虹村億泰は仗助の相棒！兄・形兆との関係は？声優や実写版キャストも紹介

今回は「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公・仗助の相棒である虹村億泰と兄との関係やスタンド能力を紹介し、名言や可愛いと評判の画像についてみていきます。また、絶賛されたアニメ版声優の高木渉さんや、実写版キャストの新田真剣佑さんについてもみていきます。

ここでは、虹村億泰と兄との関係や名言、アニメ版声優の高木渉さんや実写版キャストの新田真剣佑さんについてみていく前に、まず「ジョジョの奇妙な冒険」の作品情報や虹村億泰のプロフィールや作中での活躍についてみていきます。

「ジョジョの奇妙な冒険」略称「ジョジョ」は1986年から週刊少年ジャンプ及びウルトラジャンプで連載中の荒木飛呂彦先生のアクションアドベンチャー漫画です。アニメ化は4度、ファーストシーズンが2012年〜2013年に、セカンドシーズンが2014年〜2015年に、サードシーズンが2016年、フォースシーズンが2018年〜2019年に放送されました。

また「ジョジョの奇妙な冒険」は実写化もされています。2017年に実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が公開され、実写版キャストは主演の山崎賢人さんをはじめ、神木隆之介さんや小松菜奈さん、岡田将生さん、新田真剣佑さんといった豪華俳優陣で話題になりました。虹村億泰役を演じたアニメ版声優の高木渉さんと実写版キャストの新田真剣佑さんについては後ほど紹介していきます。

「ジョースター」一族が、凶悪な吸血鬼になってしまったDIOと及びその跡取りらと何世紀以上もまたいで死闘を繰り広げるストーリーです。第1部〜第8部にストーリーが別れており、それぞれの部によって主人公や舞台、テーマが異なります。

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」4部のあらすじを見ていくと、西暦1999年、祖父ジョセフ・ジョースターに隠し子がいることを知った空条承太郎は、隠し子の東方仗助の住む「杜王町」まで会いに行きます。しかし、近頃の杜王町では奇妙な事件が多発していました。彼らは何ら変わらない日常を送りつつも、杜王町に巣食うどす黒い闇に挑んでいくのでした。

虹村億泰は漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部に登場するキャラクターで、第4部の主人公である東方仗助の親友かつ戦闘では良き相棒となります。虹村億泰のプロフィールをみていくと、1983年生まれ、作品内では15歳の設定です。仗助と同じ高校に通う1年生で、身長は178cm、星座はてんびん座です。スタンドの使い手で、その能力は「ザ・ハンド」です。

見た目は、三白眼の鋭い目つきに顔には「☓」の形の傷が入っており、頭には剃り込みが入っています。制服の至るところに「億」など貨幣に関する言葉が書かれています。そんな不良な見た目なので周囲から恐れられることも多々ありますが、人懐っこくムードメーカーで面倒見が良い性格です。その性格を悪く言えば直情バカ、良く言えば裏表のない愛すべきバカです。

その一方で、感情のコントロールが苦手な一面もあります。また、虹村億泰が5歳のときから父親と3つ上の兄の3人で暮らしてきました。そんな事情から家では自炊しており、不良であるため自分は甘いものに無関心と言いながら、実は甘いものに目がありません。そして、辛いものが食べられずカレーライスは「甘口」、幕の内弁当とミルクティーを合わせるほどの甘党です。

月曜日の楽しみは登校しながらストロベリーとチョコチップのアイスを食べることで、美食家的も一面があります。特に「イタリア料理を食べに行こう」というエピソードでの虹村億泰の言動は歴史的名シーンと言われています。口癖は「俺はバカだからよ〜」で、深く考えることや物事を決定することが不得意です。そのため、女の子からモテず、その事を気にしています。

兄・形兆と2人で生きてきた虹村億泰ですが、仗助との出会いにより変化が表れ始めます。当初、虹村億泰は兄の指示に従い、将来スタンドの使い手になる可能性が高い康一のことを誘拐。それを邪魔した仗助を抹殺しようとしました。

しかし、ミスを犯したことで大怪我をし、兄・形兆に見放されてしまいます。絶望していた虹村億泰ですが、仗助が怪我の手当てをしてくれました。自分を殺そうとした相手の手当てをする理由を尋ねる虹村億泰に対し、仗助は次のセリフを言います。

