東京喰種（トーキョーグール）のヒナミの強さを調査！アヤトとの関係も

『東京喰種』とは2011年から2014年まで『週刊ヤングジャンプ』で連載されていたダークバトル漫画です。そして、新章の『東京喰種:re』が同雑誌で2014年から現在にかけてまで連載されています。作者は石田スイ先生です。ヤングジャンプでは、キングダムとテラフォーマーズと並ぶ看板漫画の1つです。

人間しか食べることが出来ない喰種と呼ばれる生き物が存在する世界観で舞台は東京です。活字好きの大学生のカネキが好意を寄せていたリゼという女性とデートをしていたのですが、帰りに喰種であるリゼは本性を晒してカネキを食べようとしますが、そこに鉄骨が落ち、カネキは死んだリゼの臓器により死なずに半喰種として生きていく事になりました。人でもなければ喰種でもないカネキの居場所を探す物語です。

東京喰種の醍醐味はCCGと呼ばれる喰種対策局との闘いです。喰種は赫子という捕食器官を使って闘い、CCGは殺した喰種の赫子を元に使ったクインケで対抗します。赫子には羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫の4種類あり、羽赫は甲赫に弱いなど、左の赫子は右の赫子に対して弱いという相性概念があります。その他あらゆる条件があり、ネット掲示板では東京喰種の強さを始めとする考察が行われています。

2014年からTOKYO MX系列にて東京喰種のアニメがワンクール放送され、2015年から同局で『東京喰種√A』がワンクール放送されました。√Aでは、カネキがアオギリの樹に所属するという原作と違う部分があります。2018年4月から同局で『東京喰種:re』のアニメ放送がスタートしています。

20区にいる幼い女の子の喰種の笛口ヒナミ。母と一緒にあんていくにお世話になっていて、トーカとカネキのことは実の姉や兄のように慕っています。そんな健気なヒナミは東京喰種のファンの中でもかわいいと評判です。今回はヒナミの強さ、トーカの弟のアヤトとの関係を紹介していきます。

ヒナミは幼い時から隔離された生活を送っていたために引っ込み思案性格です。そして、何よりも純粋で優しいです。自分自身が大切だった人のためには全てを尽くす面があり、思いを力に変えて強くもなります。幼くして高槻泉の小説を読むなどの勤勉な面もあり頭が良く、それを活かしてか:reではアオギリの指令役をしています。

ヒナミの声優は諸星すみれさんです。1999年生まれの18歳でありながら、あらゆるアニメのかわいいキャラをこなす天才若手声優だと評判です。3歳の頃から劇団ひまわりに所属して、7歳の頃に声優デビューを果たしました。初めての現場でジョジョの奇妙な冒険のDIO役や銀魂の高杉役でお馴染みの子安武人さんの演技に衝撃を受けて、プロとしての自覚を持つようになりました。

同じ集英社の作品の週刊少年ジャンプで連載されている『ハイキュー!』の女子マネージャーの谷地さんの声優も諸星すみれさんです。彼女はネガティブな性格ですが、手が器用で幅広く仕事が出来、他校の生徒からはかわいい系と評判が高いです。

諸星すみれさんが演じた中で一番の大役はアイカツ!の星宮いちご役です。いちごは初代アイカツ!の主人公です。元々は弁当屋の看板娘でしたがトップアイドルのライブを見て、アイドルを志すようになりました。崖のぼりをしたり斧で大木を切り落とすなどのアイドルらしくない行動を行い、ネットでもかわいいとの声が高い人気があるキャラクターです。

東京喰種の中では比較的に幼いキャラクターのヒナミ。クインケと化した父と母を嘲笑いながら大好きなトーカを嬲る真戸呉緒に怒りを感じ喰種としての能力を開花します。その結果、両親の敵である真戸呉緒の手足を切断します。かわいい外見とは裏腹に元ブラックドーベルのリーダーの入見カヤまでが凄いというほどの潜在能力を持ちます。

CCG捜査官の真戸に母のリョーコが目の前で惨殺されリョーコをクインケに変えられたことの怒りによって赫子を発動します。ヒナミの赫子は:reで登場するナッツクラッカーと同様に二つの赫包を併せ持つという極めて珍しい物です。母のリョーコ同様に高い防御能力を持つ羽のような形状の甲赫と父の持つ鱗赫の優れた所を併せ持っています。

