2019年09月29日公開
2019年09月29日更新
ウショウヒは第1王子の私設兵!念能力の虫射球(ニードルボール)の強さを考察
ウショウヒは人気漫画『ハンターハンター』の登場人物であり、第1王子ベンジャミン=ホイコーローの私設兵として暗殺を任されている曲者です。雑魚キャラかと思われていましたが、実際に王子暗殺に成功しているため『王位継承戦』で重要な役割を演じてファンから注目されています。今回は『ハンターハンター』で独特の存在感を見せているウショウヒの活躍や念能力『虫射球(ニードルボール)』、ネット上の感想について紹介していきましょう。
目次
ウショウヒは
ウショウヒはメガヒット漫画『ハンターハンター』の登場人物であり、継承戦最有力候補の第1王子・ベンジャミンが他の王子に送り込んだ私設兵の1人です。念能力を駆使した暗殺者であり、『王位継承戦』でも存在感を見せています。ここでは『ハンターハンター』の基本情報やウショウヒを語る上では欠かせない『暗黒大陸編』や『王位継承戦』の概要を紹介していきます。
ハンターハンターの作品情報
ウショウヒが登場する『ハンターハンター』は日本を代表する少年漫画であり、丹念に考え込まれたストーリーで年代を問わず多くの人を熱狂させているメガヒット漫画となっています。現在では『暗黒大陸編』が始まっており、クラピカやビスケ、ジン、十二支ん、幻影旅団など数多くの人気キャラクターが登場していることでも話題となっています。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は冨樫義博によって20年にわたって『週刊少年ジャンプ』に連載されており、同じく冨樫義博の大ヒット漫画『幽遊白書』の終了直後から連載を開始した冨樫義博の第二の代表作として知られています。単行本は36巻あり、単行本の2019年の時点で7200万部以上を記録している『少年ジャンプ』屈指の人気漫画の一つとなっています。ネット上でも人気が高くネタにされることもしばしばあります。
ハンターハンターのあらすじ
主人公ゴン=フリークスは小さな島で育った驚異的な身体能力と純粋な心を持った少年でした。ある日、死んだと思っていた父親の弟子を名乗るカイトと出会い、父親は生きていることを知ります。父親であるジン=フリークスはプロハンターであり、ゴンはジンがハンターになるためにゴンを捨てたという事を知って、『ハンター』という職業に興味を持ちます。そして、ゴンは『プロハンター』になるために島を出る決意をします。
『ハンター試験』に出発したゴンが出会ったのは、たった一人となってしまった悲しき一族の末裔『クラピカ』、医者を目指す青年『レオリオ』、世界一の殺し屋一家・ゾルディック家の天才『キルア』でした。ゴンは無事にプロハンターとなり、『幻影旅団』との戦いや『グリードアイランド』での冒険、『キメラアント』との死闘を乗り越えてついに父親であるジン=フリークスと再会します。
暗黒大陸編とは
『会長選』終了後に世界中が驚くニュースが飛び込んできました。それは亡きネテロ会長の実の息子を名乗る『アイザック=ネテロ』が世界中で禁止されている『暗黒大陸』への渡航を宣言したことでした。『暗黒大陸』とは世界で流通している世界地図には記されていない世界であり、あまりにも危険性が高すぎるために渡航が禁止されている未知の大陸でした。
暗黒大陸には膨大な資源や世界を変えてしまう程の秘宝が眠っていると言われており、世界中の冒険家やハンターが心を奪われている場所でした。しかしその一方で、人類が滅んでしまう程の『厄災』があり、これまでの人類の挑戦だけでも5つの厄災を持って帰ってきてしまいました。これらは『五大厄災』と言われており、人類が暗黒大陸に入り込んだことへの『戒め』と捉えられています。
王位継承戦とは
アイザック=ネテロは暗黒大陸へ行くために、経済大国として急成長中の新興国『カキン帝国』と手を組んでいました。暗黒大陸への渡航計画が進む中で『カキン帝国』の国王である「ナスビー=ホイコーロ」は次期国王を決める「王位継承戦」を始めると宣言します。『カキン帝国』では代々「王位継承」の際に、王子同士による殺し合いが行われており、今回は暗黒大陸へ向かう巨大な船の中で行われることが決定しました。
それぞれの王子には「壺中卵の儀」という特殊な儀式により念獣が与えられており、念能力を使ったサバイバルとなることが決められています。ハンター協会はこうした動きを監視し、殺し合いの激化を避けるためにそれぞれの王子にハンターを派遣して護衛をさせます。さらに、王子たちは互いに「護衛兵」と称してスパイや暗殺者を送り込むなど、閉ざされた巨大な船の中で様々な思惑や策略、暗殺計画が進んでいきました。
ウショウヒは第1王子の私設兵
ここでは『ハンターハンター』ファンの間でも注目されている第1王子ベンジャミンの私設兵であるウショウヒについて見ていきましょう。他の王子への暗殺計画が着々と進められており、様々な思惑が交錯している「王位継承戦」ですが、その中でも念能力者である暗殺者はすでに様々な方法で暗殺を試みています。その中でも存在感を表しているのが第1王子の私設兵「ウショウヒ」です。
第1王子・ベンジャミンとは?
