【七つの大罪】マーリンの声優は？過去の出演作や演じたアニメキャラも紹介

マーリンは『七つの大罪』に登場するブリタニア大陸一の魔術師であり、主人公・メリオダスが率いる騎士団「七つの大罪」の一員です。マーリンの担当声優について詳しく見ていく前に、まずは『七つの大罪』の基本情報とマーリンのプロフィールを見ていきましょう。

『七つの大罪』は鈴木央によるヒロイック・ファンタジー漫画です。2012年から週刊少年マガジンで連載されており、2019年10月時点で未だ連載中。2014年に初めてアニメ化され、2018年に劇場版化されました。その他舞台化、ゲーム化など、様々なメディアミックスが展開されています。

人と人ならざる者たちが共に生きていた古の時代。ブリタニア屈指の大国であるリオネス王国では、国を守る聖騎士たちが、来るべき聖戦に向けた軍備強化を理由に、国民たちを苦しめていました。事態を憂いた第3王女のエリザベスは、聖騎士たちを止めるため、唯一聖騎士たちに対抗しうる力を持つ存在を求め旅に出ます。

彼女が探し求めたのは、過去のとある事件の犯人として国を追われた伝説の騎士団「七つの大罪」でした。エリザベスと出会い助けを求められた「七つの大罪」の団長・メリオダスは、彼女の望みを聞き入れ、リオネスを救うべく立ち上がります。

マーリンはメリオダス率いる騎士団「七つの大罪」の1人で、「暴食の罪（ボア・シン）のマーリン」という通称を持っています。右首に雄豚の印がついており、露出度の高いセクシーな衣装を纏っているのが特徴的な美女。マーリンの年齢は3000歳以上ですが、外見は30歳程度で、本来の姿は幼女です。

マーリンの誕生日は12月3日。身長は177センチ、体重は57キロ。血液型はAB型で、ベリアルインという地の出身です。マーリンは数々のチートな能力を有しており、その実力は敵はおろか味方も驚くほどのもの。ちなみにマーリンという名前は本名ではないのですが、本当の名前は人間には発音できないとして、明らかになっていません。

アニメ『七つの大罪』でマーリンの声を担当したのは、声優・女優・歌手・ナレーター・エッセイストなど、様々な分野で活躍している坂本真綾です。坂本真綾は1980年3月31日生まれ、血液型はA型で、所属事務所はフォーチュレストです。2011年に人気男性声優の鈴村健一との結婚が報告され、話題を呼びました。

『七つの大罪』でマーリンの声を担当した声優・坂本真綾の魅力その1は、透明感のある声質です。台詞を聞いていて何の引っ掛かりも感じられない透明感のある声質を持っている人は、そう多くはないでしょう。地声の時はもちろん、キャラクターに合わせた声を出している時もその透明感は変わらないのが素晴らしいと評判です。

『七つの大罪』でマーリンの声を担当した声優・坂本真綾の魅力その2は、広範囲の声の演じ分けです。坂本真綾は無垢な少女の声から色気漂う大人の女性の声、少年の声までこなせる声質を持った声優です。

キャラクターによって受ける印象が全く違っており、キャラクターによっては坂本真綾が声を担当しているとは気づかないことも多々あります。坂本真綾が声優として出演した作品と担当したキャラクターをいくつか後述しますので、各キャラクターの声を聴き比べてみてください。声優・坂本真綾の魅力の一端に触れることができるでしょう。

『七つの大罪』でマーリンの声を担当した声優・坂本真綾の魅力その3は、高い歌唱力です。坂本真綾は透明感のある声質での歌唱で高評価を得ている歌手でもあります。坂本真綾は音楽プロデューサー・菅野よう子に見出され、本格的な歌手活動を始めました。坂本真綾と菅野よう子がタッグを組んで生まれた楽曲の中で特に有名なのは、『マクロスF』のオープニングテーマとなった『トライアングラー』でしょう。

