ケムリクサはつまらない?面白い?アニメを観た人の感想・評価まとめ

ケムリクサは2019年1月から放送されていたテレビアニメです。監督を「けものフレンズ」で有名となったタツキ監督が務めている事でも注目されていました。実は、ケムリクサはつまらないと評されてしまう事もある作品なのです。つまらないとも言われているケムリクサの、感想や評価、ストーリーのあらすじを紹介していきます。アニメ・ケムリクサのおすすめポイントや面白い要素も一緒に紹介していきます。

ケムリクサはつまらない?面白い?アニメを観た人の感想・評価まとめのイメージ

目次

  1. ケムリクサとは?
  2. ケムリクサはつまらない?理由を紹介
  3. ケムリクサは面白い?魅力を紹介
  4. ケムリクサはどんな人におすすめ?
  5. ケムリクサに関する感想や評価
  6. ケムリクサがつまらないといわれる理由まとめ

ケムリクサとは?

ケムリクサの作品情報

ケムリクサへの感想や評価・あらすじをまとめていく前に、ケムリクサの作品情報を詳しくまとめていきます。ケムリクサとは、2019年1月から放送され始めたテレビアニメ作品です。ケムリクサは、一大ブームを巻き起こした人気アニメ「けものフレンズ」で有名となった、「ヤオヨロズ」というアニメーション制作会社で制作されました。

ケムリクサの監督やキャスト

ケムリクサの監督は、アニメ「けものフレンズ」の監督としての有名なたつき監督です。「けものフレンズ」のヒットをきっかけに、注目される事となったたつき監督。ケムリクサに関しても、自主制作アニメの段階から話題を集めていました。また、ケムリクサのキャストも魅力的な人物ばかりで注目されました。まず、りん役の小松未可子ですが、ボーイッシュな性格のりんにぴったりマッチした声だと評価されています。

お姉さんキャラのりつの声を務めるのは、清都ありさです。お姉さんらしい優しい声色がりつの魅力を際立たせています。りなに関しては、りなの能力で「りなっち」「りなよ」など複数登場していますが、全ての声を鷲見友美ジェナが担当しています。とても可愛らしい声ですが、「スクールストライカーズ」の上月真央役として2017年にデビューを果たしている声優です。

わかばの声を担当しているのは、野島健児です。多数の人気アニメで主要キャラクターを担当している、人気声優です。「干物妹!うまるちゃん」のタイヘイ役や、「ハイスクールD×D」の木場祐斗役などを演じているベテランの実力派声優です。

ケムリクサは自主制作アニメが元ネタ?

ケムリクサは自主制作アニメが元ネタとなっているアニメーション作品です。アニメ「けものフレンズ」で高い評価を得たアニメーション監督・たつき監督が所属する「irodori」が自主制作アニメとして制作したものが元となっているのです。

ケムリクサのあらすじ

終焉の世界を舞台としたアニメ・ケムリクサのあらすじを紹介していきます。ケムリクサの舞台は、赤い霧で覆われている建造物に囲まれた、人気のない無機質な世界です。そんな世界に、赤い髪の姉妹たちが旅をしています。主人公は三人の姉妹で、まとめ髪が特徴で中心人物的なりん・お姉さんキャラでおっとりしている猫耳が特徴のりつ・メイド服を身にまとっているムードメーカーのりなです。

荒廃した赤い霧の謎に包まれた世界で、三人の姉妹は逞しく生き抜いていきます。赤虫と呼ばれる謎の機械のようなモンスターが敵として登場し、姉妹はこれらと闘っていきます。ケムリクサは、伏線が多く用意されている謎の多いストーリーのアニメです。その為、あらすじにも最低限の事しか記されておらず、あらすじを見ただけではどんな内容か分かりにくくなっています。

アニメ『ケムリクサ』公式サイト

ケムリクサはつまらない?理由を紹介

つまらない理由①序盤の退屈な展開

ケムリクサがつまらないと言われてしまう理由をいくつか紹介します。まず、多くの視聴者が感想として挙げているのが、序盤の展開がつまらないという感想です。ケムリクサの第1話では、荒廃した世界で旅をする三人の姉妹とわかばという男の姿が描かれています。そこに、不思議な力を持っているケムリクサという存在や、主人公達を襲ってくる赤虫という敵などが登場しています。