ウショウヒが仕えているのは「王位継承戦」で最有力候補と言われている第1王子『ベンジャミン』です。ここではウショウヒが仕えているベンジャミンについて紹介していきましょう。ベンジャミンは『王位継承戦』で最も期待されており、次期国王の最有力候補と目されているナスビー=ホイコーロの長男として圧倒的な存在感を見せつけています。
14人の王子
『カキン帝国』の国王であるナスビー=ホイコーローには8人の正妻がおり、その正妻たちとの間に14人の王子がいます。14人の王子に序列はなく、皆が等しく『王位継承』の資格を持っています。14人の王子は年齢も性別も様々なので、次の世代は王になる可能性も女王になる可能性もあります。その中でも最も有力視されているのは第一王子であるベンジャミンであり、継承戦前から念能力も習得している強者です。
ベンジャミンは念能力者
ベンジャミンはカキン帝国の第一王子であり、第一王妃であるウンマの第一子となっています。第4王子のツェリードニヒ=ホイコーロは同腹の実弟となっています。ウンマは第一王妃であるという事で事実上の正室であり、どちらもベンジャミンもツェリードニヒも『王位継承』の有力者となっています。特にベンジャミンは好戦的かつカリスマ性も持っており、部下からに信頼も厚くなっています。
ベンジャミンは筋肉質の大男であり、ライオンを裸締めで仕留めることもできる圧倒的な肉体の強さを持っています。『王位継承戦』の前から念能力を使えることも大きなアドバンテージとなっています。肉体派と思われがちですが戦略家の一面もあり、すでに王国の軍事最高副顧問に就任しています。そういった点も『王位継承戦』では有利に働くと見られています。
ベンジャミンの能力名は『星を継ぐもの(ベンジャミン・バトン)』であり、忠誠を誓った部下たちの能力を部下の死後に受け継ぐことができます。発動条件は部下が『カキン国軍事大学を卒業している』ことであり、受け継いだ能力の数が掌に星として刻まれます。
ウショウヒは優秀な私設兵
ベンジャミンの私設兵は全部で15名おり、全員がカキン帝国の軍事大学を卒業しています。ウショウヒはその中でも優秀な私設兵であり、暗殺任務を任されています。私設兵全員がベンジャミンに忠誠を誓っているため、ベンジャミンの能力で死後はベンジャミンに能力が受け継がれることになっています。ウショウヒの能力は殺傷能力が高いため、ベンジャミンに吸収されても有益な能力となっています。
ウショウヒの虫射球(ニードルボール)の強さを考察
ここではウショウヒの念能力である『虫射球(ニードルボール)』の強さを考察していきましょう。ウショウヒは念能力を習得しており、『虫射球(ニードルボール)』という能力は暗殺にはピッタリの能力となっています。明らかに『敵を殺傷する』ことを目的としており、『敵を殺すこと』以外にも様々な能力が付加しています。その能力は『継承戦』の暗殺合戦の中でも有効な能力となっています。
強さ①一定時間で命を奪う
ウショウヒの『虫射球(ニードルボール)』は「一定時間で命を奪う」というのが能力の特性です。この能力が完成するには、いくつかのハードルがあります。一つは「虫射球(ニードルボール)」を標的となる相手につけなければならないことです。この「虫射球(ニードルボール)」は非念能力者の場合は「虫射球(ニードルボール)」がつけられた事には気づきませんが、殺害するまでに時間がかかります。
一方で、念能力者の場合は「虫射球(ニードルボール)」がついていることには気づかれやすくなってしまいますが、比較的短時間で相手を殺害することができます。非能力者相手にはほぼ無敵に近い能力となっています。
強さ②念能力者の判別が可能
この能力にはもう一つの利点があります。それは「念能力者の判別が可能」という点です。今回の「王位継承戦」では念能力者という事がひとつのポイントとなっています。護衛兵や世話役の中に念能力者が潜入していれば、非能力者の王子たちは簡単に殺されてしまうからです。そのためクラピカも誰が能力者なのかを慎重に見極めることにかなり苦労しています。
その点ではウショウヒの能力は「念能力者の判別が可能」に適しています。ウショウヒの「虫射球(ニードルボール)」は相手に常にまとわりついているので、念能力者はこれを無視するのは難しくなっています。念能力者には否応なしに『見えてしまう』ので念能力者かどうかの判別にも有効な能力となっており、今回の『継承戦』ではかなり有利になる能力だといえます。
強さ③殺人を無罪にする
ウショウヒの能力は『中毒死』に近い死に方をするので、能力が発動してしまうとウショウヒが疑われることはありません。こうした特性が『暗殺向き』と言われる所以であり、ウショウヒが暗殺に送り込まれた理由でもあります。
ウショウヒの念能力の弱点
