ケムリクサの最終回(12話)を考察!伏線の回収と感想・評価をネタバレ

最終回を迎えても根強い人気を誇るアニメ【ケムリクサ】は、ファンの間で話数が放映されるごとに様々な考察が行われ、アニメに含まれていた伏線や謎が多い世界観が徐々に判明するたびに歓喜の声を上げている意見も少なくありませんでした。今回はそんなアニメ【ケムリクサ】のあらすじに再度触れつつアニメ本編に含まれていた伏線の回収、【ケムリクサ】のネタバレや考察、最終回を含めた感想などについてお話させていただきます。

ケムリクサの最終回(12話)を考察!伏線の回収と感想・評価をネタバレのイメージ

目次

  1. ケムリクサとは?
  2. ケムリクサの最終回考察
  3. ケムリクサの最終回までの伏線回収
  4. ケムリクサの最終回あらすじネタバレ
  5. ケムリクサの2期はある?
  6. ケムリクサの歌詞考察
  7. ケムリクサに関する感想や評価
  8. ケムリクサのアニメ最終回考察や伏線まとめ

ケムリクサとは?

【ケムリクサ】とは、様々な伏線による考察で話題を呼んだ大人気アニメでした。あらすじは荒廃した世界で水を求めさまよい続ける不思議な姉妹たちがある時見たこともない存在【わかば】を目の当たりにします。名前以外の記憶ほとんどを失ったわかばは、りんが扱う不思議は葉っぱ【ケムリクサ】に非常に興味を示します。

謎の多い世界、姉妹、【ケムリクサ】、そしてわかばという存在、物語が進むにつれてその謎がひも解かれていくわけですが、各話数に張り巡らされた伏線により、1話ごとの放送終了後は視聴者による様々な憶測や考察、ネタバレを含んだ感想などがネット上で見受けられました。

ケムリクサのアニメ情報

赤い霧や襲いかかってくるムシと呼ばれる存在が蔓延る荒廃した世界で生き延びる不思議な姉妹りつ、りん、りななど謎の多い設定やあらすじで話題を呼んだアニメ【ケムリクサ】ですが、全12話というワンクールでの放送の中で、張り巡らされた様々な伏線による考察、見事に順序立てられていた物語、そして納得の最終回を迎えた【ケムリクサ】に感動したという感想を述べたファンも多かったようです。

1クールという短い話数の中で見事な最終回を迎えたアニメ【ケムリクサ】ですが、何故これほど完成されたアニメ作品が出来上がったか考察されることもありました。ここでは、アニメ【ケムリクサ】がもともとどのような経緯で生まれたのか、そしてアニメ【ケムリクサ】と同じくらいトレンド入りを果たした監督についてお話させていただきます。ネタバレを含んでいる部分もありますので、ご注意ください。

元々は自主制作アニメ

当初【ケムリクサ】というアニメ作品は、2010年から2012年にかけて作成された自主製作アニメでした。当時はニコニコ動画やYoutubeで第3話の長編が公開されていましたが、2019年4月には削除されたようです。こちらのアニメ動画は2012年にプロジェクトチームDoGAが運営する自主製作映像作品のコンペ【CGアニメコンテスト】で作品賞を受賞しています。

またアニメ【ケムリクサ】とはキャラクターの見た目やキャストだけでなく、りんが扱う【ケムリクサ】も形が違う、当初姉妹にはそれぞれ「凛(りん)」「律(りつ)」「鳴(りな)」と漢字で名前があてられていました。また、エンディングの歌も地上波のアニメとは違う【新世界のプロローグ】が起用されています。ちなみに地上波アニメと自主製作アニメどちらのエンディングもボーカロイド初音ミクが歌っています。

ケムリクサのアニメ監督

そんな見事に完成された世界観や物語を生み出したのは【けものフレンズ(無印)】で一躍その名が知れ渡った、たつき監督です。様々な考察がされた【けものフレンズ(無印)】や【ケムリクサ】が最終回を迎えた際には、ファンから「#たつき監督ありがとう」のハッシュタグがネット上で飛び交うのが見受けられ世界一位のトレンド入りを果たすなど、計り知れない影響力を持った監督です。

たつき監督は動物が好きで、幼少期はケニアで過ごしていたそうです。また日本に帰国した後にはアニメ制作会社【サンライズ】でCGアニメを担当したり、大学時代にアニメーションサークル【irodori】を立ち上げたりされていました。のちにサンライズからフリーになりましたが、自身が活動していた【irodori】のアニメがきっかけで【ヤオヨロズ】の立ち上げに携わったそうです。

