【ダンまち】イシュタルとフレイヤの関係は？率いるイシュタル・ファミリアも紹介

ダンまちに登場するイシュタルは、多くの眷属を魅了する美しい女性です。褐色の肌が特徴のイシュタルは、ダンまちの春姫編で現れました。イシュタルと共に多くの眷属を魅了するのが、フレイヤです。ダンまちの春姫編をネタバレすることで、フレイヤとイシュタルの関係が明らかになります。

この記事ではダンまちのイシュタルとフレイヤの関係に迫るとともに、イシュタル・ファミリアのメンバーについて、イシュタルの声優や、ダンまち春姫編をネタバレで詳しく解説していきます。

ダンまちの正式タイトルは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」といいます。ダンまちは大森藤一さんが書くライトノベル作品です。ダンまちのイラストを描いている人は、ヤスダスズヒトさんといいます。ダンまちのライトノベルは2013年1月にGA文庫、またの名をSBクリエイティブから発売されました。

ここではダンまちシリーズのあらすじをネタバレします。ダンまちの舞台は、迷宮都市オラリオです。迷宮都市オラリオは地下にあるとても広い迷宮なので、ダンジョンと呼ばれることもあります。迷宮都市オラリオには、主人公の少年ベル・クラネルが生活しています。

ベルは、冒険者になることを夢見る少年です。冒険者はダンジョンを冒険することが仕事で、お金を稼ぐこともできます。ベルが冒険者になりたいと思う裏には、重要な目的がありました。

それは女性と出会うことです。ダンジョンには危険な怪物がうようよいるので、下手をすれば死ぬこともあります、そんな中でベルがダンジョンを探検できるのは、女性と出会うという目的があるからです。ある日、ベルはヘスティアという女神と遭遇しました。ベルはヘスティアと意気投合し、ヘスティア・ファミリアの一員となりました。こうしてベルは、危険なダンジョンの攻略に乗り出します。

ダンまちの春姫編のネタバレで、ヘスティアファミリアはアポロン・ファミリアとウォーゲームで勝負しました。ゲームに勝ったヘスティア・ファミリアは、賞金やホームを手に入れます。昔使っていたホームは、さびれた教会でした。しかし新たに獲得したホームは、20個以上も部屋がある豪華なものでした。新たなホームには倉庫があり、地下室には裏部屋もあります。

あまりに広いホームなので、リリは戸惑いました。ホームにはヒノキで作られた風呂場があったので、命が喜びます。ヴェルフは自分用の鍛冶場を作ろうと取り組みました。新たなホームを手に入れたヘスティア・ファミリアは、新しいメンバーを集め始めます。ウォーゲームでアポロン・ファミリアに勝利していたので、たくさんの応募者が集まりました。

かつてアポロン・ファミリアにいたことのあるカサンドラやダフネも応募してきました。ダンまちのネタバレでこの時、ヘスティアが2億ヴァリスものお金を、借金をしていたことが判明します。あまりの借金の額の大きさに驚いた応募者は、みんな去ってしまいました。

仕方なくホームから引っ越し作業をしているとき、千草が命の元にやってきました。千草と話した後、命は不振な行動をします。命は夜、こっそり外に出ていきました。裏口から出ていった命を、リリたちは目撃します。

命は街で千草と会い、オラリオの南東部にある歓楽街へ向かいます。後を追っていたベルたちは、命が千草とどこへ行くのか、とても気になりました。途中、命は歓楽街で男神に邪魔をされてしまいます。困った命たちを助けてくれたのは、ヴェルフでした。

男神をおっぱらったヴェルフは、命に話を聞きました。命は極東の友達から教えてもらった情報を確かめるため、歓楽街に来ているとのことでした。しかし歓楽街の第3区には、危険なファミリアが陣取っています。

命たちは帰ろうとしますが、ベルが迷子になっていました。ヴェルフたちはベルを探しますが見つかりません。ベルは赤い建築が特徴的な、木造りの娼婦館にたどり着きます。ここでベルは金髪で黄金の尻尾を持つ、美しい女性を見かけました。

他の娼婦とは違い、金髪の女性は悲しそうな表情が印象的でした。帰り道、ベルはイシュタル・ファミリアのアイシャ・ベルカに捕まってしまいます。アイシャに連れられて、女主の神婦殿にやってきたベル。ベルはこの娼婦館を脱出しようとします。しかし、アイシャは実力者でした。レベル3のベルに対して、アイシャはレベル4の手前にあるレベル3です。まともに戦って勝てる相手ではありません。

