【ダイヤのA】本郷正宗は作中最強のピッチャー？球種・球速やモデルも紹介

今回は「ダイヤのA」作中で最強の投手と言われる本郷正宗の実力や球種・球速を紹介し、メジャーリーガーの田中将大選手がモデルと言われる理由や高校時代の田中将大選手との違いをみていきます。また、アニメ声優の小野大輔さんについてもプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。まず、ここでは「ダイヤのA」の作品情報やあらすじをみてきます。

「ダイヤのA」は高校野球に打ち込む主人公と仲間たち、そしてライバルたちの青春を描いた少年漫画で、寺嶋裕二先生原作で2006年から週刊少年マガジンで連載されています。また、アニメ化も実現しており、第1期と第2期がそれぞれ2013年〜2015年、2015年〜2016年にテレビ東京系列で放送されました。さらに、アニメ第3期が2019年4月から放送されています。

仲間たちと中学制覇を目指していた沢村栄純でしたが、彼のミスにより1回戦で敗退となってしまいます。しかし、その試合を見ていた名門校のスカウト・青道高校の高島礼に才能を見出され、沢村栄純は青道高校への推薦入学をすすめられます。沢村栄純は青道高校を見学するために上京。

そこで、天才捕手と名高い御幸一也と出会ったことで沢村栄純は青道高校への進学を決意するのでした。それから、青道高校のエース投手に成長し、仲間とともに甲子園を目指して奮闘する沢村栄純の姿が描かれていきます。

本郷正宗は南北海道の巨摩大藤巻高校の2年生エースで「北の怪童」と呼ばれています。1年生のときに出場した夏の甲子園、神宮大会、2年生になって出場した春の甲子園の3つの大会で、エースとして連続してチームを優勝に導き、巨摩大藤巻高校に三冠をもたらした「世代最強エース」として知られています。つまり、彼は「ダイヤのA」作中に登場する投手の中で「高校野球界の最強ピッチャー」という位置づけで描かれているのです。

本郷正宗の凄いところは自身の負の感情、不満やイライラをすべて投球に昇華することができるところで、感情的に打者に向かっていく荒々しい態度の一方で投球は精度が高く、危機に瀕しても決して動揺せず気迫のピッチングで打者を圧倒します。その姿は周囲から「鬼神」と呼ばれており、巨摩大藤巻の監督からも「野球の申し子」と称され、大きな信頼を寄せられています。

そして、本郷正宗の性格は極度の負けず嫌いで無愛想、さらに口には出しませんが、他人の助言や意見に対して「外野は黙ってろ」と心の中で一蹴して無視するほど我道を行くタイプです。出身中学は北海道の青葉中学で、青道高校に通う降谷暁と同郷の北海道出身です。

降谷暁とは面識がないものの、凄い球を投げると評判の降谷暁に対してライバル意識を持っているようで、彼のことを「眼中にない」「北海道を逃げ出した奴」とディスっています。

本郷正宗は球速MAX151kmを投げる速球投手で、スライダーやスプリットフィンガー・ファストボール（SFF）といった球種を持っています。また、コントロールも優れ、9回を完投できるだけのスタミナもあります。そして、150km以上の球速を誇るストレートとスライダー、決め球のSSFを絶妙に組み合わせ、驚異的な勢いで相手打者からどんどん三振を奪っていきます。

さらに、本郷正宗は青道高校が出場した春の甲子園で初登場しており、大会No.1ピッチャーとして注目を集め、先発で登板してもリリーフでの登板であっても得意の速球と変化球を駆使して奪三振を重ねていきました。

また、本郷正宗はそれ以前にも1年生ながら夏の大会に出場し、稲城実業高校の成宮と投げ合いました。そのことから才能の片鱗をみせていたようです。そして、2年生となってさらなる成長を遂げて春の甲子園にやって来ました。

大会No.1投手として注目を集めながら春の甲子園に出場した本郷正宗は、他を圧倒するピッチングで勝ち進み、準々決勝で青道高校と当たりました。青道高校との試合では同郷のライバル・降谷暁と投げ合い、本郷正宗が圧倒的な投球で青道打線を抑え込み、完封勝利を収めました。

その後も、本郷正宗率いる巨摩大藤岡は勝ち進んでいきます。そして、決勝戦では12奪三振を記録するなど投打で活躍をみせ、甲子園での失点が一度もないまま見事巨摩大藤巻高校を春の甲子園優勝に導きました。

本郷正宗のモデルはメジャーリーガー・田中将大投手だと言われています。田中将大投手は北海道にある駒沢大学付属苫小牧高校出身で、北海道の巨摩大藤巻高校の本郷正宗と北海道という点で共通しています。

