D.Gray-manのネタバレ・あらすじを解説!登場人物の画像や強さは?

『D.Gray-man』は2004年から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始、現在は『ジャンプSQ.CROWN』で連載中の漫画作品です。今回は『D.Gray-man』についてネタバレを含んだあらすじ・キャラクター紹介をします。ネタバレを含みますのでご注意ください。

D.Gray-manのネタバレ・あらすじを解説!登場人物の画像や強さは?のイメージ

目次

  1. 長編ダークファンタジー漫画作品『D.Gray-man』ネタバレ紹介!
  2. 【D.Gray-manネタバレ】あらすじ紹介
  3. 【D.Gray-manネタバレ】主要キャラクター紹介
  4. 【D.Gray-manネタバレ】主人公アレン・ウォーカー
  5. 【D.Gray-manネタバレ】ヒロイン「リナリー・リー」
  6. 【D.Gray-manネタバレ】神田ユウ
  7. 【D.Gray-manネタバレ】黒の教団エクソシストの能力・強さ
  8. 【D.Gray-manネタバレ】黒の教団元帥の能力・強さ
  9. 【D.Gray-manネタバレ】ラスボス?千年伯爵
  10. 【D.Gray-manネタバレ】ノアの一族能力・強さ
  11. 【D.Gray-manネタバレ】アレンとノア14番目との関係
  12. 【D.Gray-manネタバレ】バトルシーンも迫力があって面白い!

長編ダークファンタジー漫画作品『D.Gray-man』ネタバレ紹介!

『D.Gray-man』という作品をご存知でしょうか。『D.Gray-man』は2004年から2009年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、2009年に187話が『赤丸ジャンプ』に掲載。その後『ジャンプSQ』で2009年12月号から2013年2月号まで連載されました。その後は長期休載を経て、新増刊号『ジャンプSQ.CROWN』に移籍。現在連載中のダークファンタジー作品となっています。

『D.Gray-man』のコミックスは現在の時点で25巻まで発売。作者体調不良により、休載する事も多々あったので、連載年数から考えると、巻数は少ない作品と言えます。しかし、休載が多いにも関わらず『D.Gray-man』はかなりの人気作。数度にわたりアニメ化しました。今回は『D.Gray-man』について、画像を交えながら、あらすじや登場人物を紹介します。

今回の『D.Gray-man』あらすじ・キャラクターの紹介ではネタバレが多分に含まれていますので、ネタバレが嫌いな方や『D.Gray-man』未読の方はご注意ください。

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【D.Gray-manネタバレ】あらすじ紹介

まずは『D.Gray-man』作品全体のあらすじについて紹介します。舞台は仮想19世紀のヨーロッパ。その世界では、失われた命の復活を願う人によって呼び出された魂を、魔導式ボディに閉じ込めることで完成する「AKUMA」と呼ばれる悪性兵器が人知れず大量生産されています。このAKUMは「千年伯爵」が世界を終焉へ導くために作ったもの。

「イノセンス」は「AKUMA」を破壊できる唯一の存在です。「黒の教団」と呼ばれる団体は、「イノセンス」に適合した戦士・エクソシストを派遣することによって「千年伯爵」率いる「ノアの一族」に対抗します。主人公はエクソシストの1人である「アレン・ウォーカー」。アレンは、世界とAKUMAに縛られた魂を救うべく、仲間と共に長く険しい戦いに身を投じていくこととなります。 

【D.Gray-manネタバレ】主要キャラクター紹介

『D.Gray-man』は千年伯爵やノアの一族、そしてAKUMAとの戦いを描いた作品です。その為登場キャラクターがとても多い作品。登場するキャラクターはそれぞれとても魅力的です。あらすじに続いて、ここからは『D.Gray-man』における主要登場人物と、それぞれの能力・強さについて紹介していきます。冒頭でも述べました通り、ネタバレを多分に含みますので、充分ご注意ください。

