2019年09月30日公開
2019年09月30日更新
サーレーのスタンド「クラフト・ワーク」の能力と強さを解説!その後は生きていた?
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの中でも、敵のスタンド使いが強いと人気なのがジョジョの奇妙な冒険第5部です。ここでは、そんなジョジョの奇妙な冒険第5部に登場する強敵の一人、サーレーについて紹介していきます。主人公ジョルノたちの敵として登場したサーレーの、スタンド能力クラフト・ワークの能力や強さを解説し、本編に登場したその後の活躍など、様々な情報をまとめていきます。
サーレーとは?
ジョジョの奇妙な冒険の概要
ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド使い、サーレーについて紹介する前に、彼の登場するジョジョの奇妙な冒険という作品の概要を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は1986年に週刊少年ジャンプで連載を開始した、荒木飛呂彦による作品です。独特のセリフや擬音、バトルの描写などが話題を集め、多くのファンを獲得している人気作品です。現在でも連載中の為、30年を超える長期連載作品として愛されています。
ジョジョの奇妙な冒険は、主人公がすべてジョジョと呼ばれている事でも有名です。第1部から第8部まで、それぞれ時系列的に繋がりはありますが、基本的に独立したストーリーで描かれ主人公も別となっています。ジョースター家の血統を継いだ主人公と、強敵との戦いを描いたバトル作品です。第3部からはスタンド能力という概念が登場し、ここで紹介するサーレーもスタンド使いの一人です。
サーレーは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場した敵キャラクターでした。ジョジョの奇妙な冒険第5部では、主人公ジョルノ・ジョバーナがギャングスターになるべく、ギャング組織パッショーネの中でのし上がっていくというストーリーになっています。組織のボスを敵に回したジョルノは、様々な強敵と戦う事になります。ここで紹介するサーレーも、そんな敵キャラクターの内の一人でした。
サーレーのプロフィール
サーレーは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場したスタンド使いです。ジョジョの奇妙な冒険第5部で主人公ジョルノが所属する事になる、ギャング組織パッショーネの構成員の一人です。ジョジョの奇妙な冒険第5部において序盤に登場した敵のスタンド使いでした。パッショーネ構成員としては、下っ端というポジションです。相棒にズェッケロというキャラクターがいましたが、ズェッケロは先にジョルノたちに倒されてしまいます。
ポルポの隠し財産を横取りしようと、相棒ズェッケロと目論んでいたサーレー。船で先にブチャラティ達と交戦したズェッケロは倒されてしまい、合流する予定はかないませんでした。島でブチャラティ達を待ち受けていたサーレーは、先に上陸したミスタと交戦する事になります。
ジョジョの奇妙な冒険においては、敵キャラクターが登場した際に詳細が明かされず、名前も不明なまま出番が終わることはよくあります。サーレーもそんなキャラクターの一人で、本編登場時には名前も明かされていませんでした。ブチャラティからは「ミスタにやられた奴」と呼称されてしまいましたが、後に単行本に収録されたキャラクター情報にて、サーレーという名前が明らかになりました。
サーレーのかっこいい魅力
サーレーの魅力①髪型や服装
ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場するサーレーは、意外と人気のあるキャラクターです。そんなサーレーの魅力について紹介していきます。まず、サーレーの髪型や服装について。サーレーは非常に特徴的な髪型をしています。ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターは、髪型や服装に特徴があるキャラクターが多いです。サーレーも同じく、ギザギザに束ねた髪の毛がカニの足のように見える個性的なヘアスタイルをしています。
サーレーは服装も個性的なキャラクターです。服装はノースリーブのシャツ一枚に黒いパンツという出で立ちですが、シャツの腰の部分の布がくり貫かれており、星のマークがたくさんあしらわれています。
サーレーの魅力②頭が良い
