【エヴァンゲリオン】碇シンジの声優は緒方恵美！過去に演じたアニメキャラは？

碇シンジは、大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主人公です。ナイーブな性格で、自分の殻に閉じこもってしまいがちな主人公という異色な存在ですが、その弱さや強さ、大人への反発を抱くその姿は14歳の少年らしいです。碇シンジは、NERV（ネルフ）のEVA初号機専属操縦者の3人目の適格者、サードチルドレンに選ばれた人物です。

第3新東京市立第壱中学校に通っており、EVA零号機パイロットの綾波レイと同じ、2年A組です。音楽が好きで、カセットウォークマンでよく音楽を聞いています。幼少期からチェロを習っており、演奏するのが得意です。楽器の中でも、重低音で他楽器を支えるようなチョイス、表に出たがらない性格の碇シンジらしい楽器選びだと言えます。

早くから、両親と離れて暮らしていたため、家事全般が得意で、家事が苦手な同居人・葛城ミサトの代わりに家事を行うシーンが、テレビアニメの中では、よく描かれています。

日本国内ではもちろん、海外でも大人気となった「エヴァンゲリオン」。碇シンジを始め、個性あふれるキャラクターとミステリアスで奥深いストーリーによって、アニメ放送直後から、若者を中心に話題となり、今では幅広い年齢層に人気のアニメ作品です。

GAINAX原作によるSF作品です。「セカンドインパクト」という2000年に起こった大災害のあとの世界を舞台に、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」と巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちの戦いを描いた作品です。テレビアニメや映画の監督・脚本を務めたのは、庵野秀明、マンガの作画は、貞本義行が務めています。

2000年に起きた大災害セカンドインパクトによって世界人口の半数が失われた世界で、謎の敵「使徒」が襲来する第3新東京市。人類はこの「使徒」と巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン（EVA）で戦い、平和を守ってきました。主人公・碇シンジは、別居していた父、国連直属の非公開組織・特務機関NERV（ネルフ）の総司令である碇ゲンドウから突然、第3新東京市に呼び出され、「使徒」と戦うことを命じられます。

その後、碇シンジは、同じくエヴァンゲリオンのパイロット、綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーとともに汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンで、襲来してくる「使徒」と戦います。戦闘指揮官であり保護者役となった葛城ミサト、同級生鈴原トウジ・相田ケンスケらとの交流を重ね、14歳の思春期の碇シンジは、大人たちの思惑に巻き込まれ、悩みながらも人間として成長していく物語です。

「エヴァンゲリオン」の主人公で、NERVに所属していてEVA初号機専属操縦者・碇シンジのプロフィールを紹介していきます。​​​​​​

• 誕生日：2001年6月6日
• 年齢　：14歳
• 身長　：157cm
• 血液型：A型
• 学校　：第3新東京市立第壱中学校　2年A組
• 趣味　：音楽鑑賞
• 特技　：チェロ・家事全般
• 家族　：父・碇ゲンドウ　母・碇ユイ

「エヴァンゲリオン」の主人公・碇シンジの声を担当した声優は、数々のアニメで活躍している有名声優の緒方恵美さんです。緒方恵美さんの声の魅力とプロフィールや声優としての経歴などを紹介ていきます。

• 本名：緒方恵美
• 出身地：東京都
• 生年月日：1965年6月6日
• 年齢：53歳
• 血液型：B型
• 身長：170センチ
• 趣味：料理

2019年2月1日に設立した声優事務所「Breathe Arts」の代表取締役です。
偶然にも、碇シンジと誕生日が同じ、6月6日というのも、碇シンジという役に縁を感じます。

緒方恵美さんは、男性の声に定評のある声優さんです。しかし、クールな美青年を演じたかと思えば、思春期悩める少年を演じたり、優しいお兄さんを演じ、ときには、可愛らしい少女の役まで、幅広く演じることができる、実力派の声優さんなのです。