しかし、このケムリクサや赤虫についてや、世界観の前提である世界が荒廃している理由など、とても気になる部分が全く説明されないままストーリーが進んでいくのです。その設定自体を伏線とする為、ぼかされているのだと予想されてはいますが、ある一定の視聴者は置いてけぼりになってしまい、つまらないと感じているのです。

また、ケムリクサのあらすじ等を調べてみても、ただ「終焉の世界で三人の姉妹が何を目指すのか…」と書かれているだけで、舞台設定などは掘り下げて説明されていません。あらすじから事前に設定も読み取れないため、ケムリクサは序盤の展開が理解しにくくつまらないと評されているのです。
 

つまらない理由②男キャラがウザイ

ケムリクサがつまらないと言われる理由として、唯一の男キャラクター・わかばの存在が原因として挙げられます。わかばというキャラクターのセリフやなよなよとしている性格がうざいと言われているのです。また、わかばは何故か、出会って間もない姉妹の為に言う事を聞いたり命をかけたりと、初見では理解できない行動も起こします。こういった点も、うざいと言われる要因となっています。

つまらない理由③解釈が難しい

ケムリクサは、前半には説明がほとんどなく、伏線を大量に散りばめながらストーリーが進んでいきます。後半にかけてやっと伏線が回収されはじめ、終わりに近づくにつれてストーリーの謎が一気に回収されていきます。その為、理解が追い付かず解釈が難しいとも言われています。すんなり解釈できない難しさも、視聴者をイライラさせてしまい、つまらないと言われてしまう理由となっています。

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ケムリクサは面白い?魅力を紹介

面白い魅力①SFアクション

終焉の世界を舞台としている、謎が多いアニメ「ケムリクサ」の面白い魅力を紹介します。ケムリクサのあらすじでも紹介しましたが、ケムリクサの主人公の三人の姉妹の前には、赤虫と呼ばれる機械型モンスターが登場します。りん達はタバコのような武器・ケムリクサで赤虫と闘っていきます。また、赤虫の周囲には赤い霧が発生しています。

赤虫とのバトルでは、ケムリクサを使用して口で吹くことで衝撃波を飛ばして攻撃しています。このような見ごたえのある戦闘描写やケムリクサを使う設定、荒廃した建造物だらけの世界観など、SF好きにはたまらない要素が詰まってます。SFアクション作品が好きな人にとって、ケムリクサは気になる要素の詰まった魅力的な作品と言えます。

面白い魅力②伏線が多い

アニメ・ケムリクサは、伏線が多い事も特徴の一つです。アニメ作品や漫画では、後の展開につながっていく伏線が散りばめられ、後からその伏線が回収されていく工程がある作品は、面白いとして評価されることが多いです。ケムリクサも伏線が多いアニメとして一定の評価を得ています。ケムリクサの世界観自体は、だいたい第1話で把握できますが、細かい説明のないままストーリーが進んでいきます。

説明の無い要素に関しては、視聴者は考察や予想するしかないのですが、第2話からストーリーは面白い方向へとどんどん進んでいきます。このケムリクサの伏線で、わかばが拾ったケムリクサが青く発光したシーンなどは、後から重大な要素となっていきそうだと予想されていました。このように謎が多いまま進行していくストーリーと、気になる伏線が多く張られている事で、続きが気になる面白い展開となっているのです。

面白い魅力③キャラが可愛い

ケムリクサは、登場するキャラがかわいいという感想も得ています。ケムリクサの世界観は、荒廃した世界を舞台としたシリアスなものとなっています。そんな無機質で冷たい印象の世界観ながら、登場するキャラがみんなかわいいと評価されているのです。ストーリー展開自体はシリアスなのに、りつやりなが語尾に「にゃ」を付けて喋るギャップなどもかわいいといわれています。

また、赤虫との戦いで姉妹を守る使命を帯びているりんですが、そんなりんもわかばに対して恋しているような描写がされています。「体の具合が変だ。顔が熱くなったり、胸がドクドクしたりする。」とりんは語っているのですが、まだ恋だとは自覚していない状態で、そんなりんの感情もぐっとくると言われています。

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ケムリクサはどんな人におすすめ?