2017年の12月には自身が初めて手掛けた商業作品でもある【けものフレンズ(無印)】がTwitter Anime Of the yearを受賞し、2018年の2月には東京アニメアワードフェスティバル2018で【アニメ オブ ザ イヤー部門】の個人賞、SF文学賞の星雲賞など監督として数々の賞を受賞されました。受賞に対する感想を、監督は以下のように述べられています。

また受賞に際し「ファンの方がいたから受賞できた、皆さん受賞おめでとうございます。」と自身の作品のファンに対してもお祝いの言葉を述べるなどたつき監督の人柄が知れるエピソードもありました。たつき監督の作品は様々な考察がされますが、それほど作品に入れ込む方も多いということがわかります。

ケムリクサの最終回考察

最終回を迎えたアニメ【ケムリクサ】ですが、最終回でもあった12話では様々な伏線の回収がされまた考察もされていました。第1話のあらすじから最終話までつながった伏線や最終回で判明した謎、何もかもが繋がったときに「そういうことだったのか!」と感想を抱いた視聴者も少なくないはずです。ここでは最終回までの内容の考察を演出や登場キャラクターなどネタバレも含めて12個に分けてそれぞれお話します。

最終回考察①最終回の色彩美

アニメ【ケムリクサ】は、あらすじにもあった荒廃した場所という設定もあって全体的に薄暗く姉妹やわかば、ケムリクサなど鮮やかな色が付けられていたものがより一層引き立つような印象を受けました。そして壮絶な戦いと苦難の果てにりんとわかばが辿り着いた場所は、これまで必死に集めてきた水や活き活きとした植物が目の前に広がるというとても色鮮やかな世界でした。

第1話のあらすじから最終回のギリギリまで、一貫した色彩の世界観は、放送当時視聴者に様々な憶測や考察を巡らせることになりました。「なぜこのような世界観なのか」「ここはいったいどこなのか」など、張られた伏線から色々な考察を巡らせた方も多いと思います。そのため最後の最後にこの色づいた景色を見たときは、りんやわかばのような気持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最終回考察②ワカバとりりの再会

これまでわかばが興奮気味に集めていたケムリクサなどから得た情報を基に、りんの背中にあるりょうから渡された記憶の葉を使用し、りんの眼前に再生されて登場したのが最初のヒトと呼ばれた「りり」という少女、そして白衣を着たわかばに何もかもそっくりなワカバと呼ばれた人物でした。様々な考察がされた作品ですが悲しい別れをした二人が【ケムリクサ】という物語の根幹にあったことが明らかになります。

窮地に陥ってしまったワカバを救おうと、りりはケムリクサを用いて若葉の救援に向かおうとしました。しかし、その途中で若葉の反応が消えてしまったことがわかったりりは、後に荒廃した世界を生きることになる自身の分割である姉妹たちに「好きに生きて」という言葉を残しました。その後姉妹たちは偶然にもわかばと遭遇することになり、これがりりとワカバの再会となるのかどうかは、視聴者の間で考察や議論が交わされました。

最終回考察③わかば=ワカバ?

様々な伏線が張り巡らされたアニメ【ケムリクサ】でファンの間で考察や感想、議論を繰り広げたのが「わかばはワカバなのか?」でした。りんたちが遭遇したわかばと記憶の葉から見たワカバは見た目は非常に似ていますが、様々な技術を駆使したワカバと記憶を失ってしまったわかばとでは、同一人物ととらえるにはいささか違和感があると、感想や考察を抱いた方も少なくないと思われます。

最終回考察④最後の景色は地球?

アニメ【ケムリクサ】の最終回で様々な苦難の末に、わかばとりんが辿り着いたのはこれまでの世界とか違う色鮮やかな景色が広がった世界でした。これまで過ごしてきた世界は視聴者の考察やりんの発言から「船の中」ということがわかりましたが、この色鮮やかで水も自然もたくさん溢れる場所は地球なのではないか、という考察や感想を挙げた視聴者も多かったようです。

最終回考察⑤姉妹の消滅について

アニメ【ケムリクサ】で主に活躍していたのは、姉妹の中でりつ、りん、りなそしてわかば達でしたが、姉妹は他にりく、りょう、りょくの3人がいます。最終回では赤い根との壮絶な戦いの果てに消失したと考察されていました。ですがりんとわかばが辿り着いた色鮮やかな景色の場面で3人の声がしたことから視聴者やファンの間で「生きていたのか!」との感想や「本当に生きているのか?」といった疑問や考察の声もありました。

