2019年10月29日公開
2019年10月29日更新
【はじめの一歩】ヴォルグ・ザンギエフの強さと経歴!一歩や千堂との試合の結果は?
『はじめの一歩』は、漫画家・森川ジョージ先生が講談社でお馴染みの「週刊少年マガジン」にて絶賛連載中の大人気ボクシング漫画。作中に登場するロシアのIBF世界ジュニアライト級チャンピオン・ヴォルグ・ザンギエフの強さと経歴についてご紹介いたします。ヴォルグの代名詞とも言える得意技「白い刃(ホワイトファング)」やヴォルグの過去、一歩や千堂との試合まで大公開!母親に対する優しい心を持つロシアの孤高戦士「ヴォルグ・ザンギエフ」の隠された魅力を是非ご覧ください!
目次
ヴォルグ・ザンギエフとは?
ヴォルグ・ザンギエフは、漫画『はじめの一歩』に登場する「無冠の帝王」の呼び名を持つロシアの現IBF世界ジュニアライト級王者です。その過去は、旧ソビエト連邦の貧しい母子家庭に育ち、母親を守るための手段として幼少期にボクシングを始めた経歴を持ちます。専属コーチ・ルスラン・ラムダの下で、アマチュアボクシングフェザー級世界チャンピオンに上り詰めた実力者。アマチュア時代には、200戦以上の試合を経験しています。
ソビエト連邦崩壊後、病気の母親の治療費を稼ぐため、プロに転向します。その後、トレーナーのラムダと来日し、輸入ボクサーやアマチュアのホープを迎え入れている「音羽ジム」と契約。期待の新人輸入ボクサーとして注目を集めたヴォルグは、A級ボクサー賞金トーナメント決定戦で主人公・幕ノ内一歩と対戦し、慣れない長丁場の緊張感から試合でスタミナを失い、最後は一歩の放った「ガゼルパンチ」でKOされます。
その後、伊達英二が返上した日本フェザー級王者決定戦に2位として出場し、1位の千堂武士と対戦しジャッジ判定負けとなった千堂戦。連敗により音羽ジムから解雇されたヴォルグは、一歩に愛用のグローブを託し、ロシアへ帰国してしまいました。しかし最愛の母親の死をきっかけにアメリカ合衆国でのカムバックを決意。来日後は沢村竜平戦を控えた一歩のスパーリングパートナーとなり、一歩の「デンプシーロール」を破った選手になります。
- 名前:アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ
- 出身地:旧ソビエト連邦
- 生年月日:1972年10月30日
- 血液型:O型
- 身長:168cm
- リーチ:173cm
- タイトル:世界ジュニアライト級王者
- 好きなもの:スープ、焼き魚
- 苦手なもの:納豆
- 話せる言葉:ロシア語、日本語(漢字は読めない)、英語
はじめの一歩の作品情報
はじめの一歩の概要
講談社専属の漫画家・森川ジョージ先生の代表作『はじめの一歩』は、「週刊少年マガジン」で大人気連載中のボクシング漫画です。本作に登場するキャラクターの多くは、ボクシングの歴史を彩った実在の選手たちの姿が投影されており、作者である森川自身もボクシングジムのオーナーという経歴を持っています。プロボクサーたちと親交がある作者は、若手を応援するコメントを「週刊少年マガジン」誌上に掲載したりしています。
本作は、いじめられっ子で母子家庭の主人公・幕ノ内一歩が、「強いとは何か?」という疑問に対する答えを見出すべく、周囲との関りやライバルたちとの戦いを通じて、プロボクサーとしてまた一人の人間として成長していく過程を描いた格闘漫画です。また、発行部数は9400万部(2013年時点)を達成し、第15回講談社漫画賞少年部門を受賞した作品でもあります。
はじめの一歩のあらすじ
いじめられっ子で母子家庭の主人公・幕ノ内一歩は、釣り船屋を営む母親を支える心優しい少年。ある時、プロボクサーである鷹村守との出会いがきっかけで「鴨川ボクシングジム」に入門します。一歩が周囲との交流やライバルたちとの戦いを通じて、ボクサーとして、そして一人の人間としても成長していく様子が描かれた幕ノ内一歩の成長漫画です。また、作者は「登場人物全員が主人公」とコメントしています。
ヴォルグ・ザンギエフは白い刃と呼ばれる世界王者