ここではウショウヒの念能力の弱点について見ていきましょう。ウショウヒは暗殺に向いた能力を持っているものの、その反面制約も多く、様々な弱点が指摘されています。今回のような閉鎖された空間での暗殺合戦でなければ、通用しないような制約も多くあるため、読者の中には『実は使えないのでは?』という声も多くなっています。ここではウショウヒの念能力の弱点を三つ紹介していきます。
弱点①対象範囲が決まっている
ウショウヒの念能力『虫射球(ニードルボール)』は、その強力な能力のために制約も多く存在しています。その最も強い制約は『対象範囲が決まっている』というものです。『虫射球(ニードルボール)』をつけて、その能力によって相手を殺害するまで対象者の半径20メートル以内に止まらなければいけないという制約があるため能力を発動している間は行動がかなり制限されてしまいます。
この能力は今回の閉鎖空間での殺し合いではそれほど難しい制約ではありませんが、日常の空間では難しい制約と言われています。また対象者を見失ったり、予期せぬ動きをされると能力が解除されるという弱点があります。
弱点②2度は通用しない能力
この能力は念能力者に対してはあまり有効ではありません。さらに、一度見破られてしまうと警戒されてしまうので『虫射球(ニードルボール)』を仕掛けることが難しくなってしまいます。特に今回のように暗殺合戦になっている場面では、不審物と認識されてしまえば2度は通用しない能力となってしまいます。非念能力者に対しては無敵に思える能力ですが、念を使えるものが近くにいれば無効化されてしまう事もあります。
弱点③暗殺までに時間がかかる
『虫射球(ニードルボール)』の最大の特徴であり、最大の弱点は『暗殺までに時間がかかる』という点です。暗殺までにかかる時間は一定ではなく非能力者であれば殺害までの時間が長くなる傾向にあります。これは標的に近くにいる時間が長くなることを表しており、暗殺する標的が非能力者であればあるほどリスクが高くなるという事です。
ウショウヒのターゲット
ここではウショウヒが暗殺のターゲットにしていた王子について見ていきます。今回の継承戦は何でもありなので、スパイや情報戦、手を組んだり、直接命を狙ったりする王子もいます。ベンジャミンは暗殺を主な活動にしており、ウショウヒも護衛団として他の王子の元に近づき、暗殺の機会を伺っています。ウショウヒの活動の詳細や暗殺のターゲットとなった王子について紹介します。
危機一髪のフウゲツ王子
当初、ウショウヒの標的はフウゲツ王子でした。フウゲツ王子の護衛兵として潜入したウショウヒはすでに『虫射球(ニードルボール)』をつけて殺害まで時間を稼いでいました。しかし、フウゲツ王子は『王位継承戦』で発現した念能力『マジックワーム』で誰にも気づかれずに、移動してしまったためにウショウヒから離れてしまいフウゲツ王子の『虫射球(ニードルボール)』は解除されてしまいました。
フウゲツ王子とは
フウゲツは第6王妃『セイコ』を母親に持つ第11王子です。彼女には双子の姉がいて、姉は第10王子『カチョウ』となっています。おとなしい性格であり、カチョウのことを好きでいることが知られています。しかし、カチョウはフウゲツに厳しく接しており、二人の仲はかなり険悪であると認識されています。この二人に最初に違和感を持ったのはカチョウの護衛兵であるセンリツでした。
しかし、これはカチョウが周りを偽るために演じていることであり、双子の姉妹は互いに支えあって想い合っています。フウゲツの念獣の能力は異空間に扉ができる能力であり、その扉の先にはカチョウがいました。この能力のおかげでウショウヒの能力から逃れることができました。彼女たちは脱出を試みますが、失敗に終わりカチョウが死亡してしまうという悲劇的な最期を迎えています。
サレサレ王子の危機
危機一髪のところでフウゲツ王子はウショウヒからの暗殺を避けることができました。そしてウショウヒの次のターゲットはサレサレ王子に移ります。今回の継承戦で守護念獣によってある種の念能力を使えるようになった王子たちはウショウヒの能力とは相性が悪くなっていました。しかし、仲間であるリハンの能力『浸食者(プレデター)』でサレサレの守護霊獣を捕食して完全に無効化してしまいます。
リハンの活躍によってサレサレを守る守護霊獣は消滅したために、ウショウヒの能力がかけやすくなりました。そしてサレサレに『虫射球(ニードルボール)』を仕掛けることに成功して、サレサレは無防備に『虫射球(ニードルボール)』をセットされ、サレサレは中毒死してしまいます。
サレサレ王子とは
サレサレ王子は第5王妃スィンコスィンコを母親に持っており、第8王子として『王位継承戦』に参加しています。女遊びが大好きな王子であり、継承戦を軽視している王子となっています。母親スィンコスィンコは継承戦に乗り気でしたが、サレサレ王子は終始女遊びをしていました。
ウショウヒに関する感想や評価は?
