2019年10月31日公開
2019年10月31日更新
【ダンまち】ベート・ローガのレベルや強さ・魔法は?悲しい過去とは?
「ダンまち」に登場するベート・ローガについて紹介します。ベート・ローガのレベルや強さ、スキル、魔法を紹介します。ベート・ローガは弱い者に対して厳しい言葉を投げかけたり、見下したりしますが、それにはベート・ローガの過去の体験が関係しているということで、ここではベート・ローガの過去について見ていきます。また、アニメ「ダンまち」でベート・ローガの声を担当している声優についても紹介します。
目次
ベート・ローガが登場!ダンまちとは?
ダンまちの作品情報
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、略して「ダンまち」と呼ばれているライトノベルです。作者は大森藤ノ(おおもりふじの)、イラストはヤスダスズヒトで、2013年の1月にGA文庫から出版され、2019年の6月の時点で15巻が刊行されています。2014年から外伝として「ソード・オラトリア」、2017年から「ファミリアクロニクル」がそれぞれ刊行されています。
「ダンまち」は、小説が刊行された2013年の12月に漫画化され、「ヤングガンガン」で連載開始。2014年には外伝「ソード・オラトリア」が「月刊ガンガンJOKER」で連載が始まりました。アニメ化は2015年で、第1期2015年4月~6月まで、第2期2019年7月~9月までTOKYO MXで放送されました。第3期が2020年の夏に予定。また、外伝の「ソード・オラトリア」が2017年の4月~7月まで放送。劇場版は2019年の2月公開です。
ダンまちの概要
「ダンまち」は、作者の大森藤ノが小説の投稿サイトである「Arcadia」に投稿した小説で、第4回「GA文庫大賞」を受賞しました。この受賞をきっかけに2013年、書籍として刊行されました。この作品が大森藤ノのデビュー作となりました。本編、外伝合わせた「ダンまち」シリーズは、1200万部という発行部数を記録しており、賞なども複数獲得しています。
ダンまちのあらすじ
主人公のベルは幼い頃、英雄譚を聴いて育った影響で英雄のような女性との運命的な出会いを夢見ていました。そんなベルは冒険者になるために、大きなダンジョンがあることで有名な迷宮都市オラリオにやって来ました。そこでヘスティアが主神のファミリアに所属することになったベルは、ただ一人の団員として日々、ダンジョンでモンスターとの戦いに明け暮れていました。
ある日、ベルは凄まじく強いモンスターと出会い、襲われそうになります。その時、助けてくれたのがオラリオ最強の女剣士アイズ・ヴァレンシュタインでした。この出会いによってベルはアイズを一目で好きになり、そこから物語が展開されていきます。
ベート・ローガのレベルや強さ
ここまで、「ダンまち」について紹介してきました。ここから、「ダンまち」に登場するキャラクター、ベート・ローガのレベルや強さを見ていきます。ベート・ローガは弱者に対して容赦のない言葉を投げかけ、徹底的に嫌います。短気で荒々しい性格だと思われていますが、本当の性格はどうなのでしょうか?ここでは、そんなベート・ローガのレベルや強さだけでなく、性格についても見ていきます。
レベルや強さ①レベル6
ベート・ローガは、ロキ・ファミリアのメンバーです。レベルは6で、ファミリアの中核を担う位置にいます。ベートは狼人(ウェアウルフ)で、毛並みは灰色、左の頬には入れ墨が彫ってあります。通称は「凶狼(ヴァルナガンド)」です。接近戦での戦いが得意で、その速さはロキ・ファミリア随一で、目にも止まらぬ速さで相手を倒していきます。
足につけた「フロスヴァルト」が武器で、普通のモンスターなら足の蹴りだけで倒せますが、この武器は「ミスリルブーツ」といって、相手の魔法を吸収して自身の攻撃に変えてしまうブーツだということです。
レベルや強さ②優しい性格
ベート・ローガは、日頃から弱者に対して暴言を吐いたり、見下したりしますが、ベートは自分よりも弱い者をいたぶることだけはしたくないと言っています。実はベートは弱者に対して、心底嫌っているわけでも見下しているわけでもなく、本当は、弱者が死なずにすむようにという優しい心を持っているということです。
レベルや強さ③弱者への思い
ベートが弱い者に対して厳しい言葉を並べるのは、ベート自身がどんなに強くなっても大勢の人を守ることは難しく、弱い者が強くなれば誰も死なずにすむと思っているからです。ベートの弱者への厳しさは、実はベートの優しさなのだということです。
レベルや強さ④ツンデレ
