【はじめの一歩】島袋岩男は海人ボクサー！一歩との死闘の結末と引退後は？

島袋岩男は沖縄県出身のボクサーであり、一歩と同じタイプのファイターでもあります。海人ボクサーとして一歩と真っ向勝負を挑み、デンプシーロールを破って見せた強者です。ここではまずは島袋岩男が登場する『はじめの一歩』の概要と島袋岩男の基本情報を紹介していきましょう。

ボクシング漫画の金字塔『はじめの一歩』は主人公『幕ノ内一歩』とその仲間たちの青春を描いており、ボクサーの活躍や葛藤、苦悩などを時にはシリアスに、時にはコミカルに描きだし、多くの男性ファンを獲得している大ヒット漫画となっています。

『はじめの一歩』は日本を代表するスポーツ漫画であり、現在でも『週刊少年マガジン』に30年以上も連載されている長寿ボクシング漫画です。実際にボクシングジムを経営するなど、自身のボクシングへの造詣が深い森川ジョージが原作者のためリアルなボクシング風景が描かれており、プロボクサーにも多くのファンを獲得しています。

いじめられっ子だった幕ノ内一歩は鷹村守との出会いをきっかけにプロボクサーとなりました。様々な強敵との戦いを経て、日本チャンピオンとなっていました。幕ノ内一歩は初防衛戦を何とかこなし、日本チャンピオンとしてその地位を確立していきました。そして四度目の防衛戦に『デンプシーロール破り』を公言する島袋岩男を迎えました。

島袋岩男は幕ノ内一歩の四度目の防衛戦の相手であり、『沖縄の海人』という特殊な経歴を持ったファイターでした。その身長はフェザー級の中でも小柄であり、一歩よりも背が低い珍しい選手となっています。漁師としても優秀であり、その圧倒的な肺活量はプロボクサーとしても彼の長所となっています。そして漁師としての考え方はボクサーとしてのファイトスタイルにも影響を与えています。

島袋岩男の性格はまっすぐで純粋な『海の男』です。自然を愛し、ボクシングに対してもまったく妥協がない姿は一歩にも通じるものがあります。ファイトスタイルは『ハンター』であり、相手が弱るまでは仕留めに来ません。こうした漁師としての生活が反映されたファイトスタイルは一歩を苦しめました。

ここでは島袋岩男と一歩との死闘の結末と引退後について見ていきましょう。島袋岩男と幕ノ内一歩の戦いは『日本一のファイター決定戦』という位置付けになり、『デンプシーロール破り』も焦点となりました。

島袋岩男と一歩との死闘は壮絶な打ち合いとなりました。四度目の防衛戦となる一歩との対決はフェザー級の選手には注目の一戦となり、一歩にとっても重要な意味を持っている戦いとなりました。ここからは島袋岩男と一歩との戦いを見ていきしょう。

一歩が四度目の防衛戦の相手に選ばれたのは『デンプシーロール破り』を公言する島袋岩男でした。これまで千堂武や真田のようにデンプシーロールの発動前に潰す作戦がデンプシーロールの唯一の対策と考えられてきましたが、島袋岩男は真っ向勝負で『デンプシーロール破り』を実行するとインタビューで答えたことが一歩の対抗心に火をつけます。

インファイター同士の戦いは大方の予想通り、壮絶な打ち合いとなりました。スタミナには定評がある一歩ですが、海人であり素潜りが得意な島袋の方がスタミナが勝っていました。驚異的な破壊力を見せる二人ですが、単純なパワーでは島袋の方が上でした。インファイトでじりじりと追い詰められていく一歩でしたが、ついにデンプシーロールが炸裂します。

真っ向勝負でデンプシーロールに対抗した島袋は自身も大きなダメージを受けながらもデンプシーロールを止めることに成功します。瀕死となった一歩と島袋ですが、最後の最後で島袋に『究極の一撃』を打ち込んだ一歩の勝利に終わりました。最後まで闘志を絶やさなかった島袋ですが、彼の身体は限界を迎えました。

島袋岩男は一歩との戦いで引退を決めました。島袋岩男は引退後には『海人』に専念することを決めており、一歩に自分の夢を託してリングを去りました。島袋は引退後には沖縄で生活しており、漁師として活躍しています。

ここからは圧倒的なスタミナとパワーを誇った島袋岩男の強さを見ていきましょう。インファイターとして一歩を苦しめた島袋岩男の強さは多くの読者の印象に残っています。ここでは二つのポイントで島袋岩男の強さを紹介していきます。

島袋岩男の強さ①は『小柄の筋肉マン』です。島袋岩男は圧倒的な筋肉量を誇るボクサーであり、目が肥えているボクシング記者ですら驚愕する筋肉量となっています。『小柄の筋肉マン』と形容される圧倒的な筋肉はデンプシーロールの連打にも耐えることができる耐久力を持っていると本人が公言しており、実際に一度デンプシーロールの連打を耐えきっています。

島袋岩男の強さ②は『圧倒的なスタミナ』です。『海人』として素潜りを日常的に行っている島袋は一歩をも凌駕する肺活量を誇っています。インファイターの戦いは無酸素運動の長さがキーポイントとなっており、島袋は自身の戦い方では圧倒的な強さを発揮します。それは相手に反撃の手段を与えないほど長い間無酸素運動を続けることができるからです。この強さで一歩を自分のフィールドにひきづりこむことに成功しています。

ここからは『はじめの一歩』の島袋岩男に関するネット上の感想や評価を紹介していきましょう。島袋岩男はデンプシーロールを真っ向勝負で破った男として重要な人物であり、島袋岩男はその強さや人間性などから『はじめの一歩』ファンの印象に残っているキャラクターとなっています。

島袋は圧倒的なパワーと驚異的な肺活量で一歩を苦しめたかなり強い挑戦者でした。実際に、ファイトスタイルがかみ合っていた場合は負けたことがなく、一歩同様にアッパーやガゼルパンチなども得意とする生粋のインファイターとしてその強さにも注目が集まっています。ネット上には『島袋岩男めっちゃ強いやん』という声や『島袋岩男はかなり一歩を追い詰めたチャレンジャーだよな』という声などが挙がっています。

島袋岩男の『デンプシー破り』には多くの声が集まっています。沢村のデンプシー破りは自身は危険地帯に乗り込まずにカウンターを使うという破り方でしたが、島袋は自身も大きなダメージを受けながらもデンプシーロールと真っ向勝負をするという『デンプシーロール破り』を実践した男気がファンの心を掴んでいます。

ネット上には『沢村のデンプシー破りより島袋のデンプシー破りのほうが好き』という声や『島袋の真っ向勝負は一歩や千堂に通じるものがあって好きなんだよなぁ』という声などが挙がっています。

島袋岩男と一歩の会話も好きという声も挙がっています。『漁師』と『釣り船屋』という海を生業としたボクサーの会話は『海の大切さ』を語っており、多くの人の心に残るシーンとなりました。島袋は東京には海がないと嘆き、一歩は自分が育った海に誇りを持つというコミカルで繊細なやり取りはファンに絶賛されています。ネット上には『島袋と一歩が家で会うところ好きなんだ』という声などが挙がっています。

今回は『はじめの一歩』の登場人物である島袋岩男について、経歴や一歩との戦い、強さネット上の感想などをまとめてきました。島袋岩男は『デンプシーロール破り』を初めて実行した人物であり、一歩と真っ向勝負をして激闘を繰り広げたライバルでもあります。島袋岩男は一歩を苦しめたチャレンジャーとしてファンの印象にも残っているキャラクターなので、ぜひ島袋岩男にも注目してみてください。