漫画『はじめの一歩』に登場するヴォルグ・ザンギエフが「白い刃」と呼ばれる理由は、その得意技にあります。「白い刃(ホワイトファング)」とは、左アッパーとチョッピング・ライトの高速コンビネーション技のことで、狼が上下の牙で噛みつく様子になぞらえていることから、その呼び名が付きました。A級ボクサー賞金トーナメント決定戦で幕ノ内一歩と戦った際には、その左右を逆にした「白い刃」を一歩戦では使用しました。
一歩戦の後に千堂戦でも「白い刃」による攻撃を行うも、ジャッジによる判定負けとなった千堂戦。アメリカ合衆国に活動拠点を移し、過去に一歩戦・千堂戦と敗戦を期していますが、ジュニアライト級となり、対戦したIBF世界ジュニアライト級王者のマイク・エリオット戦では「飛燕」と「燕返し」を組み合わせた「白い刃」を使用し、マイク・エリオットに代わり新世界ジュニアライト級王者となりました。
ヴォルグ・ザンギエフの心優しい性格
『はじめの一歩』の作中で「白い刃」を使うヴォルグ・ザンギエフは、果敢で勇猛なファイターとしての姿がありますが、普段は純粋で温厚な心優しい青年です。対戦した幕ノ内一歩が自身の性格や過去が似ていることから、個人的に一歩と友情を築くまでに至ったヴォルグは、母親が暴力を極端に嫌っていたこともあり大会を制覇しても褒められることがなかったことから、ボクサーとしての自分を嫌っていた一面を持っていました。
そんな一面を持つヴォルグの過去は、貧しい母子家庭で育ち母親を守るための手段として幼少期にボクシングを習った経歴を持ちます。アマチュアボクシングフェザー級世界チャンピオンとなり、病気の母親の治療費を稼ぐためにプロに転向。来日し、対戦した一歩の母親の面影が母国・ロシアの地に残した最愛の母親に似ていることからその姿を重ねていたヴォルグは、どんな時も常に母親のことを案じていた心優しい青年なのです。
ヴォルグ・ザンギエフの強さと経歴
ヴォルグ・ザンギエフの強さ
漫画『はじめの一歩』に登場する「白い刃」と呼ばれ、母親を想う気持ちからボクシングを始めた過去を持つ心優しい青年・ヴォルグ・ザンギエフの「強さ」についてご紹介いたします。アマチュア時代に200戦もの試合経験を熟し、アマチュアボクシングフェザー級世界チャンピオンとなったヴォルグは、来日後に戦った一歩戦と千堂戦で負けてしまいますが、後に世界ジュニアライト級王者となったヴォルグ。その強さの秘密に迫ります!
強さ①ホワイトファング
ヴォルグ・ザンギエフの強さとして、一つは自身が使用する得意技「白い刃(ホワイトファング)」にあります。狼の上下の牙で噛みつく様子になぞらえた「白い刃」の名が付くボクシング技は、ヴォルグが使用する得意技の一つで、左アッパーとチョッピング・ライトを組み合わせたフィニッシュブローで相手を仕留めます。
また、高速のコンビネーション技である「白い刃」は、下から突き上げるようにして打つ「左アッパー」と打ち下ろしの右とされる「チョッピング・ライト」によるもので自身の代名詞とも言える技。自身の得意技と言える「白い刃」ですが、来日後に行った一歩戦では左右を逆さにした「白い刃」を使用し、続く千堂戦でも「白い刃」による攻撃を行いました。
強さ②万能型
ヴォルグ・ザンギエフの強さとして、もう一つは彼の「万能型」にあります。母親を想う気持ちからボクシングを始めた過去を持つそんな優しい一面からは、想像も付かないようなインファイターとして力強いファイトスタイルを一歩戦・千堂戦でも見せ、観客を惹きつけていたヴォルグ。本来のスタイルは高度な戦略を駆使する優秀な頭脳とそれを的確に実行する正確無比なテクニックを併せ持つボクサーファイターなのです。
本来のスタイルで戦っていたら「東洋に敵なし」と言われた伊達英二にも勝ったかもしれないと評価されるヴォルグは、「白い刃」の他に手首から先の捻りでパンチの軌道をトリッキーに変化させるジャブの「飛燕」、拳を縦にすることでガードをすり抜けるアッパーの「燕返し」、ウィービングのリズムに合わせてバックステップして視野を確保し、直後フックに合わせてカウンターを放つ技「デンプシー破り」を得意技に持っています。
ヴォルグ・ザンギエフの経歴と過去
経歴と過去①アマチュア世界王者になるまで