【D.Gray-manネタバレ】主人公アレン・ウォーカー

まず最初に紹介するキャラクターは、主人公の「アレン・ウォーカー」。画像の通り、白髪の少年です。『D.Gray-man』はアレンがエクソシストになるところから始まります。アレンはその昔、サーカスの雑用として働いていました。そこで「マナ・ウォーカー」という人物に出会い、養子となります。しかしながら、出会いからしばらくの後、マナが死んでしまいます。

悲しみにくれたアレンは、千年伯爵にその心の隙をつかれマナをAKUMAにしてしまいます。ところがその時、アレンの左腕がイノセンスとして覚醒。アレンは左目にAKUMAとなったマナからの呪いを受けるものの、マナを無事破壊。その後はクロス・マリアンというエクソシストに拾われ、エクソシストを目指すようにりました。 

アレンの能力と強さ

アレンはAKUMAの呪いを受けた事から、他のエクソシストとは異なり、イノセンス以外にも特殊能力を持っています。その能力は「AKUMAを見分ける能力。通常AKUMAは人の形をしており、更に人語を話す為、普通の人間と区別することが困難です。

しかしながら、アレンは左目で見るだけで目の前の存在が普通の人間かAKUMAかを瞬時に見分けることができます。これがアレンの特殊能力です。そしてアレンのもう1つの能力はその左手に寄生するイノセンス。左手でAKUMAを攻撃し、破壊します。連載初期のイノセンスは「十字架(クロス)」。能力発動時には巨大化した左腕に、鉤爪が付いたような形状をしていました。

しかしながら、この能力はアレンと共に成長します。左手が変化し、全身を真っ白なマントで覆うものとなりました。爪やマントは伸縮自在で、用途に合わせて形状を変化させることも可能。

その他、人を巻き込まずAKUMAだけを攻撃する「退魔の剣」の形状をとることも可能です。その攻撃力は抜群で、Lv3のAKUMAの装甲すらも何なく粉砕できる程。イノセンスとのシンクロ率も100%を超えており、元帥となる資格を持つとされています。おそらく、戦闘能力的には黒の教団内で上位に入る強さをもっているのではないでしょうか。

【D.Gray-manネタバレ】ヒロイン「リナリー・リー」

続いて紹介する登場人物は「リナリー・リー」。『D.Gray-man』におけるヒロインキャラとなります。中国出身のエクソシストで、過去に両親をAKUMAに殺害されてしまっています。 その後にイノセンスの適合者である事が分かり、強制的に教団に入団させられたことが作品内で明かされました。 幼い時期は教団本部で監禁同然の生活を強いられた為、黒の教団に所属するルベリエ長官に対するトラウマを持っています。

しかしながら、室長の地位に就き教団に入団した兄・コムイと再会したことで、エクソシストになることを決意。以降は教団を「ホーム」として、親しい人々を守るために闘っています。画像の通り長い黒髪を持つ少女ですが、イノセンスの特性もあり、AKUAMA相手に肉弾戦で挑みます。一時は激しい戦闘の末、ベリーショートになっていたこともありました。

リナリーの能力と強さ

リナリーの持つイノセンスは「黒い靴(ダークブーツ)」。発動時には文字通り靴の形になります。蹴りによる直接攻撃はもちろん、その他高速移動や跳躍力増強も可能。空気の波動を利用したエアライドによる空中戦や水面上での姿勢安定等、かなり汎用性の高いイノセンスとなっています。

物語序盤では装備型のイノセンスでしたが、Lv4のAKUMAとの交戦で結晶型へと変化します。結晶型になってからは、同じエクソシストでも目で追えない高速移動が可能となったようです。イノセンスの強さはもちろんですが、装備型の時点でLv.3のAKUMAを個人で撃破し、結晶型となってからはアレンとともにLv.4のAKUMAと渡り合うなど、リナリー自身のさもかなりのものです。

【D.Gray-manネタバレ】神田ユウ

次に紹介する登場人物は「神田ユウ」です。下の画像の通り黒い長髪を結い上げた青年。 作者公認の美形キャラらしく、アニメ化するにあたって、作者がアニメスタッフへ「世界一の美形と思って描いてください」と伝えていたそうです。

