【七つの大罪】十戒のガランの闘級と強さは?技・能力やエスカノール戦を考察

七つの大罪に登場する十戒のガランは、初登場時に七つの大罪に苦杯を嘗めさせた強力な敵キャラクターです。「真実」の戒言を持ち、何人たりともその前で偽りを口にすることを許さない能力と、その槍から放たれる鋭い斬撃は七つの大罪を追い詰めました。この記事では十戒のガランについて、闘級や能力、使用した技や強さなどを紹介します。2019年10月から放送されているテレビアニメ三期「七つの大罪 神々の逆鱗」でガランが気になる方はぜひチェックしてみてください。

【七つの大罪】十戒のガランの闘級と強さは?技・能力やエスカノール戦を考察のイメージ

目次

  1. 七つの大罪の十戒のガランとは?
  2. 七つの大罪のガランの闘級と強さ・技や能力
  3. 七つの大罪のガランの戦いやエスカノール戦を考察
  4. 七つの大罪のガランの声優
  5. 七つの大罪のガランに関する感想や評価
  6. 七つの大罪のガランの闘級と強さまとめ

七つの大罪の十戒のガランとは?

七つの大罪に登場するガランは、魔神王直属の精鋭部隊「十戒」のメンバーの一人です。「真実」の戒言を持つガランの前では、七つの大罪マーリンでさえ一度敗北を喫しました。この記事では十戒のガランについて、闘級や能力、作中使用した技や強さを紹介します。ガランが気になる方はぜひご覧ください。それではまず始めに、七つの大罪の作品について紹介します。

七つの大罪の作品情報

七つの大罪の概要

七つの大罪は鈴木央先生の漫画作品であり、週刊少年マガジンにて掲載されています。七つの大罪は2012年から連載が開始され、2019年9月時点で38巻が刊行されています。七つの大罪は2018年10月時点で累計発行部数が3000万部を超え、テレビアニメ化もされている人気作品です。2019年10月からはテレビアニメ三期「七つの大罪 神々の逆鱗」が放送されています。

七つの大罪のあらすじ

かつて王国転覆を謀った罪でリオネス王国を終われた伝説の騎士団、七つの大罪。七つの大罪団長メリオダスは、正体を隠して移動酒場を営んでいました。メリオダスはある日リオネス王国第3王女エリザベス・リオネスと出会います。横暴で王国を荒らす聖騎士たちから国民を守ろうとするエリザベスに心動かされ、二人は王国を救うため、七つの大罪を探す旅に出ます。

ガランの容姿やプロフィール

七つの大罪に登場するガランは、魔神王精鋭部隊である「十戒」のメンバーの一人です。ガランの身長は408cmと非常に高く、緑色の甲冑のような見た目をしています。この甲冑は着ているのではなく、それ自体ガランの本体であることが七つの大罪ファンブックで明かされています。

七つの大罪に登場する十戒のガランの年齢は、991歳と魔神族の中でもかなりの高齢で、自分のことを「儂(わし)」と呼び、お年寄りのような話し方をします。性格は陽気でありながら好戦的、戦いを楽しんでおり自分の強さにプライドを持っています。

ガランの初登場

十戒のガランが七つの大罪に初めて登場したのは、七つの大罪109話でのことです。ヘンドリクセンが女神族による3000年の封印を解き、十戒のメンバーを解放しました。ガランは3000年封印されていたことに対し、普通に生きていたら3回は死んでいたとコメントしたことから、魔神族の寿命はおおよそ1000年であることが推測されます。

ガランの一歩

封印が解かれた十戒たちは、3000年の間に人間たちが地上を支配していたことを嘆き、支配権を取り戻すべく行動を始めます。まずはエジンバラ城を根城にし、魔神族の使役する兵器、アルビオンが王都キャメロットを襲うように仕向けます。王都キャメロットはアーサー王の治める都であり、アーサーの危機を感じ取った七つの大罪マーリンは七つの大罪メンバーとともにキャメロットへ向かいます。

メリオダスの活躍によりアルビオンの侵攻はなんとか食い止められましたが、アルビオンが破壊されたことを十戒グロキシニアに勘付かれます。グロキシニアからアルビオンが破壊された場所を聞いたガランは、エジンバラ城から王都キャメロットを目指します。そしてガランは、エジンバラ城からキャメロットまでの約700kmを、72歩で到達してしまいます。

ふーむ…72歩か… この距離なら70で届くと思うたが…

一歩で約10kmを移動してしまうという驚異の身体能力を披露したガランですが、上のセリフからもわかるように、本来の実力は発揮できていない状態でのその結果のようです。封印されている間に鈍ってしまった体が戻れば、70歩で到達できるようです。ガランの強さが強調されるエピソードとなりました。

ガランは遊び好き?

