【Dグレ】ラビの過去から現在までまとめ！右目の眼帯の謎とは？声優は二人いる？

ラビとは『D.Gray-man(Dグレ)』に登場するキャラクターです。ここでは、『D.Gray-man(Dグレ)』がどのような作品なのか、作品情報を紹介します。

『D.Gray-man(Dグレ)』は週刊少年ジャンプやジャンプスクエアなどで連載されている漫画です。2004年から2009年までは週刊少年ジャンプで連載しており、その後ジャンプスクエアなど転々とし、2018年からはジャンプSQ.RISEで連載されています。長期に渡る休載をしていましたが、それでもアニメ化されるなど、根強い人気を誇っています。

人の魂を使ってアクマという兵器を作る千年伯爵という人物がいました。主人公のアレン・ウォーカーは、そのアクマを退治するエクソシストとして黒の教団に入団します。黒の教団に入団したアレンはアクマを退治するために、他のエクソシスト達と一緒に任務へと向かうというストーリーです。

ラビは8月10日生まれの19歳です。初登場時は18歳でしたが、現在は1つ歳を取っています。身長や体重も初期は177cm68kgでしたが、現在は185cm64kgに成長しています。血液型はO型で趣味は読書です。ラビは黒の教団に所属するエクソシストで、ブックマンの後継者でもあります。「〜さ」という独特な語尾をつけて話し、楽観的な性格が特徴です。

ラビの外見はオレンジの髪色をしており、髪にはバンダナを巻いています。また、耳にはピアスをつけており、右目には眼帯をつけています。エクソシストの服は神田やアレンとは違い、丈の短いジャケットを着用しています。ラビのイノセンスは鉄槌で、持ち手が伸びた、頭部が巨大化したりと伸縮自在です。

ラビは女性が好きで、ストライクゾーンが広く、すぐに目をハートにしてしまいます。過去にはアクマに対しても目をハートにしたこともありました。このように、ラビは表向きは気さくで楽観的な性格をしていますが、実は誰よりも冷静な性格をしています。これはブックマンの後継者としての過去を持っているからです。

ここではラビがブックマンの後継者として選ばれてから、現在までどのようにして暮らしてきたのかネタバレしていきます。また、ラビと教団の対人関係などもまとめています。

ここでは、ラビがブックマンの後継者に選ばれた過去をネタバレします。ラビの過去が明らかになったのはロードとの対戦の時です。ラビはブックマンに連れられて小麦畑を歩いていました。ブックマンはまだ幼いラビに、裏歴史を記録するブックマンとして生きることになると言います。ラビは誰も知らないことを知ることができることに、とてもうれしく思いました。

しかし、実際のブックマンとしての仕事は過酷なものでした。ブックマンになれば、戦の記録を取るためにあらゆる戦を見なければなりません。ラビもまたブックマンの後継者に任命されてからはずっと戦を見てきました。ラビは現在までに48もの戦を経験しています。そしてラビは、こんな戦を繰り返す人間が馬鹿らしいと思うようになりました。

そんな時、ラビは初めて戦に兵士として参加することになります。ブックマンは「兵士であろうと公平に記録しなければならない。人への干渉はするな」と言いました。ラビは戦を記録するために何度も名前を変えていました。このラビという名前は教団に入ってから付けた名前です。ラビは最初こそ、そこまで教団のことには興味関心はありませんでした。

教団の皆もいつか歴史から除外されるのだろうかと思っていました。しかし、一緒に暮らしていくうちに仲間という意識が芽生えていきます。

現在のラビは、エクソシストという立場とブックマンという立場で揺れ動いています。アレンがティキ・ミックにイノセンスを奪われた時、ラビは明らかに同様していました。自分の辛さを紛らわすために、リナリーにも当たってしまいます。

そんなラビの姿を見たブックマンは、改めてラビがブックマンの後継者であることを自覚するようにとキツく言いました。ラビはこの頃からブックマンとして心をなくすことができるのかと悩み始めます。

