【Dグレ】アレンウォーカーはノアなのか？正体・覚醒の理由や声優情報まとめ

Dグレは2019年現在「ジャンプSQ.RISE」に連載されている星野桂の漫画です。漫画Dグレは19世紀のヨーロッパを舞台に主人公アレンウォーカー達エクソシストとノアの一族の戦いを描いた作品であり、元々2004年から2009年まで「週刊少年ジャンプ」に連載されていました。その後「ジャンプスクエア」や「ジャンプSQ.CROWN」に移籍しながら連載を続け、累計発行部数2000万部を超える大人気漫画となっています。

19世紀のヨーロッパにおいてノアの1族のボス千年伯爵が世界終焉のために機械・魂・悲劇を材料に悪性兵器「AKUMA」を製造し、人類に危害を加えていました。このAKUMAに対抗できるのは神の結晶「イノセンス」を持つエクソシストのみであり、アレンウォーカーもこの一人でした。そしてエクソシストであるアレンウォーカーはAKUMAに見いだされた魂を救うために仲間と共にノアの一族に戦いを挑んでいきます。

漫画Dグレの主人公であるアレンウォーカーは主人公でありながら正体が全く不明な人物であり、読者からはアレンウォーカーの正体は実はノアの1族なのではないかという考察が多数寄せられています。作中においてもノアの1族ではないかと思われるシーンが多々描かれており、非常に可能性の高い考察となっています。ここからはアレンウォーカーの正体がノアの1族であるという考察についてその真偽をご紹介していきます。

ノアは人類終焉を目論む集団で構成された1族であり、千年伯爵を筆頭に多数のメンバーが在籍しています。ノアの一族は過去に起こった洪水の生き残りであり、実は全人類の遺伝子にノアの1族の血が流れています。しかしノアの血が覚醒することは珍しく、ノアの1族は若いメンバーで構成されています。主に覚醒した者は肌が灰色になり、額に十字の傷が浮かび上がります。

またノアの1族は人類社会に潜むことが出来、人類終焉のための争いを引き起こします。しかしノアの1族はエクソシストが敵対するAKUMAでなく人間のため、アレンウォーカーは当初ロードとの戦いで戸惑ってしまいます。

アレンウォーカーは黒の教団の一員としてノアの1族と戦いを繰り広げます。しかしアレンウォーカーはノアの宿主である「14番目」であり、ノアによる自我の浸食に苦しんでいます。そしてアレンウォーカーは遂にノアのメモリーに飲み込まれてしまいます。しかしアレンウォーカーはクロスに眠ることを勧められるも涙ぐんだ笑顔で断り、「14番目」という辛い運命を背負って戦い続けることを決意します。

アレンウォーカーは漫画Dグレ22巻で黒の教団から脱走し、ノアと黒の教団両方から追いかけられます。その中で犬猿の仲で大事な仲間のエクソシストである神田と黒の教団の化学班のジョニーはアレンウォーカーを見つけます。アレンウォーカーは危険な旅にエクソシストの仲間を連れていくことに抵抗感を覚えていました。しかし自らを仲間と言うジョニーの言葉にアレンウォーカーは嬉しさから顔を赤らめます。

アレンウォーカーは過去に14番目のノアであるネアのメモリーと奏者の資格を移植していました。そのことで箱舟を操作した後、ネアのメモリーが目覚めます。その後アレンウォーカーアルマと戦い、ネアとして本格的に覚醒していきます。しかしアレンウォーカーはノアの力であるネアの存在を嫌っています。一方ネア自身も14番目という嫌味で付けられた名前を嫌っており、自身を14番目と呼ぶティキに敵対しています。

正体がノアと考察されているアレンウォーカーですが、その正体の真実や過去は依然謎のままです。またアレンウォーカーが14番目であるネアの宿主になぜなったのかも不明となっています。しかしネアの宿主になったのは35年前だということだけ判明しています。ということはアレンウォーカーは35年前から存在していたことが分かります。ではなぜアレンウォーカーは35年という時が経っても若い姿のままなのでしょうか。

これについてはイノセンスの力によるものではないかという考察がされているのですが、実際正体と同じく不明となっています。また35年前のアレンウォーカーは丸眼鏡をかけた長髪の青年であり、今とは少し見た目が変わっています。なので過去に何かしらの事件が起こったことで今のアレンウォーカーが形成されていることが分かります。

