東尾マリアの登場回まとめ！初登場はいつ？組織側である可能性や黒幕説を検証

今回のまとめでは、大人気アニメ「名探偵コナン」に登場するキャラクター・東尾マリアの初登場回や登場回、組織の黒幕と言われている真相についてまとめていきます。では、東尾マリアの初登場回などについてまとめていく前に、「名探偵コナン」の概要やあらすじを最初に紹介していきます。それでは早速、「名探偵コナン」の概要から見ていきましょう。

「名探偵コナン」は、1996年から現在も毎週土曜日に放送している長寿アニメとして知られています。原作は、青山剛昌さんによる推理探偵漫画『名探偵コナン』です。『名探偵コナン』は、1994年5号から『週刊少年サンデー』にて連載されており、単行本は96巻まで発売されています。アニメ「名探偵コナン」は、1997年から毎年4月に劇場版が公開されることでも知られており、2019年時点では23作目までが公開されました。

2019年に公開された劇場版「名探偵コナン 紺青の拳（こんじょうのフィスト）」は前作から引き続き4年連続で上半期邦画No.1と動員数は年々増え、劇場版名探偵コナンシリーズ全体の興行収入は700億円を超える大人気シリーズとなっています。また、劇場版の他、スピンオフコミック『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』、『名探偵コナン ゼロの日常』なども発売されていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

高校生探偵・工藤新一は、幼馴染の毛利蘭と遊園地へ遊びにいったところある事件に巻き込まれてしまいます。工藤新一は事件に遭遇したことで好奇心が掻き立てられ、1人で突っ走ってしまい、黒の組織の取引現場を目撃してしまいます。黒の組織によってAPTX4869（アポトキシン）という劇薬を飲まされ存在を消されそうになりますが、工藤新一はその薬によって体が縮み小学1年生の姿になってしまったのです。

黒の組織に生きていることがバレたら再び命を狙われることを悟り、阿笠博士からこれからの助言を受け、”江戸川コナン”として生活していくことになったのです。コナンの存在を知る者は極僅か、幼馴染の毛利蘭でさえ江戸川コナンの正体を知りません。「名探偵コナン」は、そんな工藤新一が組織の黒幕を求めていくというストーリーになっています。

それでは次に、「名探偵コナン」に登場するキャラクター・東尾マリアのプロフィールから見ていきましょう。東尾マリアは、江戸川コナンや灰原哀と同じ帝丹小学校の1年B組に通う普通の女の子です。丸い眼鏡にツインテールがトレードマークで、コナンと哀よりも前に関西から帝丹小学校に転校してきたため、一人称は「ウチ」と関西訛りが入っています。好きなものはすごろくです。声優は白鳥由里さんが担当しています。

東尾マリアの声優を担当しているのは白鳥由里さんです。白鳥由里さんは、1968年8月20日生まれの神奈川県出身です。2019年10月現在は51歳です。81プロデュースに所属しており、声優の他ナレーターや歌手としても活動しています。1989年にテレビアニメ「魔動王グランゾート」ヒルダ役で声優デビューをしました。その後も様々な作品に参加し、1993年には歌手活動も始めることになります。

白鳥由里さんの主な出演作は、テレビアニメ「トラップ一家物語」小さいマリア役、「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」マーフィー役、「伝説の勇者ダ・ガーン」桜小路螢役、「魔法騎士レイアース」モコナ役、「地獄先生ぬ〜べ〜」ゆきめ役、「少女革命ウテナ」桐生七実役、「ももいろシスターズ」村上桃子役、「機動天使エンジェリックレイヤー」小林鳩子役、「姫様ご用心」小出まり役などがあります。

では、東尾マリアは「名探偵コナン」では何話に初登場するのでしょうか？コミック及びアニメ初登場回についてまとめていきます。

東尾マリアがコミックにて初登場したのは、53巻のFile5『怪人二百面相』です。この回は、1年B組の生徒たちは5時限目にやるドッヂボールを楽しみにしていましたが、雨が降りだしてしまいドッヂボールは中止になってしまいます。ガッカリしながら教室に戻る生徒たちでしたが、1年B組の黒板には「小林先生は預かった」という内容の犯行メッセージが怪人二百面相の名前で書かれていたのです。

