【ドラゴンボール超】ベジット誕生の経緯とは？実力や必殺技・結末を考察

ベジットというキャラクターに焦点を当てていく前に、ベジットが登場するドラゴンボール、及びドラゴンボール超の作品情報を紹介していきます。ドラゴンボールシリーズとは、1984年から1995年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品、及び1986年から放送されたテレビアニメ作品です。

ドラゴンボールシリーズの作者は、「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなどでも知られている、著名な漫画家鳥山明です。1984年から週刊少年ジャンプにて連載を開始したドラゴンクボールは、一大ブームを巻き起こした人気作品です。1986年にはフジテレビ系列でテレビアニメも放送されていました。連載終了から20年以上経っている作品ながら、未だにメディアミックスも盛んな作品です。

ドラゴンボール超は原作を鳥山明が担当し、2015年から2018年まで放送されていたテレビアニメです。ドラゴンボールシリーズとしては18年ぶりの新作となっていました。漫画版は作画を漫画家のとよたろうが担当し、Vジャンプで連載されています。

ドラゴンボール超のあらすじを紹介していきます。ドラゴンボール超では、ドラゴンボール原作終了から4年後の世界が描かれています。魔人ブウとの戦いを終え、生き返った悟空とベジータは更なる強さを求めて修行に明け暮れていました。そんな時、地球に伝説の戦士「超サイヤ人ゴッド」を求めて、破壊神ビルスと付き人のウイスが訪れます。そんな頃、宇宙では次々に惑星が消える事件が起こっていたのでした。

ベジットは、悟空とベジータが合体して誕生したキャラクターです。ドラゴンボール作中で屈指の実力を誇っている、悟空とベジータ。永遠のライバルと言える二人ですが、合体してベジットになると驚異的な強さを発揮していました。双方大人気のキャラクターでもあり、悟空とベジータが合体して戦う時には、多くのファンが期待に胸を膨らませていました。

悟空とベジータが合体して誕生したベジット。その性格を紹介していきます。ベジットの性格は、高飛車で挑発的、しかし仲間のために戦う優しさも併せ持っています。魔人ブウと闘った時にはその高飛車な性格で挑発をどんどん繰り返し、魔人ブウを怒らせていました。また、ベジットは頭脳的な戦い方をするキャラクターでもあり、冷静に戦いの局面を見定めていました。

ベジットの名言を紹介します。まず、ベジット誕生のシーンでは、「カカロットとベジータが合体してベジットってところかな」という名言が有名です。ベジットの名前の由来が分かるシーンですが、この自己紹介のシーンもまたベジットの高圧的な性格がよく分かってカッコいいと評価されています。また、ベジットの名言には、相手を挑発する意地悪な名言も多いです。

「俺に出させてくれよ、本気を」や「てめぇなんて足で十分だぜ」など、魔人ブウと闘った際、その強すぎる実力を発揮して挑発を繰り返していました。ドラゴンボール作中では、ベジットの登場シーンは決して多くはありませんが、カッコいい名言をたくさん残しています。

ゴジータとベジットとの違いを紹介します。まず、ゴジータとベジットでは合体する方法に違いがあります。ゴジータは、悟空とベジータがフュージョンして誕生したキャラクターでした。悟天とトランクスがフュージョンしたゴテンクスでもそうですが、フュージョンでの合体には30分という制限時間があります。一方、ベジットは神具ポタラを使用して合体しています。

ベジットがドラゴンボールに初めて登場したのは、魔人ブウ編での事でした。はるか昔から地球に眠っていた魔人ブウが復活してしまい、その強さに地球は危機に陥ってしまいます。悟空の息子悟飯達など、地上の戦士をもってしても倒せない強敵魔人ブウ。そんな魔人ブウを倒すため、悟空とベジータは復活します。なんとかして魔人ブウを倒すため、提案されたのがベジットになるという方法でした。

