不二周助は青学ナンバー2の天才！華麗なカウンター技や戦績、声優も紹介

『テニスの王子様』に登場する不二周助は、青春学園（以下、青学）のナンバー2と呼ばれている天才テニスプレーヤーです。女性人気が強く、人気投票では上位にいつも君臨している王子様的存在です。そんな不二周助のテニスの技（カウンター）や戦績などをご紹介していきます。最後のカウンターとして披露された「星花火」はどんな技になっているのでしょうか…？

不二周助の声を担当しているのは、女性声優の甲斐田ゆきさんです！不二周助の魅力について様々な角度から見ていきましょう。

『テニスの王子様』は、許斐剛原作のスポーツを題材にしている少年マンガです。全42巻が発売されており、女性を中心に大人気の作品です。

『テニスの王子様』は、「週刊少年ジャンプ」にて連載されていたテニスを題材にしている漫画です。9年間連載されていました。その後『新テニスの王子様』に名前を変更し、「ジャンプスクエア」にて2019年10月時点で連載中の漫画です。愛称は「テニプリ」です。

アメリカのテニスのジュニア大会で優勝を記録していた主人公の越前リョーマ。日本に帰国し、青春学園に入学し、テニス部に入部しました。そして、1年生にしてレギュラーの座を取り、先輩たちと共に過ごす中で、越前リョーマが成長をしていく姿や、仲間との絆なども描かれています。

不二周助（ふじしゅうすけ）は、2月29日生まれのB型です。身長は、167cm。体重は53kgとスポーツマンにしては華奢な体形をしています。中学テニス界では、通称「天才」と呼ばれており、手塚国光同様に全国区レベルの実力を持っている選手です。

「星花火」などのきれいな名前のついている技を持っている不二周助の性格は、温和な人物だと言えるでしょう。テニスの王子様に登場するキャラクターの中でも最強だと言われている人物ですが、テニスを離れると中学生らしい一面もあります。不二周助の趣味は「写真を撮ること」です。また、サボテンなどを育てています。

不二周助の家族は両親と姉と弟の不二裕太がいます。弟の不二裕太もテニスをしており、聖ルドルフ学院中学校に通っています。本誌やアニメで登場しているのは、弟の不二裕太です。アニメでは、姉も登場しています。

不二周助は、自分の大切な人や仲間が傷つけられるのが許せない…！と思うような優しい性格です。一度怒ると笑顔が消えて目が開眼します。弟の裕太やアニメでは、不動峰中の橘のためにいつもより本気で試合に臨んでいる様子が描かれています。勝利に執着心の無い不二周助が、怒ると開眼をしいつもよりもさらなる力を発揮することでも知られています。

不二周助の技は、『テニスの王子様』に登場するキャラクターが持っている技の中でもきれいでかっこいいと評判が高くなっています。ここでは、不二周助のカウンター技など華麗な必殺技についてご紹介をしていきます。それでは早速見ていきましょう。

不二周助の華麗な技1つ目は、「つばめ返し」です。トリプルカウンターの1つ目になります。相手のトップスピンを利用して強いスライス回転を掛けて打ち返すことにより、打球が跳ねなくなります。不二周助のカウンター技の1つになります。相手のボールにスピン（回転）が全くない場合は、自分のガットを上に滑らせて自ら回転を作りますが、その時は若干ボールが地面から浮いてしまいます。

アニメでは、越前リョーマが全米に旅立った後の構内ランキング戦にて手塚国光との試合では、スライス回転にさらに強いトップスピンで打ち返す技「リバースつばめ返し」を披露していました。(アニメ176話【クライマックス】)

不二周助の華麗な技2つ目は、「羆（ヒグマ）落とし」です。トリプルカウンターの2つ目になります。「羆（ヒグマ）落とし」は、相手のスマッシュを返す技で、体制の崩れている相手の頭上を抜いてベースライン上に落とします。相手のスマッシュの遠心力を利用してスマッシュを無効化するカウンター技と言ったらいいでしょうか…。

