2019年11月14日公開
2019年11月14日更新
【ダイヤのA】青道高校のモデル校は埼玉栄高校!稲城実業や薬師など他の学校は?
人気の野球漫画として、漫画のみならずアニメ放送や舞台、プロ野球とコラボするなど注目されているダイヤのAについてご紹介します。ダイヤのAの主人公が通う青道高校のモデル校は埼玉栄高校だった?青道高校のライバル校ともいえる稲城実業や薬師高校など他の学校のモデルがあるのかについても調査しています。モデルとなった埼玉栄高校と、青道高校の立地条件や学生寮などの比較もご紹介しています。
青道高校とは?
ダイヤのAの作品情報
- 作品名:ダイヤのA(ダイヤのエース)
- 原作者:寺嶋裕二
- ジャンル:野球少年漫画、青春学園漫画
- 出版社:講談社
- メディア展開:テレビアニメ、ラジオ、舞台、ゲームなど
ダイヤのAの概要
ダイヤのAは、週刊少年マガジンで連載されている高校野球を題材にした少年漫画です。2部構成になっており、1部は2006年24号~2015年7号まで連載の全47巻、2部は2015年38号~現在も連載されています。総発行部数3500万部を突破するなど、高い人気を誇っている人気少年漫画です。
ダイヤのAは、高い人気を獲得し漫画だけでなくテレビアニメも制作されました。ダイヤのAのアニメは2013年10月~2016年3月まで放送され、2019年4月~続編のダイヤのA actIIが放送されています。
ダイヤのAは高い人気を集めたことからプロ野球とのコラボレーションも多く行われています。12球団すべてとコラボレーションしているわけではないですが、多くの球団とコラボレーションを行いプロ野球球団とダイヤのAのコラボグッズなどが販売されており高い人気を集めています。
また、プロ野球ゲームとして人気を集めている実況パワフルプロ野球2018などともダイヤのAはコラボレーションを行っています。ダイヤのAファンがプロ野球を好きになったり、プロ野球ファンがダイヤのAに興味を持ったりといった相乗効果を集めています。
ダイヤのAのあらすじ
ダイヤのAは、野球少年の主人公が甲子園出場を目指して奮闘していく野球漫画です。中学生の主人公・沢村栄純がスポーツ推薦で地元を離れて野球留学をし、東京の野球部の名門高校に入学しエースピッチャーとして全国制覇をすべく、甲子園出場を目標にしています。切磋琢磨しながら、仲間と共に甲子園を目指していく物語です。
第一部のダイヤのAでは、甲子園を目指して奮闘していく姿を主に描いています。夏の甲子園出場を目指し奮闘しますが夏の甲子園の壁は厚く、地区予選準優勝で終わります。しかし、最後には選抜出場を決めて主人公がリリーフピッチャーとして登板するところで話は終わります。
第2部とされており現在も連載が続いているダイヤのA actIIは、第1部の続きから始まります。選抜高校野球ではベスト8まで勝ち上っていきましたが、主人公は選抜でのリリーフ登板は初戦のみでした。その後、2年になり新入部員が入ってくる中で、夏の甲子園を目指していく物語となっています。
青道高校は主人公が通う学校
埼玉栄高校がモデルになっているといわれている青道高校(せいどうこうこう)とは、ダイヤのAのストーリーの中で中学生だった主人公がスポーツ推薦で入学した高校です。西東京にある野球の名門校として登場しており、野球部のメンバーは主人公と同じく野球留学者が多く寮も完備されている高校です。
青道高校のモデル校は埼玉栄高校
埼玉栄高校とは?
ダイヤのAで主人公が野球留学した青道高校のモデルといわれているのが、こちらの画像の埼玉栄高校です。埼玉栄高校は、埼玉県さいたま市に実在する私立の中高一貫校です。部活動が盛んな高校で、普通科の他に保健体育科があり、保健体育科の生徒はすべて運動部に所属しているといったスポーツにも力を入れている高校です。
ダイヤのAの題材になっている野球部も埼玉栄高校には存在し、第80回全国高等学校野球選手権大会と第72回選抜高等学校野球大会に出場している野球部も有名な高校です。野球以外にも、相撲部や男子バドミントン部、女子硬式野球部、女子柔道部など多くの部活が全国で活躍しています。
モデルにそっくりな青道高校
甲子園にも出場経験のある埼玉栄高校がダイヤのAの青道高校のモデルと分かるのが、上記の画像です。写真部分が埼玉栄高校で漫画部分が青道高校です。こうやって比較してみても、同じ高校のようにそっくりでモデルになっていることが分かります。
作者は埼玉栄高校の資料を取らせてもらったといった発言をしているものの、埼玉栄高校が青道高校のモデルとなったわけではないといった発言をしています。しかし、埼玉栄高校の校舎や寮などがダイヤのAに出てくるものとそっくりなのも事実であり、登場人物や野球部ではなく建物などについてはモデルになっていそうです。
ユニフォームのモデルは?
