【ジョジョ】アレッシーのスタンド能力と声優を紹介！名言や印象的な口癖は？

アレッシーは、ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場した個性的な敵キャラクターです。そんなアレッシーというキャラクターを紹介する前に、彼が登場する作品ジョジョの奇妙な冒険について紹介していきます。

まず、ジョジョの奇妙な冒険とは、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。1986年に連載を開始したジョジョの奇妙な冒険は、漫画家荒木飛呂彦の代表作です。人間賛歌を描いたジョジョの奇妙な冒険は、第1部、第2部と各章に分かれており、主人公もそれぞれ異なっています。第1部から第6部まで週刊少年ジャンプにて連載されたシリーズは、その後月刊誌ウルトラジャンプに連載を移しています。

現在も連載を続けるジョジョの奇妙な冒険シリーズ。30年を超える長期連載作品として、多くのファンを獲得しています。ジョジョの奇妙な冒険シリーズの主人公は、第1部、第2部では波紋の力で戦っていましたが、ここで紹介するアレッシーの出てくる第3部から、新たにスタンド能力という概念が登場しました。ジョジョの奇妙な冒険の代名詞となった、スタンド能力という概念。

ジョジョの奇妙な冒険は、独特の世界観や個性的な擬音など、ジョジョの奇妙な冒険ならではの要素が強く、コアなファンを生み出しています。過去のシリーズも随時アニメ化される等、今なお衰えない人気を誇るコンテンツとなりました。アレッシーの登場するジョジョの奇妙な冒険第3部も、壮大な冒険のスケールなど見どころが多く、人気のシリーズとなっています。

ジョジョの奇妙な冒険のあらすじを紹介します。まず、第1部では主人公ジョナサン・ジョースターと、宿敵ディオとの戦いが描かれています。怪しい石仮面の力を借りて、無敵の吸血鬼となったディオ・ブランドー。父の命を奪われた主人公ジョナサン・ジョースターは、ディオを倒すべく立ち上がります。第2部では、ジョナサン・ジョースターの孫ジョセフ・ジョースターが主人公となり、また新たな強敵に挑んでいきます。

こうして、ジョジョの奇妙な冒険シリーズでは、第1部主人公ジョナサン・ジョースターから始まる、ジョースター家の血統を受け継いだ主人公の活躍が描かれていきます。各章それぞれに強敵が登場し、魅力に溢れた味方キャラクターも多く、世紀を超えた壮大なバトルが繰り広げられます。ここで紹介するアレッシーというキャラクターは、ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場しています。

アレッシーの登場するジョジョの奇妙な冒険第3部のあらすじを紹介します。ジョジョの奇妙な冒険第3部の主人公は、第2部主人公のジョセフ・ジョースターの孫、空条承太郎です。日本の高校生である空条承太郎は、ある日自身に謎の力が宿っていることを感じ取ります。この力はスタンド能力で、空条承太郎はスタープラチナという力を発現させます。そこへ祖父ジョセフ・ジョースターが訪れます。

実は、第1部主人公ジョナサン・ジョースターに倒されたと思われた吸血鬼ディオが、長い時間を超えて復活したのです。その影響でジョースター家の者にスタンド能力が発現。承太郎の母親ホリィにもスタンド能力が発現しましたが、ホリィはスタンド能力を操る力が乏しく高熱を出して倒れてしまいます。ディオを倒しスタンド能力の悪影響を取り除かなければ、ホリィは命を落としてしまいます。

母ホリィの命を救うため、因縁の敵ディオを倒す旅に出た承太郎。ディオが身を潜めているのはエジプトであると突き止め、祖父ジョセフ、スタンド使いの仲間と共にエジプトへ向かいます。そんな承太郎一行を、強力な刺客たちが待ち受けているのでした。

ジョジョの奇妙な冒険第3部にて、ディオの手下として登場したアレッシー。年齢は38歳の独身。大きく広がったヘアスタイルに飾りをつけており、色付きのサングラスをしています。アレッシー自体は決して体格が良く強いわけではありませんが、スタンド能力によって敵を若返らせることで相対的に強くなります。幼い子供のように非力な存在を痛めつけるのが好きだという、陰湿な性格の持ち主です。

ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターたちは、その名前に元ネタがあるものが多いです。主に洋楽から取られている事が多く、アレッシーの元ネタも洋楽アーティストの名前となっています。アレッシーの名前の元ネタは、アメリカの兄弟デュオ、「アレッシ・ブラザーズ」です。また、スタンド能力セト神の元ネタは、エジプト9柱の神々で、「嵐」と「暴力」のセトとなっています。

ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場した敵キャラクター、アレッシーのスタンド能力を紹介します。まず、アレッシーのスタンド能力はセト神です。ジョジョの奇妙な冒険第3部は舞台がエジプトという事もあり、敵のキャラクターが持つスタンド能力にはエジプトの神々の名前が付いています。スタンド能力には様々なタイプが存在していますが、アレッシーのセト神はシンプルなシルエットにギョロっとした目が特徴的な姿をしています。

アレッシーのスタンド能力、セト神は敵を若返らせることが出来ます。アレッシーのプロフィールでも紹介しましたが、決して自分自身が強いわけではないアレッシー。元々の性格が弱い者いじめが好きだという事もあり、スタンド能力で若返らせた敵をいたぶるのを楽しんでいます。アレッシーのスタンド能力セト神で若返ってしまうと、子供に戻ってパワーを失い無力化されてしまうのです。

セト神はアレッシーの影に同化しているスタンド能力で、敵に影を踏ませることで能力を発動させます。踏んでいる時間に比例して敵は若返っていきます。その為、ジョセフ・ジョースターのように老年の相手だと、幼くなるまで若返らせるのに時間がかかることになります。若返る年齢に制限はない為、影を踏めば踏むほど、どんどん子供に戻っていきます。最終的には生まれる前の胎児の状態まで戻すことも可能です。

胎児の状態に戻ってしまうと、生存できる環境ではなくなるため、すぐに死亡してしまいます。また、若返って子供に戻った場合、その時点でスタンド能力を持っていなければ、スタンド能力を失ってしまいます。スタンド能力は精神エネルギーを使用して具現化しているため、精神も子供に戻ることでスタンド能力も弱体化してしまいます。こうして無力化した敵を、アレッシーは攻撃するのです。

影を踏ませることで、敵をどんどん若返らせるスタンド能力、セト神。セト神はこの能力だけでなく、直接攻撃を加えることも可能です。アレッシーの影と同化しているセト神は、アレッシーが斧を装備する事で、セト神自身も斧で攻撃することが出来ます。

ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するアレッシー。敵を子供にしてしまうという卑劣な能力で、ポルナレフを追い詰めました。そんな卑怯なキャラクター、アレッシーの個性的な声を担当した声優情報を紹介していきます。

ジョジョの奇妙な冒険第3部がアニメ化された際、アレッシーの声を担当したのは、小野坂昌也です。小野坂昌也は、大阪府出身の声優で、ジョジョの奇妙な冒険第3部アニメ・スターダストクルセイダースにてアレッシーの声を担当していました。青二塾大阪校の第一期生です。アオニプロダクションに所属している声優です。ジョジョの奇妙な冒険第3部のアレッシー以外にも、様々な作品に出演している演技派の声優です。

アレッシーの声を担当した小野坂昌也の、その他の出演作を紹介します。アニメ作品では、「よんでますよ、アザゼルさん」シリーズのアザゼル、「ヘタリア」のフランス、「トリコ」の鉄平など、様々な人気作品のメインキャラクターの声を担当しています。ゲーム作品では、「テイルズオブシンフォニア」のゼロスも担当しました。また、テレビ番組のナレーターとしても活躍しています。

ジョジョの奇妙な冒険第3部のアレッシーの声を担当したのは、アニメ版とゲーム版でそれぞれ違う声優になります。ゲーム版のアレッシーの声を担当したのは、垂木勉です。垂木勉は、テレビアニメなどでキャラクターの声を当てる声優の仕事の他に、主にテレビ番組のナレーターとして活躍している人物です。

