【テニスの王子様】切原赤也の悪魔化・天使化とは？声優やテニミュ俳優も紹介

切原赤也は、テニスの強豪・立海大付属中学のテニス部で、二年生でただひとり、レギュラー入りした逸材です。立海大付属中学校のトップ選手幸村精一、真田源一郎、柳蓮司を倒して立海大付属中学校のトップになることを目指しています。

普段はお調子者でひょうきんな性格ですが、試合中、気持ちが高ぶると「赤目モード」になったり、「わかめ野郎」と自分のことバカにされたり、チームのことをバカにされ、逆上すると「悪魔化（デビル化）」して別人のような容姿になり、残酷で好戦的な性格になります。

テニス漫画の常識を変えて、大人気となった「テニスの王子様」の概要やあらすじなど、作品情報を紹介していきます。

「テニスの王子様」は、1999年から2008年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された、中学生のテニス部での部活動を題材にしたテニス漫画です。原作者は、許斐剛さん。通称「テニプリ」と呼ばれています。単行本は、全42巻あり、10.5巻、20.5巻、40.5巻の公式ファンブックと30.5巻のイラスト集があります。漫画だけでなく、アニメやゲーム、「テニミュ」と呼ばれる、ミュージカルも大人気な作品です。

2001年から2005年にかけてのテレビアニメ化を皮切りに、CD化、TCG化、ゲーム化されており、2003年からは「テニミュ」と呼ばれるミュージカル化、2006年には実写映画化とテレビアニメの続編のOVA化となっています・海外でも注目を集め、2008年には中国で実写ドラマ化されています。

主人公の越前リョーマは、アメリカ各州のジュニア大会で4連続優勝の経験を持つ、天才テニス少年です。アメリカから帰国した越前リョーマが、テニスの名門校「青春学園中等部」に入学します。その「青春学園」のテニス部に入部し、越前リョーマは1年生でレギュラーを獲得します。全国制覇を目指すテニス部で、越前リョーマが、様々な対戦校やライバル、そして仲間たちとテニスを通じて、成長していく物語です。

切原赤也は、テニスの強豪・立海大付属中学の2年生。そんな切原赤也のプロフィールを紹介していきます。

• 誕生日：9月25日
• 血液型：O型
• 星座　：てんびん座
• 身長　：168センチ
• 体重　：61キロ
• 利き腕：右
• 趣味　：ゲーム（格ゲー）
• シューズ：DT WILSON(DYNOSPHEREテクノロジー
• ラケット：PRO STAFF5.5 WILSON STRETCH
• 得意科目：国語・体育

• 苦手科目：英語
• 好きな色：赤
• 好きな食べ物：焼き肉、寿司
• 好きな映画：「ターミネーター」
• 好きな本：ジャンプコミックス
• 好きな音楽：ヒップホップ
• よく訪れる学校内スポット：テニスコート
• 日課：毎日、牛乳を一本飲むこと
• 好きな女の子のタイプ：明るい子
• 苦手なもの：真田副部長

「テニスの王子様」の中でも、負けず嫌いで好戦的な切原赤也は、数々の挑戦的なセリフを残しています。地区大会前に柿の木中学との練習試合に向かっていたはずが、バスの中で寝過ごしてしまい、終点でたまたまたどり着いた「青春学園」に単身乗り込みます。部長の手塚国光に試合を挑むも、相手にされなかった時は、「アンタ潰すよ」と挑戦的なセリフを手塚に向けています。

切原赤也は、主人公・越前リョーマと同じ片足スプリットステップができます。1本足のスプリットステップによって、他のプレイヤーより、早くボールに追いつくことができるのです。このスプリットステップを使える中学生は、越前リョーマ以外では、唯一、切原赤也だけです。

切原赤也の目指しているのは、全国トップの実力を誇る立海大でナンバーワンになることです。そして、切原赤也が目標としている、部長の幸村精市、副部長の真田弦一郎、この2人と同じく、3年生の柳蓮二のビッグ3と言われる3人を倒すのを目標としています。

立海大付属テニス部の部長・幸村精市は、テニスの実力が昔から高く、完璧な返球によって相手を極度のイップスに陥らせることで五感を奪うことができるプレイヤーです。全国トップの実力を誇る立海大付属テニス部を率いる部長なだけに、実力派立海大付属テニス部で一番です。切原赤也が一番倒したい人物です。また、立海大付属テニス部の副部長。真田弦一郎も切原赤也が倒したい人物のひとりです。