アニメ【ケムリクサ】最終回放映直後、たつき監督が【ケムリクサ】12.1話という動画を投稿したことにより、多くのファンが喜びの声を挙げ、また消えたと思われていたりく、りょう、りょくの3人が見知らぬ場所を楽しそうに観察していると思ったら、衝撃の展開が待ち受けていたりまだまだファンの間では感想だけでなく考察が止まることはなさそうです。

最終回考察⑥隠された演出

アニメ【ケムリクサ】最終話直前の回は、りんが記憶の葉によってさいしょのひとと呼ばれるりりとワカバの記憶を見るのがメインとなっていました。そのためアニメ本編はりりとワカバの映像が映っていましたが、記憶を見終わった後赤い根によって腹部を刺されたわかばというショッキングな映像で最終回直前の話数は終わりを迎えました。この回で考察どころではなくなった方も一定数いたようです。

その衝撃のシーンに悲鳴を上げた視聴者も多く「たつき(監督)を信じろ!」とまるで自己暗示のようにつぶやいていた方も多く見受けられました。いつわかばは赤い根に襲撃されていたのか考察した人もいたようです。実はりんがりり達の映像を見ている最中わかばの声が聞こえるシーンがありました。「りんさん逃げて!」と叫ぶ声に気付いた視聴者は「ここで襲われたのか!」と、その伏線に驚きの感想を挙げた人もいらっしゃいます。

最終回考察⑦皆でゲットした勝利

【ケムリクサ】の主軸はりんとわかばの活躍でしたが、りつやりな、そしてりく、りょう、りょくだけでなく最終回直前で存在が明らかになったワカバとりりの存在が極めて重要なものでした。倒れてしまったわかばとりんだけでは決して結末に辿り着けなかったと考察した方もいらっしゃいます。全員がいなければこのハッピーエンドはなかったと考察した感想も納得できます。

このことを考察するファンの感想もあるように、【ケムリクサ】の結末はりんやわかばだけでなくりつやりな、りく、りょう、りょく、そしてワカバとりんがいたからこそ迎えられたものだと言えます。そうした部分から【ケムリクサ】の最終回の結末は登場人物皆がいたからこそゲットできた勝利だということがわかります。

最終回考察⑧一般常識と水の必要性

アニメ【ケムリクサ】で欠かすことが出来ないのが水の存在です。りりは自身の分身でもある彼女たちに「水はちゃんととって」と言葉を残してはいたのですが、彼女たちは文字を読むことができません。それでも当初から水を求めていたことから姉妹たちは本能的に水がとても大切なものだと気付いていたように思います。

また、文字を読むことが出来なかった彼女たちですが、いきなり現れたわかばとは、当初から会話をすることが出来たため一般常識が全くないということはなさそうだと考察されていました。後にりょくが文字を読めるようになることからそれぞれの知能も低くはないという判断もできます。

最終回考察⑨文字が読めるりょく

アニメ【ケムリクサ】において姉妹の中で唯一文字を読むことが出来たのがりょくでした。彼女は何が起きても流してしまう姉妹の中で【疑問】を持てば解析をするというある意味好奇心が旺盛な性格をしています。そんな彼女だからこそひらがなだけとは言え文字の読み書きをすることができたのではと考察されていました。ちなみに彼女が日記を読まれたときは後の展開を考察した方もいらっしゃいます。

最終回考察⑩交換できる姿

アニメ【ケムリクサ】において、姉妹の中で聴力に特化したりつはネコ耳のようなものが備わっています。そしてりくはこの耳が大好きなようで共に行動していたときは触りながら「やっぱ交換しようぜ」と何度もりつに言っていました。また別の部分ではりょうとりょくが意識を共有することができると判明したことから、姉妹たちは記憶の葉からお互いの姿を入れ替えることも可能だったのでは?という考察がされました。

最終回考察⑪ケムリクサとは何か?

アニメ【ケムリクサ】で、最も重要なツールなのがタイトルにもなっていた不思議な力を持つ植物【ケムリクサ】でした。このケムリクサも様々な考察がされており姉妹たち同様水をエネルギーとしており色によって機能が異なっています。また姉妹たちにはそれぞれ扱うのが得意なケムリクサがありましたが、触覚を備えていたりくは多くのケムリクサを扱うことができました。

最終回考察⑫りく・りょう・りょくがいた場所は?