恐ろしい実力を見せつけたガランですが、遊び好きというお茶目な一面もあります。例えば十戒メラスキュラとともに行動していたガランが、バン、エレイン、ジェリコと遭遇した時のことです。ガランとバンの実力の差は圧倒的であり、勝ち目がないことを悟ったバンたちは逃げようとします。一歩で10kmを移動できるガランからすれば、バンに追いつくことなど造作もないことでしたが、ここでガランの遊び好きが発揮されます。

ガランはわざとバンを先に行かせ、距離がだいぶ開いてからゲームを始めます。巨大な岩をボールに、自身の武器をゴルフクラブに見立て、岩を飛ばしてバンたちに当てられるかどうかという遊びです。バン、エレインを背負って逃げるジェリコは必死になって逃げ惑いますが、ガランからすればただの暇つぶしのようなものであり、楽しそうに岩を飛ばしてきます。

また、バンたちが「麗しき暴食」亭という酒場に逃げ込むと、ガラン、メラスキュラも追いかけてそこへやってきます。酒場には虚弱そうなマスターひとりがおり、ガランたちはそこで久しぶりの酒を楽しむことにします。3000年の間に進歩していた酒は非常に美味しく、舌鼓を打ってご機嫌になったガランは、匿っているバンたちの命を助けるかどうかを賭けて、酒場のマスターに「ガランゲーム」をしようと提案します。

TVアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」公式サイト

七つの大罪のガランの闘級と強さ・技や能力

七つの大罪が初めて出会った十戒、ガランは当時の七つの大罪をはるかに凌ぐ力を持っており、その実力差は絶望的なものでした。それでは、七つの大罪に登場する十戒のガランについて、闘級や強さ、使用する技と能力を紹介します。

ガランの強さ①闘級

七つの大罪に登場する十戒ガランの闘級は、七つの大罪ファンブックによると27000です。その内訳は魔力が1000、武力が24000、気力が2000です。ガランの闘級のほとんどは武力が占めており、肉体の強さが強みであることがわかります。実際、ガランの使用する技は魔力をほとんど使っていないように見えます。

ガランの強さ②戦闘スタイル

十戒ガランが戦う時のスタイルは、武器を使って相手を切り刻むというものです。闘級の中で武力が一番強いことやキャメロットまで70歩で到達したことからもわかるように、ガランの身体能力は非常に優れています。その身体能力を最大限引き出すのが、槍のような武器です。ガランの使用する槍は片端が槍、もう片端が斧のような形状になっています。この槍を状況によって使い分け、相手を切り刻んだり突き刺したりします。

ガランの強さ③魔力は臨界突破

七つの大罪に登場する十戒ガランの魔力を紹介します。ガランの魔力が明らかになったのは、バンがガランに遭遇し、「麗しき暴食」亭に逃げ込んだ時のことです。美味しいお酒を飲んで有頂天になったガランは、虚弱な酒場のマスターに「ガランゲーム」を提案します。それに勝てばバンたちやマスターの命を見逃してくれるというのです。

「ガランゲーム」とは、お互いに一発ずつ攻撃をし、先に死んだほうが負けというものです。ここでガランは魔力「限界突破(クリティカル・オーバー)」を発動させます。ガランの普段の闘級は27000ですが、この魔力を使うことにより40000まで上昇します。さらに、限界突破を発動させると力を制御することはできなくなり、魔力が底を突くまで暴走は止まりません。言動も荒々しくなり、まさに限界突破の魔力と言えます。

ガランの技や能力

七つの大罪に登場する十戒ガランの技や能力を紹介します。七つの大罪の仲間を絶体絶命に陥れた技や能力の数々をご覧ください。

技や能力①惨散斬

七つの大罪に登場する十戒ガランの技や能力を紹介します。一つ目は「惨散斬(ざんばらざん)」です。この技は槍を大地に向けて何度も振り下ろし、斬撃を広範囲に食らわせるというものです。