サーレーというキャラクターの魅力として、頭の良さも挙げられています。ジョルノたち一行の中で、ミスタと交戦する事になったサーレー。クラフト・ワークの能力を駆使して、ミスタを追い詰めていきます。ジョジョの奇妙な冒険第5部において、序盤に登場した下っ端キャラクターだったサーレーですが、その強さはかなりのもので、主人公チームのミスタを苦戦させました。
緊迫の戦闘の最中でも冷静さを欠かなかったサーレー。ミスタの打った弾丸の数をしっかりと把握しており、弾が切れるタイミングで攻撃を仕掛けるなど、頭脳派な面が見られます。また、パッショーネ幹部のポルポが死亡した際、ポルポの隠し財産にブチャラティが関わっていたことも予想していました。冷静沈着で頭が良い所も、サーレーの強さの一因なのです。
サーレーのスタンドの能力と強さ
スタンドは「クラフト・ワーク」
ジョジョの奇妙な冒険第5部の強敵、サーレーのスタンド能力は、クラフト・ワークです。クラフト・ワークの強さや能力を詳しく紹介していきます。サーレーのスタンド能力、クラフト・ワークの強さは、序盤の敵にしてはかなりのものだと話題を集めました。サーレーのクラフト・ワークは人型のスタンド能力で、歯を食いしばったような表情で無機質な宇宙人のようなルックスをしています。
能力と強さ①触れた物質が固定される
サーレーのスタンド能力、クラフト・ワークは、触れた物質を固定することが出来ます。空中に固定することも可能で、敵の飛び道具も無効化することが出来ます。ミスタは拳銃を使って戦うスタンド使いなので、とても相性の悪い相手だったのです。固定中の物質には衝撃が蓄積されていきます。サーレーが能力を使うと、止まっていた物質のパワーは一気に解放されます。
能力と強さ②便利な使い方
クラフト・ワークの物質を固定するという能力は、かなりの強さを持っています。便利な使い方もたくさんできるクラフト・ワークの能力。トラック運転手の足をアクセルに固定して走らせ続けたり、一旦トラックから離脱しようとするミスタをトラックにくっつけたりと、サーレーの頭の良さと相まって、戦術的な使い方をされていました。
空中に物質を固定することも出来るクラフト・ワークの能力で石を空中に固定したサーレーは、石を足場として崖の上を逃げるミスタに難なく追いついてきました。このように汎用性の高い能力であるクラフト・ワーク。スタンドパワー自体もかなりの強さで、ミスタの打った弾丸を軽くはじくことも可能な強敵でした。
クラフト・ワークの元ネタ
ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンド名には、洋楽アーティストの名前が付けられていることが多いです。サーレーのクラフト・ワークの元ネタは、ドイツの音楽グループ「クラフト・ワーク」となっています。また、ジョジョの奇妙な冒険第5部は舞台がイタリアだという事もあり、イタリア語の食べ物の名前がキャラクターに付けられています。サーレーはイタリア語で「塩」という意味です。
サーレーのその後
その後①ミスタに敗北するが死んでいなかった
強敵として登場したサーレーのその後について紹介します。ミスタと交戦し、脳天に銃弾をめり込ませて退場したサーレー。「再起不能」や「死亡」という描写はなく、その後実は生存していたことが判明しました。相棒のズェッケロも同じく生きていたようで、ジョルノたちとのバトルのその後、二人とも船に放置されていたのです。
ジョジョの奇妙な冒険第5部の序盤でミスタと交戦し、リタイアしてからは本編には登場していません。しかし、このエピソードのその後、サーレーはジョジョの奇妙な冒険のストーリー上に意外な再登場の仕方をしたのです。
その後②ジョルノの仲間として復活
サーレーのその後ですが、ジョルノの仲間として復活していたことが、ジョジョの奇妙な冒険第5部のその後を描いた小説版「恥知らずのパープル・ヘイズ」で語られていました。恥知らずのパープル・ヘイズとは、ジョジョの奇妙な冒険第5部の主人公ジョルノ達の仲間で、物語の途中で離脱してしまったフーゴを主人公として描かれたノベライズ作品です。
ジョジョの奇妙な冒険第5部の本編にて、パッショーネのボスを倒して、新しくパッショーネのボスの座に就いた主人公ジョルノ。恥知らずのパープル・ヘイズでは、ジョジョの奇妙な冒険第5部のエンディングの後の物語が描かれています。かつてジョルノたちとは敵として交戦したサーレーと相棒ズェッケロは、ジョルノの信頼を取り戻すために任務に赴くという再登場を果たしています。
その後③生き続けることはできなかった?