弱者に対するベートの想いを見てきましたが、ここでベートのツンデレがよく分かるエピソードを紹介します。「ダンまち」の外伝「ソード・オラトリア」で、アマゾネスの少女・レナが強烈なアプローチを試み、いつの間にかベートはレナと同居。ベートはレナに冷たい言動で対処します。レナはベートにどんな扱いをされても決して諦めず、ベートを一途に愛します。強くなったらあなたの妻にして欲しい、とベートに迫ります。
レナは、ベートが事あるごとに弱者を「雑魚」という本当の意味に気づいているのでした。弱者への想いに気づいているレナに対してベートの心は揺れ動きます。そんな時、タナトス・ファミリアがアマゾネスを狙います。ベートはレナを必死で守ろうとしますが、レナはベートの身代わりになり死亡。ベートはレナを守り切れなかったことに対して怒りを抑えられません。
ベートはレナの復讐のため一人で仇を討とうとします。敵のヴァレッタに追い詰められたベートは魔法でヴァレッタを倒しました。戦いの後、アイズに「なぜ弱者を見下すのか?なぜ強くなろうとするのか?」と尋ねられたベートは、「弱者が死んでいくのを見るのは御免だ、誰も哭くところを見たくないのだ」と答えました。ベートは、多数の墓の中からレナの名前を探し、レナが好きだった花を墓に手向けました。
あれほどレナに対して冷たく接し、時には殴り、時には荒っぽい言葉でレナを罵倒していたベートですが、本当はレナを深く愛していたのだということが分かるシーンでした。
レベルや強さ⑤教え上手
ベートが教え上手だということについて見ていきます。ベートがベルのことを酒場で笑い物にしたことで、ベルは大きく成長しました。また、ベートがレフィーヤに厳しい言葉を投げかけたことで、レフィーヤもまた成長し、飛躍的な活躍を見せることになりました。二人共にベートに見下されたり、きつい言葉で一喝されたことで強くなっていきました。
ただし、やる気も才能もない者には効果はなく、ベルもレフィーヤもやる気と才能、潜在能力があってこその成長だと言えるそうです。ベートには教えたという気はないと思われますが、実は相手に本気を出させるのが上手いのではないかと言われています。
ベート・ローガの魔法やスキル
ここまで、「ダンまち」のベート・ローガのレベルや強さ、性格について見てきました。弱者に対して厳しい態度で臨むベート・ローガでしたが、実は優しい性格だということが分かりました。ここからは、レベル6という強さを誇るベート・ローガの魔法やスキルについて紹介します。
炎属性魔法「ハティ」
ベート・ローガが使える魔法は、炎属性魔法の「ハティ」です。この魔法を使うことによって両手と両足が猛火に覆われます。そしてこの猛火に触れた魔力を吸収していく「魔力吸収(マジックドレイン)」、「損傷吸収(ダメージドレイン)」があります。ただし、この魔力吸収はどんな魔力でもすべて吸収してしまうので、味方の魔力を吸収することや、魔法によるダメージの回復が不可能になってしまうことがあります。
そのため、ベートがこの魔法を使う時は、どんな手を使っても反撃することができず、追い詰められた場合の「最後の切り札」として使用します。
スキルは3種類存在
次に、ベート・ローガのスキルを見ていきます。ベートのスキルは、月光を吸収し自身の獣性による力を発揮、全ての能力に超高度の補正が掛かることで、状態に起きた異常を無効にしてしまうスキル「月花咆哮(ウールヴヘジン)」。走っている時の速度を強化するスキル「孤狼疾駆(フェンリスヴォルフ)」。加速した時に敏捷性と力を強化するスキル「双狼追駆(ソルマーニ)」という3種類のスキルがあります。
ベート・ローガの悲しい過去
ここまで、ベート・ローガの強さ・魔法・スキルについてと、ベート・ローガの本当は優しい性格について紹介してきました。ベート・ローガがなぜ弱者に対して厳しい言葉を投げかけるのか?実はその心の中には優しい想いが込められていたのですが、その理由がベート・ローガの過去にあるということで、ここではベート・ローガの過去について見てきます。
過去①獣人部族
ベート・ローガの過去について、平原で暮らす獣人部族の族長を父にもつベート・ローガは、「弱肉強食、自分の牙を磨け」という言葉を父から教えられて育ちました。ベートは、同じ日に誕生し、幼なじみとして育った体の弱い可愛い少女を守ろうと、力で勝ち取りました。しかし、12歳のベートに不幸がやって来ました。「竜の谷」から竜が降りてきて、家族、幼なじみなど部族がすべて殺されてしまったのでした。
父の教えにあった「弱肉強食」を体験していたベートは、強くなることを決意し、旅立ちました。家族や部族をすべて失ってしまったベートは、竜の襲撃によって負った傷や自身の弱さを覚えておくために入れ墨を顔に彫りました。ベートはオラリオに到着。そこでベートは「ヴィーザル・ファミリア」に入りました。