続いて東尾マリアのコミック登場回は、『怪人二百面相』に引き続き53巻のFile6『1年B組大作戦』です。「小林先生を預かった」というメッセージを見た1年B組の生徒たちは大騒ぎになってしまい、みんなで協力して暗号にとりかかりました。最終的に、暗号の答えは「東尾マリア」と「坂本たくま」でした。また、この暗号をしかけたのは小林先生本人だったのです。

小林先生は、転校してからクラスに馴染めずにいる東尾マリアと坂本たくまという生徒の名前をみんなに覚えて貰えるため、また、クラスに馴染むキッカケをという想いからこのゲームをしかけました。この回は事件ではなく、ほのぼのしたエピソードが描かれたことでも知られます。

続いて東尾マリアのコミック登場回は、コミック91巻のFile966『スキュタレー暗号』です。東尾マリアはほんの少ししか登場していません。この回では、1年B組の副担任として若狭留美の初登場回でもあります。若狭留美は、5時限目の体育の用意で校庭に線を引くため石灰を取りに体育倉庫へ向かおうとします。

その体育倉庫には「幽霊が出る」という噂があったため、若狭留美は「怖いから着いてきて」とコナンたちに頼むことにしますが、ひょんなことから体育倉庫に閉じ込められてしまい、その体育倉庫には白骨化した遺体があった、というエピソードでした。

続いて東尾マリアのコミック登場回は、コミック96巻のFile1006です。この回では、東尾マリアが学校に連絡なしで登校してこなかったため、コナン以外の少年探偵団は東尾マリアの家を尋ねます。ですが、自宅には誰もいません。歩美は以前東尾マリアと話していた「おばあちゃん家に宝物がある」という言葉を思い出し、少年探偵団一行は東尾マリアの向かいにある祖母宅へ向かうことにしました。

少年探偵団一行が祖母宅の玄関を開けると、玄関には宝物を探させるためのメモが貼ってありました。一方、コナンは修学旅行から帰ってきてから風邪で寝込んでいました。東尾マリアはこのメモが行く先にあると考えた一行は、謎を解くために家の中に入っていきます。一方、SNSでは京都で新一の目撃情報の話題で持ち切りになっており、コナンと阿笠博士は慌てていました。

続いて東尾マリアのコミック登場回は、コミック96巻のFile1007『焦ってんだよ』です。この回では、前回に引き続きコナンを除く少年探偵団一行が東尾マリアの祖母宅で宝物と東尾マリアを探します。コナンは、マスコミに新一がまだ生きていることや事件解決に関わっていたことがバレてしまい、工藤邸にはマスコミが集まっており、工藤邸に居候している沖矢昴がマスコミ対応に追われていました。

続いて東尾マリアのコミック登場回は、コミック96巻のFile1008『ほら』です。この回では、コナンを除く少年探偵団がやっと東尾マリアの居場所を突き止めます。東尾マリアは、祖父が作った部屋と祖母が作った東尾マリアとの写真に溢れる部屋で寝ていただけだったのです。一方、ピンチなコナンでしたが、大阪の高校生探偵・平次の機転と父・優作のとある作戦によって工藤新一騒動は収まっていきます。

ですが、収まったのは世間の好奇心で、黒組織には目を付けられることになったことを新一自身も自覚します。また、コミック30巻File4~7、アニメでは219話に登場した烏丸蓮耶（からすまれんや）が黒幕だという新事実も発覚していきます。ただし、新一の父・優作の推理が”正しければ”です。

続いて、東尾マリアのアニメ登場回についてまとめていきます。アニメ登場回はコミックよりも少なめの登場となっていますので、コミック登場回と合わせてご覧ください。

東尾マリアのアニメ初登場回は、2007年1月15日放送の460話「1年B組大作戦」です。内容に関しては、コミック53巻のFile5『怪人二百面相』とFile6『1年B組大作戦』が1つになった回として構成され、コミックと内容はほぼ同じになっています。