垂木勉の出演作は、主にテレビ番組です。バラエティ番組のナレーターの仕事などが多く、レギュラー出演している番組には、テレビ朝日の「帰れマンデー」「Qさま！」、TBSテレビの「モニタリング」「情報7daysニュースキャスター」などがあります。その他にも、様々なテレビ局の人気番組でナレーターを務めています。

ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するアレッシーの名言をいくつか紹介します。まず、「そんじゃあブン殴ってもいいなあッ！…」という名言は、子供にズボンを汚され激怒したアレッシーの言った名言です。幼い子供相手でも決して容赦しない、弱いものに強く当たるアレッシーの性格がよくわかる名言です。

アレッシーはポルナレフと闘った時、スタンド能力を使って彼を追い詰めます。とっさに大便をして難を逃れるポルナレフに言った名言が、「て…てめえ人間の基本道徳というものが…」という言葉でした。

「大きい声じゃあいえねーがな…」というアレッシーの名言は、アレッシーの陰湿さが良く表れた名言です。弱いものをいじめるとスカッとするというアレッシーは、自分の変態な性格を正当化しているのです。

「ペロロロロペペロロ…」という不気味な名言は、アレッシーがポルナレフを2歳の子供にまで弱体化させた後の名言です。すっかり子供になったポルナレフに対し、優位に立っている余裕が分かる名言です。

ポルナレフを追い詰めたアレッシーですが、最終的には承太郎にやられてしまいます。承太郎に倒されてしまったアレッシーの最後のセリフが「じょ…承太郎は…」という名言でした。

アレッシーと最初に対峙したのは、ポルナレフでした。シルバーチャリオッツという強力なスタンドを使うポルナレフでしたが、アレッシーの影を踏んで幼児化してしまいます。シルバーチャリオッツも子供の状態になってしまい、ピンチに陥ります。

アレッシーに追い詰められながらも、水槽のある部屋に逃げ込んだポルナレフ。機転を利かせて鏡を使ったトリックで、アレッシーを返り討ちにすることが出来ました。しかし、アレッシーを窓の外へと逃がしてしまいます。

逃げてしまったアレッシーでしたが、窓の外にポルナレフを探す承太郎がいたのです。アレッシーは承太郎にもセト神を使い、子供の状態に戻してしまいます。子供の頃にはスタンド能力を持っていない承太郎。しかし、幼児化しても十分強かった承太郎により、アレッシーは生身の拳でボコボコにされてしまいます。

承太郎にボコボコにされて気絶したアレッシー。目を覚ますと大人に戻ったポルナレフと承太郎がいました。二人のダメ押しでとどめを刺されてしまったアレッシーは、再起不能の状態にされてしまうのでした。

ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場するアレッシーに関しての感想を紹介します。まず、アレッシー戦はジョジョの奇妙な冒険ファンから非常に評価されているバトルです。愛着のあるポルナレフや承太郎という見方キャラクターの子供の姿が見られる、貴重なシーンとなっています。

アレッシー戦の感想としては、子供に戻った承太郎が強かった事が意外だったという感想もあります。ジョジョの奇妙な冒険第3部の冒頭では、承太郎の母ホリィが子供の頃は可愛かったと振り返っています。しかし、子供状態の承太郎がアレッシーを素手で倒したため、承太郎は子供の頃から強かったという事が証明されました。

アレッシーに関しての感想では、その個性的すぎる見た目やキャラクターが面白いという声も多いです。アレッシーは、個性的な敵が多く登場するジョジョの奇妙な冒険の中でも、特に癖の強いキャラクターなのです。

ここでは、ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場する敵、アレッシーについて紹介しました。アレッシーとのバトルは見どころが多く、ファンからの評価も高くなっています。是非ジョジョの奇妙な冒険第3部をチェックして、アレッシーとのバトルを楽しんでみてください。