ヒナミはエトに誘われてアオギリの木に入りました。組織内では『ヨツメ』というコードネームを持ち、指令役や情報収集などの参謀役です。音を頼りに探索して、的確な指示を出しています。アオギリの樹の中では、かなり地位が高く、『ヨツメ様』と呼ぶ喰種もいます。ハイセを助け出し、彼を殺そうとした滝澤（オウル）を刺すほどの強さを持ちます。

東京喰種の主人公です。元々は文学好きの大学生でしたが、リゼという喰種に捕食されかけた所を鉄骨事故により防がれ、嘉納教授によってリゼの臓器を埋め込まれて半喰種として生きていく事になりました。芳村の計らいで喫茶店のあんていくで働くことになり、トーカや錦やヒナミなどと触れながら、人間と喰種の両方を知る者としての生き方を探していきます。

東京喰種:reでのカネキの姿です。名前は佐々木琲世。20年以上の記憶を失っています。CCGのクインクス班の指導者になっています。人間と喰種の両面を持つ『半喰種』であり、CCG内では人間として扱うことになっていますが、喰種として暴走した時は駆逐対象になります。同じ人から喰種になった滝澤からの攻撃を受けたとことをヒナミに助けられ、ハイセの中にいる『白人の子供（カネキ）』を目覚めさせることになります。

トーカの弟でアオギリの木の構成員の1人です。CCGからは『黒ラビット』というコードネームを付けられており、強さはSSレートです。幼少期は父の新と姉のトーカと3人で暮らしており、人間社会に溶け込んでいましたが、CCGに殺されかけ、それ以来信頼できないようになりました。姉の事はどこかで大切に思っており、遠回しに庇っていました。ヒナミとは同じアオギリの木に所属しており、『向いていない』と庇っていました。

東京喰種のメインヒロインです。アヤトの姉であり、カネキとは後に結ばれます。男まさりで気が強い性格ですが、友情に関しては人以上に大切にしており、高校時代は親友の依子が作ってくれた弁当を人しか食べれない喰種でありながら全て完食して平静を取り繕うという異常な行動をとるほどです。ヒナミからは『お姉ちゃん』と呼ばれており、彼女に勉強を教えたりしています。彼女もネットでかわいいと評判です。

ヒナミの母で甲赫タイプの赫子を持つ喰種です。ヒナミによく似て優しい性格故に人を上手く狩ることが出来ず、あんていくから食料を貰う生活をしていました。夫は原作では登場しませんが、アニメ版では喰種専門の医者として登場し真戸呉緒に駆逐されました。ヒナミと買い物に出かけている際にCCGと遭遇し、ヒナミを逃がしてCCGと闘いますが、敗北してクインケにされます。

カネキやヒナミが大好きなミステリー小説の作者です。かわいい顔の裏は『アオギリの樹』の創設者にしてSSSレートの強さを持つ喰種『隻眼の梟』です。そして、あんていくの店長の芳村と人間の女性の間に生まれた喰種と人間のハーフです。サイン会に来たヒナミを『ちゃんヒナ』と呼んで可愛がり、再開した時は名刺を渡しました。

CCGの上層捜査官の1人です。喰種を殺すことが至上という考え方を持ち、手段を選びません。愛妻が隻眼の喰種に殺されたために、喰種への執着が人一倍強くなりました。クインケマニアの異名を持ち変人扱いされていますが、妻と娘を愛して部下の亜門にはCCGのいろはを叩きこむなどと面倒見がいい大人です。ヒナミの両親を殺した張本人で、両親が元のクインケを駆使してヒナミを殺そうとしましたが、トーカとヒナミに殺されました。

元々は人間味のあるCCGの一人でしたが、隻眼の梟討伐戦でタタラに敗北し、嘉納教授の手術によりカネキと同様に半喰種として生き、アオギリの樹に所属しています。人間オークション編では、CCG時代の劣等感ゆえに嘉納教授の最高傑作だったハイセ（カネキ）に攻撃を仕掛け、カネキに思いを寄せているヒナミに止められます。ヒナミのことをエト同様にちゃんヒナと呼びます。