担当していたラジオ番組で、「男八段」という名前のお酒を飲みながら、リスナーの相談に答えていた事があり、そのお酒の銘柄をとって「男八段」というあだ名が付いた緒方恵美さん。私生活では、かなり男前で姉御肌で多くの後輩から慕われていました。

 

緒方恵美さんは、東京声専音楽学院（現・昭和音楽芸術学院）のミュージカル科を卒業、劇団に所属しミュージカル女優として活躍していました。劇団解散後にプロデューサーから「少年役をやると華がある。声優をやってみないか」と誘われ、声優の道に進みます。

青二プロダクション在籍中に「幽遊白書」のオーディションを受け、自己紹介したときの声が、蔵馬のイメージにぴったりだったということで、見事、オーディションに合格しました。1994年には、第17回アニメグランプリ「声優部門賞」を受賞し、この年のアニメグランプリでは、男性キャラ部門では蔵馬、女性キャラ部門では、天王はるかと、全部門が緒方恵美さんの関係作品関連で埋まりました。

碇シンジ役の緒方恵美さんは、数々のテレビアニメやゲームでアニメキャラクターの声優を務めています。碇シンジ役の緒方恵美さんが、過去に声優を務めたアニメキャラクターを紹介していきます。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの1つ目は、緒方恵美さんのデビュー作の「幽遊白書」の蔵馬・南野秀一役です。冷静沈着で、チームをまとめるクールな美青年で、物腰の柔らかい母思いの青年ですが、大切なものを守るためなら、誰よりも好戦的で冷酷になります。

中性的な男性を女性声優が演じる、というのは、今では珍しいことではありませんが、緒方恵美さんの蔵馬は、美青年を演じる女性声優さんが増えたきっかけとも言えます。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの2つ目は、90年代の大人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の第3期、「セーラームーンS」で、外部太陽系戦士の一人、セーラーウラヌスこと天王はるかを演じていました。天王はるかは、イケメンの女性で、運動神経も抜群です。高校生にしてレーサーとしても才能を発揮しているキャラクターです。

アニメの中でも、女性が天王はるかを男性と間違えて、一目惚れしたり、女性と知りつつも憧れたりと、同性からもモテモテのキャラクターでした。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの3つ目は、主人公の桜がの世に災いをもたらす「クロウカード」を集めるためにカードキャプターとなって活躍する物語です。緒方恵美さんは、桜の兄の親友・月城雪兎役です。桜が憧れる雪兎のその真の姿は、クロウカードの守護者であり、同時に「審判者」でもある「月（ユエ）」だったのです。

緒方恵美さんは、普段の優しい雪兎とクロウカードの守護者というクールな威厳ある月の二役を見事に演じ分けていました。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの3つ目は、1996年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載されたバトル漫画の「遊戯王」の主人公・武藤遊戯です。緒方恵美さんは、「遊戯王シリーズ」の最初のアニメ化第一作目で武藤遊戯を演じました。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの４つ目は、「「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の主人公の苗木誠です。夕闇高校出身で「希望ヶ峰学園」に超高校級の「幸運」として抽選で選ばれて入学したキャラクターです。

