D.Gray-manの26巻はいつ出る？休載までの経緯や発売日の予想も

DEATH NOTEや家庭教師ヒットマンREBORN!といった作品を週刊少年ジャンプで読んでいたという人であれば、「D.Gray-man」というタイトルの作品もご存知なのではないでしょうか？人気の高い作品と共に連載がされていたD.Gray-manですが、いつの間にか見かけなくなってしまいあのお話の続きはどうなったのだろうかと首を傾げている人もいるかもしれません。

週刊少年ジャンプといえば、人気が低迷してしまうと作品が打ち切りとなってしまう事もあるものです。しかしD.Gray-manに関しては打ち切りとなってしまったわけではなく、とある事情から休載を余儀なくされているとの噂がある様です。今回はDグレという略称で親しまれているこちらの作品について、何故休載となってしまったのか、最新刊となる26巻はいつ発売されるのかといった様々な疑問をまとめてご紹介します。

D.Gray-manといえばジャンプ作品の中でも人気の高い看板作品の一つでもあり、アニメ化もされる程ファンの多い漫画でもありましたが、いつの間にか休載となってしまいDグレの再開をずっと待ち続けているという根強いファンの声も多かった様です。そんなD.Gray-manがこの度連載再開となるとの事で、待望の再開報告にファンからは喜びの声が上がった事は言うまでもありません。

D.Gray-manの連載が開始されたのは2004年の事で、2009年までは週刊少年ジャンプにて順調に連載が続けられていました。しかし休載が目立つ様になったDグレは、2009年以降はジャンプスクエアへの移籍となりました。けれど2013年2月号以降は長期休載という形になってしまい、その後ジャンプSQ.CROWNという新増刊号にて久々の連載再開という流れになりました。既にお話を忘れてしまったという人も少なくはない様です。

ジャンプは週刊誌である為にコミックスの発売も３か月に１冊程度の周期であるものですが、Dグレのコミックスが最後に発売されたのが25巻の2016年6月8日となっています。休載を挟んでいた割には案外発売日が近いのでは？と感じるかもしれませんが、24巻の発売日が2013年11月である事を考えると1冊の発売に2年半以上もの時間が経過している事となり、短期間での発売に慣れたファンにとってはかなりの長期間だとわかります。

しかしD.Gray-manが連載を再開したからといって安心する事もできず、再び休載となってしまう可能性を思うとせめて26巻だけでも発売時期の目処を知っておきたいというファンの声もわからなくもない筈です。長期休載しても尚待ち続けるファンが多いD.Gray-manという作品は、一体どの様な漫画なのかを知らないという人もいるのではないでしょうか？続いてはDグレのあらすじや基本的な情報をご紹介していきます。

D.Gray-manとは、星野桂先生が原作のダークファンタジー漫画です。あらすじとしてはAKUMAと呼ばれる兵器が存在し、それに対抗する事ができるのは神の結晶であるイノセンスに選ばれたエクソシストと呼ばれる人々で、アレン・ウォーカーという主人公と対AKUMA軍事機関である「黒の教団」を中心としたストーリー展開となる、比較的シリアスで重たい空気の漂う物語でもあるのがDグレです。

あらすじを読むだけでも興味を惹かれるD.Gray-manですが、登場人物達が魅力的というのもD.Gray-manの人気の高さを理解する事ができる一つの要素なのではないでしょうか？エクソシスト側にも魅力的なキャラクターが多い一方で、敵であるAKUMA側のキャラクター達もまた倒すべき敵というだけではない様々な事情を抱えた、掘り下げられる程に魅力が深まるキャラクターが多い作品でもあるのです。

決してほのぼのとした日常的な作品ではないD.Gray-manですが、あらすじやキャラクターを見て気になるものがあれば、26巻の発売を待つ間にあらすじだけではなく本格的に本編を読んでD.Gray-manの魅力を知ってみるというのもおすすめです。物語が進んでいくにつれてお話はとても重いものへと変化していきますが、心を痛めながらも読み進めたくなってしまう程の魅力がD.Gray-manにはある筈です。

そんなD.Gray-manですが、実は現在までに2度のアニメ化をされている作品でもあるのです。D.Gray-manが初めてアニメ化となったのは2006年の事で、2006年10月～2008年9月までの間に全103話が放送される形となりました。人気声優陣が多く起用された事でも話題となり、小林沙苗さん、伊藤静さん、櫻井孝宏さん、鈴村健一さんといったアニメ好きなら知る人ぞ知る有名声優陣ばかりのアニメでもありました。

そんなD.Gray-manが再度アニメ化となったのは2016年の事で、7月～9月までの間に全13話が放送されました。こちらは「D.Gray-man HALLOW」というタイトルでのアニメ化となりましたが、1作目の放送終了から8年という年月を経ているにも拘わらずリメイクでのアニメ化ではなく、あくまでも1作目の続編という形での制作となりました。これには驚いたファンも多かった様です。