ダイヤのAの青道高校の校舎などは埼玉栄高校とそっくりですが、青道高校の野球部が着用しているユニフォームは埼玉栄高校のユニフォームがモデルではないです。青道高校の野球部のユニフォームは、実在する愛媛県の野球部名門高校の済美高校がモデルだと作者が明言しています。
済美高校は、愛媛県松山市にある私立高校です。中国・四国地方の中で一番生徒数が多い高校として、県内屈指のマンモス校ともいわれています。2002年に男女共学校になり、2004年には野球部が選抜高校野球に初出場し初優勝をしたことで話題を集めました。その後も、多く甲子園に出場しており今では野球の名門校として知られています。
青道高校以外の稲城実業や薬師などの学校は?
稲城実業のモデル
出典: https://festy.jp
ダイヤのAに出てくる青道高校と対戦する相手校の野球部もモデルの高校があるとされています。ダイヤのAにでてくる稲城実業(いなしろじつぎょう)も例外ではありません。稲城実業は、西東京地区にあり毎年甲子園出場をかけて上位争いをする野球名門校の一つです。
稲城実業は、春夏通算14回も甲子園に出場していて野球部のメンバーは強豪のシニア出身の実力があるメンバー集団です。稲城実業の主力選手は3年生ではなく2年生が多く中心になっています。稲城実業のスタメンは、強豪シニア出身のため選手の個人個人の主張が激しくチームワークに欠けることが弱点になっています。
西東京地区の野球名門校としてダイヤのAに登場する稲城実業のモデルが、早稲田実業です。モデルになった早稲田実業は、東京の高校野球名門校で甲子園にも多く出場していおり、斎藤佑樹や清宮幸太郎などのプロ野球選手を輩出した名門校です。稲城実業と比較してもユニフォームを比較しても似ていることが分かります。
薬師高校のモデル
ダイヤのAに登場する薬師高校(やくしこうこう)も、実際にある高校がモデルになっています。薬師高校は西東京地区の私立高校です。薬師高校は近年まで野球部は強くなかったものの、最近になって地区予選でも上位に入ってきています。実際に薬師高校は、監督が代わってから以前と比較しようがないほど強くなっています。
薬師高校の野球部の持ち味として、打線がすごく大量点を獲得することができる攻撃型野球を特徴にした高校です。薬師高校は、ピッチャーもエース以外にもエース級のピッチャーがおり、二枚看板です。しかし、今でこそ強豪の仲間入りをしたものの以前は弱小だったため、まだまだ粗削りな部分があることが薬師高校の弱点です。
攻撃的な野球を特徴に持つ薬師高校のモデルとなったのが、実際に打撃が持ち味といわれている静岡県にある野球名門校の常葉菊川高校です。モデルになった常葉菊川高校も甲子園に出場することの多い名門校で、逆転の常葉菊川といわれることがあるほど打撃がすごい高校です。ユニフォームを比較しても、薬師高校のユニフォームが似ていてモデルになったことが分かります。
市大三高のモデル
ダイヤのAに登場する高校の市大三高(いちだいさんこう)も、モデルが存在します。正式名称が市川大学第三高等学校の市大三校は、西東京地区の野球名門校として登場します。市大三高は、選抜ベスト8に入るほどの強豪校として、青道高校と稲城実業に並ぶ3強としてダイヤのAでは描かれています。
市大三高は、三大強豪校といわれているものの青道高校と稲城実業と比較すると昨今は少し劣るといわれています。しかし、エースピッチャーがもどったことで戦力が今までと比較しても上がったといわれており、今後また強豪校として浮上してくると期待されている高校です。
市大三高のモデルになった高校が、東京の野球名門校の日大三高です。市大三高と名前も似ていることがわかります。モデルになった日大三高は甲子園に数多く出場している名門校で、プロ野球選手の髙山俊や伊藤裕季也などを輩出しています。ユニフォームはあまり上記の高校と比較すると似ていない気もしますが、名称はそっくりです。
青道高校と埼玉栄高校を比較
比較①学校の立地
埼玉栄高校は埼玉県さいたま市、青道高校は東京都国分寺市にあり学校の所在地としては立地的に全く異なっています。しかし、校舎などを比較すると同じように描かれていることが分かり、校舎の立地などは似ているのではないかと考えられます。