主人公であるアレンとは犬猿の仲。どちらかと言えば無口なキャラクターで、知的な印象を持ちますが非常に短気でキレやすい性格をしています。エクソシスト集団である「黒の教団」にはとある人物を探す為に所属。本編で描かれた彼の過去は壮絶なものでした。

神田の能力と強さ

神田の持つイノセンスは「六幻(ムゲン)」。画像をご覧いただければ分かります通り、日本刀の形をしています。能力もそのものずばり、斬る事を中心とした攻撃となっています。状況に応じて技を使い分けることにより、斬撃はもちろん、その他身体能力の向上や、中~近距離の攻撃も可能。

この「六幻」も物語初期は装備型でしたが、物語の途中で結晶型へと変化します。結晶型へと変化した後は攻撃力が増加。神田の師であるフレア・ティエドールからは、元帥となる実力があると認められています。元帥並みの実力ということは、戦闘において「黒の教団」の中でもトップクラスの強さを持っていると考えていいでしょう。

【D.Gray-manネタバレ】黒の教団エクソシストの能力・強さ

ここまでは主人公格にあたる登場人物3名を紹介しました。ここからは主人公同様「黒の教団」に所属する、その他の人物を画像を交えながら紹介します。

ラビ(ブックマンJr.)

ここで紹介する「ラビ」は「黒の教団」のエクソシストながら複雑な立場に位置するキャラクターです。普段は飄々としており、とても気さくな人物のようにみえます。面倒見がよく、一時的に悪魔と人間の区別がつかなくなったアレンの相談に乗ったこともあります。

しかしながら、ラビは歴史を記録する「ブックマン」の後継者。軽そうにも見えますが、実は頭脳明晰で、ドライかつシビアな考え方をしています。「黒の教団」に所属しているのはたまたまイノセンス適合者だった為であり、使命感を持っているわけではないようです。ラビの持つイノセンスは「鉄槌」。画像の通り槌の形をしています。この槌は柄も頭部も伸縮自在。

『満』で巨大化し、『伸』で柄部分を伸ばします。その他、槌の能力で様々なエネルギーを纏わせ攻撃を放つ事が可能。炎の蛇を召喚したり、天候を操ることもできるものとなっています。また、ブックマン後継者として戦争地を渡り歩いていたために身体能力は高いそうです。

アレイスター・クロウリーⅢ世

続いて紹介する登場人物は「アレイスター・クロウリーⅢ世」。画像のように一見すると吸血鬼のようにも見えるキャラクターです。所謂『強面』にはいるキャラクターですが、非常に気の弱い性格をしています。イノセンスは牙の形をした寄生型。発動時すると全身が強化されます。能力としてはAKUMAの血を吸うことによる、身体能力増強。その他AKUMAの攻撃を受けた者から毒を吸い出すことが可能です。

一見、毒を持つとされる悪魔の血に対してかなり有利なイノセンスにも思えますが、負傷している状態で血を吸い過ぎるとウイルスを中和しきれなくなり弱体化します。イノセンス発動時は性格が激変。かなり好戦的・攻撃的な性格になります。『D.Gray-man』コミックス10巻~11巻ではたった1人でノアを撃退するという強さを見せました。若手エクソシストの中ではかなり強力な存在なのでしょう。

ミランダ・ロットー

次は「ミランダ・ロットー」について紹介します。性格としては努力家ながらかなりネガティブなキャラクター。『D.Gray-man』の物語途中で、イノセンス適合者と判明しました。要領が悪く、100回目の失業をきっかけにイノセンスを無意識に発動。そうした経緯が関係しているのか、ミランダのイノセンスは「やり直し」に関係する「時間」を操るものでした。

イノセンスの名前は「刻盤(タイムレコード)」。能力は、発動中に限り対象空間の時間を吸収して空間内の人や物を最良の状態へと戻すことができる「時間回復(リカバリー)」やその他、対象空間内の時間を止める技「時間停止(タイムアウト)」等。攻撃面での強さはないイノセンスですが、使いようによっては敵の攻撃を完全に無効化する強力なものです。