35年前ネアの宿主となったアレンウォーカーですが、若い姿のままということについては謎に包まれています。ネアはかつて千年伯爵を倒そうとしていました。しかしイノセンスを使用できないネアは千年伯爵を倒すことが出来ません。そこでネアはアレンを使ってイノセンスを取得し、千年伯爵を倒そうとします。そうするとアレンという存在は一人である必要がありません。

さらに覚醒する人間はわずか一握りであることから第2、第3のアレンを用意していた可能性が高いです。そして今のアレンウォーカーがネアと適合したことで若返りや転生を繰り返し、今のアレンウォーカーが形成されているのではないかと考えられます。

ハートのイノセンスというのは全てのイノセンスを支配している存在です。ハートのイノセンスはノアの1族を敵対視しています。なのでネアがイノセンスを使用して千年伯爵を倒そうとしてもハートにとってはネアも敵でしかありません。このことでネアの宿主であるアレンウォーカーの正体はハートのイノセンスではないかという考察が浮上しています。ではなぜ正体がハートのイノセンスといえるのでしょうか。

イノセンスを使用するにはハートに許しを貰える存在でなければなりません。そこでネアはアレンウォーカーを一度殺害し、純潔の存在であるハートに転生させたのではないでしょうか。またアレンウォーカーは一度AKUMAであるマナから傷を受け、ノアメモリーを継承しようとした際凄まじい拒絶反応を起こします。これらを理由にアレンウォーカーの正体はハートのイノセンスではないかと考えられています。

アレンウォーカーは漫画Dグレの主人公にあたる人物であり、黒の教団のエクソシストたちと共にAKUMAと戦う日々を送っています。アレンウォーカーの身長は174cmであり、体重は56kgと判明しているものの、正体と同様年齢は不明であり、容姿などから16歳と考えれています。アレンウォーカーは非常に正義感が強い人物であり、エクソシストとして人類救済のために辛い運命に抗い続けています。

アレンウォーカーの髪型は白髪であり、その左目には逆さペンタクルという変わった模様が入っています。元々アレンウォーカーの顔は中性的だったのですが、戦いの中で逞しい男前に変わっていきます。そんなアレンウォーカーの左腕には対悪魔武器「神ノ道化」が宿っています。この武器は仮面とマントを身に纏って左腕を鉤爪にする能力であり、「退魔の剣」という剣の形に変形することもできます。

エクソシストであるアレンウォーカーの左目に描かれた逆さペンタクルは元々AKUMAとなったマナに付けられた傷跡です。これによりアレンウォーカーは人間かAKUMAと見破ることが出来る呪いが左目に宿ります。このことでアレンウォーカーは人間を瞬時にAKUMAと見破ることが出来ることからエクソシストの中で非常に優れた能力を持っているといえるでしょう。

ここまでアレンウォーカーのプロフィールや外見についてご紹介しました。アレンウォーカーはエクソシストとして非常に優れた実力を持っており、さすが主人公といえるキャラクターです。では次にアレンウォーカーの性格を幼少期と少年期で分けてご紹介していきます。

元々アレンウォーカーは左腕にイノセンスを宿した茶髪の状態で生まれたことから親に捨てられ、孤児として生活していました。またアレンウォーカーは見世物としてサーカスに入れられてしまい、非常に生意気な性格をした不良少年となってしまいます。幼い時のアレンウォーカーは周囲を信頼することが出来ず、本当の気持ちを隠して生きていました。しかしある事件がきっかけとなり、彼の運命は大きく変わることになります。

アレンウォーカーはある日親と呼べる存在であるマナが死んでしまい、千年伯爵に騙されてマナをAKUMAとして復活させてしまいます。そしてアレンウォーカーは自らのイノセンスでAKUMAとなったマナを破壊し、心を痛めてしまいます。その後アレンウォーカーはマナの仮面を被ったことで性格が紳士的な性格に変わっていきます。これはマナの性格がアレンウォーカーに仮面を通じて乗り移ったように見えます。

漫画Dグレの主人公アレンウォーカーは他のエクソシストを凌駕するほどの大食いです。これはアレンウォーカーのイノセンスが大きく関係しています。アレンウォーカーのイノセンスは寄生型であり、大量の栄養を欲します。これによりアレンウォーカーは大食漢となってしまいます。この姿にはシェフのジェリーも驚愕の感想を述べます。