魔人ブウを倒すため、老界王神の持つ神具ポタラを使うことを提案された悟空とベジータ。しかし、ポタラを使って合体すれば二度と元には戻れないと言われます。悟空をライバル視しているベジータは、合体する事自体を猛烈に拒否していました。また、悟空も元に戻れないのは困ると躊躇します。しかし、そうでもしなければ魔人ブウを倒すことは出来ない状況でした。

地球を守るために合体することを選んだ悟空とベジータ。お互いの耳に一つずつポタラを装着し、合体してベジットとなります。結果、最強の戦士ベジットが誕生し、そのずば抜けた実力で魔人ブウを翻弄していきます。

ベジットの実力はドラゴンボール作中でも最強と言われています。それまで、地上の戦士を総動員しても全く歯が立たなかった魔人ブウ。悟空とベジータはベジットになり魔人ブウと闘いますが、スーパーサイヤ人にならなくても魔人ブウと互角の戦いを繰り広げました。ベジットはその強さを見せつけ、余裕綽々な態度で戦っていました。

同じく悟空とベジータが合体したキャラクターのゴジータとベジット。どちらの方が強いのか注目を集めました。ドラゴンボール作中では、ポタラでの合体はフュージョンよりも強いと、老界王神から明言されています。

ベジットの強さは、ドラゴンボール作中では未知数となっています。ベジットは登場すると同時にその実力を見せつけ大活躍しました。しかし、魔人ブウとの戦いの中で、結局は悟空とベジータに分裂してしまいます。高い実力を見せながら、長時間戦うことが無かったベジット。強さが未知数のままで、最強のキャラクターだと考察されています。

ベジットの強力な必殺技について紹介します。ベジットに必殺技には、気をまとわせた手刀を振るうベジットソードや、身体を守るバリヤーなど多彩なものがあります。また、悟空の必殺技であるかめはめ波が更に強くなっていました。その必殺技の数々で魔人ブウを圧倒していました。

ベジットの結末について紹介していきます。合体して誕生したキャラクター・ベジットですが、フュージョンとは違って二度と元には戻れないという設定でした。元には戻れない代わり、フュージョンで合体するゴジータよりも強いとされています。

魔人ブウとの戦いのため、誕生したベジット。魔人ブウに取り込まれた仲間を救い出すため、小さくなって魔人ブウの体内に潜り込みます。魔人ブウの体内には嫌な気が満ちており、その影響を受けてポタラでの合体が解けてしまいました。

神具ポタラを使い、最強の戦士となった悟空とベジータでしたが、二度と元に戻らないはずが魔人ブウの体内で合体が解けてしまいました。悟空は、ベジットになるのは自分たちらしい闘い方ではないと、ポタラを壊してしまいます。こうして、ベジットになることは出来なくなりました。最強の戦士ベジットは、原作に二度と登場しないという結末となりました。

ポタラがなくなったことで、二度とベジットになれない結末を迎えた悟空とベジータ。原作では二度と登場しない結末となっていましたが、ドラゴンボール超で再登場を果たしました。強敵合体ザマスに対抗する為にベジットになった悟空とベジータ。しかし、気を大放出した時に合体が解けてしまいます。

ドラゴンボールに登場するベジットに関しての感想を紹介します。まず、ベジットの登場した魔人ブウとの戦いの様子が好きだという感想が見られます。最強の敵である魔人ブウに飴玉にされたベジットでしたが、飴玉になっても魔人ブウを圧倒していました。その強さがカッコいいと評されています。

人気キャラクター・悟空とベジータが合体したベジットは、カッコいいと注目を集めていました。ベジットは登場シーンこそ少ないですが、ドラゴンボール作中で圧倒的な強さを見せたキャラクターとして人気です。

ベジットに関しては、ファンの間でゴジータとどちらが好きかという議論がされています。ベジットもゴジータもそれぞれに違った魅力を持ったキャラクターです。ゴジータ派もベジット派も、どちらもそのずば抜けた強さを評価しています。

ここでは、ドラゴンボールに登場するベジットというキャラクターについて紹介しています。是非ドラゴンボール超をチェックして、再登場したカッコいいベジットの活躍に注目してみてください。