冥府の門（タルタロス）のギルドメンバー一覧！ゼレフ書の悪魔たちの魔法と強さは？

漫画「フェアリーテイル」には、冥府の門（タルタロス）というギルドのメンバ－が存在します。冥府の門には、個性豊かで残虐なゼレフ書の悪魔が集まっています。この記事ではフェアリーテイルに登場する冥府の門のギルドメンバー一覧を紹介するとともに、ゼレフ書の悪魔たちの強さや魔法について詳しく解説します！

フェアリーテイル（妖精の尻尾）とは魔導士ギルドのことで、ナツを主人公として描かれる漫画です。フェアリーテイルは初め、乗り物にコンプレックスを持つ主人公が運び屋の仕事をする漫画として発案されました。その後、魔導士がギルドで仕事を受けるというアイデアが加わります。また読み切り漫画「MP（マジックパーティーの）」の要素もプラスされて、現在のフェアリーテイルの形になりました。

初めナツは読み切り漫画として描かれた「FAIRY TALE」の主役と同じ外見で描かれることになっていました。しかしナツは人間という設定になり、頭についていた角は外されます。試行錯誤の末に、現在のフェアリーテイルの主人公ナツの外見が決まりました。フェアリーテイルは前作「RAVE」以上に、セクシーな演出が多い漫画となっています。

フェアリーテイルの世界には、魔導士ギルドがたくさんあります。魔導士ギルドとは、魔法使いに仕事を紹介する組合のことです。優れた魔導士になりたいと願う少女ルーシィは、ある日滅竜魔導士のナツと出会いました。ナツは口から火を吐き、炎を食べる滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）です。

ルーシィはナツが在籍するギルドのフェアリーテイル（妖精の尻尾）に入れてもらいます。フェアリーテイルは荒々しい魔導士がたくさん存在するギルドでした。欠点だらけなフェアリーテイルのメンバーですが、仕事をする中で成長し、立派な魔導士になっていきます。やがてナツは、自らの驚愕の正体を知ることになります。

フェアリーテイルに登場する冥府の門は、バラム同盟三大闇ギルドの一角をになう存在です。冥府の門には、九鬼門と名乗る9名の幹部がいます。九鬼門はみんなゼレフ書の悪魔で、一番偉いマスターがE.N.D.です。九鬼門は魔法よりもさらに格上な呪法を使います。九鬼門の基地は、空中に浮かぶ正方形の要塞で、名前を冥界島といいます。冥界島自身が、ゼレフ書から誕生した魔法生物といえます。

フェアリーテイルで冥府の門のメンバーは数々の悪事を働いてきました。ゼレフ書の悪魔たちは魔法を排除する魔導兵器フェイスを軸起動させようとしたり、元評議員のメンバーを殺したり、評議会場を爆破攻撃したりしました。フェアリーテイルの世界で、冥府の門のメンバーは極悪集団なのです。

フェアリーテイルに登場する冥府の門を構成するメンバーには、個性豊かなキャラクターがいます。それぞれ能力や強さ、性格も異なる、冥府の門のメンバー一覧を以下よりまとめていきます。

冥府の門のギルドメンバー一覧で、E.N.D.は一番偉い存在です。炎を扱うゼレフ書の悪魔であり、冥府の門のメンバーで最強のキャラクターです。E.N.D.の正体は、フェアリーテイルの主人公のナツでした。エーテリアス・ナツ・ドラグニルを略した言葉がE.N.D.です。フェアリーテイルのギルドに属していたナツですが、実は冥府の門のマスターだったという驚きの展開です。

E.N.D.の正体がナツだと判明したのは、フェアリーテイルの冥府の門編が終わりにさしかかるころでした。E.N.D.の正体がナツだと告げたのはゼレフです。ナツの兄であるゼレフは、弟をE.N.D.としてよみがえらせた張本人でした。

冥府の門のギルドメンバー一覧でマルド・ギールは、副官としての立場にあります。E.N.D.がいない場合、冥府の門で一番リーダーシップをとれるのはギールです。ギールはエーテリアスを生み出した、ゼレフの目的を知っています。ギールの得意技は植物を使った呪法で、イバラなどを使って攻撃します。またギールは大きな植物を使った攻撃も得意です。

ギールはフェアリーテイルの冥府の門編で、ラスボスのような存在です。E.N.D.がいなければ冥府の門で一番偉いギールは、戦闘能力も高いです。しかしギールは、ナツやグレイと戦って負けてしまいました。