技や能力②紊粗断

七つの大罪に登場する十戒ガランの技を紹介します。二つ目は「紊粗断(ぶんざらだん)」という技です。この技はガランの持つ槍を四方八方に振り回し、周囲に斬撃を食らわすというものです。

技や能力③伐裟利

七つの大罪に登場する十戒ガランの技を紹介します。三つ目は「伐裟利(ばっさり)」という技です。この技は伽藍の持つ槍をおおきく振りかぶり、思いっきり斬りつけるというものです。ガランの高い身体能力と合わせてかなりの威力があります。

ガランの戒禁の効果

魔神王精鋭部隊である十戒のメンバーは、それぞれ魔神王から賜った「戒言」の能力を有しています。ガランの場合は「真実」の戒言です。この真実の戒言の能力は、ガランの前で偽りを口にした者を石にしてしまうというものです。戒言に例外はなく、たとえガラン本人であっても偽りを口にすれば石になってしまいます。

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七つの大罪のガランの戦いやエスカノール戦を考察

考察①メリオダスたちとの戦い

封印から目覚めたガランは早速七つの大罪の前に現れ、攻撃を仕掛けます。長い封印の影響でガランの魔力はゼロになっていたのですが、その状態でも七つの大罪は全く歯が立ちませんでした。メリオダスのとっておきの魔神化すらも「まさかそこまで腑抜けたとは」と言われる始末です。

このままではまずいと思った七つの大罪マーリンは、ガランに交渉を持ちかけるふりをして時間を稼ごうとします。十戒に必要なものを用立てるから一度引いてほしい、とマーリンが嘘をつくと、たちまち体が石となり始めます。マーリンはガランの前で偽りを口にしたため、真実の戒言にかかってしまったのでした。もはやこれまでかと思われましたが、七つの大罪ゴウセルがガランに幻覚を見せて撤退させます。

こうしてメリオダスや七つの大罪は辛うじて生き延びますが、七つの大罪ゴウセルの魔力がなければ全滅していました。魔力が底を突いている状態で七つの大罪を蹂躙する、ガランの底知れない強さが明らかになったエピソードでした。

考察②ディアンヌとの遭遇

七つの大罪と戦ったガランは、ゴウセルの幻覚により七つの大罪を抹殺したと思い込んでいました。しかし、そんなガランの前に記憶を失った七つの大罪ディアンヌが現れます。死んだはずのディアンヌが生きていることに混乱するガランですが、ならば再びトドメを刺そうと攻撃を仕掛けます。ピンチに陥ったディアンヌを助けたのはディアンヌがかつて共に生活をしていた巨人族の棟梁、マトローナでした。

マトローナは気を失ったディアンヌを背負い、ガランから身を隠すため地中に潜ります。ガランは地中のマトローナを仕留めるため、「惨散斬」で攻撃します。伽藍の槍が大地を切り刻み、マトローナたちは死んだかと思われました。しかしマトローナはうまく逃げることができ、再びディアンヌはガランから逃げ果せます。

考察③メリオダスとの再戦

十戒に対抗するため、メリオダスは10年前に封印された自分の魔力を取り戻します。かつての力を取り戻したメリオダスは、十戒に挨拶しに行くと言ってマーリンに十戒の根城であるエジンバラ城へと転送してもらいます。突然目の前に現れたメリオダスに驚きながらも、メリオダスに最初に攻撃を仕掛けたのはガランでした。ガランは「紊粗断」を仕掛けますが、メリオダスに軽くいなされ、一瞬、そして一撃で倒されてしまいます。

考察④バンとの戦い

十戒メラスキュラの能力でエレインが生き返り、七つの大罪バンの目の前に現れます。魂が汚され怒り狂うエレインを鎮めることに成功すると、その場にメラスキュラとガランが現れます。バンとガランの戦いが始まり、ガランは「伐裟利」でバンの体を真っ二つにします。しかし不死の体をもつバンはたちまち再生します。ならば、と今度はバンの頭を破壊します。しかしそれでも生きているバンに、流石のガランも驚きを隠せません。

しかし不死の体をもつ七つの大罪バンでも、死なないだけではガランを倒すことはできません。バンは「狩りの祭典(ハンターフェス)」でガランの力を強奪し、自身の力に上乗せして攻撃します。しかし「狩りの祭典」も強奪できる力には限界があり、結局ガランを倒すことはできずにその場をエレイン、ジェリコと共に逃げ出します。「狩りの祭典」ですら奪いきれないガランの強大な力が明らかになったエピソードです。