アニメ【ケムリクサ】の最終回終盤で消失したと思われていたりく、りょう、りょくの3人ですが、その後たつき監督が発表した12.1話ではある場所にいることが判明します。ネタバレとしてはここでワカバと3人が遭遇するのですが、この場所はりんやわかばが降り立った場所とは若干異なるようです。建物が途中まで抽出されているところから「当初ワカバが地球を複写していた場所」と考察していたファンもいたようです。

アニメ『ケムリクサ』公式サイト

ケムリクサの最終回までの伏線回収

アニメ【ケムリクサ】は、最終回にいたるまでさまざまな伏線が張り巡らされており、各話数が放送を終えるたびに視聴者やファンの間でたくさんの感想や考察が述べられていました。ここでは【ケムリクサ】が最終回にいたるまでどのような伏線があり、そしてどのように回収されていったのかどのような考察がされたのかお話させていただきます。

伏線①りなとりつの語尾は意図的?

アニメ【ケムリクサ】において、特徴的だと言えたのがりつとりなの「にゃ~」や「なのな」と言った語尾でした。当初はキャラクターを際立たせるための特徴かと考察されていましたが、回を重ねていくうちに彼女たちはそれぞれ特化した感覚があることから「語尾によって声だけで誰かを判別できるようにするため」という設定がされていることが判明しました。

伏線②みどりはずっと待っていた?

【ケムリクサ】において姉妹やわかばの他に欠かせないのが、りつが大切にしていた植物のみどりちゃんでみどりちゃんについても様々な考察がされてきました。彼女たちが水を得るたびにりつはみどりちゃんにも水を分け与え大切にしてきましたが、わかばが登場した際は彼を逃さないようにするためにもみどりちゃんは活躍します。

わかばを拘束していたみどりちゃんですが、不思議なことにわかばはみどりちゃんによって2度ピンチを救われています。わかばが落下しそうになったときは、りんがわかばを拘束していたみどりちゃんを掴んで救出したり、最終回でも重要な役割を果たします。このことからみどりにとってわかばはとても重要な存在であり、まるでわかばがこの世界に来るのを待っていたのではと考察されます。

伏線③りんの恋心

【ケムリクサ】は荒廃した世界観という設定があるものの、どのような展開になるか考察をするファンも多かったようです。物語としては「王道」という感想を抱いたファンが多いほどのボーイミーツガールでした。特に注目すべきはわかばに対し顔を赤らめ熱をもつりんの姿でした。当初りんはこの熱や動悸を「毒のせいだ」と考えていましたが、最終回にいたるまでにわかばこそがりんにとっての好きなものだと気付くお話となります。

伏線④わかばの名前について

記憶を失っていながらも、自身の名前だけは覚えていたわかばですが、りんだけは彼の名前を呼ぶことはほとんどありませんでした。ですが、りんがわかばの名前を呼ぶということはそれだけ意味のあることなのだと考察もあったことから、わかばに対し想いを告げるシーンで、わかばの名前を呼んだときはその表情と声色に「尊い」と考察よりも感想を述べたファンも多かったようです。

伏線⑤「はじまり」とりりの最期

【ケムリクサ】という物語のはじまりには、ワカバとりりという存在が欠かせません。そしてりりのワカバを助けたいという想いこそが重要な伏線でもありました。自分のせいで窮地に陥ったワカバを助けたいがためにりりはケムリクサに全てを託しりり自身を分割してワカバの救援に向かおうとします。りりの想いが叶わなかったことが作中で明かされますが、このはじまりがあったからこそ姉妹やわかばが存在することになったと考察されました。

伏線⑥台詞から見る時間の経過

【ケムリクサ】でそれぞれのキャラのセリフに時間の経過をうかがわせるものがいくつかありました。「何度目」「いずれ」「もうちょっと」など、既に同じようなやりとりだったり、過去に調査が済んでいたこと、そして水の在り処を予測するような流れから、このようなセリフには過去の体験ややりとりによって時間の経過を示していることが考察されました。

伏線⑦姉妹の個性

【ケムリクサ】に登場する姉妹はそれぞれ特化した個性というか特徴があります。それぞれが五感に準した特徴を持っており、たとえばりょうなら嗅覚、りくなら触覚、りつなら聴覚、りななら味覚、りょくなら視覚と言ったように個性もそれになぞらえていると考察されました。ただしりんだけはこれに当てはまらず当初は「頑丈なからだ」だけが特徴だと言われていました。