漫画Dグレの主人公アレンウォーカーにはクロス・マリアンという師匠がいます。彼は黒の教団の元帥であり、非常に強い力を持つエクソシストです。しかし師匠であるクロス元帥は異常なほどの借金癖がありました。それを幼い頃から見ていたアレンウォーカーはいつしか貯金することを趣味にします。なのでクロス元帥はアレンウォーカーにとって反面教師的な立場にある存在です。

貯金が趣味のアレンウォーカーはお金を貯めることが大好きです。そんなアレンウォーカーにとって特に得意なものはギャンブルです。アレンウォーカーはギャンブルの際キャラが変わることが特徴であり、お金関連の話は禁物です。さらにアレンウォーカーはお金を貯めるためならイカサマや借金の押し付けなどを厭わない性格をしており、非常に腹黒い一面を内に秘めたキャラクターです。

漫画Dグレの主人公アレンウォーカーは上述でご紹介した通りイノセンスが左腕に宿った状態で生まれ、両親に捨てられてしまいます。捨てられたアレンウォーカーは見世物としてサーカスに所属します。そしてアレンウォーカーは「赤腕」というサーカスの雑用係として生活を送ります。そんな中アレンウォーカーは大道芸人のピエロのマナと出会い、アレンウォーカーは次第に閉ざした心を開いていきます。

アレンウォーカーの名前で、アレンというのはマナが飼っていた犬の名前です。このアレンという名前は代々引き継がれているものであり、アレンウォーカーはアレンという名前が付けられました。そしてウォーカーという名前はクロス元帥との旅で出会った修道院のマザーから付けられた名前です。この名前には「歩く人」という意味が込められており、アレンウォーカーは漫画Dグレの作中でマザーの元を訪れました。

漫画Dグレに登場するエクソシストとは黒の教団に所属しているAKUMA退治専門の役職に就いている人々のことを指す言葉です。エクソシストは全員漆黒のコートを身に纏い、胸には教団の証であるローズクロスを付けています。このエクソシストは黒の教団で非常に強力な力を持つ元帥たちがメンバーを集めており、アレンウォーカーもクロス元帥に見出されたことでエクソシストとなりました。

アレンウォーカーは幼少期、師匠であるクロス元帥と旅をし、修行をしていました。そしてアレンウォーカーはクロス元帥に見出され、黒の教団に入団し、エクソシストとなります。しかし黒の教団に入団したアレンウォーカーは同じ黒の教団に所属しているエクソシストの神田と敵対してしまいます。このことでしばらくの間アレンウォーカーと神田は犬猿の仲となり、お互いの間に大きな溝が出来てしまいます。

イノセンスとは黒の教団のエクソシストが持つ対AKUMA専用の武器です。アレンウォーカーは寄生型のイノセンスを持っており、生まれた時からイノセンスを保持していました。このイノセンスの名前は「神ノ道化（クラウン・クラウン）」という名前であり、左手を鋭い鉤爪にすることが出来ます。さらに「神ノ道化」は仮面と白のマントを身に纏ったり、「退魔の剣」という形に変化させることもできる万能型のイノセンスです。

アレンウォーカーは幼少期、親の代わりとしていたマナが死んだことに耐えることが出来ず、千年伯爵の甘言に騙されてマナを復活させようとします。しかし一度死んだ者は蘇らせることが出来ず、マナはAKUMAとなって蘇ります。すると突然アレンウォーカーのイノセンスが発動し、マナを倒します。このAKUMAとなったマナはアレンウォーカーにとって初めて破壊したAKUMAとなったのでした。

アレンウォーカーは幼少期に父ともいえる存在であったマナを破壊したことで心を壊してしまいます。そんな中師匠のクロス元帥はぶっきらぼうな優しさでアレンウォーカーと旅をします。するとアレンウォーカーはクロス元帥のお陰で少しづつ人間らしさを取り戻し、紳士的な性格を身に着けます。一方クロス元帥はアレンウォーカーが自分に課せられた運命に抗う姿を見て憐れみの表情を浮かべます。

アレンウォーカーは幼少期の際、死亡したマナを蘇らせようとして千年伯爵の甘言に乗ってしまいます。この千年伯爵の甘言は恐ろしい物であり、アレンウォーカーはかつての親同然であったマナをAKUMAとして復活させてしまいます。そしてそのマナを自らのイノセンスで破壊してしまいます。このことがきっかけでアレンウォーカーは深い傷を心に負い、千年伯爵に対して深い恨みを抱くようになります。