続編の「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 希望編」にも苗木誠は登場し、「未来編」のメイン主人公として生き残りの中心人物として描かれ、緒方さんは重要なキャラクターを演じています。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの５つ目は、「ダンガンロンパ3 – The End of 希望ヶ峰学園 」の狛枝凪斗です。狛枝凪斗は、特記は超高校級の「幸運」です。同じ才を持つ主人公の苗木誠とは「超高校級の幸運コンビ」と呼ばれ、名前もアナグラムになっています。性格はかなり対称的で、雰囲気の異なった二人のキャラクターを緒方さんがひとりで演じ分けています。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの５つ目は、2012年から2016年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された学園漫画です。緒方恵美さんが演じた、堀部イトナは、暗殺目的で進学校「椚ヶ丘中学校」の3年E組に送り込まれた男子転校生です。年相応の成長途中の少年役を、他のキャラクターにはない中学生らしい振る舞いを見事に演じています。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの6つ目は、「美内すずえ」原作の1975年から現在も「花とゆめ」で連載中の「ガラスの仮面」です。緒方恵美さんは、OVAとして発売されたアニメで、主人公の北島マヤを演じてます。これまでに何度もアニメ化されてきた名作のガラスの仮面は、数多くの声優さんが演じてきましたが、緒方恵美さんの演じた北島マヤは、とても印象に残る演技です。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの7つ目は、中学生の少女三人が突如異世界セフィーロに召喚され、「魔法騎士（マジックナイト）」となって、セフィーロを救う物語に登場する、エメロード姫です。今まで、美青年の役が多かった緒方恵美さんが演じるエメロード姫は、可憐な少女の役です。清楚で可憐な役もぴったりとはまっています。

緒方恵美さんは、「魔法騎士レイアース2」では、セフィーロに侵攻する敵国・オートザムの司令官である、イーグル・ビジョンも演じています。

緒方恵美さんが声優を務めたアニメキャラクターの8つ目は、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚」の主人公・緋村剣心です。緒方恵美さんが演じたのは、ドラマCD版です。1994年から1999年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された大人気漫画でした。テレビアニメ版では、宝塚トップスターの涼風真世さんが、緋村剣心を演じています。

碇シンジの声優・緒方恵美さんの活動は、声優の仕事だけにとどまりません。歌手活動など、音楽の仕事も幅広く行っています。そんな、緒方恵美さんの歌手活動を紹介します。

緒方恵美さんの実家はクラシック一家で、緒方恵美さんも早くからアマチュアとして音楽活動を行っていました。弾き語りのアルバイトでは、自分で作曲した曲も披露していました。2000年にランティスに移籍し、ランティスの井上社長の勧めで、声優として活動しながら、作詞・作曲も自ら手がけるシンガーソングライターとしての本格的な音楽活動を始めました。

移籍後しばらくはポップス寄りの曲を作っていましたが、次第にロック志向、バンド志向の強い曲に転向していきます。バンドで回るような活動も行っていたが、現在では、一部の作曲とほぼすべての作詞を手掛け、国内外で精力的なライブを行っています。

碇シンジの声優・緒方恵美さんは、数々のアニメキャラクターを演じているので、キャラクターソングも多く歌われています。「幽遊白書」の蔵馬や「魔法騎士レイアース」では、エメロード姫とイーグルで2枚のキャラクターソングを出しています。声優として、声優ファンのイメージを大切にして、キャラクターソングを歌ってくれています。

ここでは、碇シンジ役の声優、緒方恵美さんに関する、ファン達の感想や評価を紹介します。

アニメファンにとって、キャラクターの声が自分のイメージに合うかどうかは、とても重要。キャスティングの時は反対されても、その実力でファンを納得させてしまうのは、さすがです。

碇シンジ役の緒方恵美さんが歌う曲の中での振り付けが可愛らしいという感想です。普段は、かっこいい緒方恵美さんが見せる、かわいい仕草はファンにとっては嬉しいもののひとつです。

初恋の人は、緒方恵美さんが演じるキャラクターという人も多いです。碇シンジを始め、優しい少年から凛々しい女性の役まで、緒方恵美さんの声と演技で声優に興味を持った人もいます。

大人気アニメ「エヴァンゲリオン」で碇シンジを演じる声優、緒方恵美さんについて紹介しました。碇シンジの他にも、「幽遊白書」の蔵馬や「セーラームーン」のセーラーウラヌスなど、ファンにとって馴染みの多いキャラクターを演じています。たくさんのアニメに出演していますので、碇シンジ以外の緒方恵美さんの演技にも、ぜひ注目してみてください。