アレンとラビは教団の中でもとても仲が良い二人です。アレンは仲の悪い神田以外の他人に対しては猫をかぶることが多いのですが、気の合うラビには素で対応することが多くあります。二人とも歳が近く気が合うので、兄弟のような仲の良さがあります。

ラビが初めて黒の教団に訪れた時、棺桶の前で傷だらけで泣いているリナリーを見つけました。過去のネタバレでもあったように、ラビはこの頃人間に対してどうでもいいという感情を持っていました。しかし、リナリーの姿を見て思うところがあったのか、ハッとした表情をしています。それからラビはリナリーのことを放っておけないと感じているようです。

ノアの一族のロードとの戦いでは、葛藤していたラビの心の隙を狙われてしまいます。ラビはブックマンとしての自分とエクソシストとしての自分に悩み、一時は自分をも見失ってしまいます。しかし、ラビは夢の中で自分自身を刺すことで正気を取り戻すことができました。

最後は夢の中でアレンに化けていたロードの本体を刺し、ロードを倒します。しかし、自分を刺したことでラビ自身も消えそうになります。アレンの必死の呼び声でラビは過去の自分を受け入れ、ロードの夢の中から脱出することができました。

ラビの現在をネタバレすると、ブックマンと共にノアの一族に連れ去られてしまい、監禁状態となっています。ノアの一族が狙ったのはブックマンが持っている14番目の情報です。そしてラビはノアから拷問を受けています。

ラビの右目は眼帯で覆われています。右目がこの状態になったのは、ブックマンの後継に選ばれてからだといわれています。ラビの右目の考察には、ブックマンの後継であることと右目になにか関係があるのではないかという考察もあります。

しかしラビの右目に何があるのか、本編ではまだ明らかになっていません。現在はアレンの過去と神田の過去が明らかになっています。今後、ラビの過去の詳細が明らかになった時に、右目の秘密も分かるのではないかといわれています。

2006年に放送された『D.Gray-man(Dグレ)』のアニメで、ラビの声優を担当したのは鈴村健一でした。鈴村健一は、1974年9月12日生まれの男性声優です。インテンションという声優事務所の代表取締役をしています。妻は同じく声優の坂本真綾です。

鈴村健一の主な出演作品には、『鬼滅の刃』の伊黒小芭内役、『炎炎ノ消防隊』の武久火縄役、『Fate/Grand Order』のロマニ・アーキマン役、『六花の勇者』のハンス役、『おそ松さん』のイヤミ役、『曇天に笑う』の比良裏役、『宇宙戦艦ヤマト2199』の島大介役、『黒子のバスケ』の紫原敦役、『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ』の聖川真斗役などがあります。

2016年に放送された『D.Gray-man HALLOW』で、ラビの声優を担当したのは花江夏樹でした。花江夏樹は1991年6月26日生まれの男性声優です。アクロスエンタテインメントという声優事務所に所属しています。2014年に人気漫画の主人公役に抜擢されたことでブレイクし、第9回声優アワードでは新人男優賞を受賞しました。

花江夏樹の主な出演作品には、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役、『東京喰種トーキョーグール』の金木研役、『四月は君の嘘』の有馬公生役、『凪のあすから』の矢島光役、『TARITARI』のウィーン役、『ダイヤのA』の小湊春市役、『スタミュ』の星谷悠太役、『斉木楠雄のΨ難』の鳥束零太役、『クジラの子らは砂上に歌う』のチャクロ役、『ピアノの森』の雨宮修平役などがあります。

ラビの名言「ストライク!!」は、あらゆるシーンで言われる名言です。ラビは、ストライクゾーンに当たる女性を見た時にこのセリフを言います。例えば、クロウリー城にアレンと一緒に向かった時にクロウリーの愛するエリアーデを見た瞬間、ラビは目をハートにして「ストライク!!」と言っていました。ちなみにエリアーデは人間ではなくアクマでした。