しかし、切原赤也が何度対戦しても、真田弦一郎にはまだ勝てていません。しかし、副部長の真田弦一郎も切原赤也の実力は認めていて、練習試合で容赦なく切原赤也を倒しても、その成長には期待しています。風林火山という相手のプレイスタイルに合わせた戦い方をする技を持っており、全国でもトップクラスの実力を持つプレイヤーです。

そして、切原赤也が倒したい立海大付属テニス部ビッグ3の最後のひとりは、おかっぱ頭の髪形に常に閉じているような目をしているのが特徴の柳蓮二です。データテニスを得意としており、相手が次に何を言うのかも予測出来てしまいます。

また、柳蓮司はダブルスに優れており、パートナーをコントロールすることに長けているため、切原赤也が赤目になった時や悪魔化（デビル化）してしまった時に上手くコントロールすることができるプレイヤーです。

切原赤也の必殺技は、片手でボールを握りしめて乱回転を起こし、本人以外、どこに飛んでいくのか分からない特殊なスピンがかかった強烈なサーブ「ナックルサーブ」、体からオーラが出て、今まで対戦してきた相手の技を無意識に使いこなす、「無我の境地」があります。この「無我の境地」は、越前リョーマと手塚国光、真田弦一郎、千歳千里、幸村精市、そして切原赤也だけが使える必殺技です。

そして「わかめ野郎」と自身を馬鹿にされ、逆上すると発動する「悪魔化（デビル化）」と四天宝寺中学テニス部部長の白石蔵ノ介の一言で発動する「天使化」があります。

切原赤也は怒ることで目が充血し、スピードやパワーが格段に上がります。また、「わかめ野郎」と言われることで、さらに怒りが増し、悪魔化（デビル化）します。切原赤也の悪魔化（デビル化）、そして、その逆の天使化について、詳しく紹介していきます。

関東大会の決勝戦で、切原赤也は青春学園の3年生、不二周助と対戦します。不二周助に序盤から容赦ない攻撃を受け、それに触発された切原赤也は、悪魔化（デビル化）を発動。凶暴な攻撃で不二周助に立ち向かいますが、冷静な不二周助に切原赤也のすべての球は返り討ちにされてしまいました。

切原赤也の悪魔化（デビル化）の容姿は、目が真っ赤に充血し、肌の色が褐色になり、髪の毛が真っ白に変化し、まさに悪魔のような容姿になります。身体能力が格段に上がる代わりに、対戦相手を傷つける、危険な攻撃的プレーが多くなります。

切原赤也の悪魔化（デビル化）は、身体能力が格段に上がりますが、同時に精神の崩壊を引き起こすほど、危険な技です。続編の「新・テニスの王子様」では、この悪魔化（デビル化）が、命をも脅かす危険な技だと言うことも判明しました。

悪魔化（デビル化）の反対に天使化することも出来た切原赤也。悪魔化（デビル化）が、命を危険に晒す技と知っていた、大阪の四天宝寺中のテニス部部長である白石蔵之介が、切原赤也とダブルスを組んだ際に、切原赤也の髪型をべた褒めしました。すると、切原赤也は悪魔化（デビル化）ではなく、天使化を果たしたのです。

天使化した切原赤也は、清々しい表情になり、自分をコントロールしてプレーすることに成功します。しかし、天使化は口の上手い白石蔵ノ介が、切原赤也を褒めて気持ちを乗せたことで発動することが出来た技であり、切原赤也自身が、自分でこの天使化を発動させることは出来ません。

マンガはもちろん、アニメやゲームでも大人気の「テニスの王子様」。アニメ版とゲームの「テニスの王子様」で切原赤也役を演じたのは、大人気声優の森久保祥太郎さんです。ここでは、声優・森久保祥太郎さんについて、詳しく紹介していきます。

声優歴も長い。ベテラン声優の森久保祥太郎さんのプロフィールを紹介します。

• 本名：森久保祥太郎
• 誕生日：1974年2月25日
• 血液型：B型
• 出身地：東京都
• 趣味・特技：料理・DIY・ツーリング・格闘技、高校野球観戦

声優以外にも、歌手やラジオパーソナリティも務めている森久保祥太郎さん。2018年い所属していた事務所ヴィムスを退所し、同年の9月1日に株式会社アドナインスを設立し、その代表取締役として就任しました。