冥府の門のギルドメンバー一覧にいるキョウカは、九鬼門であり、みんなに指令を出す重要な地位にあります。キョウカは冷酷なキャラクターで、相手をいたぶることを楽しむサドの傾向があります。またキョウカは同性愛者なので、痛覚が鋭敏になったエルザを裸にして鞭でいたぶり、喜ぶような性格をしています。

キョウカは冥府の門のメンバーであるセイラと、両想いの関係にあります。キョウカが使う呪法は、相手や自分を強くします。キョウカがエーテリアスフォームの状態になれば、毎瞬間自分を強くすることができ、敵の五感を封じることもできます。キョウカはエルザと戦いましたが、負けてしまいました。

冥府の門のギルドメンバー一覧のジャッカルは九鬼門です。冥府の門のメンバーで、ジャッカルは一番冷酷な性格をしています。残酷なジャッカルは、人を殺すことを何とも思いません。そのためこれまでたくさんの人が、ジャッカルの犠牲になってきました。フェイス発動に関係する元評議員を、ジャッカルは容赦なく殺しました。ジャッカルが触れたものは爆弾に変わるので、評議員や町などを次々に爆破しています。

ジャッカルは、自分に触った者を爆弾にすることができます。ジャッカルに直に触れる攻撃をすれば爆弾になってしまうので、うかつに攻撃ができません。ジャッカルはルーシィと戦ったとき、あと一歩で倒せそうになりました。しかし最後ジャッカルは、ウラノ・メトリアで敗北してしまいます。

冥府の門のギルドメンバー一覧で、フランマルスは何よりもお金を大切にするキャラクターです。お金が大切すぎて、お金に汚くみえることもあるフランマルス。フランマルスは、人間の命もお金で買えると思っています。

フランマルスは相手から魂を奪い、自分の身に取り込む呪法を使います。悪魔の心臓（グリモアハート）を持つハデスでさえ、フランマルスに魂を取り込まれました。こうしてフランマルスはハデスのパワーを自分のものにします。強くなったフランマルスは、ルーシィとナツに戦いを挑みますが、負けてしまいました。

冥府の門のギルドメンバー一覧に入るテンペスターは、九鬼門です。テンペスターは死ぬことがない不死身の体を持ちます。不死と形容されるだけあり、テンペスターは体を修復する能力があります。例えテンペスターの体が砕けても、時間さえあれば元の姿に再生できます。

体を修復することができますが、テンペスターの記憶だけは戻りません。テンペスターの体には、魔障粒子が入っています。魔障粒子は、魔導士の体には毒となって働くので危険です。

そのためテンペスターが自爆攻撃をすれば、町全体を毒で満たすことが可能です。テンペスターの使う呪法は、擬音を現実化する能力です。擬音を攻撃技として使えるのです。フェアリーテイルで、テンペスターはグレイと戦いました。

グレイはシルバーに滅悪魔法を与えられたので、強くなっています。そのためテンペスターはグレイの攻撃を受けて体中が凍り、再起不能となりました。

冥府の門のギルドメンバー一覧に入るトラフザーは、魚のような外見をしたゼレフ書の悪魔です。九鬼門のメンバー内で、一番守りが固いのがトラフザーです。トラフザーがエーテリアスフォームになれば体が硬くなり、より防御力をアップすることができます。

魚型生物なので、トラフザーは水の中で強さを発揮します。トラフザーは水中戦で本領を発揮するキャラクターといえます。トラフザーは天地晦冥を使うと、室内を黒い水で満たすことができます。天地晦冥には、炭素に類する毒が入っているので非常に危険です。トラフザーはどんな場所で戦っても、天地晦冥を使って水中勝負に持ち込めるのが強みです。

冥府の門のギルドメンバー一覧に属するセイラは九鬼門であり、同性愛者です。セイラは目下の者にも様をつけて名前を呼ぶクセがあり、まじめな性格です。セイラとキョウカは、九鬼門同士の恋人関係にあります。セイラの呪法は命令(マクロ)といい、敵を思いのままコントロールできます。

セイラに操られたら、逃げる術はありません。どれだけ心でコントロールされまいと思っても、セイラの呪法にかかれば操られてしまいます。セイラはかつて、エルフマンをコントロールしたことがありました。

操られたエルフマンは、フェアリーテールのメンバーを殺すため、ギルドに爆弾を設置しました。エルフマンは、ギルドのフェアリーテイルを爆弾で攻撃します。このようにセイラは、相手を操って悪事を働かせます。フェアリーテイルの冥府の門編で、セイラはミラージェーンと戦いました。セイラはミラージェーンに敗れ、取り込まれてしまいます。