ヒナミと彼女の母は人を上手く狩ることが出来ないために定期的にあんていくに食料を貰いに行ってました。その時がヒナミの初登場です。当初は人見知りをする性格故にカネキとは上手く接することが出来ない上にカネキはヒナミが食事をとっている所を見てしまい気まずい雰囲気になりました。しかし、同じ高槻泉のミステリー小説が好きだという共通点が出来、カネキと打ち解けるようになりました。

まず、CCG捜査官の真戸呉緒に父が殺されてクインケにされました。続いて、母との買い物帰りに真戸に遭遇し父のクインケで母が殺されました。ヒナミは逃れましたが、追い込まれたヒナミを真戸が上手く下水道に誘導して父と母のクインケを使って追い込みますが、ヒナミが喰種として赫子を発動してトーカと共戦して真戸を返り討ちにしました。

両親の死のトラウマからは立ち直って、あんていくの手伝いをするようになりました。皿を頻繁に割るロマを錦が叱るなどの平和な日常を生きています。その際にロマにカネキについて聞かれたりもしてます。

高槻泉のサイン会でアオギリの樹のエトに遭遇します。その時にエトはかわいいヒナミのことを気に入るようになります。その後喫茶店で再びエトと再会し、高槻泉名義の名刺を貰います。CCGによるあんていく襲撃の際にカネキが失踪して高槻泉の名刺を頼り、アオギリの樹に所属します。

東京喰種:reの人間オークション編で再登場します。アオギリの樹に所属しており、『ヨツメ』と呼ばれております。アヤトとトルソーと行動を共にしており、滝澤（オウル）に殺されそうになったハイセ（カネキ）を助け出し、滝澤に負わされた傷で逃げることが出来ず、有馬に捕まってコクリアに収監されます。

ヒナミは大型喰種収容所(コクリア)に収監され、廃棄になるまで檻に中で生きることになります。ハイセは面会に来て彼女に本の差し入れをしていました。ヒナミはその際もハイセのことを『お兄ちゃん』と呼び、ハイセはカネキくんにはなれないと謝っています。

当初は喰種ゆえに懐疑心の強い人見知りでしたが、同じ本が大好きなカネキとの出会いによってヒナミの人生は変わりました。言葉を綺麗だと感じるカネキの感覚が新鮮だと感じて、アオギリの樹でもそのことを強さに変えて闘っています。カネキ自身もヒナミのことを大切に思っており、ヒデやトーカと共に彼の傷つけられたくない人守りたい人に刻まれています。

人間オークション編でもヒナミはカネキとしての記憶を失ったハイセが自分のことを分からなかったとしても守りたいと考えています。コクリアに収監された時もハイセとカネキは記憶も性格も違う反面、二人が同じように考えすぎるところを見て辛くなっています。

ヒナミとアヤトは同じアオギリの樹に所属していて、アヤトはヒナミに対して好意を抱いています。ヒナミがハイセに捕縛されコクリアへ収監された時のタタラの処置にアヤトはコクリアを破ると反論していました。ヒナミがアオギリの樹の新人の時もアヤトがヒナミを怒り、それに対してヒナミは怒っている顔がお姉ちゃん（トーカ）に似ていて安心したと言っていたのを思い出しているシーンもあります。

しかし、当のヒナミはカネキへの好意が強いためにアヤトへの関心は全くない模様です。アオギリの樹の先輩で大好きなトーカの弟としか思っていません。

アオギリの樹とは隻眼の王を中心に構成される過激喰種集団です。アオギリの樹の目的は弱い喰種や人間を支配することです。幹部レベルはSレート以上であり、上層捜査官でも苦戦を強いられる程の強さです。人間を支配することが目的ですが、人間の嘉納教授が協力しており、自作の喰種を送り込んでいます。元CCGの滝澤（オウル）なども所属しています。

今回は東京喰種でかわいいと評判のヒナミの性格、強さと赫子、アヤトとカネキとの関係を考察してきました。アヤトはヒナミに好意を抱いていますが、残念なことにヒナミはカネキに思いを寄せています。現在でも東京喰種の連載が続いていて、『東京喰種:re』のアニメ放送がスタートしています。カネキ達喰種とCCGの闘いはどうなるのでしょうか?これからも東京喰種からは目が離せません。