。ネテロにも匹敵する強さと爺さんでありながらも『生涯現役』を貫く姿勢はネット上でも人気で、『最強老人』キャラとして高い人気をネット上でも獲得しています。ネット上には『ゼノ爺ちゃん、カッコいいです』という声や『ゼノのすべてがかっこいい』という声などが挙がっています。

ゼノ＝ゾルディックは『ハンターハンター』ファンにも人気のキャラクターです。そのため登場シーンを増やしてほしいと求めているファンも多くいます。ゼノは存在感が大きいためになかなか出せないという意見も多くあります。ネット上には『久々のゼノ様登場でテンション上がった』という声や『暗黒大陸編にもゼノが登場して欲しい』という声などが挙がっています。

ゼノ＝ゾルディックはキルアの良き理解者として支持されています。殺し屋一家に生まれながらも孫をかわいがる祖父としての一面は一般人と変わりなく、こうした一面は多くのファンに高い評価を獲得しています。ネット上には『ゼノがキルアの理解者なのがなんかいい』という声や『ゼノはめっちゃいいおじいちゃんだよな』という声などが挙がっています。

クロロとの戦いは『ハンターハンター』の中でも最高の一戦に推す声も多くあります。最高峰の念能力の応酬は圧倒的であり、ゼノの覚悟やクロロの抜け目のなさなど多くの見どころがある戦闘となっています。ネット上には『やっぱゼノ、シルバvsクロロのとこが最高だ』という声や『ゼノとクロロの戦いは「ハンターハンター」のなかでも最高の一戦だ』という声などが挙がっています。

ゼノの念能力はかっこいいとファンに人気の能力となっています。ゼノ＝ゾルディックは変化系の最高峰の能力者であり、カッコよさと技としての威力をバランスよく持った念能力となっています。ネット上には『ゼノ念能力もかっこいいしキャラとして出すにはぴったり』という声や『ゼノの技は全部かっこいいんだよな』という声などゼノの能力にも様々な声が挙がっています。

今回は『ハンターハンター』の人気キャラクター『ゼノ=ゾルディック』の人物設定や強さ、新旧担当声優、クロロとの対決、名言、ネット上の噂などを紹介してきました。圧倒的な強さを持ち、キルアにとっては良き理解者となっているキャラクターのため、ファンからは厚い支持を受けています。ゼノの技なども注目が集まっているので、ゼノは再登場が望まれているキャラクターでもあります。

『ハンターハンター』はいまだに連載中であり、『暗黒大陸』はゾルディック家にも関わりがあることも指摘されています。人気の高いキャラクター『ゼノ=ゾルディック』に注目して『ハンターハンター』をお楽しみください。