では最初にヴォルグの過去「アマチュア世界王者になるまで」をご説明します。旧ソビエト連邦、現在のロシアで生まれ育ち、家庭はとても貧しく、ヴォルグと母親だけの母子家庭でした。幼き日のヴォルグ少年は、息子として愛する母親を守るためにボクシングを習い、200戦以上という驚異的な数の試合経験を専属コーチの下で積んだ結果、見事に「アマチュアボクシングフェザー級世界チャンピオン」を達成したのでした。
経歴と過去②プロになるまで
次はヴォルグ・ザンギエフの「プロにあるまで」の経緯についてご説明します。ソ連崩壊後、病気の母親の治療費を稼ぐため、プロに転向した過去を持つヴォルグ。トレーナーと共に来日した後、「音羽ボクシングジム」と契約します。A級ボクサー賞金トーナメント決定戦で幕ノ内一歩と対戦し、「ガゼルパンチ」でKOされた一歩戦。その後、日本フェザー級王者決定戦に2位で出場し、千堂武士と対戦するも惜しくも判定負けした千堂戦。
ヴォルグは一歩戦・千堂戦と続く連敗により、「音羽ジム」から解雇され引退してしまいます。ロシアへ帰国後は数年間のブランクを空け、最愛の母親の死をきっかけにアメリカ合衆国でのカムバックを決意。過去に2度の敗戦経験を胸に秘め、単身で来日しています。一歩の所属する「鴨川ジム」で再起に向けたトレーニングを行い、出国が決定した後、置き土産として「デンプシー破り」を実践し一歩をKO、アメリカへと旅立っていきます。
渡米後はジュニアライト級となり、アメリカに活動拠点を移しているトレーナー・浜団吉に育てられ、WBA・WBC・IBFの3団体でランキング1位を獲得し、余りに強過ぎることで王者たちやプロモーターからも敬遠され、「無冠の帝王」と呼ばれるまでになります。IBF世界王者のマイク・エリオットとの対戦でKOまで至るも再度試合再開。最後は本能に任せた攻撃で勝利し、新ジュニアライト級世界王者となりました。
ヴォルグ・ザンギエフと一歩や千堂との試合の結果
ヴォルグ・ザンギエフと一歩の試合の結果
ここでは「ヴォルグ・ザンギエフと幕ノ内一歩の試合の結果」について見ていきましょう。来日したヴォルグは、A級ボクサー賞金トーナメント決定戦で一歩と対戦します。この一歩戦では当初、壮絶な打撃戦を比較的優位に展開していたヴォルグでしたが、アマチュア時代に経験したこともない長丁場の緊張感からスタミナを失い、それにより流れが変わり、一歩によって「ガゼルパンチ」を繰り出され、KOされることになります。
ヴォルグ・ザンギエフと千堂の試合の結果
次に「ヴォルグ・ザンギエフと千堂武士の試合の結果」について見ていきましょう。元WBA世界フェザー級1位で、元日本・OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオンの伊達英二が返上した日本フェザー級王者決定戦に2位で出場したヴォルグは、1位の千堂武士と対戦します。終始優勢に試合を進めていた千堂戦ですが、バランスを崩しスリップした時の僅かにかすった攻撃がダウンと見なされ、千堂戦は判定負けを喰らってしまいます。
ヴォルグ・ザンギエフはロシアへ帰国
ホワイトファングの異名を持つ「白い刃」の使い手・ヴォルグ・ザンギエフは、リングの上ではインファイターとして力強いファイトスタイルで観客を惹きつける華のあるボクサーですが、その実態は母親の治療費を稼ぐためにアマチュアからプロに転向した貧しい母子家庭で育った暗い過去を背負う男です。来日後に行った幕ノ内一歩との戦いではスタミナ切れによって流れを掴むことができず、一歩の「ガゼルパンチ」の前に敗北します。
一歩との戦いの後、千堂武士と対戦しますが、こちらはシビアなジャッジによる無念の判定負けとなります。連敗続きから所属する「音羽ボクシングジム」から解雇されてしまったヴォルグは、ボクシングを引退し、愛用のグローブを一歩に託して祖国ロシアの地へと帰国してしまうのです。
ヴォルグ・ザンギエフのボクサーへの復帰
ボクサーとして過去に2度の敗戦経験を持つヴォルグ・ザンギエフは、祖国ロシアに帰国してから数年のブランクを経て再びボクサーとして復帰することを誓います。それは最愛の母親の死がきっかけで、自身の中に消えかけていたボクサーとしての思いが目覚めます。当初、ボクサーとしての自分を嫌っていたヴォルグでしたが、一歩戦や千堂戦を通じて真剣にボクシングに向き合う自分がいることに気付きます。
