【ジョジョ】フェルディナンド博士のスタンド能力は?名セリフや悲惨な最期も紹介

ジョジョの奇妙な冒険は、1980年代から週刊少年ジャンプにて連載をスタートさせ、今なお人気を誇っている能力バトルマンガです。シリーズの途中からスタンド能力という斬新な設定も登場し、人気を博しています。ここでは、そんなジョジョの奇妙な冒険第7部に登場する敵キャラクター・フェルディナンド博士について紹介します。フェルディナンド博士のスタンド・スケアリーモンスターズについてや、悲惨な最期についても詳しくまとめます。

【ジョジョ】フェルディナンド博士のスタンド能力は?名セリフや悲惨な最期も紹介のイメージ

目次

  1. フェルディナンド博士はジョジョ7部の敵キャラ
  2. フェルディナンド博士のスタンド能力は?
  3. フェルディナンド博士の名セリフを紹介
  4. フェルディナンド博士の悲惨な最期
  5. フェルディナンド博士に関する感想や評価は?
  6. フェルディナンド博士のスタンド能力まとめ

フェルディナンド博士はジョジョ7部の敵キャラ

ジョジョの奇妙な冒険の作品情報

ジョジョの奇妙な冒険第7部・スティール・ボール・ランに登場するフェルディナンド博士について紹介していく前に、ジョジョの奇妙な冒険の作品情報をまとめていきます。ジョジョの奇妙な冒険はシリーズを通して多くのファンを獲得している人気の作品です。

ジョジョの奇妙な冒険の概要

ジョジョの奇妙な冒険は、週刊少年ジャンプにて1987年に連載を開始した少年漫画です。第1部では、主人公のジョナサン・ジョースターと宿命の敵ディオ・ブランドーとの戦いを描きました。その後、シリーズは第2部・第3部と続いていきますが、それぞれの主人公はジョナサン・ジョースターをはじめとするジョースター家の血統を継いでいます。第2部の主人公ジョセフ・ジョースターは、第1部のジョナサンの孫になります。

また、第3部の主人公空条承太郎は、ジョセフの孫にあたります。このように、各部の主人公は誇り高きジョースター家の血統を受け継ぎ、それぞれが強敵と闘っていくストーリーとなっています。ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、主人公達の闘いと冒険と通して、人間賛歌を描いている作品としても有名です。独特の擬音やセリフ回し、波紋のパワーやスタンド能力といった独自の概念など、その世界観で多くのファンを魅了しました。

1987年から連載を開始したジョジョの奇妙な冒険シリーズは、第6部まで週刊少年ジャンプにて連載されていました。ここで紹介するフェルディナンド博士の登場する第7部より、ウルトラジャンプに連載を移し、今なお連載が続いている長期連載作品です。連載開始から30年を超える作品でありながら、未だに衰えない人気を誇っている作品です。各部のアニメ化や実写映画化等メディアミックスも盛んな人気シリーズです。

ジョジョの奇妙な冒険のあらすじ

ジョジョの奇妙な冒険のあらすじを紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険とは、ジョナサン・ジョースターをはじめとするジョースター家の血統を受け継ぐ通称「ジョジョ」たちが、各部強力な敵と闘っていくという冒険譚となっています。第1部主人公のジョナサン・ジョースター、第2部主人公のジョセフ・ジョースターは、波紋のパワーを使って、不死身の吸血鬼や太古の時を超えて蘇った柱の男たちと闘っていきます。

第3部からは、今のジョジョの奇妙な冒険の代名詞と言えるスタンド能力という概念が登場しています。超能力のような不思議なパワーを具現化して表現するという斬新なスタンド能力。第3部主人公の空条承太郎は、スタンド能力を使用して強敵を打倒していきます。その後の主人公達や敵キャラクターも、ほとんどがスタンド能力使いとなっています。第4部、第5部と主人公や舞台を変えながら、ジョジョの奇妙な冒険は続きます。

ジョジョの奇妙な冒険は第6部にて、一旦時系列的には終了となっています。ジョジョの奇妙な冒険第6部にも、「ストーン・オーシャン」という副題が付けられていましたが、時系列的にはジョジョの奇妙な冒険シリーズと繋がっています。ここで紹介していくフェルディナンド博士の登場する第7部は、パラレルワールドへと突入し、直接的な繋がりは途絶えているという設定になっています。