ノイズ・マリ

次は「ノイズ・マリ」の紹介となります。マリは盲目のエクソシスト。かなり大柄で、とても穏やかな性格のキャラクターです。盲目ですが、遠く離れた地点の音を拾ったり聞き分けたりすることが可能で、その動きは目の見える者と遜色ありません。

彼のイノセンスは、両手の指輪から伸びる弦の形状をした装備型の「聖人ノ詩篇(ノエル・オルガノン)」。AKUMAを切断するワイヤーとして使用したり、弦の音波によって攻撃することが可能な武器です。更にその他AKUMAを弦で拘束し、音波によってAKUMAの内部からダメージを与えることもあります。

【D.Gray-manネタバレ】黒の教団元帥の能力・強さ

ここまで「黒の教団」に所属する比較的出番の多いエクソシストを紹介しました。続いてここからは「黒の教団」でもトップクラスの戦闘力を誇る「元帥」と呼ばれる存在の内、主要なキャラクターを紹介してみます。

クロス・マリアン

最初に紹介する元帥は、アレンの師匠「クロス・マリアン」です。肩書としては元帥兼導師。更に元科学者です。画像の通り赤い長髪の中年男性です。『D.Gray-man』の中ではAKUMA改造が出来る唯一の人物。アレンがAKUMAとなったマナを破壊して、放心状態となっていたところを救った人物でもあります。

性格は破綻しており、あちらこちらで借金を作って、それを教団やアレンに擦り付けて逃亡する困ったキャラクターでもあります。しかしながらその強さは本物。イノセンスは2つも所持しています。1つ目は銃の形をした「断罪者(ジャッジメント)」。弾丸がAKUMAを追尾するものとなっています。に2つ目は「 柩ノ聖母(グレイブ・オブ・マリア)」。死亡した寄生型イノセンスを持つ女性エクソシストの体を操作し使用します。 

フロア・ティエドール

続いては「フロア・ティエドール」。神田とマリの師匠にあたる人物です。比較的温和な性格をしており、元帥の中では常識人に分類されます。口癖は「この世の美しさを知りなさい。」弟子に対して少し過保護なところがありますが、その実力はさすがです。

イノセンスは十字架と鑿の形をした「楽園ノ彫刻(メイカー・オブ・エデン)」。攻撃方法としては超巨大な人形を生み出し、AKUMAに対抗します。その他、棘の蔓を作り出して、一定の範囲を棘で包囲し範囲内を防御することも。この防御は教団一の防御力を誇るそうです。

クラウド・ナイン

次に紹介するのは女性の元帥「クラウド・ナイン」。ティエドールと同様、元帥の中でも常識人とされています。弟子3人が殉職した際には涙を見せるところから、ティエドールのような過保護ではないにしても、弟子に対しては愛情を持っていたようです。常に冷静沈着で、男勝りな口調が印象的です。元帥として「黒の教団」に所属しますが、厳密にいうと彼女自身はイノセンスを持っていません。

イノセンスを持っているのは彼女の相棒である子猿の「ラウ・シーミン」。寄生型のイノセンスを持つラウ・シーミンに命令し、AKUMAに対抗します。クラウドに命令されるとラウ・シーミンは巨大化し、AKUMAに襲い掛かります。その攻撃力と俊敏性はすさまじいもの。強大な破壊光線を放つことにより、遠距離攻撃も可能にしています。

ウィンターズ・ソカロ

続いては「ウィンターズ・ソカロ」。なんと元死刑囚の元帥です。AKUMAと死ぬまで戦うことを条件に釈放された人物。趣味は殺し合いで、嫌いなものは規則。凶暴かつ残忍な性格で、元帥の中では群を抜いて危険とされるキャラクターです。

イノセンスは「神狂い(マドネス)」。通常時は棘のついた半円の肩当てとなっています。発動後は半輪が双頭剣に変化。リング部を利用し、高速回転させてAKUMAを切り刻むという攻撃を行います。その他、高速回転させて、炎を帯びた「神狂い」を投げつける遠距離攻撃も。戦闘狂ということもあり、元帥の中でもかなりの戦闘力を持っているのではないでしょうか。