また、本郷正宗のピッチングフォームは田中将大投手のそれとよく似ており、MAX151kmの豪速球とスプリットフィンガー・ファストボール（SFF）、スライダーといった変化球を持っているところも田中将大選手と同じに描かれています。

本郷正宗は「北海道」にある高校出身という点や投球フォーム、150km以上の速球を投げること、そして球種から田中将大投手を参考にしたと考えられていますが、高校時代の田中将大投手と違う部分もあります。それはスプリットフィンガー・ファストボール（SFF）です。高校時代の田中将大投手はまだ、スプリットフィンガー・ファストボール（SFF）を習得していませんでした。

しかし、高校生の本郷正宗はスプリットフィンガー・ファストボール（SFF）を決め球として使いこなしています。そのため、本郷正宗はスプリットフィンガー・ファストボール（SFF）の分だけ、田中将大投手の高校時代よりも能力のある選手として描かれており、読者からは「田中将大投手の強化版」と見なされています。

アニメ「ダイヤのA」で本郷正宗の声優を務めた小野大輔さんのプロフィールをみていくと、1978年5月4日生まれ、高知県高岡郡佐川町出身で「小野D」などの愛称で親しまれています。また、身長はO型、血液型はO型で事務所は所属しておらず、フリー。2001年から声優や歌手、ナレーターとして活動しています。次に小野大輔さんの声優としての主な出演作品を紹介していきます。

「名探偵コナン」伊織無我役、「AIR」国崎往人役、「涼宮ハルヒの憂鬱」古泉一樹役、「ひぐらしのなく頃に」赤坂衛役、「うみねこのなく頃に」右代宮戦人役、「心霊探偵 八雲」斉藤八雲役、「GIANT KILLING」ルイジ吉田役、「デュラララ!!」平和島静雄役、「機動戦士ガンダムAGE」ウルフ・エニアクル役、「境界線上のホライゾン」点蔵・クロスユナイト役、「ロード・エルメロイII世の事件簿 」アッド役などです。

他にも「黒子のバスケ」緑間真太郎役、「マギ」シンドバッド役、「輪廻のラグランジェ」フィン・エ・ルド・シ・ディセルマイン役、「宇宙戦艦ヤマト2199」古代進役、「君のいる町」風間恭輔役、「進撃の巨人」エルヴィン・スミス役、「ジョジョの奇妙な冒険」空条承太郎役、「戦国無双」真田信之役、「テラフォーマーズ」鬼塚慶次役、「黒執事」セバスチャン・ミカエリス役、「おそ松さん」松野十四松役などです。

他にも「山田くんと7人の魔女」五十嵐潮役、「斉木楠雄のΨ難」燃堂力役、「DAYS」君下敦役、「小林さんちのメイドラゴン」ファフニール役、「弱虫ペダルシリーズ」銅橋正清役、「覆面系ノイズ」悠埜佳斗役、「ブラッククローバー」ウィリアム・ヴァンジャンス役、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」ウォルフガング・ミッターマイヤー役、「はたらく細胞」キラーT細胞役、「寄宿学校のジュリエット」犬塚藍瑠役などです。

こちらは「ダイヤのA」に登場する本郷正宗に関するツイートです。本郷正宗の負けず嫌いなところや投球スタイルがとても好きだという感想で、本郷正宗のことを理想のエースだと感じるそうです。

こちらも「ダイヤのA」に登場する本郷正宗に関するツイートです。本郷正宗のように、ストレートとスプリットを駆使して三振を積み重ねる投手が好きだという感想です。

こちらも「ダイヤのA」の本郷正宗に関するツイートです。本郷正宗の凄さに鳥肌が立つほど感動しているそうで、普段口数の少ない彼がバッターを抑えて吠えるところがかっこいいと評価しています。

いかがでしたか？「ダイヤのA」に登場する本郷正宗の球速や球種などを紹介し、その実力を考察してきました。また、本郷正宗のモデルと言われる田中将大投手に関しても紹介し、高校時代の田中将大投手との違いをみてきました。そして、本郷正宗はMAX150km以上の速球とスライダーやSFFといった変化球を駆使した制球力の良い投球が持ち味で、春の甲子園では他の学校を圧倒しチームを優勝に導居たことが分かりました。

また、本郷正宗のモデルは投球フォームや持ち球、北海道の高校という点から田中将大投手だと言われていますが、高校時代にはまだSFFを習得していなかった田中将大投手と違い、本郷正宗は高校生にしてすでにSFFを決め球にしており、本郷正宗は「田中将大投手の強化版」と言われていることが分かりました。今後も「ダイヤのA」のラスボス的存在と言われる作中最強投手・本郷正宗のさらなる活躍に注目していきましょう！