おすすめ①ホラーが苦手

面白いともつまらないとも言われているケムリクサは、感想が大きく分かれているアニメでもあります。どんな人にケムリクサがおすすめなのか、紹介していきます。まず、あらすじだけ見ると誤解されそうなのですが、ケムリクサは荒廃した世界が舞台ではありますが、ホラー作品のような暗い展開ではありません。あらすじや概要には必要最低限な事しか書いていないので、ケムリクサの世界観が誤解されやすいのです。

ケムリクサのストーリー展開自体は、シリアスではありながらホラーの要素はありません。その為、ホラーが苦手な人にとっても面白い楽しめる作品であるとおすすめされています。

おすすめ②ドロドロの人間関係が苦手

ケムリクサには、ドロドロした人間関係の描写も出てきません。三人の姉妹が主人公であり、わかばという男がそこに加わっているのですが、恋愛関係でギスギスすることも、登場人物が険悪に喧嘩をすることもありません。基本的には登場キャラクターたちがお互いに支え合いながら旅をしていくストーリー展開となっています。人間ドラマとしての側面もあるケムリクサですが、ドロドロの展開ではありません。

おすすめ③けものフレンズ1期が好き

けものフレンズ1期が好きな人には、ケムリクサは面白い作品としておすすめ出来ると言われています。けものフレンズを手掛けたたつき監督が所属する「ヤオヨロズ」が制作したケムリクサ。ヤオヨロズとたつき監督がけものフレンズをヒットに導きました。けものフレンズ1期の世界観やキャラクター、雰囲気が好きだった人は、ケムリクサも同様に面白いアニメとして楽しめるとおすすめされています。

おすすめ④まどか☆マギカが好き

ケムリクサには、ドロドロやギスギスした展開はないと紹介しました。まどか☆マギカは可愛い絵柄ながら驚くほど残酷な展開で見る人を驚かせたアニメ作品です。その点ではケムリクサとは違っているのですが、驚きの展開とどんでん返しは、まどか☆マギカに通じるものもあると言われています。まどか☆マギカがストーリー展開的にとても面白かったという人には、ケムリクサはおすすめ出来るとされています。

おすすめ⑤〈物語〉シリーズが好き

〈物語〉シリーズが好きな人に対しても、ケムリクサはおすすめ出来ると言われています。〈物語〉シリーズは、セリフを中心に進行していくストーリー展開が特徴です。実はケムリクサも、セリフが非常に重要なカギを握っているアニメなのです。ケムリクサに登場するセリフには、全てに意味が込められており、無駄なセリフは一つもないのです。

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ケムリクサに関する感想や評価

アニメ・ケムリクサに関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ケムリクサに関しての感想では、純粋に面白いという感想も多いです。序盤は退屈であるとも評されているケムリクサ。しかし、世界観が謎に包まれている状態でも、考察やストーリーの予想が好きなアニメファンにとっては、色々考えてみたくなる作品とも言えます。SF設定が好きな人などにも、ケムリクサは好意的に受け入れられています。

ケムリクサに関しての感想では、キャラクターがとてもかわいいという感想も見られます。主人公の三人の姉妹は、それぞれに特徴的なキャラクターであり、皆魅力に溢れています。世界観こそ荒廃した建造物だらけの世界という、少し暗い設定になっていますが、魅力的で可愛いキャラクターたちが助け合って旅をしている様子は、見ている人を癒してくれます。

ケムリクサの感想として、序盤はやはりつまらないという感想が多くなっています。しかし、一体どんな物語か分からない中でも見続けて行き、次第にその全貌が明らかになっていく所が良いという意見もあります。第1話だけではなく、2話3話と見続けて文脈を掴んでしまえば、ケムリクサは続きが気になってしまう作品だと考察されています。

ケムリクサに関しては、作品自体が誤解されてしまっているという感想も見られました。ケムリクサは最初は退屈でつまらないが、後半は面白くなる作品だと評されています。そのような評価は確かに多いのですが、最初から見続けていく事によって、世界観にハマって離れられなくなるという感想もありました。よく理解できない序盤の展開も含めて、全てケムリクサの魅力であると評価されていました。

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ケムリクサがつまらないといわれる理由まとめ

ここでは、アニメ・ケムリクサに関しての感想や評価・ストーリーのあらすじ等の情報を紹介しました。ケムリクサは、序盤の退屈な展開や、世界観を理解しにくいあらすじ等が原因で、つまらないという評価も得てしまっている作品です。ケムリクサの面白い魅力や、ケムリクサのおすすめポイントなども紹介しています。是非ケムリクサをチェックして、自分にとってつまらないか面白いか確かめてみてください。

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