仗助のこの言葉にとても感謝した虹村億泰は仗助に心を開き、虹村億泰の心境に生まれて初めての変化が到来します。そして、仗助の能力により怪物になってしまった父が大切にしていたものを知ります。父がずっと大切にしてきたのは、幸せな家族との思い出でした。

それを知ったことで、虹村億泰は父を殺そうとする兄・形兆の命令に初めて逆らうのでした。兄・形兆は初めて弟に口答えされることとなり、そんな兄弟の仲違いの隙きを狙って敵スタンドが襲撃してきます。兄・形兆は弟をかばい命を落としました。それからの虹村億泰は兄の仇に対する復讐心に燃えながらも、仗助と仲良くなり高校生活を過ごすことになりました。

心を通わせた友の仗助と楽しい高校生活を送っていた虹村億泰でしたが、彼の兄の仇への復讐心を再び焚きつける出来事が起きます。それはスタンドとレッド・ホット・チリ・ペッパー（RHCP）から襲撃を受けたときでした。虹村億泰は初対戦のRHCPから、苦手としている選択を迫られます。

パニックを起こした虹村億泰はその隙きにRHCPに逃げられてしまい、それまで兄に頼りっきりで自分で選択してこなかった自分の弱さを思い知ったのでした。その後、2度目の機会が訪れたときには「敵が2人のうちのどちらか分からない状況なら、どちらでも良いから片方を殴る」といういい加減な作戦で勝利。作戦の良し悪しは置いておいて、虹村億泰はRHCPとの戦いで自らの弱さを痛感し、過去と決別したことで大きく成長しました。

虹村億泰の最も活躍した名場面として語り継がれるのは、最終決戦です。ラスボスの吉良吉影からの攻撃を避けきれなかった虹村億泰は重症を負い、まったく動かなくなってしまいます。仗助は虹村億泰が生きていると信じ、諦めず戦い続けます。しかし、仗助も吉良吉影に追い詰められ、爆弾を受けそうになります。そんな仗助を、親友・虹村億泰の「削り取る」スタンド能力が救ったのでした。

その後、奇跡の生還を遂げた虹村億泰は起きる前に不思議な夢を見たと言い、語り始めます。暗闇で兄・形兆に会い、自分で行き先を決めるように言われたそうです。そして、虹村億泰は兄についていく道を選ばず、杜王町に戻ってきたのだというのです。最終決戦でさらなる成長をみせた虹村億泰のベストシーンだと言われ、涙なしにはみられない名場面と高く評価されています。

初登場の際の虹村億泰は敵スタンドとして登場し、残酷で威圧感たっぷりという印象でした。しかし、実は自分の中で確固たる理由はなく兄・形兆の指示に従っていただけだということが分かりました。虹村億泰は自分で考え行動することや自分で決断することが苦手です。虹村億泰のそういった性格は兄の影響が大いにあり、兄が亡くなった後、何でも自分で判断して行動しなければならない状況に苦労しました。

虹村億泰は兄・形兆とともに化け物になった父の存在をずっと隠して兄弟で生きてきました。そんな中、頭がキレてしっかりものの兄・形兆は虹村億泰にとって頼れる兄でした。やがて虹村億泰は兄の指示に従っていれば間違いがなく、絶対に安心だと思うようになります。このように、虹村億泰は兄のことが頼りで、兄に従っていれば間違いないという環境で育ったため、自分で考えたり、決断したりするのが苦手になったのでした。

まず、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰役を演じた高木渉さんについてみていきます。高木渉さんはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の虹村億泰役の声優において、ファンから「まさにはまり役」「虹村億泰そのもの」とその演技が絶賛されました。そんな高木渉さんのプロフィールや声優としての主な出演作品をみていきます。

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰の声優を務めた高木渉さんは1966年7月25日生まれ、千葉県出身で声優や俳優、ナレーターとして活躍しています。所属事務所はアーツビジョン、声優として1987年から活動しています。