過去に一歩や千堂に敗戦するも、その試合でボクサーとしての何かを掴んでいたヴォルグは、引退してもボクシングを忘れることはできず、母親の死に後押しされる形でボクサーとして復帰を望みました。母親が亡くなった後、自分の帰るべき場所は祖国の地ではなくリングの上であることを亡き母の墓前の前で誓い、「白い刃(ホワイトファング)」の異名と共にヴォルグ・ザンギエフの新たなボクサー人生がスタートするのです。
ヴォルグ・ザンギエフとマイクの試合の結果
プロボクサーとして、過去に2度の敗戦経験を持つ「白い刃」のヴォルグ・ザンギエフは、ボクサーとしてアメリカで新たな一歩を踏み出します。渡米後はジュニアライト級となり、ボクシング3団体でランキング1位を獲得したヴォルグは、余りに強過ぎることから王者やプロモーターからも敬遠され「無冠の帝王」と呼ばれるまでになります。そんな矢先、IBF世界ジュニアライト級王者のマイク・エリオットと対戦することに。
試合開始直後に放った「白い刃」にカウンターを合わせられダウンを奪われるも、飛燕で牽制し何とかピンチを凌ぎます。徐々に試合の勘を取り戻し、凄まじい頭脳戦を展開するも途中スタミナ切れからチアノーゼに陥り、追い込まれるも「燕返し」からの「白い刃」を叩き込みます。レフェリーのイカサマにより試合再開となってしまいますが、最後は本能に身を任せた正面からの攻撃でマイクをマットに沈めて勝利。新世界王者となります。
ヴォルグ・ザンギエフのアニメ声優
森川智之のプロフィール
- 名前:森川智之(もりかわとしゆき)
- 出身地:神奈川県川崎市出身
- 生年月日:1967年1月26日生まれ
- 血液型:O型
- 身体的特徴:身長172cm、目にかかるほどの長めの前髪、黒ぶち眼鏡を着用
- 趣味:ドライブ、野球観戦など
- 職業:声優、ナレーターなど
- 所属:声優事務所「アクセルワン」に所属及び当社の代表取締役社長
テレビアニメ『はじめの一歩』に登場するロシアの「白い刃」ことヴォルグ・ザンギエフの声優を担当しているのは、クールな二枚目や兄貴的なサブキャラ、冷徹な美形悪役が演じることが主に多かった声優・森川智之さんです。森川智之さんの代表作と言えば、『ファイナルファンタジーⅦ』のセフィロス役が有名で、美形悪役として知られています。様々な役を演じる声優・森川智之さんの出演作品についてもこの後、ご紹介します!
森川智之の主な出演作品
出典: https://ga-m.com
声優・森川智之さんが演じる『ファイナルファンタジーⅦ』に登場するセフィロス役は、ファイナルファンタジーシリーズの中でも特に人気があるキャラクターです。セフィロスは「神羅カンパニー」のソルジャーの最上級「クラス1st」に属するエリート兵士で、細身の筋肉質な体躯に銀色の長髪、氷のように冷たい目、アルビノ特有の白い肌をした古代種「ジェノバ」の細胞を組み込まれた「人工的な古代種」として創り出された人間。
声優・森川智之さんが演じるテレビアニメ『クレヨンしんちゃん』に登場するの野原ひろし役は、主人公・野原しんのすけと妹・ひまわりの父親です。オリコン調べによる漫画の「理想のパパ」に挙げられることも多く、息子のしんのすけ曰く、「ありきたりの顔」、「渋い顔」で、おろし金のように固い髭、ひろしが履いた靴や靴下は強烈な匂いを発し、月収が手取り30万円で「安月給」と家族からバカにされている双葉商事の営業係長。
声優・森川智之が演じるテレビアニメ『金田一少年の事件簿』に登場する明智健吾役は、警視庁刑事部捜査一課のキャリア刑事で、階級は警視です。作中に登場する剣持警部の上司で、容姿端麗にして知識豊富で様々な分野に秀でたエリートであり、その反面、自信過剰で嫌味な性格。そのため、主人公・金田一一とは犬猿の仲だが、お互いの推理力は認め合い、信頼関係も強い間柄。
ヴォルグ・ザンギエフに関する感想や評価
漫画家・森川ジョージ先生が手掛けるボクシング漫画『はじめの一歩』に登場する貧しい母子家庭に育った暗い過去を背負うヴォルグ・ザンギエフ。母親のために懸命にボクサーとして戦う優しい一面と、リングの上では激しい闘争本能を見せるインファイターとしての一面を持つヴォルグを見て、実際に読者はどのように感じているのか検証してみたいと思います。では、「ヴォルグ・ザンギエフに関する感想や評価」を是非ご覧ください!
