【ハンターハンター】ウェルゲーがビスケに恋？第7王妃兵隊長の性格と二人の関係は？

ハンターハンターに登場するウェルゲーとはどのような人物なのでしょうか？ハンターハンターという作品情報から見ていきましょう。

ハンターハンターとは、冨樫義博による漫画であり休載が多いことでも有名です。ハンターとはその名と通りハントつまり狩りをする職業の人です。様々な能力を駆使しながら色んな危険生物などをハントしていく物語です。主人公のゴンは父親を捜すためにハンターになるための試験を受けます。そこで出会った仲間たちと様々な冒険をしていくことになるのでした。

最近のハンターハンターは、単行本1巻分を本誌である、週刊少年ジャンプで連載し、しばらく休載をし、また単行本1巻分をジャンプで連載しつつ前回の連載分を単行本として販売するという方式を取っています。ハンターハンターが再開されるとネットニュースになるほどの話題があり、ジャンプの売り上げも上がるほどの影響力があります。

ハンターハンターは、主人公のゴンが父親を捜すための旅に出るところから始まります。父親と同じくまずはハンターになるべくハンター試験を受けます。その道中でキルア、クラピカ、レオリオと仲間になり、強敵ヒソカとキルアの兄であるイルミにも出会います。何とか試験をパスしたゴンとクラピカ、レオリオでしたが、キルアがイルミのせいで実家へ戻ってしまいました。今度はゴンはキルアを助けに行きます。

キルアを助けたり、念能力の習得の修行などをしている間に、ゴンの父親であるジンが作ったゲーム『グリードアイランド』がオークションに出品されるという情報を得てオークション会場に久しぶりに4人が集まります。しかし、オークション品は史上最悪の盗賊集団『幻影旅団』によって盗まれてしまいます。激しい戦闘の末、ゴンとキルアはグリードアイランドをプレイする権利を獲得します。

グリードアイランドは念能力者同士で行われるゲームであり、仮想現実世界のような空間で出会ったのは、ビスケでした。ビスケに念能力をさらに磨く修行をつけてもらい強敵ゲンスルーを倒して見事グリードアイランドをクリアします。クリア後は、ゴンの恩人の元でキメラアントの討伐を行い、その戦闘中にゴンは瀕死状態になってしまいます。

ゴンを助けるべくキルアは弟のアルカとナニカにゴンの救出をお願いし、ゴンは見事に回復をします。キルアは弟を守るために、ゴンはジンと約束をした場所へ向かうために二人は別れます。一方のレオリオとキルアはひょんなことから、暗黒大陸へ出発するチームに参加することになります。そこにはビスケもいました。

そこで出会ったのがウェルゲーです。ビスケもクラピカもウェルゲーからの信頼を全く得られていませんでした。ウェルゲーは念能力の全てを信用しておらず、隊長格であるウェルゲーの信頼を得られないと暗黒大陸へ出発している船の中での任務に支障をきたすと感じたビスケが本来の姿を見せてウェルゲーの信頼を得ようとします。

暗黒大陸へ出発する船には10人以上の王子が、我こそが王位を継承するに相応しいと思い様々な思惑を胸に代理戦争のような形が今成り立っています。いよいよ暗黒大陸へ上陸する前に王子同士の戦いも始まろうとしています。舞台は暗黒大陸へ向かうのでした。

ハンターハンターに登場するウェルゲーは、第7王妃兵隊長です。役職としては上の方で数多くの部下に指示を出せる立場にあります。非常に高圧的な物言いはこの立場が原因とも言えます。

また、ウェルゲーってどんな人なのかいまいち記憶にない人の場合には、電話越しでクラピカに高圧的な態度で怒鳴っていた人だと言えばわかる人もいるかもしれません。自分が一番正しいと信じておきながらも他人に干渉をしてきたりと、非常にめんどくさい人物です。