また、埼玉栄高校の野球部が使用しているグラウンドは、荒川の土手の内側に作られています。反対側には、野球部の室内練習場と寮があるといった立地になっています。青道高校も、同じように川を隔ててグラウンドと寮・練習場があるといった立地条件で描かれており、比較するとほぼ一緒といえます。
比較②練習場
埼玉栄高校の室内練習場の外側写真がこちらです。左手に見える窓ガラスに格子状の枠がしてある建物が、野球部の室内練習場です。練習場内は人工芝が敷かれており、打撃や投球練習ができる使用になっているようです。併設した野球部の食堂もあると埼玉栄高校の公式HPに記載されています。
ダイヤのAに出てくる青道高校の室内練習場がこちらです。こうやって外側の画像を比較してみても、同じようなつくりになっており埼玉栄高校の室内練習場をモデルにしたといったことが分かります。作者は否定していますが、出てくる建物などのモデルは埼玉栄高校だといえそうです。
比較③学生寮
ダイヤのAの青道高校の野球部寮として描かれているのが、こちらの画像です。特徴的な門が印象的で、青心寮という名前のインパクトもあります。野球留学をする部員が多い設定のため、学生寮の記載もきっちりされています。
モデルだとされている埼玉栄高校の野球部の学生寮がこちらです。現在はここは寮としては使われておらず、新しい寮ができたようです。以前はこの画像の栄心寮が野球部の学生寮として使用されていました。今はこの特徴的な門のプレートが撤去されてしまったようですが、比較してもそっくりなことが分かります。
青道高校のモデルとなった栄心寮は、現在は野球部の食堂として使用されているようです。栄心寮は室内練習場の横に併設されていました。現在も建物はあり、埼玉栄高校の公式HPには室内練習場の横に野球部の食堂があるといったことが明記されているため野球部員が現在も使っている建物ではあるようです。
青道高校に関する感想や評価は?
青道高校野球部の応援行きたい
— Khalr〔ハイル〕@Valkyrie教 (@tobionokare) February 4, 2019
全力で選手の名前叫びたい
応援歌歌いたい
ダイヤのAの青道高校に行きたいといった声が上がるほど、青道高校は人気を集めています。文化祭に行きたいなどといった声もありますが、一番は青道高校の生徒になって野球部を応援したいといった感想が多いです。選手の頑張っている姿を精一杯応援したいといった声が多いほど、青道高校ファンが多いです。
ダイヤのAがあったからこそ野球が好きになった。ありがとう。
— すぅ (@Su_chan__oO) March 15, 2017
ルールも少し分かるようになった。
でもプロ野球とか高校野球とかはよくわからんからやっぱ説明ついてるダイヤのAがいいな🙄
日本のプロ野球も高校野球も応援してますが、やはり本命は青道高校←
(次元が違う)
また、ダイヤのAの青道高校野球部のおかげで今まで興味がなかった野球を見るきっかけになったという声も多いです。ただ、野球のルールが難しいのでプロ野球を見ても少ししかわからないといった声もあります。そのため、わかりやすく説明してくれるダイヤのAの青道高校がする野球が好きといったファンが多いです。
最初ちゃんと試合観たとき、これを青道高校の子たちはいつもやってるの!???って思って感動してたけど、段々モノホンの野球やべえ面白いってなる…とにかくプロ野球の守備が凄くて好きになった
— メラ美 (@merami6) April 20, 2018
青道高校の野球が好きなのはもちろんですが、ダイヤのAの青道高校が好きになったことがきっかけで現実のプロ野球や高校野球が大好きになったといったファンも多いです。リアルな試合を見たほうが感動するといった声や、ダイヤのAがプロ野球とのコラボもしているので青道高校のおかげでプロ野球が好きになったといった声も上がっています。
青道高校のモデル校は埼玉栄高校まとめ
人気の野球漫画として連載を続けているダイヤのAの青道高校は、実在する埼玉栄高校がモデルでした。ほかに登場する野球部に関してもモデルがあるため、野球ファンでも楽しめる漫画としても人気を集めています。まだ連載は続いているので、今後出てくる野球部や登場人物のモデルを予想してみても面白いと思います。