ダンまちのネタバレでヒキガエルのような姿をした女性、フリュネがベルの前に登場します。レベル5のフリュネはベルが気に入り、アイシャからベルを取り上げようとしました。対立するフリュネとアイシャ。フリュネとアイシャがいがみあう隙に、ベルは娼婦館を脱走します。ベルは遊郭の方に向けて逃げました。アマゾネスたちは必死にベルを追ってきます。

とある遊郭に入ったベルは、サンジョウノ・春姫と出会います。サンジョウノ・春姫とは、先ほど娼館で見かけた金髪の女性でした。ベルは春姫と英雄譚の話しをして、意気投合しました。ダンまち春姫編のネタバレで、イシュタルとフレイヤとの間でゴッデスウォーが始まります。フレイヤはイシュタルのライバルです。フレイヤ・ファミリアは、オラリオ地域で最強のファミリアでした。

さらに主神のフレイヤは、イシュタルよりも美しい外見をしていました。だからイシュタルは、フレイヤに強い嫉妬心を抱いています。このような理由からイシュタルは、フレイヤに攻撃をしかけます。イシュタルは、殺生石を使ってフレイヤ・ファミリアを倒そうとしました。殺生石と関わりのある春姫は、イシュタル・ファミリアに利用されています。

フレイヤはベルのことが大のお気に入りです。そんなベルをイシュタルが誘惑しました。ベルを奪おうとするイシュタルに対して、フレイヤは怒りの頂点に達します。ベルはイシュタル・ファミリアから春姫を助けるために、女主の神婦殿へ行きました。ベルが春姫を助けようとすると、フリュネなどバーベラが襲ってきます。アイシャは、ベルに春姫を渡すことを拒みました。

春姫を渡すにふさわしい人でないと、任せられないとアイシャは言ったのです。一度、ベルは引き下がりました。しかし女性一人も助けられない自分に、みじめさを感じたベル。ベルは再度神婦殿へ、春姫を助けに行きました。春姫は、自分は助けてもらえるだけの価値がないと卑下します。しかし春姫を説得するベル。気持ちが変わったは春姫は、ベルにウチデノコヅチの魔法をかけました。

こうしてベルは敵をやってつけて、イシュタル・ファミリアから春姫を救い出しました。そのころフレイヤは、イシュタルを神婦殿のてっぺんまで追い込んでいました。フレイヤの平手打ちを受けたイシュタルは、最上階から落ちてしまいます。春姫はベルと行動をともにしたいと考えたので、ベルのいるヘスティア・ファミリアに入ることになります。

ダンまちに登場するイシュタルは美の女神です。ダンまちの迷宮都市オラリオを南に行くと、歓楽街があり、娼婦のいる店などが立ち並んでいます。イシュタルはこれら「夜の街」と称される、歓楽街を取り仕切っています。

ダンまちのイシュタルは美の女神であり、イシュタルファミリアの主神でもあります。薄い茶色の肌を持つイシュタルは、非常に美しい外見をしています。黒い長髪で、紫の衣装を身にまとうイシュタル。セクシーな目つきは、多くの異性を魅了します。またイシュタルは人を魅了する、スタイルの良い体をしています。そのため多くの眷属が魅了されています。眷属はイシュタルの命令通りに動く、部下みたいなものです。

ダンまちのネタバレで、フレイヤは美の神様と称される女神です。イシュタルも同じ女神ですが、美しさでははるかにフレイヤの方が上です。フレイヤはイシュタルのファミリア以上に強力なファミリアを持っています。

イシュタルがライバル視しているのが、美の女神フレイヤです。ネタバレで、イシュタルはフレイヤを倒すための計画を立てています。春姫を娼館に置くのも、ヘルメスから殺生石をもらったのも、フレイヤを倒す目的があるからでした。イシュタルはフレイヤの弱点を聞くために、ヘルメスと一晩を過ごしたこともありました。

フレイヤがベルに夢中なことを知ったイシュタル。イシュタルはフレイヤからベルを取り上げるため、ベルを誘惑してきました。ベルをめぐって、イシュタルとフレイヤの間に対立関係が生まれます。

ダンまちのネタバレで、イシュタルとフレイヤは壮絶な戦いを始めます。戦いのきっかけは、ベルにありました。ベルを誘惑しようとするイシュタルを、フレイヤ・ファミリアは許しません。フレイヤは自分の強力なファミリアを差し向けます。