声優・森久保祥太郎さんの主な出演作を紹介していきます。1996年の「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」のミニ四ファイターで声優デビューしました。野球マンガの「メジャー」の野茂吾郎役、「NARUTO-ナルト-疾風伝」奈良シカマル役、「弱虫ペダル」巻島裕介役など、様々なアニメで声優として活躍しています。

また、ゲームとアニメで大人気だった「うたの☆プリンスさまっ♪ 」のマジLOVEシリーズに登場する寿嶺二役で、声優だけでなく歌手としても活躍しました。

「テニスの王子様」は、マンガやアニメ、ゲームだけでなく、ミュージカルも大人気です。ファンの間で「テニミュ」と呼ばれるミュージカルでは、その俳優さんにも注目が集まっています。「テニミュ」俳優で切原赤也役を演じた俳優さんを紹介していきます。

最初に紹介するテニミュ俳優は、ミュージカル「テニスの王子様」の3rdシーズンの「全国大会　青学vs立海」の後編で切原赤也を演じた、前田隆太朗さんです。テニミュ以外の活動では、観客参加型アトラクション「ONE PIECE LIVE ATTRACTION 2」でルフィを演じ、2016年から2017年までの1年間、ルフィ役を務めていました。

次に紹介するテニミュ俳優は、ミュージカル「テニスの王子様」の2rdシーズンで切原赤也を演じた、原嶋元久さんです。舞台「黒執事」や「弱虫ペダル」にも出演しており、「仮面ライダー」の舞台にも出演した実力派の俳優さんです。プライベートではひとりでいることが好きで、若手俳優だとありがちな、飲み会などにもあまり参加しないようです。

次に紹介するテニミュ俳優は、ミュージカル「テニスの王子様」の初代・切原赤也を演じた俳優さんです。旧芸名は西村光明と名乗っています。1989年生まれの30歳で、現在は小学校の教師になっています。

次に紹介するテニミュ俳優は、大河元気さんです。大河元気さんは初代・切原赤也を演じた俳優さんです。テニミュの他にもミュージカル『銀河鉄道の夜』や朗読劇『緋色の研究』などにも出演しています。最近では、声優としての活動も増えてきており、多くのテレビアニメやゲームに出演しています。

試合中は、悪魔化（デビル化）したり、挑発的な発言や、対戦相手を傷つける攻撃をしたりと、凶暴な面を見せる切原赤也ですが、試合以外では中学2年生の男の子らしい一面を見せる切原赤也。ファンたちの切原赤也に対する感想や評価を紹介します。

ミュージカル「テニスの王子様」、通称「テニミュ」を観てきたファンの方のツイート。運動会での様子をイラストにしています。「テニスの王子様」のファンは、イラストを描いて作品を応援する方も多いです。

「テニスの王子様」は、コスプレイヤーにも人気の作品です。立海大付属テニス部の切原赤也、仁王雅治、丸井ブン太の3人のコスプレは特に人気です。

関東大会で、不二周助と対戦した切原赤也。そのときに「無我の境地」を発動。試合終了後、心身ともに疲れがピークになった切原赤也は、気を失い、そのまま眠ってしまいます。それを受け止めた不二周助と無防備に寝てしまう切原赤也にキュンとする女性ファンも多かったです。

今回は、「テニスの王子様」で人気のキャラクター、切原赤也について紹介しました。勝つためならば手段を選ばず、怒りが頂点に達すると悪魔化（デビル化）し、身体能力が格段に上がり、手のつけられない凶悪な存在となります。一方で、自分の感情をコントロールしてプレーができる天使化の技も発動させることが出来るようになり、試合ごとにどんどん成長しているキャラクターです。

試合中は、凶悪なプレーを見せる切原赤也ですが、普段は凶暴な面を見せることはほとんどなく、お調子者で、立海大付属のテニス部の先輩たちからも愛される、ムードメーカー的な存在となっています。そんな、試合中の激しい一面と普段のお調子者な雰囲気が、ファンを惹き付ける魅力です。