ウェルゲーがビスケに恋した理由は、ビスケに筋肉が素晴らしいからです。つまり、ウェルゲーはビスケの容姿に恋したのです。ただし、通常の『可愛い』や『美しい』という理由ではなく、ビスケが長年かけて溜めていた念能力を解除した時の本当の姿を見て恋したのです。

ビスケが長年の念能力を解除して現した本当の姿は、筋肉粒々の大きな女性の姿です。キルアは『ゴリラババア』と表現しています。そんなビスケの姿を見た瞬間に、ウェルゲーは恋に落ち、ビスケの能力にも他の念能力にも興味がなく、ただビスケのことが気になるようになってしまったのです。

そもそもビスケが本当の姿を見せた理由は、クラピカやハンゾーの念能力の説明をウェルゲーが全く聞いてくれないからです。隊長であるウェルゲーが信じてくれないと、何人といる彼の部下も信じてくれないからです。口で説明をしても意味がないと感じたビスケがウェルゲーに本当の姿を見せて、念によって姿を変えていたことを明かします。

そんなビスケの容姿に恋したウェルゲーは、ビスケが他の人に念能力を教えることを拒み、自分に教えるように言います。ビスケとしても、隊長一人に教えれば、後は隊長自身が部下に教えられるだろうと考え、ビスケもこの提案を承諾します。ウェルゲーからすれば恋するビスケとマンツーマンで指導してもらえるのでこの上ない喜びだったのだろうと推測できます。

それでは、ウェルゲーが恋に落ちたビスケから念能力を習うとどうなるのか予測してみましょう。ウェルゲーは仮にも隊長というランクに位置付けられており、念能力としての才能はあるものだと予測されます。ただし、ゴンやキルアのような圧倒的なスピードで念能力を身に着ける程の才能はないと思われます。

あまりにも時間がかかることを危惧するビスケは、ウェルゲー隊長に『念能力で攻撃されれば才能が開花する』ことを告げることが予測されます。しかし、ここで問題が出てきます。ビスケの真の姿は余りにも強すぎてパンチ一発で相手を殺してしまうと本人が話しています。更にウェルゲー隊長は、ビスケに肩を掴まれた時にその力強さに更に惚れてしまう一面を見せています。

この2つが合わさらると、ウェルゲー隊長はビスケの肉体がどれ程本物なのかを確かめたいと感じるようになります。しかしビスケはウェルゲー隊長を殺したくないので、他の方法で何とか念攻撃をしようと考えるのですが、ウェルゲー隊長は譲らないと予測されます。

結果としてビスケはやむを得ずウェルゲー隊長をかなりの手加減で殴ることにするのですが、それでもその破壊力は凄まじく、キルアの顔の原型がない程に腫れあがっていたことからも、ウェルゲー隊長はかなりの怪我を負うものだと予測されます。しかし、その結果として念能力に目覚めることになるのだとも考察できます。

ウェルゲーの性格は一言で現せば『堅物』です。自分の見たものしか信じないのか、自分の考えしか信じないのか、他人の話はあまり聞かない性格のようです。また、高圧的で上から目線である点もあります。めんどくさい人物であり、惚れてしまったビスケにもめんどくさいと思われがちな点があります。しかし、一途で真面目な性格も併せ持つことが推測されます。

ウェルゲーのモデルは、阪神タイガースの糸井嘉男選手である可能性があります。筋肉が好きという点や、他の選手よりも身体能力が上である点や筋肉量も他の選手より上である点を見ても、糸井嘉男選手である可能性が高いです。しかし、見た目は俳優の戸次重幸さんにそっくりなのでもしかしたらこの2人がモデルなのかもしれません。

ウェルゲーの名言の1つ目は、「僧帽筋から三角筋へ美しくも凶々しい流線！」です。ビスケの左の肩の辺りを見ながら思った名言です。かなりの太さとぼこっとした隆起や、三角形の肩を美しいと表現しています。