声優・高木渉さんの主な出演作をみていくと、アニメ「名探偵コナン」高木渉刑事役と小嶋元太役が特に有名でしょう。声優と同名の「高木渉刑事」について、もともと名前の無い役だった刑事キャラに高木渉さんがアドリブで自分の名前を名乗ったことから、自分の名前と同じキャラ「高木渉」が誕生したそうです。声優・高木渉さんの他の主な出演作品もみていきましょう。

• 「忍たま乱太郎」平滝夜叉丸役
• 「GTO」鬼塚英吉役
• 「機動新世紀ガンダムX」ガロード・ラン役
• 「はじめの一歩」青木勝役
• 「ゾイド新世紀スラッシュゼロ」ハリー・チャンプ役
• 「銀魂」チェリー大佐役
• 「HUNTER×HUNTER」ナックル=バイン役
• 「ONE PIECE」ラルゴ役、バンダー・デッケン9世役
• 「闘牌伝説アカギ」矢木圭次役
• 「魔法陣グルグル」（第1作）ゲイル役など

実写映画「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰役を演じたのは新田真剣佑さんです。実写版キャストの新田真剣佑さんも、アニメ版声優の高木渉さん同様「虹村億泰っぷりが凄い」と評価される名演を実写映画でみせてくれたそうです。次に、そんな実写版キャストの新田真剣佑さんのプロフィールや主な出演作品をみていきます。

実写映画「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰役を演じた俳優・新田真剣佑さんは1996年11月16日生まれ、アメリカ出身です。身長176cm、血液型はB型、所属事務所はトップコートです。父も俳優の千葉真一さんで、2017年に「真剣佑」から「新田真剣佑」に芸名を変更しました。

実写映画「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰役を演じた、新田真剣佑さんは2016年映画「ちはやふる」綿谷新役での演技が評価され、翌年の「第40回 日本アカデミー賞」の新人俳優賞に輝きました。新田真剣佑さんの他の主な出演作もみていきましょう。

• 「チア☆ダン」山下孝介役
• 「仰げば尊し」木藤良蓮役
• 「僕たちがやりました」市橋哲人役
• 「トドメの接吻」並樹尊氏役
• 「ピーチガール」東寺ヶ森一矢役
• 「不能犯」百々瀬麻雄役
• 「OVER DRIVE」檜山直純役
• 「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」岩田彰生役
• 「十二人の死にたい子どもたち」シンジロウ役

虹村億泰はスタンドの使い手で、スタンド名は「ザ・ハンド」。非常に強力な能力で周囲から恐れられています。次に、虹村億泰のスタンドの由来や能力などについてみてきます。

スタンド名「ザ・ハンド」の由来をみていくと、1967年〜1976年頃、アメリカで活躍したロックバンド「ザ・バンド」だそうです。メンバーを入れ替えたり追加したりしながら1999年まで活動してました。

虹村億泰のスタンドについて、詳細をみていくと、破壊力が「B」、スピードが「B」、持続力が「C」、射程距離画「C」、精密動作性が「C」、成長性が「C」です。人型のスタンドで、右手で握ったものを「空間ごと削り取る」ことができる能力があります。どれほど頑丈で防御力の高いものでも、それをスルーしてダメージを加えられる強大な能力です。また「空間ごと」とありますが、それは対象そのものの概念ごとという意味です。

虹村億泰のスタンドで削り取られたものは、虹村億泰自身もどこに行ってしまうのか知りません。さらに、誰であっても、たとえ削り取った本人であってもそれを元に戻すことは不可能です。当初はミスも多かった虹村億泰ですが、徐々にミスも少なくなり、攻撃が決まれば最強と言われている能力です。ただ、戦闘シーンではだいたいアシストに回っています。

上記の通り、虹村億泰のスタンドにより削り取られると、削り取られたものはどこに行ってしまったのか分からず、それを戻すこともできません。また、虹村億泰のスタンドにより負傷すると、クレイジーダイヤモンドをもってしても治すことができません。

そのため、兄・形兆や仗助からは「恐ろしいスタンド」と呼ばれています。さらに、このスタンド能力の応用として、自分と対象の空間の削り取りを行うことで自分と対象を瞬間移動させることができます。

虹村億泰の名言1つ目は、兄を亡くした弟・虹村億泰のセリフです。虹村億泰の兄・形兆はレッチリの攻撃を受けそうになった弟・億泰を庇って亡くなりました。電線に触れて亡くなったため、変わり果てた姿になった兄を見た虹村億泰が発したのが下のセリフです。色々あってもやはり兄弟の絆は本物だと思わせる、泣ける名言だと言われています。