伏線⑧EDのシルエットと生まれた順番

【ケムリクサ】に登場した姉妹でたびたび考察の話題として挙がっていたのが姉妹がどの順番で生まれたか、でした。実はエンディングのシルエットこそが姉妹たちの誕生した順番を示しており、シルエット画像からすると長女はりょう、次女はりく、三女がりつ、四女がりん、五女はりな、そして末がりょくという順番になります。個性的な彼女たちですが、絆は確かなものだといことが作中でもわかります。

TVアニメ「ケムリクサ」公式☘最終話ご視聴ありがとうございました☘ (@kemurikusa) | Twitter

ケムリクサの最終回あらすじネタバレ

【ケムリクサ】は最終回にいたるまで様々な伏線があり、各話数の放送終了後には視聴者が感想を述べたり様々な考察をしていたりしていました。白熱していた考察や感想によって【ケムリクサ】の最終回には感慨深い想いをした方も多いと思います。ここでは、最も重要な部分でもあった【ケムリクサ】の最終回についてあらすじやネタバレについてお話させていただきます。

最終回あらすじネタバレ①赤い幹の襲撃

【ケムリクサ】の最終回あらすじネタバレ1つ目ですが、最終回のあらすじはわかばが赤い幹に襲撃されるところから始まります。この衝撃映像にショックを受けたファンも多く最終回がどうなるのか全く予測ができない流れとなっていました。この時わかばに巻かれていたみどりちゃんがわかばの一命を取りとめることになりましたが、事態は深刻でした。

最終回あらすじネタバレ②ダメージを負うわかば

【ケムリクサ】の最終回のあらすじネタバレ2つ目ですが、りんが記憶の葉を開いている間わかばは囮になって赤い幹と対峙します。その際に地中から赤い幹が攻撃を仕掛けわかばは赤い幹に体を貫かれてしまいます。この時に尋常ではないダメージを負ったのではと考察した方も多かったようですが、わかばは所持していたケムリクサによってダメージを軽減していたことが判明します。

最終回あらすじネタバレ③記憶の葉

【ケムリクサ】の最終回のあらすじネタバレ3つ目ですが、りんが所持していた記憶の葉がすべてのはじまりを記していました。りりの想いによって生まれた姉妹たちと、りりの願いがかなわなかった絶望を目の当たりにしたりん、そしてその間に赤い幹の襲撃を受けたわかばと怒涛の展開に視聴者は考察どころではなかったのではないでしょうか。

最終回あらすじネタバレ④明るい景色

【ケムリクサ】の最終回のあらすじネタバレ4つ目ですが苦難の末に赤い幹を倒したりんとわかばは、大きな穴が開いていることに気づきます。これまでの荒廃した世界は船の中での出来事であり、この先に広がるのは未知の世界であることが示されていました。結果として先に広がっていたのはこれまで見たこともない色鮮やかな景色であり、あまりの色彩の美しさに感動の感想を述べた視聴者も多いのではないでしょうか。

ちなみにこの穴がいつ空いたのかという考察もファンの間で話題に上りました。最後の戦闘の時に空いた穴なのか、大きな葉の操作によって空いた穴なのかと様々な考察がされており、中には「これは頑張ったご褒美だ」と考察する方もいらっしゃいました。確かにこの先に広がる景色からご褒美でも過言ではないことがわかります。

前回(11話)のあらすじネタバレ

【ケムリクサ】のあらすじネタバレ5つ目は、最終回直前の11話についてです。ケムリクサの11話はこれまで張られた伏線の答え合わせのような内容でした。これまでたくさんの考察がされてきたケムリクサの世界観や姉妹が誕生したきっかけでもあるりりの存在や想いなど、怒涛の勢いで明かされていく展開に驚きの感想や更にりりたちの考察をする視聴者も少なくはなかったようです。

ここまでケムリクサの最終話や11話についてのあらすじのネタバレをいくつかご紹介させていただきました。様々な考察や感想が延べられたケムリクサですが、まだまだたくさんの伏線が張られているようで視聴者やファンの間で未だに考察がされているようです。まだ明かされていない謎の解明はあるのでしょうか。

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ケムリクサの2期はある?

様々な考察がされつつも未だ明かされていない謎が残されたケムリクサですが、やはり気になるのは、第2期があるのかどうかだと思われます。また2期があるとしてそれが視聴者やファンの望む形での続編であるかどうかが、考察や議論がされています。実際2期があるかどうかここではその考察をお話させていただきます。

2期の可能性を考察

最終回で感動の結末を迎えたとの感想が多々挙がったケムリクサではありますが、回収されていない伏線も多く「2期の可能性もあるのではないか」と考察するファンも少なくありません。一方で「これだけ完成された物語が続くのか?」と疑問の声を挙げた方も一定数いらっしゃいました。ですが最終回直後に投稿された12.5話の存在からやはり続編に期待をする声も非常に多く、可能性が0ではないのではという考察もされました。

円盤の売上で決まる?