冥府の門のギルドメンバー一覧に入るキースは、人間を虫けらのように見ています。九鬼門のキースにとって人間は格下な存在であり、実験材料にすぎません。キースの体には魔障粒子が入っているので、毒があります。キースは、死体をコントロールする呪法の使い手です。またキースは体を気体化することができます。体が霧のようになるキースは、相手を幻惑したり、攻撃をよけたりできます。

九鬼門のシルバーは、キースにコントロールされ、生きる死体として活動しています。フェアリーテールでキースはジュビアと戦いました。体を気体化したキースは、ジュビアを吸収しようとします。しかしジュビアのカウンター攻撃をくらい、キースは敗北しました。

フェアリーテイルに登場するジエンマは、セイバートゥースこと元剣咬の虎の使い手です。ジエンマは大魔闘演舞編で、スティングに殺されそうになったことがあります。そのためギルドから脱退したジエンマは、冥府の門(タルタロス)に入ります。

ジエンマは冥府の門で、手術を受けて悪魔となりました。悪魔となったジエンマの強さは九鬼門の比ではありません。パワーアップしたジエンマは、スティングとローグに戦いを挑みます。

冥府の門のギルドメンバー一覧に属するネオミネルバは、初め剣咬の虎（セイバートゥース）のメンバーでした。しかしネオミネルバはフェアリーテイルの大魔闘演舞編が終わった後に、闇ギルドに入ります。ネオミネルバが入ったギルドが夢魔の眼(サキュバスアイ)です。夢魔の眼に入った後、ネオミネルバはキョウカにつかまりました。

こうして悪魔になる手術を受けたネオミネルバは、冥府の門（タルタロス）のギルドメンバー一覧に名前を連ねます。フェアリーテイルの冥府の門編が終わると、ネオミネルバはポーリュシカの手術を受けて人間になることができました。その後ネオミネルバは剣咬の虎（セイバートゥース）に帰ってきます。

冥府の門のギルドメンバー一覧に属するエゼルは、4つの腕を持つ剣使いです。4刀流で戦うエゼルは、九鬼門のメンバーで一番攻撃的な性質があります。エゼルはエーテリアスフォームになることで腕が剣に変わり、より攻撃の切れ味が鋭くなります。フェアリーテイルでシャルルとウェンディは、フェイスを壊そうとしたことがありました。そんなウェンディたちをエゼルは殺しにかかります。

ウェンディはフェイスから出たエーテリアスを取り込みました。これによってウェンディはドラゴンフォースに目覚めます。パワーアップしたウェンディの前に、エゼルは負けてしまいました。

エーテリアスのラミーは、キョウカ隊に入っています。ラミーは量産された悪魔です。そのためラミーにそっくりな外見をした悪魔がたくさんいます。イケメンが好きなラミーは、テンペストをかっこよく手術したことがありました。ラミーは九鬼門の一人ジャッカルを怒らせたことがあります。このためラミーは、ジャッカルの爆破攻撃を受けてしまいます。

冥府の門のギルドメンバー一覧に入るシルバー・フルバスターには、絶対零度というあだ名があります。九鬼門のシルバー・フルバスターは、氷の呪法を使う滅悪魔導士(デビルスレイヤー)です。氷や冷たい攻撃を受けると、シルバーはパワーアップすることができます。シルバーは亡くなりましたが、キースにコントロールされているので、死体として動いています。

シルバーは、グレイと血のつながりのあるお父さんです。息子と父シルバーは戦ったことがあります。この時シルバーはグレイに対して、自分はデリオラだと偽りました。シルバーはグレイとの戦いで、死んでしまいます。亡くなる直前にシルバーは、グレイに氷属性の滅悪魔法を与えました。

フェアリーテイルに出てくる冥府の門を構成するのは、ゼレフ書の悪魔です。ゼレフ書の悪魔には、魔導士にはない独特な能力があります。ここではそんなゼレフ書の悪魔の魔法や強さに迫ります。

フェアリーテイルに出てくるゼレフ書を作ったのは、ナツの兄であるゼレフです。ゼレフ書とは魔導書であり、ここから誕生した悪魔のことをゼレフ書の悪魔といいます。ゼレフ書の悪魔のもう一つの呼び名は、エーテリアスです。ゼレフ書に攻撃が加えられると、そこから生まれたゼレフ書の悪魔にも、同じ攻撃の痛みが発生します。