【D.Gray-manネタバレ】ラスボス?千年伯爵

主人公サイドとなるエクソシスト達の紹介はここまでとなります。続いては敵キャラクターを紹介。まずは『D.Gray-man』のラスボスとされる千年伯爵について見てみましょう。あらすじでも紹介しました通り、千年伯爵は世界終焉を目論む怪人物です。7000年以上も前から存在し、AKUMAを作り続けています。千年伯爵は「黒の教団」と対立するノアの一族の一人でもあり、「第1使徒」。

性格は非常に明るく、仲間に対してはとても優しく接しますが、仲間以外にはまったく容赦がありません。非常に残忍で狡猾な性質を持つキャラクターです。また、大抵は画像のような外見をしていますが、本来は壮年紳士で、至って普通の人間にしか見えない姿をしています。外見からは想像が困難ではありますが、その戦闘力は驚くべきもの。たった1撃で複数のエクソシストを戦闘不能に追い込む程の力を持っています。

【D.Gray-manネタバレ】ノアの一族能力・強さ

千年伯爵に続いて、敵サイドのキャラクターである「ノアの一族」の主要メンバーについて紹介ます。「ノアの一族」とは、あらすじでも紹介しました通り千年伯爵率いる集団で、エクソシスト集団である「黒の教団」と対立しています。人類最古の使徒、ノアの記憶と遺伝子を受け継ぐ「神に選ばれた本当の使徒」を自称。イノセンスを破壊できる力を持つ一方で、体内に直接イノセンスの力を流し込まれると死亡してしまいます。

しかしながら、全ての人類は「ノア」の遺伝子を有しているようで、死亡した後は必ず1つの時代につき12人の人間が「ノアの一族」として覚醒するようになっています。「ノアの一族」は7000年間数多くの人間に転生し、イノセンスと戦い続けてきたようです。人類にとって脅威である「ノアの一族」について、主要メンバーの能力や強さをみてみましょう。

ロード・キャメロット

最初に紹介するノアは「ロード・キャメロット」。第9使徒で「夢」を司っています。少女の容姿をしていますが、35年前からノアの中で唯一転生していない一族の長子。人間を毛嫌いしていて、命を奪うことに躊躇しません。自らの夢世界と現実を繋げる能力を持ち、自身の「夢」の世界に相手を連れ込み、相手の精神を破壊する攻撃を行います。また、一族の中では唯一箱舟以外の方法で移動することも可能。

先の鋭利な蝋燭を自由自在に操っての物理攻撃なども行います。ただ、ノア側のキャラクターとしては謎が多く、アレンを庇ったり、またその師匠であるクロス・マリアンを助けることもあります。

ティキ・ミック

続いては「ティキ・ミック」。性格は明るく、飄々としています。ロードと違い、人間には好意的な人物。しかしながらそれは「人間」として過ごしている時の性格であり、「ノア」として過ごす時には人間を殺すことに躊躇しない残忍な性格をしています。能力は「万物の選択」。イノセンス以外の物に対して、自身が触れたい物を自由に「選べる」権利を持つ能力です。

この能力によって、相手に外傷を負わせず、心臓だけを抜き取って殺害することも可能となっています。ティキは物語の途中で「ノア」として完全に覚醒。覚醒した後は腕を変形させて攻撃するようになっています。

スキン・ボリック

「スキン・ボリック」は第8使徒のノアです。司るのは「怒」。寡黙な雰囲気を持っていますが、どこか情緒不安定で、食事が甘くないという理由だけで激高したこともあります。能力は「神の怒り」。

スキン・ボリックの体には何百万ボルトの高エネルギーが充満しており、傷つけられるほど傷つけた相手へエネルギーを流し込む攻撃を行います。とても強力な敵キャラクターでしたが、箱舟での神田との戦いで敗北、死亡しました。