イシュタル・ファミリアや歓楽街は、一掃されてしまいました。死の危険を感じたイシュタルは逃走しますが、フレイヤはどこまでも追跡します。イシュタルは仕方なく、フレイヤに謝りました。フレイヤがベルに寄せる好意は、尋常ではありません。ベルを思うフレイヤの気持ちを知ったイシュタルは、心から反省しました。

ダンまちのネタバレで、イシュタルはフレイヤの魅了に完敗して最期をとげました。イシュタル・ファミリアのタンムズは、後ろからフレイヤを攻撃します。しかしフレイヤの魅了は、イシュタルの魅了の比ではありません。フレイヤの魅了はイシュタルの魅了を打ち消してしまいます。

このためタンムズは、フレイヤに魅了されました。フレイヤのビンタを受けたイシュタルは、宮殿のてっぺんから落ちてしまいます。再起不能になったイシュタルは、天界へ連れていかれるネタバレの展開になりました。

イシュタル・ファミリアは、オラリオにある歓楽街を支配する一味のことです。イシュタル・ファミリアには、戦う娼婦(バーベラ)のアマゾネスがたくさんいます。イシュタル・ファミリアは女主の神婦殿、またの名をベーレヒト・バビリという場所にあります。

イシュタル・ファミリアの等級はAです。ファミリアとは、地上にきた神様が作る組織のことです。1人の神様につき1つのファミリアがあります。神様の名前に「・ファミリア」とつけて、その組織を呼ぶならわしとなっています。ファミリアの中心となる神様が主神です。主神の下につくメンバーを、団員といいます。

イシュタル・ファミリアのメンバーであるフリュネ・ジャミールは団長です。フリュネはレベル5なので、凄腕の実力があります。フリュネは神様からアンドロクトノス、またの名を「男殺し」という二つ名をもらいました。ヒキガエルのような外見をしたフリュネですが、本人は自分を美しいと思っています。

フリュネは変わり者なので、イシュタル・ファミリアのメンバーから反発されることもあります。フリュネの声優を演じるのは、斎藤貴美子さんです。斎藤貴美子さんは年配の女性の声を担当することが多い声優です。

イシュタル・ファミリアのメンバーであるアイシャ・ベルカは、バーベラと呼ばれる戦闘娼婦です。レベル4の一歩手前にあるレベル3のアイシャ。アイシャは周りから親しまれる性格をしています。春姫の世話をよくするので、面倒見の良い女性です。

戦闘娼婦なので怖いこともありますが、心根はやさしい姉御肌のアマゾネスです。アイシャの声優を演じたのが、渡辺明乃(わたなべあけの)さん。渡辺明乃さんは「ToLOVEる」の結城梨斗役や「銀魂」の陸奥役などを演じたことがあります。渡辺明乃さんは、いろいろな個性の声を演じ分けられる声優です。

ダンまちのイシュタル・ファミリアのメンバーで、サンジョウノ・春姫はレベル1の冒険者です。春姫は故郷が極東にある、狐人でもあります。戦う能力はほとんどないですが強力な魔法を使うので、春姫はイシュタルに見込まれました。春姫は男性に弱い女性です。

娼婦として登場した春姫はベルの首元をみて興奮し、倒れてしまいました。そのため娼婦としては価値がないと、アイシャにコメントされています。春姫の声優を担当するのは千菅春香(ちすがはるか)さんです。千菅春香さんの代表作にはマクロスがあります。千菅春香さんは他にも数々のアニメ作品を担当しており、実力のある声優です。

レナ・タリーは、レベル2の戦闘娼婦です。元気でさわやかな性格をしているアマゾネスのレナ。ネタバレで、レナはダンまちの外伝ソード・オラトリアで活躍します。レナはベートのことが大好きな女性です。レナの声優を担当するのは、M・A・Oさんです。

M・A・Oさんは、女優や歌手でもあります。M・A・Oさんは、美しい少女キャラクターの声をよく担当しています。ゆるい性格の少女や影のある少女など、バラエティ豊かに声を使い分けることができます。2019年には「炎炎」に登場するアイリス役、久条翡翠役の声優も担当しました。

ダンまちのネタバレでイシュタル・ファミリアの目的は、フレイヤ一味を倒すことにあります。イシュタルは自分よりも美しい外見を持ち、より強いファミリアを持つフレイヤがうらやましかったのです。フレイヤ・ファミリアはオラリオ地区で最も強いので、うかつに手出しができません。ここでイシュタルは、春姫が使う魔法のウチデノコヅチに目をつけました。