スマッシュを後ろ向きで打ち返すので相当なテクニックがある選手でないと使えない技と言っていいでしょう。不二周助の華麗なる技の1つです。

不二周助の華麗な技3つ目は、「白鯨（はくげい）」です。トリプルカウンターの3つ目になります。関東大会で氷帝学園の芥川慈郎と戦ったときに初めて登場したカウンター技になります。逆風を利用しているショットです。強いスライス回転で跳ね上がったボールが急降下し、地面に落ちた瞬間に強烈なバックスピンがかかり、自分のコートへボールが戻ってくる技になります。

この技の難点と言えば、風が吹いていないと使えないことです。室内での試合だとこの技が出せないのです。

不二周助の華麗な技4つ目は、「蜉蝣包み（かげろうつづみ）」です。トリプルカウンターだけでなく新たに開発された技になります。「蜉蝣包み（かげろうつづみ）」は、第四の返し球（フォースカウンター）と呼ばれいます。全国大会にて初披露された技です。どんな複雑な回転のボールであっても包み込むようにとらえることからこの名前がついています。ボールの回転を無回転にすることができるトンデモな技です。

「蜉蝣包み（かげろうつづみ）」は、『新テニスの王子様』になってもあまり登場することがないので、乾解説で原理などは解明されていないとのことです。天才的なテニスプレーヤーである不二周助だから生み出せた技なのかもしれません。重要なのは、柔軟な手首です。

不二周助の華麗な技5つ目は、「百腕巨人（ヘカトンケイル）の門番」です。トリプルカウンターだけでなく新たに開発された技になります。「百腕巨人（ヘカトンケイル）の門番」は、第五の返し球（フィフスカウンター）と呼ばれいます。不二周助の技の名前にしては、『テニスの王子様』の技名らしい名前がついているのが特徴的です。

この技の特徴は、相手が打ち返したボールがネットを超えなくなるショットになります。全国大会の準決勝・四天宝寺戦で白石蔵ノ介と戦ったときに登場した技になります。ラケットの表面だけでなく、なんと裏面も使って返すボールなのです。（OVA全国大会編・第2話【咆哮】）

不二周助の華麗な技6つ目は、「星花火」です。トリプルカウンターだけでなく新たに開発された技になります。「星花火」は、第六の返し球(シックスカウンター)と呼ばれています。全国大会の決勝・王者立海大附属の仁王雅治との試合で披露した技になります。「星花火」は、名前からキレイなものになっているのが印象的でしょう。不二周助が得意とする「返し球」の技です。

試合で出した「星花火」は、仁王雅治が打ったコードボールを上空に高く打ち上げて、ボールを視界から消す…というものです。高く打ち上げたボールは花火のように美しく見えることから「星花火」という名前がついているようです。高く打ち上げられたボールは、落下中に不規則な回転がかかり、バウンドし客席へと消えます。「星花火」は、かっこいい技と話題になっています。

不二周助の華麗な技7つ目は、「鳳凰（ほうおう）返し」です。トリプルカウンターの1つ目「つばめ返し」が応用された進化バージョンのカウンター技になります。原理は、「つばめ返し」と同じで、強い回転がかかっているボールになるので地面スレスレでボールは相手コートを進んでいきます。「つばめ返し」と違うところは、ボールの着地点が手前になることです。

激しいスピンがかかっているボールになるため急激な落下となってしまうため相手がボールを返すことは困難な技になります。

不二周助の華麗な技8つ目は、「麒麟（キリン）落とし」です。トリプルカウンターの2つ目「羆（ヒグマ）落とし」が応用された進化バージョンのカウンター技になります。「羆（ヒグマ）落とし」は、片手でショットを打つ技となっていますが、今回は両手打ちになるためボールのスピードが「羆（ヒグマ）落とし」よりも早いのが特徴的な技になります。

不二周助は、他の選手よりも華奢な体形をしているため、どうしてもパワー不足になってしまうのですが、両手打ちにすることでパワーを上げるという手段に出た技になっています。

不二周助の華麗な技9つ目は、「白龍」です。トリプルカウンターの3つ目「白鯨（はくげい）」が応用された進化バージョンのカウンター技になります。全国大会の準決勝戦である四天宝寺中学との試合で白石蔵ノ介と対戦をした不二周助は、「白鯨」をあっさりと攻略されてしまいます。「白龍」は、スピンの方向が「白鯨」とは異なるため、自分のコートにボールが戻らないという技になります。