デビットとジャスデロ

続いては第10・11使徒のデビットとジャスデロ。「絆」を司る使徒です。この2人は双子であり、2人で1つとされています。能力は「実現」。二人が同時同一の想像をした時、その想像を実現する事が出来る能力となっています。また、2人が一体化して「ジャスデビ」という1人の男性に変化することも可能。ジャスデビになると身体能力が段違いに上がります。

方舟の戦いではクロウリーとの戦闘し、敗北。戦いの直後ジャスデロとデビットに分かれ、ドアの中へと落ちていきましたが、第187話で、少し大人びた姿で再登場しました。

ルル=ベル

ルル=ベルは「色」を司る第12使徒です。女性のノアで、通常は目を閉じていますが、時々開くこともあります。性格は冷静沈着で、千年伯爵に忠実。能力は「万物への変身」。姿・形を意のままに変化させます。

別の生き物への変身はもちろん、体の1部だけを変身させることも可能。全身を液体状にしたこともありました。かなり厄介な能力で、黒の教団本部へ変身能力を利用して侵入したこともあれば、アルマ=カルマ編ではドラゴンに変身してみせました。

シェリル・キャメロット

シェリル・キャメロットは第4使徒で、「欲」を司るノアです。美しいものを好み、養女であるロードを溺愛しています。某国の外務大臣を務めており、計画的に戦争を起こさせ、AKUMAが誕生しやすい環境を作り出すという策略家。ノアとして糸のようなものを操り、対象の自由を奪う能力を持っています。

この糸は、単に人を操り人形にするだけでなく、脚を折ったり、獲物を叩きつけて押し潰す等、直接的な攻撃も可能。マリのイノセンスとの類似を指摘する声もありますが、今のところマリのように対象物を切断できるかどうかは不明です。

ワイズリー

続いての紹介は第5使徒の「智(=ワイズリー)」。かなり大雑把な性格をしています。以前第14使徒に殺害されたショックにより転生が遅れたらしく、現代では最後に発見されたノアだそうです。

聖痕の部分に魔眼があり、相手の脳を覗くことが出来る能力を持っています。この能力によって、対象者の心を読むことができますが、心を読む際は対象者の額にも自分と同じ魔眼の模様が浮び、これがダメージを受けるとワイズリー自身もダメージを受けるようです。

【D.Gray-manネタバレ】アレンとノア14番目との関係

前の項目でノアの主要メンバーについて紹介しました。ノアは本来13人で構成る集団です。しかしながら、物語の途中で過去14番目のノアが誕生したことがあると判明しました。14番目のノアは、千年伯爵を殺し自らが千年伯爵となるために伯爵達を裏切った過去があるそうです。14番目のノアの、人間としての名前はネア・D・キャンベル。

そのネアがアレンにどう関係するのかといえば、ネアがアレンへ奏者の資格と自らの記憶を与えたということが挙げられます。アレンの前に現れたネアは「千年伯爵は狂ってる。すべてを忘却し、破壊人形と成り果てた」と語りました。

ネアの記憶を引き継いだアレンは、北米支部でのアルマとの戦いを経て14番目のノアとして覚醒。覚醒状態から脱出はできたものの、完全に制御できている状態でないため、自分の中のネアと決着を付ける為に教団を後にしました。

【D.Gray-manネタバレ】バトルシーンも迫力があって面白い!

以上が『D.Gray-man』のあらすじ・登場人物まとめとなります。いかがだったでしょうか。今回紹介しました登場人物以外にも、『D.Gray-man』には魅力的なキャラクターが多数登場します。また、今回はネタバレを含んだあらすじ・登場人物紹介でしたが、実際に読んでみると『D.Gray-man』のストーリーには複雑な部分もあります。

また、アニメはもちろん原作であるコミックスでもバトルシーンの迫力は素晴らしいものです。もちろん、その他にも登場人物の心の温かさや苦悩を伝えるエピソード、更に物語の謎等、ストーリーにおける見所も満載。『D-Gray-man』には今回のあらすじ・登場人物まとめでは伝えきれない面白さがありますので、是非1度コミックスを確認してみてください。

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