【ベルセルク】ロクスの正体は?月光の騎士から魔騎士へ転生した理由を考察

ベルセルクのロクスは、人間の素顔もイケメンで人気でしたが、使徒に転生してもかっこよさが際立っていました。そのため、女性のファンはもちろん、男性からも高い支持を得ていたのです。彼には、かなり影響を受けて育った尊敬する父親がいましたが、彼の惨い死によって人生が変わってしまいました。そこで、ロクスの正体や月光の騎士から魔騎士へ転生しなければならなかった暗い過去などを紹介します。

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目次

  1. ロクスとは?
  2. ロクスの正体は?
  3. ロクスが月光の騎士から魔騎士へ転生した理由を考察
  4. ロクスの使徒転生後の強さ
  5. ロクスに関する感想や評価は?
  6. ロクスの正体は?まとめ

ロクスとは?

グリフィスが新たな自分の国として作った新生鷹の団。そこの幹部のメンバーであり、グリフィスの参謀役を務めているのが、ロクスです。彼は、あのグリフィスが一目置くほどの信頼できる男で、非常に真面目で主君には忠誠心を持って接することができます。また、騎馬隊として多くの兵士を率いることができる才知に溢れ、戦術も優れているため、今まで負けた戦いはありませんでした。

ロクスは、戦いの際には、兵士を先に行かせるのではなく、自らが先頭に立って騎馬隊の士気を上げることができます。多くの戦場で勝ち進んできた力を思う存分発揮することができるのです。

彼は、グリフィスに出会うまでは、誰の配下にも付かず、一匹狼で戦場での戦いを制してきました。周囲の人達は、彼の強さに驚き、恐れを感じるほどの伝説の騎士だったのです。当時は、月光の騎士と呼ばれていました。そんなロクスの正体や、月光の騎士から魔騎士へ転生しなければならなかった理由などをご紹介します。

ベルセルクの作品情報

1989年10月~月刊アニマルハウスより不定期で連載された、三浦健太郎さんによるベルセルクは、多くの人から支持を得てあっという間に有名になりました。その後もヤングアニマルで20年以上に渡って連載していますが、年単位で休載することもあったのです。それは、作者の漫画の描き方が影響しています。彼は、この物語を細部に渡って繊細に描いており、キャラクターの内面の感情も緻密に表現していました。

それによって、納得のいくものが描けない場合は、休載することになります。しかし、この物語の世界観は非常に評価されており、世界中の人に読まれてきました。それによって、1997年には、テレビアニメ化が決定し、タイトルを「剣風伝奇ベルセルク」として放送されました。漫画で知らない人も見られるようになり、さらに有名になっていきます。

テレビアニメ化によって、トレーディングカードゲームやコンピューターゲームへも発展していきました。2011年には、ベルセルク・サーガプロジェクトが立ち上げられ、この物語を全て映像化するという試みもされます。この物語の黄金時代を3部構成にして、2012年~2013年に発表されました。また、2016年~はテレビアニメとして放送されています。

ベルセルクの概要

この物語は、中世ヨーロッパを舞台に繰り広げられる、壮絶な過去をもつ男性の復讐の旅が描かれている、ダーク・ファンタジーです。作者は、子供の頃より大人の剣を使用して生きていかなけれならなかった男性を主人公に立てました。この物語のタイトルは、スカンディナビア神話とも呼ばれていた北欧神話の狂戦士伝説に由来しています。

自分の身体よりも大きな刀を使用して戦う主人公のガッツは、魔法と剣の世界にドンドン引きずり込まれていきます。この物語は、悲劇的な展開が繰り返されますが、人間が成長していくためには欠かせない要素となっているため、読者はその世界観にいつの間にか引き込まれていくのです。作者自身、自分の頭の中のストーリーを死ぬまでに描けるか心配しているほどの壮大な物語となっています。

残酷な描写も描かれていますが、作者の繊細な思いがそこら中に込められているため、ただ悲しいだけではありません。また、主人公をはじめとした人間の感情や内面にあるものを非常に大切にしており、繊細に描かれているため、重苦しい雰囲気があってもそれを乗り越えて行ける光が込められています。この物語は世界中から支持されており、2018年には、累計4000万部を単行本で発行しており、多くの人に読まれているようです。