アクマの女性でも惚れてしまうほど、ラビはストライクゾーンが広いことが分かります。ちなみに、人間を襲わないように改造されている改造アクマのちょめ助が女性の姿に変化した時も、ラビはちょめ助の姿を見て「ストライク!!」と言いました。しかし、この時は相手はアクマだと冷静になろうとしていました。

ラビの名言「ブックマンに心はいらねェんさ」は、江戸に向かう船に乗っていた時に言った言葉です。ティムキャンピーが残した映像にはアレンが咎落ちしたスーマンを止めた後、ノアの一族のティキ・ミックに襲われている様子が映っていました。ラビはこの映像を見てアレンは殺されたのだろうと思いました。

リナリーはアレンが助からなかったと思い、放心状態になっていました。そんなリナリーを見て、ラビは怒鳴りました。怒鳴ったラビをブックマンが咎めます。ブックマンはラビに、ブックマンの後継者であることを自覚し、どんな時でも傍観者の立場にいるようにと注意しました。

つまり、たまたま教団側についているのだから、ブックマンとしての本質を忘れるなということです。自分達はあくまでブックマンで、教団側の味方ではないということを再確認させられたラビは、「ブックマンに心はいらねェんさ」と寂しげに呟きました。ブックマンとの立場と仲間を大切にしたいという思いに悩むラビの心が表れている名言です。

ラビの名言「俺の未熟さのせいさ!この落とし前はきっちりつけさせてもらう!!」は、ノアの一族のロードとの戦いで言ったセリフです。ラビはロードの夢の中にいました。ロードはラビの記憶と身体を操り、仲間同士で争うように仕向けました。ロードに操られたラビは、「俺は一度も仲間だと思ったことはない」とアレンに言います。

アレンやリナリーはなんとかラビを元に戻そうとします。しかし、ロードはこれがラビの本心だと言います。アレンは、ラビ越しにロードを退魔の剣で刺しましたが、ロードには全く効いていません。ラビは次の攻撃を仕掛けました。アレンの身体は火にのまれますが、全く熱くないことに気づきます。さらにはリナリーを狙っていたろうそくも、ラビの放った技ですべて溶かしてしまいました。

ラビは夢の中で自分を刺していました。これによりラビは完全に元に戻り、自分ごと火判でロードを燃やします。さらに夢の中でロードの本体を刺殺しました。その時にラビは「俺の未熟さのせいさ!この落とし前はきっちりつけさせてもらう!!」と言いました。

『D.Gray-man(Dグレ)』を小学生の時に見て、ラビに一目惚れをしたという方がいました。ラビをきっかけに声優の鈴村健一を好きになったそうです。第1期のアニメは特に『D.Gray-man(Dグレ)』のファンから評価が高く、鈴村健一のラビが好きだという方もたくさんいました。

こちらの方は、ラビの過去のエピソードで思わず泣いてしまったそうです。ラビは現在、とても明るいキャラなだけに、このギャップには驚いたという方もいました。しかし、今はラビはほとんど登場しなくなっています。アレンや神田のように、しっかりとした過去編はまだありません。そのため、ラビの過去編に期待している方も多いようです。

こちらの方はラビの重い過去を知り、現在とのギャップに惹かれたそうです。ラビは戦をたくさん経験している過去を持つことから、「ハッピーエンドになってほしい」「幸せになってほしい」という声がたくさんありました。

ラビは『D.Gray-man(Dグレ)』のキャラクターの中でも、正体がいまだに謎のキャラクターです。ラビの過去は明らかになったものの、あくまでブックマンになってからのもので、ブックマンになった経緯などはまだ分かりません。ラビの右目の眼帯も、ブックマンになった経緯に関係するのではないかといわれています。今後のラビの動向には目が離せません。