凶々しいと表現されていることから、やはりその見た目だけでどれ程の破壊力があるのかを伺えます。全力であれば、幻影旅団のメンバー内一の肉体を持つウボォーギンをも超えると言われております。しかし、ウェルゲーから見ると、その隆起は流れるように美しい曲線へと変わるようです。

ウェルゲーの名言の2つ目は、「大腿筋の・・・！！静寂と暴虐を孕んだ隆起！」です。太ももの筋肉の太さをユニークに表現した名言です。暴虐を孕むという表現からもその見た目だけでかなりの破壊力があることが伺えます。

ウェルゲーはこの時あまりの筋肉の美しさに声が出ていませんが、同席していたハンゾーには、違う意味で声が出ていないのだと勘違いされてしまいます。しかもその声が出ないことに同調されてしまうのです。

ウェルゲーの名言の3つ目は、「なんと力強い深指屈筋と伸筋群のハーモニー！」です。ビスケに肩を掴まれた時に感じた素直な気持ちです。一方のビスケは自分の説明を聞いてもらえずイライラしている様子が伺えます。

要約すると、物を握る力が絶妙であることを表現しているのだと考察できます。部屋が念能力によって何か細工がされている可能性があることを危惧したビスケが、その部屋から出ようとするウェルゲーを引き止めた時のシーンなのです。どんな能力の可能性があるのかをせっかく説明しているビスケですがウェルゲーはどうやらビスケの筋肉のことしか頭にないようです。

ウェルゲーに関する感想や評価の1つ目は、面白いという評価です。ウェルゲーが登場するのはハンターハンターも後半の暗黒大陸編です。ここでは主要人物だけでもかなりの人数がいます。例えば、ウェルゲーやクラピカ、ハンゾーやビスケが守ることになる王子は13人います。この13人にはそれぞれ念獣と呼ばれる身を守る念が憑りついています。それだけでなく、それぞれに念能力が使えるように修行しています。

それぞれを守る私兵団やハンター協会の協会員も参加しており、暗黒大陸編は登場キャラが非常に多い場面となります。そこに幻影旅団のメンバーや十二支んなども加わり誰が誰かわからなくこともあります。そんな中で特に目立つ存在となったのがウェルゲーです。筋肉フェチということで一気にキャラが立ちました。

ウェルゲーに関する感想や評価の2つ目は、ウェルゲーを一気に好きになったということです。最初は上から目線で嫌な性格をしているウェルゲーですが、ビスケに恋した後からは非常に高感度が上がっています。いわゆるギャップにやられている人が多いです。第一印象は嫌な人の印象でありながら、その後ビスケに恋してからはネタキャラかと思うほどに面白くなっています。

ビスケの仮の姿を見て惚れたのならばわかりますが、筋肉ダルマのビスケに惚れるというキャラが非常に読者のツボを押さえており、一気に高感度が上がったキャラです。最初は嫌いだったけど今は好きという意見が多いです。

ウェルゲーに関する感想や評価の3つ目は、ウェルゲーが筋肉フェチだったことで笑えるという意見です。あれだけ批判的だった念能力に対しても、ビスケに「私に念を教えてくれ…たまえ」と言っています。そうまでしてビスケの近くにいたいという気持ちの表れとも取れます。

その理由は、ビスケの筋肉を見たからです。その後は、自分の意見が変わったことをビスケに変に思われないように、ツンデレのような物言いで「勘違いするなよ！まだ念を認めた訳でも外の様子を見るためでもないからな！」と言っています。典型的なツンデレタイプですが、ビスケはハイハイと軽くあしらっています。二人の恋の行方はまだまだ遠そうです。

いかがでしたか？ハンターハンターの中でもウェルゲーとビスケの二人の関係について紹介、解説してきました。特に今回はウェルゲーを中心に見てきました。今回の記事を参考にウェルゲーの魅力に触れつつハンターハンター暗黒大陸編を読み返してみてください。