虹村億泰の名言2つ目は、矢安宮重清に虹村億泰が飲み物を頼むシーンのセリフです。幕の内弁当を食べていた虹村億泰は、飲み物を買いに行く矢安宮重清に対して、自分のミルクティーを買ってくるように頼みました。そのときのセリフが読者の印象に残ったのか、虹村億泰の名言となっています。

虹村億泰の名言3つ目は、兄の命を奪った仇・レッチリに対して虹村億泰が発したセリフです。虹村億泰がいかに復讐に燃えているかが分かる名言だと言われています。

虹村億泰の名言4つ目は、虹村億泰がレッチリをとうとう追い詰めたシーンで言ったセリフです。レッチリがピンチなフリをしているかもしれないとの疑いを持った承太郎は、虹村億泰に対してレッチリを攻撃してはいけないと言い放ちます。それに対して虹村億泰が言ったのが下のセリフです。虹村億泰の心境がよく伝わる名言となっています。

虹村億泰の名言4つ目は、伝説のイタリア料理のエピソードで、虹村億泰が発したセリフです。意外と見た目に似合わず美食家の虹村億泰。画像の虹村億泰の表情とセリフからどれだけ美味しいのかよく伝わると言われる名シーンです。

虹村億泰の画像1つ目は、攻撃させる虹村億泰です。虹村億泰は攻撃されるときの表情が面白くてかわいいと非常に人気となっています。

虹村億泰の画像2つ目は、挑戦的な虹村億泰です。面白くて可愛い表情の多い虹村億泰ですが、かっこいい画像も中にはあります。1対1のバトルがほとんどなくサポートに回ることが多いため、戦勝経験のあまりない虹村億泰ですが、そのスタンドは最強クラスと言われ、非常に潜在能力の高いキャラです。面白くてかわいいだけでなく、かっこいい一面があるところも虹村億泰の人気の理由となっています。

虹村億泰の画像3つ目は、杉本鈴美とのお別れシーンです。名場面と言われています。吉良吉影を倒した仗助と虹村億泰らは、この世への未練がなくなったために成仏する杉本鈴美とお別れすることとなりました。接点はあまりないも、鈴美の写真を見て彼女に一目惚れした虹村億泰は涙を流しながら鈴美に最後の挨拶を行いました。

虹村億泰の画像4つ目は、かわいい虹村億泰です。面白くてかわいい表情の多い虹村億泰ですが、その中でも特にかわいい表情をしていると言われている画像です。虹村億泰が時々見せる真ん丸な瞳がかわいいと好評で、意外とまつげが長い所やカルピスらしき飲み物を飲んでいるところも評価されています。

こちらは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場する虹村億泰に関するツイートです。虹村億泰の人柄について、非情になってスタンドを使えば相手の存在ごと削り取ることができるのにそれをしないところがとても良いと評価されており、空間ごと削り取って自分の近くに引き寄せてから自分で相手を殴るところも不良らしくて可愛いという感想です。

こちらは実写映画「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰役を演じた新田真剣佑さんに関するツイートです。新田真剣佑さんの「虹村億泰」っぷりが高く評価されています。

こちらのツイートはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で虹村億泰の声を担当した声優・高木渉さんに関するツイートです。高木渉さんの演じる虹村億泰は「虹村億泰」そのものだという感想で、虹村億泰というキャラについても純粋でお人好しなとことが評価されています。

いかがでしたか？漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部で登場する虹村億泰とはどんなキャラかについて、兄・形兆との関係やスタンド、名言・かわいい画像についてみてきました。虹村億泰は第4部の主人公・仗助の親友で相棒のおバカキャラがかわいいと言われるキャラクターであること、兄・形兆を亡くしてからは自分で考えて選択できるように成長したことなどをみてきました。

そして、アニメ版で虹村億泰の声を担当した声優の高木渉さんや、実写版で虹村億泰役を演じた新田真剣佑さんについても紹介し、2人とも虹村億泰そのものだとその演技が絶賛されていることが分かりました。皆さんもぜひ、愛されキャラの虹村億泰に注目してみてください！