ベルセルクのあらすじ

平民の出だったグリフィスは、頭がよく才知に溢れる人物であったため、その能力を発揮してあっという間に自分の国を作り上げます。その名は、鷹の団。主人公のガッツも彼との戦いに敗れ配下となりました。お互いに素晴らしい剣術と能力を持ち合わせていたため、すぐに仲良くなり、親友になります。しかし、ガッツは、自分の中の闇の部分であるトラウマと常に戦っていました。

鷹の団に入って、剣術を磨いた彼は、100人斬りにも成功し称賛されますが、自分の心はいつも満たされない思いでいっぱいだったのです。彼は、鷹の団の退団を決め、グリフィスに勝利します。大事な存在を失った彼は、あろうことか王女と密通して牢獄に入れられ再起不能となりました。そんな時、鷹の団を犠牲にしてゴッドハンドに転生します。その生贄になったガッツは、復讐心に燃えてゴッドハンドを探す旅に出るのです。

ロクスのプロフィール

ロクスは、黒い髪に、薄い灰色の目を持つ美しい顔を持った男性です。新生鷹の団では、騎馬隊の隊長として大活躍していました。身長は200cm、体重は110kgで、参謀役としてグリフィスの片腕となって見事な働きをします。彼も、ロクスには一目置いており、真面目で、勇敢、純粋な心を持った人間として高く評価をしているのです。そんなロクスは、グリフィスに出会う前は、主君を持とうとはしませんでした。

それは、彼の暗い過去が関係しています。彼は当時、月光の騎士と呼ばれ、伝説になるほど勇敢で頭も良く、素晴らしい戦いをして多くの勝利を収めてきました。そんな彼は、グリフィスに一目会って、君主としてしまったほど、彼に心酔しています。最終的にロクスは、使徒になってしまうのですが、彼は人間以上に人間らしい心を持った常識人のため、どのような場面でもグリフィスへの忠誠心を貫きました。

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ロクスの正体は?

ロクスは伝説の騎士

ロクスは、グリフィスに出会うまでは、たった一人で戦っていました。彼の戦いぶりに、周囲からは月光の騎士と呼ばれ、恐れられていたのです。主君を求めずに、多くの勝利を収め、無敗を誇っていたため伝説になりました。戦場で戦う人間であれば、知らない人はいないほど有名な英雄だったのです。ロクスは、国を持ちたいという野望は持っておらず、自分がリーダーになりたかったわけでもありません。

ただ、自分が心の底から忠誠を誓えるような君主との出会いがなかったのです。そのため、グリフィスに初めてあった時の衝撃はすごかったようです。ロクスは、自分の感性で一目見た瞬間に自分が生涯、忠誠を誓いたいと思う主君に出会えたと感じました。それ以降は、彼への忠誠心を様々な場面で見ることになります。

グリフィスに心酔する使徒

ロクスは、頭が良く、常識人であったため、使徒は人間と敵対する真理に反した道であることを認識していました。それゆえに、自分が使徒に転生した時には、そのような存在になってしまったことを自覚しています。人間の世界に自分の居場所を見つけることができなかった彼は、グリフィスによって救われます。

ゴッドハンドに転生した彼は、新生鷹の団を作り、使徒と人間をメンバーにしていたからです。使徒になったことで居場所をなくしてしまったロクスは、彼に感謝して生涯の忠誠を誓います。そのため、自分よりも権力があり、有能な人の意見であったとしても主君であるグリフィスの悪口を聞いた時には、激しく起こりました。それくらい、ロクスは彼に心酔していたのです。

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ロクスが月光の騎士から魔騎士へ転生した理由を考察

理由①父親の処刑

ロクスは人間の頃、月光の騎士として周囲に恐れられていました。そんな彼は、ある時、月光の騎士から使徒にならずにはいられない事件が起こります。彼を使徒にしてしまうほどの悲しい出来事とは、彼の父親の死で
す。父親の死は、普通の死ではありませんでした。それによって、彼は月光の騎士から使徒になってしまったのです。

ロクスの父親は、人間的にも尊敬できる、まさに騎士の鏡のような立派な存在でした。彼は、そんな父親が大好きで尊敬していたのです。彼の父親は地方領主に仕えていました。そのため、ロクスも将来は父親と同じ道を進むことがほぼ確定していたのです。地方領主の方も彼の父親のことを高く評価しており、様々な任務を任せていました。

しかし、地方領主の正体は、優れた人格者ではありませんでした。父親は優れた能力をもっていたため、次々に手柄を立てましたが、あらぬ罪を着せられ、処刑されることになります。ロクスは、屈辱に耐えながら、それ以後も仕え続けました。しかし、これにはある陰謀が隠されており、それは地方領主と実の母親との密通が原因だったのです。