他にもアニメのタイアップ曲からそうでないものまで、数々の曲を発表し、そのどれもで高い評価を獲得しました。人の心に響いてまるで波紋のように広がっていく歌声は、澄んだ水を思わせます。キャラクターソングは歌わないというポリシーを持っており、自らの表現に断固たる意思の強さを持っているのも、坂本真綾の魅力の1つです。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその1は、西尾維新原作〈物語〉シリーズの忍野忍です。忍野忍は外見年齢は8歳程度の幼女ですが、実は約600歳という吸血鬼です。主人公の阿良々木暦を吸血鬼にし、物語が動き出すきっかけとなりました。力を失って幼女の姿になってしまったものの、元は最強の吸血鬼である忍野忍。可愛らしさとふと見せる威厳のギャップが魅力的だとファンからは言われています。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその2は、ルナマリア・ホークです。ルナマリア・ホークはザフトのMSパイロットの1人。トップガンの証である「赤服」をまとったエリート軍人で、性格はサバサバして明朗快活です。

本作の主人公の1人であるシン・アスカとは士官学校の同期であり、後に恋愛関係へと発展するのですが、このシン・アスカは後に坂本真綾の夫となる声優・鈴村健一が演じていました。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその3は、神崎ひとみです。坂本真綾は15歳の時に『天空のエスカフローネ』でヒロインの神崎ひとみを演じ、それがきっかけで一気に知名度が上がりました。

また彼女は本作の主題歌の歌唱を担当しており、それをきっかけに菅野よう子のプロデュースによる歌手活動を本格的に開始しています。本作の主題歌『約束はいらない』を聞けば、坂本真綾が昔から澄んだ声質と高い歌唱力を持っていたということがわかるでしょう。坂本真綾の芸能活動の転機になった、重要な作品です。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその4は、シエル・ファントムハイヴです。シエル・ファントムハイヴは12～13歳という若さで英国貴族「ファントムハイヴ家」の当主の座についた少年。

過去の凄惨な経験、そして伯爵という立場から、子供にしては低く冴え冴えとした口調で話すのが特徴的です。坂本真綾はシエルの大人びていて冷酷な一面、時折垣間見せる子供らしい一面を見事に演じきり、とても魅力的なキャラクターに仕上げていました。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその5は、ニノです。ニノは『荒川アンダーザブリッジ』のヒロイン。自称「金星人」の電波系美少女で、荒川河川敷に住んでいるホームレスです。坂本真綾は電波系のエキセントリックさを見事に声で表現していました。あまり感情の乗らない、平坦な喋り方が特徴です。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその6は、林香具矢です。三浦しをん原作の『舟を編む』で、坂本真綾は板前の修行をしている女性、林香具矢を演じました。原作を読んでイメージを落とし込み、収録に挑んだ坂本真綾。おかげでアニメファンのみならず原作ファンも納得の、ハイクオリティーな林香具矢となっています。

『七つの大罪』でマーリンを担当した声優・坂本真綾が演じたキャラクターその7は、キューティーハニーです。坂本真綾は2018年に放送されたテレビアニメ『Cutie Honey Universe』で主人公のキューティーハニーを演じました。有名なキャラクターであるキューティーハニーを演じることに不安もあったようですが、戦うヒロインの芯の強さを見事に表現しています。

坂本真綾がマーリンの声優を担当しているから、アニメ『七つの大罪』を見ているという人のコメントです。原作を知らない人にアニメを見たいと思わせるほど、声優・坂本真綾は魅力的なのです。

声優が坂本真綾だからこそ、マーリンが好きだという人のコメントです。演じている声優が誰かというのは、キャラクターの人気に大きく関わります。『七つの大罪』のマーリンは、声優が坂本真綾だったおかげでかなり人気度が上がりました。

声優としても大変人気がありますが、舞台女優や歌手、さらには作詞家としても活動している坂本真綾。「KinKi Kids」への歌詞提供には、ファンも驚いたことでしょう。天から二物も三物も与えられたすごい人だということがわかります。

マーリンを演じた声優・坂本真綾は、様々なタイプのキャラクターを的確に表現することができる一流声優です。ぜひ『七つの大罪』のマーリンの声を聞いて、声優・坂本真綾の魅力と実力を実感してみてください。また声優としてだけでなく、透き通るような声質で数々の名曲を生み出している歌手としての彼女にも注目です。今後も坂本真綾の活躍を応援していきましょう。