アニメの続編を製作するかどうかを左右するのがやはり、円盤の売り上げです。ケムリクサの最終回直後、アマゾンの売り上げTOP3に入るほどケムリクサの円盤の動きは勢いづいていました。ですが、直後一旦入手困難となったことが売り上げ枚数の数字に打撃を与えたと考察され、現段階でも円盤の数字はそれほど伸びていないと考察した感想もあるようです。2期を望むのであれば円盤の数字はどうしても外せない存在となります。

ケムリクサとパートナーシップ方式

ケムリクサというよりは、ヤオヨロズに置いて欠かせないのが【パートナーシップ方式】です。製作委員会方式とは若干異なり、基本的権利のクリエイティブとビジネスはアニメスタジオが所持していますが、二次利用をする企業が出資ではなく使用料を支払う事で権利を購入する形となります。ケムリクサはこのパートナーシップ方式がプロトタイプになるようにしたとのことです。

ケムリクサの歌詞考察

本編に様々な伏線が張られファンの間でも様々な考察がされてきた【ケムリクサ】ですが、本編だけでなく主題歌に関しても考察されることが多かったようです。OP主題歌は【KEMURIKUSA】で、歌唱はネットで話題を呼んだ歌手nanoが担当しています。この歌に対しファンはどのような考察を巡らせていたのでしょうか。ここではOP主題歌の考察についてお話させていただきます。

OP曲「KEMURIKUSA」の歌詞考察

OP主題歌【KEMURIKUSA】は、英語と日本語が入り混じった曲となっています。歌詞の一部に「闇(夜)の中の鼓動」「取り巻く地獄」といったケムリクサにおいて荒廃した世界観を表すものがあります。また「終焉から立ち上がる魂」という歌詞には、りんだけでなくわかばやりりの想いが込められたものではないかと考察する声も上がっています。いずれにしてもケムリクサという作品をいかに再現したかがよくわかる歌詞だと言えます。

OP映像の考察

ケムリクサでOP映像が流れたのは第2話からでした。映像の内容は一見探索の時系列のようになっていますが、ケムリクサのロゴで色あせた葉が3枚流れる箇所は既にいなくなっていたりく、りょう、りょくだと考察されていたり、また落ちることなく残ったケムリクサはりんを表しているが、何故最後まで残っていたのかは「まだ好きを見つけていないのがりんだけ」だという考察もされていました。

このようにアニメ本編の考察にはとどまらずOPやEDにも含まれた伏線から作品に対する考察がされることから、ケムリクサという作品自体がすべてにおいて伏線が張り巡らされた壮絶な作品だということがわかりました。これほどの考察が飛び交うのは、ファンが如何にケムリクサという作品が好きなのかが伝わってきます。

ケムリクサに関する感想や評価

ケムリクサを視聴するだけでなく、その考察を巡回することで1日が終わってしまったという感想は、それほど考察の情報量が多いうということがわかります。当初は難色を示していても謎が明かされるたびにはまっていき、気づけば作品に入れ込むということもケムリクサではままあるようです。

アニメだけでなく、考察を巡回することでより深くケムリクサを理解できるという楽しみ方もあるようです。いい意味で裏切られるというのは、たつき監督ならではの技法であると言えます。考察を巡っていくことで「こういうことだったのか」と理解が深められる点はケムリクサならではだと言えるでしょう。

ケムリクサの面白さは、本編や世界観だけでなく含まれた伏線、そしてそれに対する考察や様々な意見だったと言えます。伏線や謎だけでなく考察や感想などがケムリクサを彩る重要なものであり、ケムリクサを楽しむうえでのスパイスであったと言えます。

ケムリクサのアニメ最終回考察や伏線まとめ

ここまでケムリクサのネタバレを含んだあらすじや、様々な考察や感想についてお話させていただきました。今でも様々な謎が残り考察を巡回するファンも少なくないケムリクサですが、それだけ作品が素晴らしいものであり2期にも期待する声があがっていることがよくわかります。もし、ケムリクサの世界観を深く知りたい方がいらっしゃれば是非考察の巡回をしてみるのも良いでしょう。

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