幼少期のアレンウォーカーが「赤腕」としてサーカスの雑用係をしていた際、大道芸人をしているピエロのマナと出会います。アレンウォーカーはマナと出会ったことで心を開き、マナから大道芸を多数教えて貰います。アレンウォーカーにとってマナは養父ともいえる存在でした。しかしアレンウォーカーはAKUMAとなったマナを破壊し、心を壊してしまいます。

そんな中アレンウォーカーはマナが付けていた仮面を付けたことで気持ちを回復させます。そしてアレンウォーカーは亡き養父マナの真似をして丁寧な紳士的な性格となるのでした。マナはアレンウォーカーの現在を形成している大きな存在となっています。

リナリーは漫画Dグレにおいてヒロインにあたるエクソシストです。アレンウォーカーはリナリーのことを好意的に感じており、リナリーもまたアレンウォーカーを好意的に感じています。しかしお互い家族愛が強い博愛主義者であり、二人の恋は進展していきません。またエクソシストという仕事は命を懸けた戦いであるので、博愛主義者である二人はお互いの恋をこれからも進展させないと考えられます。

アレンウォーカーは黒の教団に入団した際に千年伯爵の手下と間違われてしまい、神田に斬られそうになってしまいます。このトラブルによって二人は犬猿の仲となってしまいます。しかしお互い戦いの中で認め合い、漫画Dグレの物語が進むにつれて和解していきます。

アニメ版Dグレ第1期でアレンウォーカーの声優を務めたのは女性声優の小林沙苗です。小林沙苗は主に少年役やクールな女性の役を演じている声優であり、男性に近い声をしています。なのでアレンウォーカーの声優を務めた際も辛い運命に抗っていくアレンウォーカーを演じきりました。

Ｄグレでアレンウォーカーの声優を務めた小林沙苗は他に「遊戯王デュエルモンスターズGX」のは天上院明日香役や「夏目友人帳」の夏目レイコ、「蒼穹のファフナーEXODUS」の羽佐間カノン役などの声優を務めています。またアニメ以外にもセレーナ・ゴメスやミーシャ・バートンの吹き替え声優も務めており、様々な方面で活動しています。

アニメ版Dグレ第2期でアレンウォーカーの声優を務めたのは日本の男性声優である村瀬歩です。村瀬歩は「ハイキュー！！」シリーズなどに出演している若手実力派声優であり、小林沙苗に負けないアレンウォーカーを演じきました。しかし当初声優の小林沙苗の演技が凄まじかったことで村瀬歩が声優として起用された際は心配する声が寄せられていました。

声優の村瀬歩はアニメ版Dグレ第2期のアレンウォーカーの他に「ハイキュー！！」の日向翔陽役や「新世界より」の青沼瞬役、「ムヒョとロージの魔法律相談事務所」のムヒョ役などの声優を務めています。また村瀬歩は非常に優れた演技力を持っている声優であり、2016年には声優アワード新人男優賞を受賞しています。

漫画Dグレの主人公であるアレンウォーカーに関する感想ではかっこいいという感想が非常に多く寄せられていました。アレンウォーカーは中性的な美貌と強さを兼ね備える人物であり、漫画Dグレの中でもトップクラスの人気を誇っています。

アレンウォーカーに関する感想ではマナとの過去が泣けるという感想も寄せられていました。アレンウォーカーは父のような存在であるマナと出会ったことで心を開いていきます。しかしマナはAKUMAとなってしまい、アレンウォーカーは養父を自らの手で破壊します。このシーンは非常に切ない場面となっており、多くのファンを涙させました。

アレンウォーカーに関する感想にはアレンウォーカーの正体が気になるという感想も非常に多く寄せられていました。アレンウォーカーは2019年現在未だ正体が不明となっており、多くの読者から注目を集めています。漫画Dグレファンの方は是非本記事をご参考に今後の進展にご注目ください。

本記事では漫画Dグレの主人公アレンウォーカーについて正体や魅力などをまとめてご紹介しました。アレンウォーカーは正体が全く不明となっており、数々の考察が浮上していました。どれも可能性が高いものになっており、もしかすると当たっている考察があるかもしれません。漫画Dグレは2019年現在も連載中ですので、是非今後の展開にご注目ください。