過去②ヴィーザル・ファミリア
まだ若かったベートは、弱い者に乱暴な言葉を投げかけるような人物ではなかったため、ファミリアの中で人望を集めていました。ベートは16歳でファミリアの団長となり、副団長の女性に好意を寄せるようになり、副団長もまたその想いに応えるように好意を持っているようでした。ベートがオラリオに来て4年が経ち、レベル3となったベートは、部族の復讐のため平原に戻ります。
家族や部族の仇である竜との壮絶な戦いに勝利したベートは、オラリオに帰ってきました。意気揚々と戻ってきたベートですが、副団長がダンジョンで死亡したことを知らされます。好意を寄せていた副団長の死に、ベートは「強くなったのに、なぜ奪われるのか」と、絶望感に苛まれます。そして、弱者はどれほど強くなっても救えない者だと考えたベートは、これまでの好青年から性格が変わってしまいました。
弱い者に対して怒りを露わにし、暴言を吐くようになったベートは、ヴィーザル・ファミリアと喧嘩し、出ていくことになりました。
過去③ロキ・ファミリア
ロキ・ファミリアの団長・フィンと出会ったベートは、ロキ・ファミリアのメンバー、ガレスと戦いました。怪力のガレスに敗れたことで、ベートはロキ・ファミリアに入ることにしました。ベートはガレスに負けはしましたが、ガレスの強さに感動し、強い人物に会えたことが嬉しかったのでした。
ベート・ローガのアニメ声優
ベート・ローガの声優は岡本信彦
アニメ「ダンまち」のベート・ローガの声を担当している声優は、岡本信彦です。岡本信彦は、1986年生まれ、東京都出身です。プロ・フィット所属の声優・歌手です。「スラムダンク」や「ドラゴンクエスト」などが大好きだった岡本は、朗読ボランティアをしていた母の影響で声の仕事に興味を持ちました。アルバイトをしながら「プロ・フィット声優養成所」に通い、BLCDの「追憶のキスを君は奪う」で声優デビューを果たしました。
テレビアニメでのデビュー作は、「N・H・Kにようこそ!」でした。役柄の幅が広く、好青年から冷徹な悪役、狂気じみた約、クールな青年などを演じ分けることができます。2009年に「声優アワード」で新人男優賞、2011年には同じく「声優アワード」で助演男優賞を獲得しました。歌手としては2012年の5月に「Palette」というミニアルバムを発売しました。
声優・岡本信彦の出演作品
岡本信彦の主な出演作を紹介します。2016年「3月のライオン」二海堂晴信、「チア男子」橋本一馬、「僕のヒーローアカデミア」爆豪勝己、2017年「ボールルームへようこそ」兵藤清春、「十二大戦」憂城、2018年「はたらく細胞」樹状細胞、2019年「明治東京恋伽」泉鏡花、「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」デイル、「とある科学の一方通行」アクセラレータ・主演、などです。
ベート・ローガに関する感想や評価
ベートおおおかっこいいいい好きです pic.twitter.com/362OVsMOzT
— レウク (@cxw9l) October 10, 2019
「ダンまち」に登場するベート・ローガについての感想です。ベート・ローガがとてもかっこ良くて、好きだという感想で、ベート・ローガが絶賛されています。
ダンまちは小説全部買ってます
— 月理🐯 (@tukuri6) July 10, 2019
オラトリアとリュー外伝まで
オラトリア読んでたら
ベートがちょーかっこいいですよ〜
こちらは「ロキ・ファミリア」のメンバーが主に活躍する外伝「ソード・オラトリア」を読んだ方の感想です。そのストーリーを読んで、ベート・ローガがとてもかっこいいという感想を持ったそうです。
みんなのダンまち、ソード・オラトリアで1番好きなキャラ誰ですか??
— げんた🍀 (@Gh20010914) July 8, 2019
僕はベートが一番好きです!! pic.twitter.com/YHNosd4tV5
こちらの方は「ダンまち」の中に登場する多くのキャラクターの中でも、ベート・ローガが最も好きだと評価しています。このように、ベート・ローガがかっこ良くて好きだという声が多くあるようです。
ベート・ローガのレベルや過去まとめ
いかがでしたか?「ダンまち」に登場するベート・ローガの強さ、スキル、魔法について紹介し、ベート・ローガの性格についても見てきました。ベート・ローガは弱者に対して厳しい言葉を掛けますが、実はそれは彼の優しさだということが分かりました。それは、ベート・ローガの過去の体験が理由でした。
また、ベート・ローガの強さはレベル6で、ブーツを武器にしており、炎の魔法を使うことも分かりました。これまらもベート・ローガの活躍に注目していきましょう。