2019年10月24日公開
2019年10月24日更新
【ワールドトリガー】東春秋の経歴・実力と活躍まとめ!実はかなりすごい人?
ワールドトリガーに登場する、東隊の隊長である東春秋(あずま はるあき)、見た目は少し大人しそうですが、彼はかなりすごい人のようです。その事実を確かめるべく、東春秋の性格や経歴、ワールドトリガー劇中からチェックできるスナイパーとしての実力などから活躍をまとめてみました!また弟子も数多く輩出しているようなので、誰が弟子なのかも確認します。その他、アニメ版ワールドトリガーでの担当声優も紹介しています!
東春秋は凄腕スナイパー
現在ジャンプSQで連載中の漫画「ワールドトリガー」、この作品では戦闘で数多くのキャラクターが登場します。その1人である東春秋は、凄腕のスナイパーとして周りから一目置かれています。面倒見の良い性格ということで、後輩からも慕われている彼ですが、それだけが理由ではありません。
スナイパーとしての実力もさることながら、ワールドトリガーの劇中でも彼のすごさを垣間見る場面が数多くあります。この記事では、そんな東春秋のすごさを余すところなく紹介します!経歴や実力だけでなく、アニメ版ワールドトリガーの声優に関しても一緒にチェックします。
ワールドトリガーの作品情報
東春秋の具体的な情報に触れていく前に、ワールドトリガーという作品そのものについてから紹介します。ワールドトリガー自体の概要と、ワールドトリガーのあらすじを簡単に触れていきましょう。
ワールドトリガーの概要
ワールドトリガーは、作者・葦原大介によるSFアクション漫画です。週刊少年ジャンプで2013年より連載が開始されました。2016年に、作者の体調不良で2年ほど休載が続きますが、2018年から連載再開、ほどなく月刊誌であるジャンプSQ(スクエア)に移籍して連載を続けています。
ワールドトリガーのあらすじ
日本のとある都市の三門市、そこである日突然門(ゲート)が開かれます。ゲートは異世界と繋がっており、そこから近界民(ネイバー)が侵攻を開始します。従来の兵器が効かないネイバーの怪物たちに対して、ボーダーと呼ばれる一団が現れ、未知の装備でネイバーを撃退することに成功します。ボーダーは三門市を拠点として、定期的に出現するネイバーへの防衛体制を整えるのでした。
ゲートが開いてから数年、三門市の中学生・三雲修(みくも おさむ)と、三門市にやってきた少年・空閑遊真(くが ゆうま)が出会います。一般常識に疎い空閑を訝しむ三雲でしたが、それもそのはずで、空閑はネイバーだったのでした。この2人の出会いから、ボーダーを取り巻く物語は幕を開けます。
東春秋のプロフィール
いよいよ、プロフィールから東春秋の具体的な情報に入っていきます。東春秋(あずま はるあき)は25歳で大学院に在籍しています。10代の戦闘隊員が大半のボーダーにおいては、かなり年上の部類に入ります。誕生日は1月3日で、家族構成は父と母のみで兄弟はおらず一人っ子です。好きなものは釣りやキャンプなどアウトドア系ですが、年齢を感じさせるものになっています。
東春秋の性格
隊員たちの中でも年長者であることから、後輩に対して面倒見のよい一面を見せています。突撃しやすい性格の若い隊員が多い中で、東春秋の性格はボーダーにとっても貴重な存在です。後の項目でも触れますが、東春秋には弟子がたくさんいることからも、面倒見がよい性格であることが分かります。ワールドトリガーの劇中では、後輩たちに焼肉を奢っている場面が確認できます。
東春秋の声優
出典: https://festy.jp
ワールドトリガーはアニメ版もあるので、当然東春秋の声優も存在します。東春秋の声優は浜田賢二(はまだ けんじ)です。福岡県出身で、マウスプロモーションに所属している声優です。ワールドトリガー以外では、「黒子のバスケ」の木吉鉄平、「機動戦士ガンダム00」のパトリック・コーラーサワー、「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」の片桐安十郎など、多様なキャラクターの声優を務めています。
またアニメの声優以外では特撮番組の声優を務めることもあります。平成仮面ライダーシリーズの劇場版である「MOVIE大戦MEGAMAX」においては、敵の仮面ライダーである仮面ライダーポセイドンの声優を担当しました。
東春秋のかなりすごい経歴と実力