しかし続編であるにも関わらず声優陣は当時の担当から一新となり、26巻の発売や連載再開を首を長くして待ち続けていたファンからしてみると、やはり賛否両論という結果にはなってしまった様です。しかし一新された声優陣の声が合っていないという事でもなく、あくまでも既に1作目で聞き慣れていた声が変わっていた事への、違和感も含めた声でもあったと考えられています。

アニメ化されれば当然DVDが発売されるものと考えるのが自然な流れですが、実はアニメ2作目のD.Gray-manは発売を予定していたDVDが発売中止という事態になっていました。諸般の事情とされていますが、実は発売以前にとあるアニメ雑誌で掲載されたイラストが原作者である星野先生にとって喜ばしいものではなく、結果的にアニメスタッフに対する原作者の不満が積もり積もってしまったのではないかと言われています。

この事から星野先生ご自身が開設されていたインスタグラムも削除をする流れとなってしまった様ですが、原作となるコミックスが無ければアニメが生まれる事も無かったものである事を考えれば、原作者が尊重して欲しいと感じる部分は最大限尊重していくべきものであると言えるのかもしれません。発売中止となってしまった以上は仕方の無い事ですが、これが26巻の発売にも影響を及ぼさない事を願うばかりです。

しかし26巻の発売が待たれるD.Gray-manは、そもそも何故それほど長期間の休載をしなければならなくなってしまったのか、そもそもの原因についてよく知らないというファンも多いのではないでしょうか？アニメの様に編集者などと問題があったのか、それとも一人黙々と作業をするお仕事である為に鬱病になってしまったのか、といった様々な憶測が飛び交う事となりました。原因については公式には発表はされていない様です。

けれど一説では星野先生が首を痛めてしまった為に、やむを得ず休載という形になってしまったのではないかと言われているのだそうです。漫画家という職業は常に座った状態で前傾姿勢を保ち続ける事が多い為、首に限らず体を痛めてしまったり健康的な問題が浮上してきてしまうのは仕方が無い事なのかもしれません。ましてや週刊連載ともなれば想像以上に休息の暇などは無い筈です。

26巻の発売日発表が待たれる一方で、やはり体の不調を抱えたままでは思う様な作品を描き続ける事は難しいものと考えられますし、何より星野先生が健康で居続けてくれていなければD.Gray-manの続きを読む事もできなくなってしまいます。26巻の発売が待ち遠しいという気持ちはあるものの、多少長い期間を待つ事になったとしても今は復習も兼ねてD.Gray-manを読み返し、26巻の発売をのんびり待つのが良いのかもしれません。

そうはいってもやはり26巻の発売日の、せめて予定くらいは知っておきたいと感じるファンも多いのではないでしょうか？週刊少年ジャンプの場合には2巻くらい先の発売日の予定までが公開されている事も多いですが、残念ながらD.Gray-manの26巻に関する情報が掲載されている様子はありませんでした。26巻はいつ発売されるのでしょうか？

一方でD.Gray-manの26巻の発売日は2018年内なのではないかとの情報もある様でしたが、これはあくまでも再開後の連載ペースが順調に進んだ場合に最短で2018年の4月頃なのではないかという予測が立てられていただけのもので、公式の発表があったわけではありません。週刊連載よりは楽なペースになったとはいえ、連載再開後の掲載ページ数が7ページのみだったりする事もあって、26巻の予測はなかなか難しい様です。

しかし現在はゆっくりとしたペースでの連載ではあるものの、2019年の1月4日頃の発売予定との情報があるそうです。まだ1年近く先の話であると落胆してしまいそうですが、いずれの場合も星野先生の体調次第である事は間違いありませんし、催促をするよりも改めてD.Gray-manを読み返しながら星野先生を励ますファンレターなどを書いてみる、というのもモチベーションアップに繋がるかもしれません。

D.Gray-manの26巻の発売日は確定ではない状態の為、予測が難しいという事がわかりました。しかし漫画は人の手で1枚1枚描かれているものであり、機械が作業をしているわけではありません。ファンとしては早く26巻を手に取りたいという気持ちがあるのもわかりますが、漫画を描くという作業が決して簡単なものではないという事だけは、ファンも頭に入れておく必要があるのかもしれません。

今後も26巻の発売日はもちろん本編の続きも気になるD.Gray-manですが、せっかく長期休載を経て連載再開となった事ですし、26巻の事にばかり頭を回すのではなく改めて作品をじっくり読み返していけば、連載当初には気付かなかった新たな発見をしたりする事もできるかもしれません。今後もD.Gray-manの続報を期待して待ちましょう。