魔導書を葬ることで、ゼレフ書の悪魔も亡くなります。ゼレフは不死身になったので、死ぬことができません。死にたいと願うゼレフが、自らを殺すために作ったのがゼレフ書の悪魔です。

フェアリーテイルのエーテリアスことゼレフ書の悪魔たちは、魔法よりも格上の呪法を使います。魔法は精神的な力をよりどころにする能力です。しかし呪法は恐怖や憎悪、憤怒など、マイナスな思いから生み出されます。そのため呪法は、魔法以上に恐ろしい力を発揮します。呪法はゼレフ書の悪魔のためにあるような、危険な能力です。

ゼレフ書の悪魔たちは、変身してパワーアップすることができます。ゼレフ書の悪魔はエーテリアスフォームに変身します。フェアリーテイルではドラゴンスレイヤーこと滅竜魔導士が、ドラゴンフォースに変身します。この滅竜魔導士におけるドラゴンフォースが、ゼレフ書の悪魔におけるエーテリアスフォームといえます。

フェアリーテイルに登場する冥府の門のメンバー一覧で、最強最悪のマスターがENDのナツです。最も強いゼレフ書の悪魔は、どのようにして誕生したのでしょうか？ここでは冥府の門のENDことナツの、過去や能力に迫ります。

フェアリーテイルに登場するENDは、冥府の門で一番偉く、ゼレフ書の悪魔のなかで最も恐ろしい炎を使う悪魔です。ENDとはエーテリアス・ナツ・ドラグニルの略語であり、その正体がナツです。フェアリーテイルの主人公ナツは、冥府の門でマスターにあたる人物だったのです。ENDは炎の悪魔なので、火を食べたり口から炎を出すこともできます。

フェアリーテイルで冥府の門のマスターであるナツには、兄がいます。ナツの兄は、偉大な黒魔導士ゼレフです。ENDははじめ、人間として生まれました。しかしENDは人間として誕生したすぐ後に、死んでしまいます。ENDは生後まもなく亡くなりましたが、ゼレフとは血のつながった兄弟だったのです。

ナツは人間として生まれてすぐ、死にました。しかし、このときゼレフはナツの体を保存していました。ゼレフはナツの体を素材に、史上最高のエーテリアスを作りだします。こうしてナツは、ゼレフ書の悪魔ENDとして、よみがえりました。ナツがENDとして生き返れたのは、実の兄ゼレフのおかげだったのです。

フェアリーテイルでゼレフはナツをよみがえらせましたが、弟に対して意味深な発言をしています。ゼレフはナツが、自分を破壊する存在だと言いました。兄のゼレフを壊す存在と言われた弟のナツ。しかしナツはゼレフが自分の兄であることを知りません。

ここではフェアリーテイルに登場する冥府の門に関するツイッターでの評価や感想について見ていきます。冥府の門をみてる人で、かわいいよぉかわいいという感想がありました。冥府の門のメンバーは残虐なキャラクターが多いですが、外見はかわいくみえるメンバーがいるというつぶやきです。

またフェアリーテイルの冥府の門編を思い出すと寝込む、という感想がありました。冥府の門編からどのような感銘を受けたかは分かりませんが、寝込むほどなので、相当な衝撃があったと考えられます。

冥府の門のマスターであるナツが、強くて仲間想いでカッコいいという感想がありました。黒魔術教団の闘神を倒すときにナツが言うセリフのシーンが、一番好きなようです。他にもフェアリーテイルで、ナツがグレイと一緒に戦うシーンが、同じくらい好きだという感想となっています。フェアリーテイルのナツにはカッコいいシーンが多いので、1番好きな場面は選べないという結論に至ったようです。

フェアリーテイルの冥府の門編を全部見終わったけど、今まで以上にボロ泣きしてしまった、ほんとどんだけフェアリーテイルは泣かせてくれるんだ、という感想がありました。フェアリーテイルは感動的ですが、とりわけ冥府の門編は涙が出るくらいすばらしい内容だったことがうかがわれます。

ここまでフェアリーテイルに登場する冥府の門(タルタロス)のギルドメンバー一覧について見てきました。冥府の門にいるメンバーは凶悪なキャラクターが多く、元評議員を殺したり、評議院を破壊したりなど、悪事を働きました。

なかでも冥府の門のENDは、最強最悪の炎を使うゼレフ書の悪魔です。そんなENDの正体は、ナツでした。ナツは一度死にましたが、兄ゼレフのおかげでゼレフ書の悪魔としてよみがえることができたのです。この記事で冥府の門のギルドメンバー一覧を知って、今後のフェアリーテイルの物語を楽しんでいきましょう！