続いて東尾マリアのアニメ登場回は、2019年6月1日及び8日と941話（前半）・942話（後半）に分けられて放送された「マリアちゃんをさがせ！」です。内容に関しては、コミック95巻File1006『じっとしてなさい!』、File1007『焦ってんだよ』、File1008『ほら』に当たります。

東尾マリアは、安室透が主人公として描かれているスピンオフ作品『ゼロの日常』にも登場していますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。『ゼロの日常』は、現在3巻まで発売されています。

東尾マリアが登場する意図は、登場のタイミングから組織の一員であることを示唆するタイミングであると考えられています。CIA関係なのか黒の組織関係なのかは依然分かりませんが、マリアという名前が海外でも通用する名前ということで何らかの意図があるのでしょう。

京都への修学旅行で新一の生存確認情報がSNS上にて拡散されてしまった裏で、東尾マリアがいなくなってしまったということで、何らかの関係があるのでは？とSNSでは考察が飛び交いました。東尾マリアがいなくなってしまったのは、新一の騒動の裏で東尾マリア自身が組織関係の行動をしていたのではないかと考えられています。

東尾マリアは、黒の組織のメンバー・テキーラの娘、または黒幕ではないか？と言われています。では、その真相や黒幕の可能性はあるのでしょうか？まず、テキーラは身長2mを超える大柄の男でケツ顎に口ひげ、関西弁が特徴的です。アニメ54話「ゲーム会社殺人事件」、コミックでは12巻File4・5・6で初登場しますが、この回で爆死してしまいました。

では、なぜ黒の組織のメンバーであるテキーラの娘が東尾マリアと言われているのでしょう？その根拠として、関西弁を話す事だと言われているのです。関西弁を話すのは東尾マリアの他にもいますので、それだけでは根拠としては不十分だという意見もあります。ですが、作者である青山剛昌さんのある発言によって東尾マリアが黒幕や組織と関わっているのではないかという想像が膨らんでいくのです。

その発言というのが、「53巻のFile8までに”あの方”が出ている」というものと「薬で幼児化した人は”3人”いる」というものでした。東尾マリアは53巻までにギリギリ登場していることから、黒幕なのではないか？という噂が一時期浮上していましたが、烏丸蓮耶（からすまれんや）が黒幕だという新一の父・優作の推理からその噂は沈静化しました。

また、コナンや灰原哀以外に幼児化したもう1人では？とも言われています。ですが、世良真純と共に暮らす謎の人物・メアリーが幼児化した姿であったことが後に判明しているので、東尾マリアが幼児化したもう1人という線はないと言えます。このことから、東尾マリアが黒幕であることや幼児化したもう1人である可能性は無くなりますが、テキーラの娘であるという可能性はまだありますし、真相も未だ不明です。

東尾マリアは地味に登場しているしキャラもしっかりあるという指摘をするツイートが多数ありました。東尾マリアが組織の黒幕では？と言われていたのも、モブキャラではなくメインキャラクターとして扱われていることからでした。

東尾マリアは組織や黒幕の何かしたの鍵となるキャラクターではないか？という憶測は未だに健在です。東尾マリアは一体どんな形で黒幕と関わっているのか、はたまた組織や黒幕とは何ら関係はないのか今後も注目してみてください。

東尾マリアは密かな人気があるキャラクターとなっています。ツインテールに眼鏡っ娘、関西弁であるという点が読者や視聴者から人気を集めています。東尾マリアはまだまだ謎に包まれたキャラクターとして登場していますので、これからの動向にも注目して見てみてください。

以上、「名探偵コナン」に登場するキャラクター・東尾マリアの初登場や組織の黒幕疑惑まとめでした。組織の黒幕としてやテキーラの娘疑惑の真偽は今時点では白と言えることが分かったことでしょう。サイト内には、「名探偵コナン」に関する他キャラクターのまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。