不二周助の華麗な技10個目は、「心の瞳」です。「心の瞳」とは、目を閉じてテニスをプレイするというものです。この技は、全国大会決勝戦・立海大附属の仁王雅治との試合で登場しました。神経が研ぎ澄まされているためこちらに来た球を直接打ち返すことができます。仁王雅治の才気煥発を打ち破った技になります。

不二周助の華麗な技、11個目は「葵吹雪（あおいふぶき）」です。「星花火」同様に、名前から美しい技になっています。『新テニスの王子様』でドイツ戦で披露した新技です。風の攻撃技（クリティカルウインド）と呼ばれているもので、まだアニメでは披露されていないのです。相手のスマッシュにスマッシュを当てるというもので、不二周助にしては珍しい攻撃系の技になります。

天才・不二周助は、頭の中でイメージをしてこの技を開発しているのです。手塚との打ち合いから生まれた技ということで今後の不二周助が楽しみだと感じられるものになっています。

最後に紹介する、不二周助の華麗な技は、「消えるサーブ」です。関東大会の氷帝学園・芥川慈郎との試合で初めて披露された技でした。横回転をかけたアンダーサーブになります。カットボールに似ているため、相手の手元で急激に外側へ逃げていくのでボールが「消えた」ように見えるサーブになります。

ここでは、青学・不二周助の戦績をご覧いただきましょう。不二周助は、青学ナンバー2の実力を持っている選手ですので、公式戦績は、負けなしといったところでしょう。ここでは、詳しく戦績をご紹介しますのでご覧ください。

【テニスの王子様・不二周助の対戦戦績一覧表】

• 地区大会（準々決勝）戦績①VS玉林中/S1：不二VS中野 6-0で不二周助の勝利
• 地区大会（準決勝）戦績②VS水ノ淵中/D2：不二＆河村 6-0で不二＆河村の勝利
• 地区大会（決勝）戦績③VS不動峰中/D2：不二＆河村 ※河村負傷により棄権負け
• 都大会（3回戦）戦績①VS鎌田中/S3：不二VS石崎 6-0で不二周助の勝利
• 都大会（4回戦）戦績②VS秋山三中/D2：不二＆河村6-0で不二＆河村の勝利
• 都大会（準々決勝）戦績③VS聖ルドルフ/S2：不二VS観月 7-5で不二周助の勝利
• 都大会（決勝）戦績④VS山吹中/D2：不二＆河村 3-6で不二＆河村の負け

• 関東大会（1回戦）戦績①VS氷帝学園/S2：不二VS芥川 6-1で不二周助の勝利
• 関東大会（準決勝）戦績②VS六角中/D1：不二＆菊丸 6-3で不二＆菊丸の勝利
• 関東大会（決勝）戦績③VS立海大附属/S2：不二VS切原 7-5で不二周助の勝利
• 全国大会（2回戦）戦績①VS比嘉中/D2：不二＆河村 7-5で不二＆河村の勝利
• 全国大会（準決勝）戦績②VS四天宝寺中/S3：不二VS白石 6-7で不二周助の負け
• 全国大会（決勝）戦績③VS立海大附属/S2：不二VS仁王 7-5で不二周助の勝利

以上見ていただくと分かる通り、公式戦では、全国大会まで一度も負けていないことが分かります。（棄権負けを除く）番外編といたしまして、青学内で行われている校内ランキング戦・練習試合では、越前リョーマと戦っていますが、雨のため中止になっています。そして、最後には、青学・テニス部部長の手塚国光と試合をして負けています。

新テニスの王子様での戦績についてみていきましょう。あまり登場回数も多くないので2019年10月時点で分かっている戦績を簡単にまとめていきます！

【新テニスの王子様・不二周助の対戦戦績一覧表】

• （序盤・同士討ち）不二周助VS不二裕太 7-0で不二周助の勝利
• （練習試合）不二周助VS手塚国光 手塚の試合放棄により勝ち負けなし
• （U-17W杯・エキシビションマッチ）VSドイツ/不二＆渡邊 7-5で勝利
• （予選リーグBブロック2回戦）VSオーストラリア/D1：不二＆跡部 7-6で勝利