理由②母親の裏切り

ロクスの母親はとても美しく、地方領主の目にも止まっていました。彼は、いつか正当な理由でその母親を自分のものにしようと企んでいたのです。しかも、あろうことか裕福な生活を望んでいた母親もそれに加担していた事実を知ります。

彼は、悔しさと怒りから、血の涙が彼の頬を流れました。それによって彼は、何も信じられなくなってしまいます。彼が信じていたものを全てゴッドハンドに捧げることで、彼は使徒に転生したのです。それ以降は、主君を持たずに孤独に諸国を巡り歩くことになります。彼は深い悲しみと怒りにより、月光の騎士から自分が嫌っていた使徒になってしまったのです。

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ロクスの使徒転生後の強さ

転生後の強さ①魔騎士としての姿

ロクスは、母親の裏切り、父親の処刑によって、月光の騎士から魔騎士となってしまいます。魔騎士となった彼は、馬の身体と自分の身体を一体化させて、全身が銀色に変化しました。その正体は、光る金属質で作られているような見た目です。それゆえに、周囲からは魔騎士と呼ばれて、恐れられることになります。彼は、ゾッドの次の地位を持たされており、槍魔兵団の団長や新兵の教官も務めていました。

転生後の強さ②使途に変化したときの槍

ロクスは、使徒になる前も槍の名人でした。しかし、転生後はさらに力をアップし、槍はさらに大きく、鋭くなりました。そのため、槍を一突きすれば数体の兵士を串刺しにしてしまう威力を持っています。彼の槍で一突きにされて、死んでしまった兵士はたくさんいるのです。さらに、その槍は、変幻自在となり、二又に別れたり、伸縮ができたり、破壊力もアップしました。

転生後の強さ③放魔後の機動力

ロクスは、人間の時から槍の扱いに長け、強力な腕力を誇っていました。しかし、放魔後の機動力は、さらにアップしたため、もう誰も止めることができません。人間の身体と馬の身体が一体になったことで、自由自在に動き回ることができます。敵陣を駆け回るだけで、即座に敵を壊滅させるパワーを秘めているのです。俊敏でありながら、小回りもきくため、誰も手が付けられません。

また、彼は戦魔兵の指揮官としても、非常に優れています。戦いの際は、自分が真っ先に敵陣に勇敢に切り込んでいくことができるのです。それゆえに、多くの部下からも厚い信頼を寄せられています。また、彼の部下が非常に能力が高いのも特徴です。ガッツを窮地に追いやった使徒の中には彼の部下が多く存在しています。

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ロクスに関する感想や評価は?

ロクスは頭が良く、才能に溢れている人間です。また、非常に真面目な常識人で、曲がったことが大嫌いなため、母親の裏切りを許せなかったのでしょう。人間は、優しくて純粋であればあるほど、酷く傷ついた時に豹変してしまうことがあります。また、彼は、非常にイケメンなため、この物語の中でもファンが多いです。物語に登場するだけで、感動して喜ぶ女性も多くいます。

ロクスの正体を知って、ますます好きになる人は多いようです。彼は、彫りが深く非常にイケメンな顔をしています。男性から見ても凛々しい表情にかっこいいと感じる人は多いようです。

それに加えて、頭もいいため、新生鷹の団では、参謀役を任されていたほど信頼のおける人物でもありました。母親の裏切りや父親の処刑によって心を痛め、使徒になってしまいますが、その姿も凛々しくかっこいいため、さらにファンが増えているようです。

ロクスの生い立ちをいつか紹介して欲しいというファンの声があがるほど、彼は、人気のキャラクターとなっています。彼の正体は、彼の生い立ちがかなり影響していました。暗い過去を持つ人間は、どうしても大きなトラウマを抱え、心が壊れてしまうことが多いです。それによって、恐ろしい使徒になっていきます。彼らが非道な道を歩むのは、実は純粋で優しい心を持っていたからだとわかるでしょう。

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ロクスの正体は?まとめ

ロクスの本当の正体は、優しくて純粋な人間と言えるかもしれません。彼は、母親の裏切りや父親の無実の処刑によって、怒り狂い、血の涙を流しました。それによって、魔騎士になるのですが、彼には人間の心がいつまでも残っていたため、グリフィスのために誠実に務めを果たしていきました。そのため、グリフィスからも厚い信頼を寄せらていたのです。また、素晴らしい人格から、部下からも慕われていたことがわかります。

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