ここではネット上でも大きな話題となっている『ハンターハンター』の「王位継承戦」で暗躍を続けるウショウヒに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。ウショウヒは『王位継承戦』の序盤戦において重要な役割を担っているという意見もあり、彼の能力や今後の活躍なども注目されているキャラクターとなっています。
ウショウヒは暗殺者向き
第一回公判でハルケンブルグの事を確実に仕留めるって言ってるけど刺客は誰が向かうんだろう?王子殺しは極刑だからばれないように仕留めるってなったら暗殺向きのウショウヒ…?でもハルケンブルグは念能力に目覚めてるからニードルボールはバレちゃうよね?暗殺向きの私設兵は他にもいるのかな?
— どい (@doi_hw) November 19, 2018
ウショウヒが暗殺に向いているキャラクターであるという事に多くの意見が集まっています。ウショウヒの念能力の特性や性格の悪さなどが『暗殺向き』であり、今回の任務にはピッタリだと指摘する声も多く、ネット上では『暗殺向きのウショウヒ』という声や『ウショウヒは暗殺を請け負うために生まれてきたような男だな』という声が挙がっています。
ウショウヒの能力は微妙?
ウショウヒが「その時間がたまらなく好きだ」って言ってくれなかったら、どれだけ魅力的な念能力か気づかないところだった。あとウショウヒ天然気味
— 幽々白書 (@aoharusatsujin) September 22, 2018
ウショウヒの能力である『虫射球(ニードルボール)』は一見すると使い勝手がいいように思える能力です。実際に、『継承戦』序盤ではいい仕事をしており、評価する声も多く挙がっていました。一方で、弱点などを指摘する声も出てきており、能力的には微妙だと言われています。
ネット上には『ウショウの能力はどれだけ魅力的な念能力か気づかないところだった』という声や『ウショウヒの能力って微妙だよな』という声などが挙がっています。
ウショウヒの今後の活躍に期待!
#ハンター
— コウ (@s_g_hrak) September 30, 2018
あとウショウヒが1008号室にやって来た後サレサレが殺されたのなら、当然ウショウヒが疑われてしまうのでは…?本人も前回「念能力の存在が公になってしまいオレの能力も万能ではなくなった」と言ってたし。彼が自分に向けられるであろう疑いの目をどう誤魔化すのかは気になるところ。#wj44
ウショウヒの今後の活躍に期待する声も挙がっています。フウゲツ暗殺からサレサレ暗殺に移ったウショウヒの今後の活躍やトラブルへの対処法にも注目が集まっており、ファンも今後の展開に期待しています。ネット上には『疑いの目をどう誤魔化すのかは気になるところ』という声や『ウショウヒの対応能力に期待』という声が集まっており、ウショウヒはネットで人気の存在となっています。
ウショウヒは第1王子の私設兵まとめ
今回は『ハンターハンター』で独特の存在感を見せているウショウヒについて紹介してきました。第1王子ベンジャミン=ホイコーローの私設兵にして、暗殺のスペシャリストというウショウヒは今回の継承戦のために生まれたような男として読者の注目を浴びています。
ウショウヒはサレサレ王子を殺害したり、様々な計略を巡らせたりと活躍を続けている人気キャラクターになり始めています。『王位継承戦』の最有力候補ベンジャミン=ホイコーローが信頼を寄せる暗殺者として今後の活躍が期待されているウショウヒに注目して『ハンターハンター』の『暗黒大陸編』をお楽しみください。