ジョジョ7部のあらすじ

フェルディナンド博士の登場するジョジョの奇妙な冒険第7部のあらすじを紹介します。ジョジョの奇妙な冒険第7部は、連載開始当初は「スティール・ボール・ラン」という独立したタイトルが付けられており、ジョジョの奇妙な冒険シリーズからはつながりが途絶えた舞台設定になっています。ジョジョの奇妙な冒険第7部の舞台は19世紀末のアメリカ大陸です。「西部劇」をテーマにしており、アメリカ大陸横断レースが描かれます。

スティール・ボール・ランの主人公、ジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターは、このレースの参加者として出会います。ジャイロ・ツェペリはネアポリス王国の法務官でしたが、ある少年が死刑に処せられることに納得がいかず、国王の恩赦を求めてスティール・ボール・ラン・レースに参加します。ジョニィ・ジョースターは、元一流の騎手でしたが、拳銃で撃たれたことをきっかけに下半身不随となってしまいます。

それぞれの意志を持って、スティール・ボール・ラン・レースに参加したジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースター。二人は協力しながらレースを進めていく事になります。ただのアメリカ大陸横断レースと思われたスティール・ボール・ランでしたが、実は陰で巨大な陰謀が渦巻いていました。ジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターは、次第にその陰謀に巻き込まれていくのでした。

フェルディナンド博士のプロフィール

フェルディナンド博士は、スティール・ボール・ラン・レースにおいて、バレンタイン大統領の刺客として送り込まれてきたスタンド使いです。フェルディナンド博士は、地質学者・古代生物学者であり、「大地」を非情に強く崇拝しています。フェルディナンド博士は、スティール・ボール・ランの31話にて登場しました。

「大地」を尊敬しているフェルディナンド博士は、尊大な性格をしており大地を汚す人間に対して強く憤ります。尊大な性格ではありますが、礼儀を欠くことはしない主義のようで、ジョニィの前に現れたときは律儀に自己紹介していました。

フェルディナンド博士の容姿

フェルディナンド博士の容姿は、中性的で女性にも間違われる事があるほどです。フード付きのコートを身にまとっており、胸元にはバラがあしらわれている等、どこか淑女のような出で立ちのフェルディナンド博士。しかし、性別はれっきとした男性です。

フェルディナンド博士のスタンド能力は?

スタンドはスケアリーモンスターズ

フェルディナンド博士のスタンド能力について紹介していきます。フェルディナンド博士のスタンド能力は、スケアリーモンスターズです。スケアリーモンスターズとは、自分以外の生物を恐竜化させ、支配下に置いてしまうというスタンド能力です。

フェルディナンド博士は古代生物学者なので、恐竜の研究もしていたようですが、恐竜の事を「大地を敬わないアホ頭」として軽蔑していました。フェルディナンド博士は、2年前に「悪魔の手のひら」と呼ばれる砂漠の一帯を調査していた際、このスケアリーモンスターズの能力に目覚めたと語っています。

スケアリーモンスターズの能力

スケアリーモンスターズの能力を詳しく紹介します。フェルディナンド博士のスタンド能力・スケアリーモンスターズでは、恐竜化させた生物に指示を出して操り、自分の支配下に置くことが出来ます。スケアリーモンスターズで恐竜化させた一体をリーダーとし、リーダーに傷をつけられた生物も恐竜になってしまいます。しかし、恐竜になると「動くものしか見えなくなる」為、じっとしていればやり過ごすことが出来ます。

フェルディナンド博士のスケアリーモンスターズで恐竜になると、獣脚類と呼ばれるティラノサウルスのような見た目の恐竜になっていきます。フェルディナンド博士はこのスケアリーモンスターズで、ディエゴを恐竜化して支配下に置いていました。フェルディナンド博士がジャイロたちによって倒された後、このスケアリーモンスターズの能力はディエゴに受け継がれていく事になります。

スケアリーモンスターズの由来

フェルディナンド博士のスタンド能力・スケアリーモンスターズの名前の由来を紹介します。ジョジョの奇妙な冒険シリーズにおいて、キャラクターの名前やスタンド能力の名前には、元ネタがある事が多いです。その元ネタが洋楽アーティストや楽曲の名前であることでも有名です。スケアリーモンスターズの由来は、1980年にリリースされた、デヴィッド・ボウイのアルバム名となっています。

デヴィッド・ボウイのアルバム「スケアリーモンスターズ」には、「ファッション」や「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」などの名曲が収録されています。また、本体であるフェルディナンド博士の名前にも由来があり、スコットランドのロックバンド、「フランツ・フェルディナンド」から取られていると言われています。