『テニスの王子様』で女性から支持を集めているキャラクターの1人である不二周助は、どんな声優が演じているのでしょうか…？彼の声を担当している声優はなんと女性です。『テニスの王子様』は、主人公の越前リョーマを担当している声優も皆川純子さんですので女性が担当をしています。男性キャラクターを女性声優がかっこよく演じ、自分のものにしているのがこの作品のポイントであり、魅力的な要素になってきます。

ここでは、不二周助の声を担当した声優の甲斐田ゆきさんのプロフィールやこれまでの出演作品について振り返っていきましょう。

甲斐田 ゆき（かいだ ゆき)さんは、11月30日生まれの女性声優です。東京都出身のA型です。現在は、所属事務所に在籍をせずフリーで活躍をしています。語学が堪能であり、英語やフランス語・中国語などが話せるそうです。

声優・甲斐田ゆきさんは、少年から青年役を演じることが多くあります。女性役であっても少女から大人な色っぽい女性まで幅広く演じることができます。演技力も幅広いことから、性別が中性的な設定の役が多くあります。アニメの声優だけでなく、ラジオパーソナリティーやCMなどのナレーションをしているようです。交友関係は、皆川純子（声優）さん、竹内順子（声優）さん、と仲がいいようです。

【テニスの王子様の不二周助以外の声優・甲斐田ゆきの主な出演作品の一覧表】

• 英語教材ビデオのアニメ『サザンウィンド』（ヒミコ）
• テレビアニメ『HUNTER×HUNTER（第1作）』（クラピカ）
• テレビアニメ『Dr.リンにきいてみて!』（シンシア）
• テレビアニメ『異世界はスマートフォンとともに。』（琥珀）
• テレビアニメ『ジュエルペット サンシャイン』（ペリドット、ジル・コニア先生等）
• テレビアニメ『セキレイ〜Pure Engagement〜』（焔 / 篝）
• テレビアニメ『ふたつのスピカ』（鈴木秋）
• テレビアニメ『ポルフィの長い旅』（ポルフィ）
• OVA『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 星霜編』（緋村剣路）

不二周助の名言1つ目は、「消えるサーブ」を打った時に言ったものです。「その打球消えるよ」と相手に教えたのです。とてもかっこいいとファンの間で話題になっている名言の1つです。

不二周助の名言2つ目は、トリプルカウンターの最後に披露した「白鯨」を披露した時に放った言葉です。風が吹いていることが条件の「白鯨」を初めて使い、越前リョーマがベンチコーチに居た時のものです。「さあ もう一球いこうか…風の止まないうちに」とかっこよく決めたのです。

不二周助の名言3つ目は、「百腕巨人（ヘカトンケイル）の門番」です。これは、技の名前なのですが、不二周助が試合中に四天宝寺中の白石蔵ノ介に対して技名を堂々と披露したことでファンの間でも話題になっていたのです。

全国大会の準決勝の試合で、リョーマに「本気でやってよ」と言われ気合を入れなおした不二周助は、試合中で編み出された「白龍」がかっこいいと話題です。リョーマに感化された不二周助は、ボールをリョーマのもとにわざと飛ばしたかのように見えて、とてもかっこいいとファンの間でも言われています。

「星花火」という技を編み出した不二周助。「星花火」という技は、花火のようにきらめき、不二周助の今を表現しているのでは…？とファンの間でも話題になっている技です。「星花火」は綺麗な名前の技ですが、その中に隠されているものは深いものがありそうです。

「星花火」という技が、かっこいいと話題になっています。不二周助が編み出す技は、基本的にかっこいいと注目を集めているのですが、今回の「星花火」は、名前もきれいだということで更に注目されているようです。

青学ナンバー2と呼ばれている不二周助の魅力について熱く紹介をしてきました。いかがでしたでしょうか…？『テニスの王子様』から『新テニスの王子様』になって不二周助の活躍があまり見られない…と感じていた人もいたかもしれませんが、新技が開発されて大活躍をしていることも分かっています。戦績などもご紹介してきましたが、やはり強いキャラクターだと改めて感じることができたのではないでしょうか…？

「星花火」などのきれいな名前のついている技が多くあります。今後とも不二周助がどのように進化をしていくのか追いかけていきましょう…！