東春秋の性格や担当声優を紹介したところで、続いては経歴や実力についてをまとめます。かなりすごい経歴で、スナイパーとしても超一流?とのことですが、どのような実力なのでしょうか。
東春秋は隊長
ボーダーの隊員はSからC級に階級分けされており、A・B級隊員はチームを組んだ構成になります。その中で、東春秋はB級東隊に所属し、部隊名の通りで隊長を務めています。隊の順位は、ランク戦と呼ばれる模擬戦の結果で変動しますが、ワールドトリガーの劇中ではB級21隊中6~7位を推移しているため、比較的上位に位置しています。
最強のスナイパーと言われる理由
ボーダー隊員はアタッカーやガンナーといった幾つかの戦闘タイプに役職分けされており、東春秋はスナイパーになります。主に遠距離からの狙撃を担当しますが、最強のスナイパーと呼ばれる所以をワールドトリガーの劇中でも確認できます。ランク戦で相手が屋内にいる際、チームの観測データをもとに壁抜きスナイプを敢行、主人公の修を瞬殺するという衝撃の強さを見せつけました。
その他、着弾とともに爆発するメテオラという弾丸を、着弾前に空中で狙撃する神業も披露しました。着弾前の弾丸を狙撃する発想自体が既におかしいですが、空中の、しかも複数ある弾丸を狙撃する技量からも、最強のスナイパーと呼ばれる理由が分かります。
指揮官として敵に褒められる
ネイバーのアフトクラトルが侵攻してきた際に、ボーダー隊員は各地で即興の合同チームを編成して敵と対峙しました。東春秋はランバネインに対して、味方の攻撃タイミングや役割を指示するポジションを担いました。結果的に、ランバネインからは「いい指揮官がいるな」と褒めの言葉をもらうほどの指揮官っぷりでした。
一級の解説者
B級ランク戦では、隊員らの模擬戦を解説する担当が2名つきます。東春秋が解説に駆り出されることもありますが、「解説が東さんだから」と該当のランク戦を見学しにくる隊員がいるほどです。ワールドトリガーの劇中においても、ランク戦での動きから、戦略や意図を的確に見抜き、分かりやすく解説をしています。
研究もしている
東春秋が大学院生だということは、既にプロフィールで紹介済です。大学院で何をしているかというと、トリオンに関する研究をしていることが明らかになっています。実戦だけでなく理論もカバーしていくことからも、東春秋の高い実力がうかがえます。
東春秋の活躍
それでは、ワールドトリガーの展開に沿って、東春秋の活躍をチェックしてみましょう。何気ない初登場から、徐々に東春秋のすごさが明らかになっていきます。
東春秋の活躍①初登場時
初登場は、修ら主人公チームがボーダーに入隊した場面でした。スナイパー組の監督役として、訓練に参加していました。千佳が「撃った後に走らなくて良いのか」と発した疑問に対して、的確にその真意を見抜いており、この時点から只者ではない風格がにじみ出ていました。
東春秋の活躍②ベイルアウトさせた荒業
B級以上のボーダー隊員(S級は例外)は、ベイルアウトという緊急脱出装置を備えています。アフトクラトル侵攻時に、ボーダー隊員を捕獲する敵が登場しましたが、東春秋はこの機能を見事に利用します。なんと、捕獲されかかっている隊員を狙撃することでベイルアウトを発動させ、味方の救出に成功します。これを瞬時に行うあたり、実戦での判断力の高さが光ります。
東春秋の活躍③戦闘を的確に指示
前述したランバネイン戦では、味方戦力が次々と撃破されていく中、一時は退却・静観も選択肢に上がります。しかし、今が攻め時だと異を唱えたのが東春秋でした。その後も東春秋が的確な指示でランバネインを追い詰めたことで、強敵のランバネインを撃破する結果を生み出しました。
東春秋の活躍④解説者として登場
続いて、修たち玉狛第二のランク戦第2戦で、東春秋は解説として登場しました。マップの選び方や、戦闘中の動きなどから、玉狛第二は巧みに相手チームを、自分たちの有利な展開へと誘導します。観戦者の中でも、東春秋はその狙いをいち早く見抜いていました。それをすぐさま口にしないあたり、落ち着いて性格で解説もこなせることがよく分かった場面です。
東春秋の活躍⑤明らかになった最初の狙撃手
その玉狛第二と東隊が直接ぶつかることになった第4戦、前述した壁抜きを披露したのもこの戦いでした。それだけでも衝撃ですが、「最初のスナイパー」「A級1位部隊を率いていた」という事実が読者に明らかになりました。それまでの活躍でも十分な実力者だと理解できる東春秋でしたが、その株が更に爆上げされた瞬間でした。
東春秋の活躍⑥心理戦でも強さをみせる