ジョジョの奇妙な冒険第5部本編のその後、実は生きていてノベライズ版で再登場したサーレー。しかし、恥知らずのパープル・ヘイズの中でせっかく再登場したサーレーでしたが、敵と交戦してやられてしまいます。噛ませ犬のような役割で終わってしまったサーレーと相棒のズェッケロ。ジョルノの仲間として活躍するはずが、死亡してしまったのでした。サーレーもズェッケロも、その後生き続けることは出来ませんでした。
サーレーの声優
サーレーの声優①木内秀信
ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場するキャラクター、サーレーの声を担当した声優は2人います。アニメ化されているジョジョの奇妙な冒険は、ゲーム版も発売されているのです。ここでは、サーレーの声優を務めた人物の情報を紹介していきます。
木内秀信のプロフィール
まず、サーレーの声優をPS2ゲーム版で務めたのは、木内秀信です。1969年生まれで兵庫県出身の男性声優で、出身地が関西という事もあり、関西弁のキャラクターを演じていることが多い人物です。見た目はひげが特徴的な男性で、声優仲間の置鮎龍太郎から「ひげ」と呼ばれているほどです。
木内秀信の主な出演作品
出典: https://festy.jp
サーレーの声を担当した声優、木内秀信の他の出演作を紹介します。人気漫画テニスの王子様に登場する、忍足侑士役が有名です。また、ジョジョの奇妙な冒険第3部スターダストクルセイダースのアニメで、ホル・ホースを演じた声優でもあります。サーレーを演じたゲーム、ジョジョの奇妙黄金の旋風の中では、サーレー以外にもメローネやスクアーロといった、他のキャラクターも演じ分けています。
サーレーの声優②石川界人
石川界人のプロフィール
テレビアニメ、ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風でサーレー役を務めたのは、石川界人です。1993年生まれの若手声優で、プロ・フィットに所属しています。2014年には第8回声優アワードで新人賞を受賞した、注目を集めている男性声優です。
石川界人の主な出演作品
石川界人のサーレー以外の出演作品を紹介します。石川界人は、2013年に「翠星のガルガンティア」のレド役を演じ、初めて主役を任されました。他にも人気アニメ「ハイキュー!!」の影山飛雄役や、「ワンパンマン」のジェノス役など、様々な作品でメインの役どころを演じている、人気声優です。
サーレーに関する感想や評価
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風8話 感想
— いまりな! (@imarina_27) November 24, 2018
生きる喜びは彼を強くする 敵であるサーレーのスタンドが強い!身を削って銃弾を止めるのは痛そうですが…ミスタはかなり自由な正義を持っていて、それもまたクールだと思います。最後の最後で意外な1発にかけるミスタはただ者ではないですね。#jojo_anime pic.twitter.com/hMD9MVnNGv
ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場するサーレーに関しての感想をいくつか紹介していきます。まず、サーレーとミスタのバトルが見どころ満載で面白かったという評価が多いです。敵としてかなりの強さを誇っているサーレー。ミスタも強い覚悟を持ったキャラクターですが、サーレーもまた身を削って相手を倒そうとする猛者の一人でした。
サーレーvsミスタ戦、というかクラフトワークの能力が好きなんだけど、もっとお前戦い方あったじゃん…めちゃくちゃいい能力じゃん…という気持ちも強い。
— じば (@korosujp) February 19, 2019
サーレーに関しての評価では、本編でミスタに敗れてしまったものの、クラフト・ワークは闘い方によってもっと強いはずという評価も多いです。物質を固定する便利すぎる能力の為、クラフト・ワークは闘い方によって更に強いスタンド能力になるという感想が見られます。
『デザインが好きなジョジョのスタンド』⑩#ジョジョ 第5部よりサーレーのスタンド『クラフト・ワーク』を描きました。
— Ryo@DixiefunkLab. (@RyoDixiefunkLab) August 20, 2019
「うおおアレを狙ってるのかッ」#絵描きの輪 #イラスト好きな人と繋がりたい #絵描きさんと繋がりたい #絵師の集い 創拡 #ジョジョの奇妙な冒険黄金の風 #ジョジョの奇妙な冒険 pic.twitter.com/QUDuyQYefD
サーレーのスタンド能力、クラフト・ワークが好きだという感想も多いです。無機質でシンプルなデザインと、機能に優れた能力を持つサーレーのスタンド能力、クラフト・ワーク。多くのスタンド能力が登場するジョジョの奇妙な冒険において、好きなスタンド能力として挙げる人が意外と多い、人気のスタンドとなりました。
サーレーのスタンド能力まとめ
ここでは、ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場する敵キャラクター、サーレーについて紹介しました。サーレーは本編登場時には名前も明かされていないキャラクターながら、その強さと魅力で意外と人気の高いキャラクターでした。ミスタと交戦し倒されたサーレーは、その後本編に再登場することはありませんでした。しかし、ジョジョの奇妙な冒険第5部のノベライズ作品「恥知らずのパープル・ヘイズ」で再登場を果たしました。
再登場したものの、死亡するというその後となったサーレー。サーレーの持つスタンド能力、クラフト・ワークの強さについても詳しく紹介しました。是非ジョジョの奇妙な冒険第5部をチェックして、強敵サーレーとのバトルを楽しんでみてください。