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フェルディナンド博士の名セリフを紹介

名セリフ①「『尊敬』は『繁栄』だ!…」

ジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するフェルディナンド博士の名セリフを紹介します。まず、「『尊敬』は『繁栄』だ!…」という名言では、フェルディナンド博士は聖人の遺体を手に入れたものは、真のパワーを得ると断言しています。

名セリフ②「かつて「恐竜」がこの地球で繁栄したのに…」

「かつて「恐竜」がこの地球で繁栄したのに…」という名言では、大地を敬うフェルディナンド博士の思想がよく分かります。古代生物学者でもあるフェルディナンド博士ですが、尊敬という概念を知らない恐竜をアホ頭として、滅んで当然という風に断じています。

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フェルディナンド博士の悲惨な最期

能力を逆手に取られたフェルディナンド博士

フェルディナンド博士は、ジョジョの奇妙な冒険第7部の中でも、悲惨な最期を迎えたキャラクターです。フェルディナンド博士の最期について、詳しく紹介します。フェルディナンド博士は中々の策士であり、主人公のジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターを恐竜化させて追い詰めました。初めはディエゴを操って姿を隠していたフェルディナンド博士。しかし、ジョニィがスタンド能力を使ったことをきっかけに登場します。

ジョニィのスタンド能力・タスクの爪が大地に転がったのを見て、「大地を尊敬している」フェルディナンド博士は黙っていられなかったのです。既にジョニィとジャイロの恐竜化は始まっており、二人はピンチに陥っていました。しかし、恐竜になるという状態を逆手に取ったジョニィに攻撃され、フェルディナンド博士は遺体の一部である眼球をジャイロの方へと転がしてしまったのです。

ジャイロによって見つけられる

遺体の一部・眼球を手に入れたジャイロは、スタンド能力に目覚めます。ジャイロのスタンド能力で攻撃を受けたフェルディナンド博士。恐竜の体内に隠れて身を潜めていたフェルディナンド博士ですが、ジャイロの能力によって発見されてしまいます。隠れて恐竜たちに指示を与えていたフェルディナンド博士は、発見されてしまった事により悲惨な最期を迎えることになります。

ジョニィの攻撃

居場所が判明したフェルディナンド博士を、ジョニィがスタンド能力で攻撃しました。この攻撃によって大ダメージを負ってしまったフェルディナンド博士。ダメージを負う事でスタンド能力が解除されてしまいます。今まで恐竜にして操っていた生物は、皆元の姿に戻ってしまいます。

クーガに食い殺された最期

自身の能力が解除されたことにより、フェルディナンド博士の最期は訪れました。恐竜化して操っていたクーガも元に戻ってしまったのです。凶暴なクーガにより、フェルディナンド博士は食い殺されるという最期を迎えることになりました。強力なスタンド能力を持ちながらも、最期は悲惨な終わり方となってしまいました。

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フェルディナンド博士に関する感想や評価は?

ジョジョの奇妙な冒険第7部のフェルディナンド博士に関しての感想や評価を紹介していきます。フェルディナンド博士に対しての感想では、とても好きなキャラクターだという感想も多いです。フェルディナンド博士はその見た目や性格、スケアリーモンスターズなどで強烈なインパクトを残したキャラクターです。

フェルディナンド博士に関しての感想では、フェミニンっぽい見た目でありながら、顔立ちは男らしいという意見もあります。中性的な顔立ちで書かれるジョジョの奇妙な冒険第7部のキャラクターたちにおいて、フェルディナンド博士はイケメン枠としてファンを獲得しています。

フェルディナンド博士のスタンド能力、スケアリーモンスターズが強いという評価も多く見られます。スケアリーモンスターズはフェルディナンド博士からディエゴへと受け継がれていきますが、作中通して強力なスタンド能力として描かれていきます。

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フェルディナンド博士のスタンド能力まとめ

ここではジョジョの奇妙な冒険第7部に登場するフェルディナンド博士のスタンド能力や悲惨な最期について紹介しました。強力なスタンド能力を・スケアリーモンスターズを操っていたフェルディナンド博士でしたが、最期には自分の能力を逆手に取られたことによって敗れてしまいました。是非ジョジョの奇妙な冒険第7部・スティール・ボール・ランをチェックして、フェルディナンド博士との戦いを楽しんでみてください。

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