ウチデノコヅチを使うと、冒険者はレベルが上がります。自分よりもレベルの高い敵を倒したり危機を乗り越えることで、レベルは上がります。春姫の魔法は、1名だけに効果があります。イシュタル・ファミリアで最も強いのはレベル5のフリュネです。しかしフレイヤ側には、レベル7のオッタルという眷属がいます。これではウチデノコヅチでフリュネのレベル上げても、勝負になりません。

ここでイシュタルは殺生石を使おうと発案しました。殺生石は狐人を封じ込めることができます。殺生石のかけらを持っていれば、封じ込められた狐人の能力が使えるようになります。封印された狐人を元に戻すには、バラバラになったかけらを集める必要があります。春姫は、殺生石の封じられたキャラクターでした。この謎を知ったベルたちは、春姫を救出するためイシュタル・ファミリアに向かいます。

フリュネはベルを地下室に入れますが、春姫に邪魔されてしまいます。フリュネはフレイヤ・ファミリアの眷属である、オッタルとも戦いました。しかしオッタルに完敗します。フリュネはオッタルに命乞いをしたとき、フレイヤを侮辱してしまいました。フレイヤをバカにされたオッタルは、怒りにかられます。オッタルの猛烈な攻撃を受けたフリュネは、二度と外出できないくらい激しい痛手を受けました。

アイシャは春姫を大切にしているので、ベルが助けに来た時も春姫を渡しませんでした。春姫を助ける器のある人でなければ、渡さないつもりだったのです。ベルはイシュタル・ファミリアと対立することを恐れて、一回は引き下がりました。しかし、春姫を救えない自分を情けなく感じたベルは、再度アイシャの元に向かいます。春姫は娼婦である自分に劣等感を持っていました。

また自分を助ければ、ベルがイシュタル・ファミリアと対立することになります。自分は価値がないとして、助けてもらうのを拒む春姫。しかしベルは春姫を説得します。ベルの気持ちが通じた春姫は、ウチデノコヅチをベルに使いました。

こうしてベルはアイシャに勝ち、イシュタル・ファミリアから春姫を救うことが出来ました。ネタバレでその後の春姫は、ヘスティア・ファミリアに入ります。主神に反抗した時にかかった魅了が解けたアイシャは、ヘルメス・ファミリアに入ることになります。

ダンまちのイシュタルの声優を演じたのは、本田貴子さんです。本田貴子さんは1972年8月14日に、東京都で生まれました。声優やナレーターとして活動する本田貴子さんは、大沢事務所に入っています。以前はオフィス薫という事務所に入っていたこともある本田貴子さん。身長は173㎝で、血液型はB型です。

本田貴子さんは成人女性の役を担当することの多い声優です。子供やお母さん役の声を担当することもあります。吹き替え声優としては、ミラ・ジョヴォヴィッチさんやシャーリーズ・セロンさん、ロザリオ・ドーソンさんなどの声を務めたことがあります。

本田貴子さんが出演した主な作品には、「ヒカルの碁」の日高由梨役、「NARUTO-ナルト-」のみたらしアンコ役、「銀魂」のヴァネッサ役、「NANA」の早乙女淳子役、「鬼灯の冷徹」のレディ・リリス役などがあります。

ここではダンまちのイシュタルに関する、ツイッターでの評価や感想について見ていきます。ダンまちⅡを10話まで観た人で、「イシュタル様が封印されてて吹いた」という感想がありました。イシュタル・ファミリアの主神であるイシュタルが、あっけなく封印されている様子がおかしかったと受け取れる感想です。

「イシュタルといえば、偽典女神転生…ダンまちでもひどい目にしかあってないのではなかろうか」という感想がありました。ダンまちにはいろいろなキャラクターが登場します。中でもイシュタルは酷い目にばかりあう、かわいそうな人というニュアンスが感じられる感想です。

「イシュタルさん、私を骨の髄まで魅了してください」という感想がありました。イシュタルはフレイヤには負けますが、相当な美しさを持つ女性です。そんなイシュタルの美に魅了されたいという感想です。

ここまでダンまちに登場するイシュタルとフレイヤの関係や、イシュタル・ファミリアなどについて紹介してきました。イシュタルは美の女神なので、非常に美しい女性です。しかしフレイヤはイシュタル以上に美しく、強いファミリアを持っていました。

そのためイシュタルとフレイヤは、ライバル関係にあります。イシュタルはフレイヤ・ファミリアに攻撃をしかけましたが、見事に完敗しました。イシュタルとフレイヤの関係や、イシュタル・ファミリアのメンバー情報を知った上でダンまちを観れば、さらに面白さが増すかもしれません。