何度見ても #ヴォルグ・ザンギエフ の世界戦たまらんな
— geno (@geno__oneg) September 25, 2019
単純にヴォルグが好きになってもーとるだけかもしれんけどw#はじめの一歩
こちらの意見は、ヴォルグ・ザンギエフの世界観に関するコメントです。ヴォルグの世界観、つまりヴォルグが背負っている過去やその状況について、そのコメントから実直に読者として共感している様子が伺えます。そして、ヴォルグ・ザンギエフというキャラクター自身が好きであることがとても分かります。
最高!!!大好き!!!カッコいい!!!!!😍❤️#はじめの一歩#ヴォルグ https://t.co/USg612hc2T
— 成瀬 (@naruse202020) March 2, 2019
こちらの意見は、言うまでもなくヴォルグ・ザンギエフに対する評価です。『はじめの一歩』に登場するヴォルグ・ザンギエフが最高にかっこいいと評価するコメントから、紛れもなくヴォルグ・ザンギエフというキャラクターのファンである様子が伺えます。
真田とヴォルグの二大ぐう聖
— ニジゲン雑談所@漫画アニメ (@mangamatomedayo) September 9, 2019
はじめの一歩のウォルグ可哀想過ぎワロタ#試合 #相手 #泣く #ボクシング #王者 #はじめの一歩 #ヴォルグ https://t.co/3JiTXjxyV7
こちらの意見は、『はじめの一歩』に登場するヴォルグ・ザンギエフが可哀想だというコメントです。可哀想過ぎて笑えるとまであり、ヴォルフの過去を含めた全てが悲惨過ぎるという感想がその一言から見て取れます。リングの上では華やかに戦うヴォルグもその過去が重過ぎて、読者には痛いように感じているようです。
ヴォルグ・ザンギエフの強さと経歴まとめ
今ではボクシング漫画として、大変有名になった『はじめの一歩』。その作中に登場するヴォルグ・ザンギエフについて、色々と解説してきましたが、最後に「ヴォルグ・ザンギエフの強さと経歴」をまとめていきます。ロシアの孤高の戦士で「白い刃」を得意技に持つヴォルグ・ザンギエフは、旧ソビエト連邦の貧しい母子家庭で生まれ育ち、母親を守るための手段として幼い頃にボクシングを始めた経歴を持ちます。
アマチュア時代に200戦以上の試合経験を熟し、アマチュアボクシングフェザー級世界チャンピオンに上り詰めます。病弱な母親の治療費を稼ぐためプロに転向し、来日後に幕ノ内一歩・千堂武士と対戦しますが、どちらも連敗となります。続く連敗により所属ジムから解雇されたヴォルグは、引退し祖国ロシアへと帰っていきます。数年間のブランク後、最愛の母親の死がきっかけで再びボクサーとしてリングに帰る決意をします。
アメリカでボクサーとして再出発したヴォルグは、ジュニアライト級となりWBA・WBC・IBFの3団体でランキング1位を獲得、「無冠の帝王」と呼ばれ敬遠されるほどの強さを持つ選手へと成長しました。IBF世界ジュニアライト級王者のマイク・エリオットと対戦し、見事勝利。新世界王者となったヴォルグ・ザンギエフは、哀しい過去を持つ強くて心優しいボクサーなのです。そんなヴォルグの全てを是非ご覧になってください!