考察⑤エスカノール戦

ガランとメラスキュラから逃れて七つの大罪バン、エレイン、ジェリコは寂れた酒場「麗しき暴食」亭にたどり着きます。そこにいた虚弱そうなマスターは七つの大罪、傲慢の罪エスカノールであり、バンたちを酒蔵に匿ってくれます。追って酒場にたどり着いたガラン、メラスキュラはとりあえず3000年ぶりの酒を楽しむことにします。美味しい酒で気分がよくなったガランは、エスカノールに「ガランゲーム」を提案します。

「ガランゲーム」とはお互いに一撃ずつ交互に攻撃をし、先に死んだほうが負けというゲームです。このゲームに勝てばバンやエスカノールの命は助けるということをガランは約束します。エスカノールは喧嘩はからきしだと言って怯えますが、断ったらどちらにせよ殺すと言われて、仕方なくゲームを受けます。しかしその返事を喜んだガランがエスカノールの背中を力強く叩きすぎ、前に吹っ飛んだエスカノールは気を失います。

エスカノールは気絶し続け、朝を迎えます。ようやく目を覚ましたエスカノールは、様子が先ほどまでと全く違いました。体が大きくなり、態度は傲慢そのものです。ガランはとにかくゲームを始めたいので、あまりその変化を気にせずガランゲームをスタートします。ガランは最初の一撃をエスカノールに譲ります。すると、エスカノールの一撃はガランの上半身を吹き飛ばしました。

ようやく危機感を持ったガランは魔力「限界突破」を使用し、自身の闘級を引き上げます。そしてその状態で渾身の一撃をガランに食らわしますが、その槍の刃はほんの少しエスカノールの体に食い込んだだけでした。そしてエスカノールの番になります。メラスキュラは一度撤退しようと助言しますが、プライドの高いガランは「真実のガランに二言はない」と言って断ります。

それでは、とエスカノールは斧を振りかざします。そのあまりの威圧に、ガランは自身の死を感じ取り、思わずその場から逃げ出そうとしました。するとガランの真実の戒言が働き、ガラン自身が石となってしまいます。こうしてガランは七つの大罪エスカノールに敗北しました。

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七つの大罪のガランの声優

岩崎ひろしのプロフィール

アニメ七つの大罪でガラン役にキャスティングされたのは、声優の岩崎ひろしさんです。岩崎ひろしさんは1953年に埼玉県で生まれ、劇団青年座に所属しています。主に洋画の吹き替えを担当することが多く、幅広い役柄を演じています。俳優としても活躍しており、テレビドラマなどに出演しています。

岩崎ひろしの主な出演作品

  • テレビアニメ『TIGER&BUNNY』(斎藤さん役)
  • テレビアニメ『スマイルプリキュア』(アカオーニ役)
  • テレビアニメ『美少女戦士セーラームーンCrystal』(ワイズマン/デス・ファントム役)
  • テレビアニメ『NARUTO』(守鶴役)
  • 映画『スター・ウォーズ』シリーズ(C-3PO役)

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七つの大罪のガランに関する感想や評価

ガランは初めて七つの大罪の前に登場した十戒であり、七つの大罪を絶体絶命に追い込んだ敵キャラクターですが、可愛くて好きという感想が多く見られました。戦闘が大好きなガランは敵となれば恐ろしいですが、普段は陽気な好々爺なので、可愛いおじいちゃんとしての魅力があります。

これはガランが初めて七つの大罪と交戦した場面に言及するツイートです。この時のメリオダスの闘級は3000ちょっとであり、二万を超える闘級のガランに全く歯が立ちませんでした。しかしこの方が指摘するようにガランでさえ十戒の中では一番闘級が低いメンバーです。十戒の底知れない力を感じ取ることができるツイートです。

圧倒的強さをもつ敵キャラクターとして登場した十戒のガランですが、その最期は自分の戒言で石になると言うあっけないものでした。登場時とのギャップが好きだと言う感想のツイートです。

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七つの大罪のガランの闘級と強さまとめ

七つの大罪に登場した十戒のガランについて、闘級や能力、使用した技や強さを紹介しました。2019年10月から七つの大罪アニメ三期「七つの大罪 神々の逆鱗」が放送されています。この記事でガランに興味を持った方は、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?

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