再び玉狛第二と激突することになった第7戦では、終盤までは主だった動きを見せません。ダミービーコンを駆使して、「東が何かをしている」という嫌らしい牽制によって、敵の動きをコントロールします。動くだけで敵を深読みさせ、結果的に連携を分断する東春秋ならではの活躍が見られました。
東春秋の活躍⑦信頼される東春秋
玉狛第二に加入したヒュースがネイバーである、という噂が隊員たちの間で飛び交った事件でも、東春秋の活躍が光りました。ボーダー本部は偽の噂を流して情報を上書きすることを決定しますが、その際に「東春秋が言っていた」とすることで情報の信憑性を高めました。ボーダー本部からも信頼されている、東春秋なのでした。
東春秋の弟子
スナイパーとしての個人の実力だけでなく、指揮官としての実力も明らかになった東春秋です。そして、その面倒見の良い性格から後進の育成にも一役買っています。ここでは、彼の弟子たちにスポットを当ててみます。
指導者としても活躍する東春秋
東春秋がかつてA級1位部隊を率いていたことは、既にご説明の通りです。そんな彼が、今ではB級部隊の隊長となっています。これは実力が落ちたわけではなく、自部隊のメンバーに作戦の考案をあえてさせることで、後輩の成長を促す役割を中心としています。
東春秋の弟子達
そんな東春秋に師事していた弟子ですが、ボーダー内には数多く存在しています。かつてA級部隊長だった頃のメンバーは、加古望・二宮匡貴・三輪秀次で、現在はいずれも上位部隊の隊長を務めています。
その他でスナイパーという領域においては、木崎レイジ・当真勇・奈良坂透といったメンバーが弟子であり、こちらもボーダー有数の戦力となっています。更には、その弟子たちがまた弟子をとって育成していることで、東春秋の教えはボーダー内でどんどん広まっていくことになります。「だいたい東の弟子」は誇張でも何でもない事実なのです。
東春秋に関する感想や評価は?
性格も良くてスナイパーとしても超一流、まさに完璧超人とでも言うべき東春秋です。そんな東春秋の感想や評価を集めてみました。
どんな強敵も集団で叩けば潰せるということを東春秋が教えてくれた
— tototo (@tagyooo) July 3, 2019
強敵だったランバネインを集団で撃破したこともそうですが、「集団で叩けば潰せる」は東春秋自身にも言えることです。今期のランク戦で東春秋がベイルアウトしたのは僅か1回だけなのですが、その時は相対する敵チーム3隊からの集中攻撃を受けてのことでした。そうまでしないとベイルアウトさせられない、東春秋のとてつもない実力が人気の一端です。
「東さんの次に生存率高い人だよ?」が格上げとして作用するの、東春秋すぎる。
— なかやん (@altocooksnowman) September 3, 2019
通常、誰かと比較して下にされたら、それはあまり良い評価ではありません。しかし、東春秋の次、は「あのとんでもない東春秋の次」という真逆の評価へと様変わりします。他の人の評価をしている時にすら、勝手に株が上がっていく東春秋の存在感です。
「二宮がダウンしたのは、イコさんによる壁越し旋空と影浦による奇襲のみ」という情報から、あの二宮だって時に不意討ちを食らうのだと、彼の人間味が増す一方で、「弓場 王子 香取 殺意バリ高チーム合同でしかダウンしていない東春秋」の地獄傭兵みが増してくるな
— よる (@Mid_rainy) September 4, 2019
二宮匡貴とは、東春秋のかつての部隊メンバーであり、今ではシューター1位、個人総合2位というボーダーきっての実力者です。そんな彼でも、奇襲を食らうとは完璧ではないんだな、ということでほっこりします。が、同時にそれ以上の猛攻じゃないとダウン取れない東春秋は一体…という恐ろしさが、ワールドトリガー読者にも伝わっています。
東春秋の経歴・実力と活躍まとめ
ワールドトリガーの東春秋について、経歴や性格、劇中での活躍、そして担当声優などをまとめてきました。見た目や性格からは完全に優しいお兄さんタイプですが、涼しい顔をしながらスナイパーとして恐るべき実力を備えもっていました。個人としての戦闘力だけでなく、卓越した戦略眼を持つことから指揮官としても優秀な一面を覗かせています。
また、弟子の育成にも多数関わっていることから、今のボーダー戦力にとっても貴重な人員であったことが分かります。主人公クラスでもないのにこの存在感、今後のワールドトリガーの展開においても、東春秋がどのような活躍を見せるのか、今からとても楽しみです!